2026年09月の日記です

目次

06日 2つのパン屋
11日 合唱コンクール
15日 マニュアル作り


2つのパン屋  2026-09-06 17:48:42  料理 家族

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住んでいる場所がバレてしまうような話題…

といっても、以前から大船住みであることは公表しているわけだが。


鎌倉市の地域振興券が6月に配布された。一人5千円なので、5人家族の我が家では2万5千円。結構大金。

そして、「つかわないとね」と言いながら使わないまま、8月半ばを迎えた。


この地域振興券の使用期限は3か月間。9月16日で失効する。

慌てて使える場所を調べるが、主に鎌倉の中心部だ。一番「横浜寄り」である大船では、使える店がそもそも限られている。


まぁ、鎌倉市の施策なので、最終的に「鎌倉市に税金を納めている」店が使用可能な条件なのではないかと思う。

また、物価高で買い物を控える市民と、それにより売り上げが落ちる店を救済するための施策なので、大手チェーン店などは対象外だろう。


そして、婦人用品屋とか、ヘアカットサロンとか、家族で使うには無理な店が多い。

我が家的には、美味しいものでも食べて家族団欒できるとありがたい。


…と、条件を絞り込むと、近所で使える店は本当にごくわずかなのだった。




まぁ、家族で外食したり、美味しいケーキを買ってきたり、それなりに使ったのだがまだ1万円程度残っていた。


使えるお店リストを探していて、以前1度だけ行ったことある、美味しいパン屋さんで使えることに気付いた。


大船駅から「鎌倉湖畔行き」のバスに乗り、北鎌倉台バス停で降りると最寄り。

「カイユー」というパン屋さん。


住宅地の中にある商店街だが、造成時に入ったお店の店主などは高齢化で引退してしまい、一度完全にシャッター商店街となった。

しかし、地域の人が商店街復活を、と頑張り、別の仕事をしながら店舗経営をするような人々が集まった。

パン屋さんも、1週間のうち、木金土の3日しか営業していない。


しかし、以前ここのパンを食べて、2重の衝撃を受けたのだ。

まず、パンが非常に高い事。コンビニに並ぶ大量生産のパンと違い、手作りパンは高くなってしまうのは理解できる。

でも、2千円を超えるパンとか並んでいるからね。それほど高いパンは、重さで量り売りしてくれるので、丸ごと買う必要はないのだけど。


そして、非常に美味しい。値段が高くてもそれに見合う価値がある。

でも、気軽に買いに行くには、ちょっと躊躇する値段だ。



地域振興券、1万円以上残っていて期限がわずかなので、このパン屋さんで買い物しよう。


…というのが先週末の話だったのだが、土曜日が雨だったのだ。

その時は営業日をちゃんと確認して無くて、「明日にしよう」とか言ってたら、日曜はやってなかった。




やってない、と気づいたけど、夕飯はパンに合わせた料理にしよう、と考えていた。

大船で地域振興券でパンを買える店、他にないのか?


調べたら「ぱんや ねこさん」があった。以前から前を車で通ることは多くて、こんなところにパン屋あるなー、くらいには思っていた店。

よし、そこに行ってみよう。


日曜定休ではないよね? と確認のうえで、向かう。

車で前を通りがかると、シャッターが閉まっていた。


すぐ近くに車を停めて、店に戻って確認。予定分を売り切ったので閉店しました、と書いてあった。

この時、時間は4時半ごろ。良く調べたら、大抵4時には閉店で、早い時は昼過ぎに閉店してしまうそうだ。




両店とも、詳しく調べたのでもう買いたくなっている。

「ねこさん」は、朝8時から開いているそうだ。


僕が一昨日の金曜日に市役所に用事があり、仕事前に行こうと思っていたので、その帰りに「ねこさん」に寄る。


小さなかわいいパンを得意とするようだ。

クリームを挟んだ、マリトッツォのような「ねこさんパン」、1個260円。2個買うと40円引き。


…自分のおやつとして買うなら、ちょっと高いが悪くない値段。

しかし、家族全員分買うには高いな、と思ってやめる。


しかし、だいたい単価 250~300円くらいで、切り分けられるような大き目のパンや、サンドイッチのような調理パンでも 350円くらい。

手作りパン屋としては安い部類かと思う。


いくつか買って帰り、夕食に食べた。どれも美味しいパンだった。

特にベーコンエピは、小麦自体の味が引き出された生地にベーコンの塩気が合わさり、家族に大好評だった。




翌日土曜日、「カイユー」にも向かう。また雨だったが、車で行くことにした。


以前の印象で「高い」という気がしていたのだが、小さめのスコーンは 250円。この程度ならお手頃価格。


この店は、パンごとに小麦の種類も変えているそうで、一つ一つのパンに細かな説明がついている。


クミン入りのブドウパンを 1/4 購入。丸ごとだと 2200円という、高めのパン。

また、クルミとブドウのパンも 1/4。こちらは丸ごとで 1800円だったかな。


以前食べておいしかった、オリーブ入りのフォカッチャも購入。

あと、シナモンロール、クロワッサンを2つづつ、スコーンは3つ購入。サイズに合わせて、家族で分けやすい感じに買ったのだ。


全部合わせて3000円を超えた。


この日はちょっとしたパーティのつもりで、パンを中心にソーセージやチーズなどとあわせて、白ワインなど飲む。


クミン入りのパン、当然だがカレーのような香りがする。これにクリームチーズがよくあう。美味しかった。

クルミとブドウのパンも、固めなので噛むと味わいが広がる感じ。


スコーンは、ほろっと崩れる感じ。クロワッサンは甘くはないがバターの香りがしっかりして、デニッシュ生地の層がすごく多い。


そしてシナモンロール。甘ったるい香りのシナモンロールを想像していたら、「シナモンの味がする」ので驚いた。

普通は、味がするほどには入れない。シナモンって辛いからね。でも、ピリピリとした辛みと、わずかな酸味が非常にシナモンらしい。


やっぱこの店は、値段は高いがすごいパンを作ると思った。



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合唱コンクール  2026-09-11 13:52:17  その他

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次女が合唱コンクールの練習をしている。


なんか、近年では合唱の定番となっているポップス曲のアレンジらしいのだが、僕はよく知らない。

長男も長女も知っていたので、本当に定番なのだろう。


ところが、「アレンジ」なのでバージョンがいくつかあるらしい。混声3部が良く使われるものらしいが、次女のクラスでやろうとしているのは混声4部。

そして、次女の割り振られたアルトパートは、混声3部には存在しないパート。


そのままでは参考になるものもなく難しかろう、というので、軽音部の子が打ち込みでメロディの音声ファイルを作って来たらしい。


それで、自分が高校の頃の話を思い出して、子供に語ったのだった。




高校の時の中の良かった友達が、PC-6601 を持っていた。「歌うパソコン」だ。

当時としては音声合成ですら最先端技術だったが、なんと歌うことができたのだ。


合唱コンクールの時に、楽譜を見ても曲がよくわからないから、と、友達が PC-6601 に歌わせ、その歌声をカセットテープに録音したものを学校に持ってきた。

それで聞かせてもらったのだが… これが、とても音痴なんだ。


パソコンなので、音程は正確だ。しかし、テンポが崩れるのだ。


当時のパソコンは、BASIC でプログラムを作ることが多く、音楽演奏も BASIC で作っていた。

(MML 、という音楽をアルファベットの組み合わせで表現する記法を利用する)


BASIC は1命令ごとに解釈して実行するのだが、MML は「解釈してから演奏を開始」した。演奏中はリズムも結構正確。

でも、1曲丸ごと MML で表現する、というのは BASIC の行の長さの制限からも無理で、演奏命令を「連続して書く」必要があった。


すると何が起きるか。演奏中は正確だが、演奏が終わって次の演奏命令を解釈するときには、「解釈に少し時間がかかる」のだ。リズムが乱れる。


いや、しかしその程度のことは当時の BASIC も想定済み。ある頃から、演奏命令には「演奏オプション」の設定ができるようになり、演奏を完全に終わらせる前に「最後の数音符」を割り込みでバックグラウンド演奏するようになっていた。


言葉が難しいが、最後の演奏を待たずして演奏命令は「次の命令」の読み込み解釈を始められる、という意味だ。

これを使うと、テンポずれが無くなって音痴感が減る。


…だが、これは「音楽演奏」の話だ。

歌う、というのはさらに処理が必要だった。指定されたローマ字を元に音声波形を合成し、それを指定された音程に合わせて「歌う」というのは、非常に重い処理だったのだ。


かくして、時々リズムがつっかえる、音痴な歌が完成する。

(リズムが崩れる、というのがどういうことか、PC-6601 風に歌ったら子供にウケた。)




次女が持ってきたのは「打ち込み」で音を示しただけのものだったが、初音ミクにでも歌わせていれば、本当に当時の再現だっただろうね。

今の技術なら、音痴にならずに自然に歌える。


しかしまぁ、当時だって謳わせようとせずにメロディの確認だけにしていれば、問題は出なかったはずだが。




さて、上記は「話のきっかけ」に過ぎない。

ここから、なんとなく自分の高校3年生の時の合唱コンクールの話になり、その話が「ウケた」ので、日記にも書いておこうか、と思ったのだ。


えーと、老人が昔話を語るだけなので、長いのに読んでも何も得られません。期待しないでください。



高校3年生の時、僕の通っていた学校は受験する大学に合わせて「理系クラス」と「文系クラス」に別れていた。

結果、理系クラスには男子のみの「男クラ」が、文系クラスには女子のみの「女クラ」が生じる。


合唱コンクールで、女クラは上位に入ることが多かったように思うが、別に優勝候補というわけではない。

そして、男クラは、まず間違いなく最下位か、それに近いところ確定だった。


高校3年生の男子、というのは、声変わりした自分の「声」をまだうまく使えないのだ。音痴も多く、美しいハーモニーの「合唱」なんて期待できない。

これはもう仕方のないことで、音楽の先生だって男クラには期待していなかった。


ところが、だ。

クラスの中のお調子者…しかし、リーダーシップを取れる奴が、急に熱く言いだしたのだ。


男クラだからって、最初からあきらめていたら、せっかくの行事がつまらないものになってしまう。

参加するからには全力でやろう。優勝狙っていこうと。


そいつはただ熱く言うだけではなく、戦略的にものを考えてきた。

ハーモニーは望めないが、代わりに男声でないと出せない「迫力」は出せる。

リズムを合わせてみんなで歌えば、迫力のある良い合唱にできるのではないか?


音楽の先生にも相談し、彼が選んで持ってきた楽譜は、黒人霊歌の「Soon ah will be done」だった。

奴隷として使われる黒人が、もうすぐ終わる…苦しみから解放してくれる「死」を願う歌。



一応、男女混声4部合唱だ。

でも、女声部分はオクターブを下げて男性でも歌えるようにアレンジ。

後半に、ほんの少しだけ女性ソプラノのソロパートがあった。合唱の上に重ねるように、ソロで歌うのだ。

これは、思い切ってカット。


そして、練習ではとにかく「リズムを揃え、大きな声で歌う」ことを徹底した。多少音がずれてもバレないが、リズムが狂えば迫力は出ないのだ。



これらの練習を監督したのは、もちろん言い出した「お調子者」。指揮者を買って出て、実際指揮の取り方も上手かった。




そして本番。

男クラの合唱なんて、聞く必要ないよ…と多くの人が思っているため、ホールの壇上で準備が整っても、会場がざわついている。


ここで指揮をするお調子者は、根性が据わっていた。壇上で微動だにせず、じっと待ったのだ。

何かただならぬ雰囲気を感じて、徐々に会場が静まっていく。そして、十分に静まった時に、やっと彼は腕を振り上げた。


会場も静かになった緊張感の中で、練習通りにリズムの揃った歌を歌うことができた。

その歌声は、十分に「迫力のある」ものだっただろう。



そして、結果発表。なんと、優勝。

この時の高校は、創立して20年程度だったのだけど、音楽の先生は「創立時からずっといる人」で、男クラ優勝は今までになかった偉業だ、と泣き出してしまった。



優勝クラスはもう一度歌う、という決まりなので壇上に登って歌ったのだが、この時はみんな浮足立っていて、締まりがない。音楽の先生によれば「最初の迫力はなかった」そうだ。


担任の先生も大喜びで「みんなにラーメンおごる」と言い出したのだが、近くにラーメン屋がなくて、捜し歩いている間に半分以上「もういいや」って帰っちゃってた。

(おかげで当初考えていた予算より安くなったようで、ラーメンに餃子が付いた)




これ、少年漫画かよ、っていうような「熱い」話ではあると思う。

誰も期待してないクズの寄せ集めを、一人の熱いやつが率いて、圧倒的な勝利を収めた話だ。


ただ、現状分析と、「悪い部分をカバーする」のではなく、「持っているものを最大限に生かす」方針を定めたのがすごかったと思う。

多分音楽の先生のアドバイスも大きいのだと思うけど。




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マニュアル作り  2026-09-15 18:22:11  その他

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町内会の盆まつりが行われた後で、各自反省点や気づきなどを文章化して残そう、という話になった。


盆まつりは町内で最大のイベントなのだが、大きすぎて町内会の運営を行う「評議員会」だけでは実施できない。

町内の別組織と共同で行う形になっている。


なので、評議員各自の担当も、町内会の普段の仕事とはあまり関係がない。

出来る人ができることをやる感じだし、経験がある人はまた同じ仕事をすることが多い。



しかし、それでは仕事が属人的になってしまう。

作業の流れや反省点、気づいた点などを文章として提出してもらい、総務部の方でまとめて「マニュアル化」することで、はじめての人でも作業ができるようにしよう、という提案だった。


なるほど。良い機会なので、喜んで文章を作成した。


僕は盆踊りの際には、音響と華掛け印刷を受け持っている。

この仕事が、属人的の極み。以前受け持っていた方から直接教わり、今は僕がやっているが他にできそうな人がいない。

それぞれパソコンを使って作業している、という時点で、できない人が多いのだ。



と言っても、大したことはやってない。

音響は、盆踊り曲を MP3 化したファイルが沢山あって、流したいときにダブルクリックするだけだ。

その PC から繋げた音響機器のセッティングとかの方がややこしいのだが、これはパソコン知識とは別のもの。


華掛け印刷…華とは寄付金の事。寄付をくださった方の名前を、感謝を込めて掲示する。

これの印刷というのは、まぁ、ワープロで名前を入れて印刷する、という程度のものだ。


縦書きで名前を書きやすいように、あて名書きソフトを流用している。はがきよりはるかに大きく印刷したいので、プリンタドライバの段階で 200% 引き延ばしを行っている、などノウハウはある。


でも、ワープロ使えればできる程度の話。

その場にPC とプリンタを持って行って、普段 WiFi 経由で使用しているプリンタをアドホックモードで接続する、などの方が知識が必要だけど。




さてさて。


町内会で持っている音響機器の設置方法から、そのダイヤルの意味や設定方法、周辺の機器接続などまで、詳細にまとめた。

「気づき」というようなレベルを超え、最初からマニュアルを作るつもりで記述。


後で総務部の人が「マニュアル化」作業の際に、必要であれば元データを参照できるように、google doc で作成して、ドキュメント内に共有 URL と、それを QR コード化したものも入れておいた。


全13ページの大作になった。


華掛け印刷の方は、それほど書くことがない。こちらは3ページだけ。



文章化してまとめることで、自分がいつも「なんとなく」やっていることを、改めて洗い出すことができた。

毎年試行錯誤から始まっちゃう音量調整なども、論理的に書いて残したので来年参照できるだろう。




話はこれで終わらない。


普段、町内会の中では僕は福祉厚生担当で、ちょうど敬老の日のお祝品の配布が済んだところだった。

これ、半年かかる大仕事なんだ。


前任者がやるべきことのリストを A4 1枚の紙にまとめてくれていて、5月にはこれをやらないといけない、6月にはこれをやらないといけない…と、順にできるようにしてくれていた。


でも、一部は古いやり方になっていたし、作業内容が分かっている前提のメモに近いものだったので、やはり作業が属人的になっていた。


よし、頼まれていないがこれもマニュアル化しよう。


…というわけで、また9ページのマニュアルが出来上がった。

前任者のやり方から改良した点なども細かく説明したし、一応これを読めば一通りの作業はできる…つもり。

まぁ、わからないことは自分に聞いてもらう、程度のものだけど。



今まで、前任者が A4 1枚のメモにまとめていたので、この形式を守ったまま内容をアップデートしないと…と、頭のどこかで固定観念があったのだ。

思い切って自分で1から作った方が、自分としてはやりやすかった。自由にできるんだから、当たり前だよな。


(A4 1枚のメモで過不足なくすべてを入れてある、というのは前任者の「まとめる力」がすごいところ。仕様概要などを端的にまとめるのが上手な、元システムエンジニアの方だ。

 しかし、僕にその力はない。短くまとめるより、詳細を説明する方が性に合っているのだ)



さて、次は「ご出生お祝い会」の開催方法についてもマニュアルをまとめよう、と思っている。

これも福祉厚生の仕事で、前任者の意向はあったとはいえ、僕が始めて、試行錯誤しながら形式を作り上げてきたもの。

属人的の極みで、現状僕しか出来ない。しかし正直なところ負担になっていて、誰かが代わりにやってくれればありがたいんだよね。

小さな子と遊ぶのは好きだから、開催日に参加するのは喜んでやるのだけど、準備は丸投げできれば有難い。



あと、もう少しすると、隣の町内会と合同の「市民運動会」がある。

毎年招集係のチーフをやっているのだが、このやり方も僕の属人的な作業になりつつあるので、今年の運動会が終わったら、細かなことを忘れないうちにマニュアルまとめておこう…




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