目次
04日 寝落ち
19日 長男誕生日
21日 盆まつり
寝落ち、って言葉。
意味変わったなーと思ったのが2年くらい前だったかな。
寝具の CM だったと思う。「きちんと寝落ちしよ?」ってキャッチコピーになっていた。
そこでの意味合いは、単に「眠りに落ちる」だった。
ちょっと違和感を持ったけど、CM なんていうのは違和感を持ってもらって「記憶に残る」ことが出来れば成功だ。
とやかく言うのは野暮というもの。この時はそのままスルーした。
「昔はそんな意味じゃなかった」なんて言うのは、老害に過ぎない。
言葉は時代と共に意味が変わるものだし、そもそも「寝落ち」なんて言うのは元々正しい日本語ではなく、流行語の一種。すぐに消え去ったり、意味が変わったりする。
先の CM の例はともかくとして、「寝落ち」というと、現代的な意味合いでは、寝てはならないところで寝てしまう、ということかと思う。
場所であれ、タイミングであれ。少なくとも、寝てはならないと思っているのに寝てしまうのが「寝落ち」だ。
で、老害かもと思いながらも今回この話を書いているのは、「最初の意味」ってまだ覚えている人いるのかな? と思ったため。
誰かが記録しておかないと、意味が分からないまま謎の言葉になってしまいそうだ。
寝落ちという言葉が使われていたのは、インターネット以前の「パソコン通信」の時代。
大体、日本では 1980年代末からだけど、必要な機材が安くなってパソコン通信が一般化するのは 1990年代の初頭。
95年くらいになると、同じ機材でそのままインターネットに接続できるようになる。
2000年代初頭くらいまでは、パソコン通信とインターネットは「似て非なるもの」として共存していた。
大事なのは、パソコン通信というのは「電話回線」で行われたことだ。
今のように常時接続などではない。使おうと思った時に、パソコンから電話回線につなげる機械(モデム)を使って、電話をかける。相手につながるとパソコン通信が開始できる。
電話なので、データは音としてやり取りされる。デジタルデータをアナログの音に変換して通信するのだが、そもそも電話回線というのは結構音が歪むので、余り高速な通信はできなかった。
それはともかく、パソコン通信にはチャットというサービスがあった。
あった、と書くのも語弊がある。
インターネットは均一にサービスが行われているが、パソコン通信というのは「類似サービス」が星の数ほどあり、そのすべてにチャットがついていたわけではないからだ。
特に、パソコン通信には、個人が運営する「草の根」と呼ばれる小さなサービスが多数あった。そのためのソフトも市販されていたし、フリーウェアや、自作する人もいた。
チャットを行うには複数人が同時に接続する必要があり、そのためには運営者は複数の電話回線を契約しないといけない。
だから、ソフトにチャット機能があったとしても、実際にはチャットが「ない」場合もある。
だから「あった」と気軽に言えないわけだが、まぁ概念として存在していたし、使っていた人も多いのでここでは「あった」ということで話を進める。
当時の電話料金は、市内 3分 10円。あまり人が使わない深夜になると、料金が安くなった。
だから、料金が安い深夜を狙って使う人も多かった。
有料の大手パソコン通信サービスは、日本全国の大きな市に「アクセスポイント」を持っていたので、市内料金で接続できる人は多かった。
でも、有料だから、電話料金に加えて接続料がかかる。
草の根の場合は、大抵は電話料金だけでよいが、アクセスポイントが身近になければ、電話が「長距離料金」となってしまい、1分 10円とか、値段が上がる。
その環境でチャットをやる。チャット接続中はずっと電話料金がかかる。
気にしない人はチャット中に「買い物行ってくる」なんて言って、15分くらい帰ってこない。何もしてないのに 50円かかっている。
なんでそんな無駄なことをするかというと、これも電話回線が少ないためだ。
人気のある草の根パソコン通信サービスなどでは、みんなが接続したくて電話が「話し中」になっている。争奪戦なのだ。
チャット中に盛り上がっているのに、ちょっと出かけるからといったん終了してしまうと、また戻ってこられる保証がない。だから、50円くらい無駄にしても接続したままにするのだ。
でも、さすがに30分も何もしないで放置すると、自動的に切断される機能がついていることが多かった。
これは、「うっかり接続しっぱなしにしている」ユーザーのためでもあるが、それ以上に「早く接続したい他の人」のためでもある。
電話回線を増やせば多くの人が接続できるが、それは草の根パソコン通信には難しい相談だった。
先に書いたが、個人で複数の電話回線を契約するわけだが、1本の契約で権利料が 72,000円かかる。それに加えて月額基本料金もかかる。
それだけ投資をしているものを「何もしない」人に占有されてはかなわない。
だから、30分も何もしないユーザーに対しては、サーバ側から電話を切るのだ。
ところで、パソコン通信に接続することは「ログイン」、または「ログオン」と言った。
接続を切るのは「ログアウト」だ。
でも、正しくログアウトしないで、電話回線の不調などで接続が切れてしまうことがある。
これはスラングで「落ちる」と言った。
今でもサーバーに「アップロード」なんて言葉があるが、サーバーは概念的に上にある物だ。
予期せずにそこから放りだされた、というのは「落ちた」という考え方だ。
先に書いた、「30分何もしない」ことによる自動ログアウトは、意図しない接続断ではない。
でも、これもユーザーから見たら「自分がログアウト操作したわけではない」ので、落ちた、と呼ばれた。
さらに言えば、通常のログアウトを「落ちる」と表現することもあった。
チャットなどは相手が存在して成り立つものなので、通信を終了する際に「そろそろ落ちまーす」なんて挨拶してからログアウトしたのだ。
以上の話を組み合わせて、「寝落ち」という言葉ができる。
チャットをしている最中に、反応が悪い人がいる。
もしかして眠い? と聞くと、眠い、と答える。
先に書いたが、電話料金が安い深夜に使っている人が多い、ということに留意。
そして、その後しばらく反応がない。
そのまま他の人たちがチャットを続けていたら、30分も経って「〇〇さんが退室しました」とか表示される。
眠ったまま30分何もしなかったから、サーバーから自動ログアウトしたのだ。
寝たことによって落ちた。寝落ち、という言葉はここから来ている。
なお、30分も待たずに、静かになってしばらくたったところで「〇〇さん寝落ち?」「布団行けよー」みたいに皆が心配する、というのもよく見られたパターン。
先に書いた「そろそろ落ちます」と同じで、「とても眠いので寝落ちします」なんて言ってログアウトする人だっていた。
元の意味からいえば「寝落ち」とは違うのだが、元々厳密な定義のあるような言葉ではないからね。
それでも、「落ちる」=「ログアウト・接続終了」という意味合いは守られていた。
今はインターネット専用線があり、常時接続、というのが普通になっている。
もしくは、携帯電話の電波などは従量制だ。常時接続に近いが、通信を行うとその通信量で課金される。
これも、一定の通信量までは定額、というのが普通だけど。
必要な時だけ電話を使って接続する、というのがもう古い話だ。
その古い時代、電話回線は常時接続ではなかったからこそ、「寝落ち」という現象が生じていた。
まぁ、時代が変わったのだから、すでに元の意味にこだわる必要はない。
言葉の意味がずれて行っても、全然かまわないと思う。
しかし、先に書いたように「元はこんな意味でした」を残すことには意味があると思う。
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8月15日は長男の誕生日だったのだが、僕は町内の盆踊りに駆り出されていた。(この話は後で書こう)
なので、直前の休日「山の日」である、11日に何かお祝を、と思い、当日朝に長男に聞いてみた。
急に聞かれた長男、特に何も思いつかない。
外食とかでもいいよ、といったのだが、長男は食が細くて余り外食が好きではない。
麺が好きなので、夕飯にいろいろな麺を食べたい、ということになった。
いろんな麺を味付けなしで出して、いろいろな味付けのためのソースや具を用意し、各自好きに食べる。
サンドイッチパーティーとか、手巻き寿司みたいなものは時々やるのだが、その麺版、という感じ。面白そうだ。
11日の夜は、素麺・うどん・とうもろこし麺を 200g ずつ茹でた。スパゲティも茹でたかったが、家族5人で 600g という時点ですでに多い。
ミートソースと肉味噌、めんつゆやラー油、しその醤油漬けなど、いろいろなソースと薬味を用意して食べた。
これはこれで楽しかったが、妻いわく「マラソン走る前日みたい」。
(大きなマラソン大会には、前日にカーボンローディングパーティ=炭水化物を中心とした食事のパーティが行われることがある。スパゲティ類が大量に出されることが多い。)
ケーキも食べたいが、ごちそうとケーキが同日だと腹いっぱいで美味しくいただけない。
そのためケーキは後日、金曜日にしよう…と約束していたのだが、金曜日に僕が急に仕事で出かけなくてはならなくなった。
取引先の社長から、打ち合わせしながら細かなプログラムを詰めたい、といわれたのだ。
細かな部分などは仕様書を作ったり、電話相談しながらやるよりも、顔つき合わせてやる方が速い場合も多い。まぁ、仕事だし仕方ないな、と家族にはケーキの予定を延期させてもらい、打ち合わせに行った。
そしたら、単にお盆で人が少ないから、愚痴相手に呼ばれただけだった。
まぁ、愚痴といっても仕事に関係のあるものも多い「解決できていない悩み」の雑談で、共有しておくことで仕事上の思い付きが出たりすることもあるので重要なのだけど。
あと、一応顔つき合わせてプログラムしたので、実際にはかどりはした。
さて月曜日、ケーキを買いに行こうと思ったのだが、地域振興券で買うつもりだった。
市が物価高の対策として配布したもので、家族1人当たり5千円、我が家の場合2万5千円が使える。
そして、使用期限は、使用開始から3か月。使わないままもう2か月たっていて、あと1か月で使い切らないといけない。
事前に、近所のスイーツを扱うショップで券が使えることを確認していたのだが、改めて確認したところ、そこは駅前でお土産になりやすい菓子を中心に売る支店で、ケーキを扱っていなかった。(本店にはケーキがある)
ほかに近所でこの券でケーキを買えるところ…と探したが、なかった。いや、1件あったのだが、月曜定休日だった。
子供に相談したところ、そういうことならケーキはまたにして、外食でもしようか、となった。
夏休みなので、家族全員そろっていたのだ。
ケーキ屋を探す過程で、券を使える近所の飲食店も調べており、春に開店したばかりのネパールカレーの店が気になっていた。以前から店の前を通って気になってはいたのだが、ネットで調べると評判が良い。
じゃぁ、また誕生日祝いの名目でそこに行こう。
実は、今回と同様の地域振興券はコロナ禍の際にも配布されており、その時も別のインドカレー屋に行った。
期限が近くて使い切らないといけない、というのもあり、調子に乗ってサイドメニューも頼んだら量が多すぎてちょっと苦しかった。
その反省から、通常の量のセットのみ頼む。各自好きなカレーとナンのセット。
ナンは焼き立てでほんのり甘く、美味しかった。お替り可能だったが、十分な量があったので、家族で2枚だけお替りした。
カレーは各自1つづつだが、皆で分け合って5種類の味を楽しめた。
これで、サラダとドリンクもついて1200円。この手の店にしては安い。
そう、地域振興券を使う目的できたのに、税込みで6600円しかかからなかった。安い。
せっかくなので、駅前の「ケーキを売ってない」スイーツ店にも行き、お菓子を買う。後日のおやつになる。
これも含めても8千円と少し。あと2回外食しないと消費できない感じ。
まぁ、先に書いた月曜定休のケーキ屋さんにも後日行く予定ではあるのだけど。
「長男の誕生日」という名目で、分散して少しづつ美味しいもの食べてます。
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書くつもりで書いてなかったので、遅ればせながら。
もう1週間前になるが、15日(土)・16日(日)で町内会の盆祭りが行われた。
盆まつり、という名称の意味は去年書いていたので割愛。
盆踊りではなく、盆まつりなのだ。
今年は町内会長も変わり、多少方針に変化が出た。
今までは、みんなが楽しんでくれるのだから裏の苦労は余り見せない、というような方針だったのだが、これが立ち行かなくなったのだ。先立つものがない。
盆まつりは、町内会費などを使わずに寄付で行ってきた。
「盆」というのが宗教行事なので、政教分離の観点からも昔の人が切り分けた、とも聞いている。
大きな行事なので、「町内会」だけでなく各種団体の協力を得るためにも、金銭的に切り分けた、とも聞いている。
コロナ前までは、それなりの寄付をいただいていたのだ。個人の寄付ではなく、近隣の企業や団体などの寄付だけど。
しかし、コロナの際にしばらくまつりを中止したら、その後集まらなくなった。
以前からの繰越金で昨年までは何とか開催できたが、今年は本当に金がなかったそうだ、町内会長はなんとか開催するためのアイディアを絞り出した。
経費を削れるなら1円でも削り、収益を増やせるならわずかでも増やす。寄付の呼びかけも積極的に行った。
でも、昨年まで寄付してこなかった人が、急に言われても出してくれないよね。
いや、実際には個人の寄付は増えたようなのだけど、個人の出せる金額は企業などより少ない。それほど多くはなかった、というのが現実らしい。
そんなわけで、来年の開催がどうなるかは不明。
無しにする、というのはさすがにないのだけど、2日行っていたのを1日にするかもしれない。
金銭面では、今年は評議員会でも模擬店を出した。ポップコーン屋。
機械は申請すると市で貸し出しているそうで、会長が調達してきた。
これが当初予想を超える大人気。
…だったのだが、2日目に延長ケーブルが熱を持って溶ける、というトラブルがあり、販売終了。
ケーブル自体はちゃんと定格容量を満たすものだったのだが、なにぶん古いものなので内部が断線しかかるなどして、抵抗が高くなっていたのだろう。
この延長ケーブルは危険なので破棄して買い直しになるはず。
天候の話。
1週間前には、15日は「ほぼ確実に雨」という予想だった。16日も雨だが、こちらは変わる可能性あり、という予想。
11日に、ちょっと変わった迷走台風が関東付近を通った。
通常は台風は西から東に移動するが、東から西に移動していったのだ。
そして、通常台風一過は晴れる。これは「台風の東側に雨雲が集中する」ということで、今回の台風は過ぎ去った後が酷かった。
13日には、千葉県を未曽有の豪雨が襲った。1週間たってもまだ被害全様が判明しないが、現時点では死者13人、水没車3000台以上、全壊・半壊家屋81棟、浸水家屋2700件以上、というところのようだ。
停電や水道は復旧したものの、ビルの地下施設故障で実質的に続いているところも多い。
しかし、この予想外の大雨の後、予報が大きく変わる。15日は曇り予想になり、当日は断続的に小雨はふっていたものの、開催時刻となる夕方には雨は止んだ。
翌16日も、昼間は断続的な小雨が降っていたが、開催中は雨は無し。無事2日間を乗り切れた。
会場の端まで音が届かない、という問題は去年ラジオ放送の導入で改善の兆しが見えた。
今年は大きなラジオを導入することで、端の方でも聞こえるように改善した…らしい。
でも、電池で動かしていたラジオが、気づいたら電池切れで止まっていたりもした。
あと、自分が放送機器の使い方を忘れていたせいで、1日目は最大音量出せていなかった反省もある。
これは、僕だけでなく、細かなことをマニュアル化して残そうということになった。
それぞれの持ち場の反省をまとめて行かないと、俗人化して続けるのが難しくなってしまう。
最近の音源と古い音源では、「音の考え方」が違うのもどうにかしたいところ。
音量=最大振幅を最大にしても、昔の音源は音に「メリハリ」があり、主要部分の音が小さかったりするのだ。
単に振幅を見るのではなく、音をグラフ化した際の「面積」を見ると一目瞭然。
近年の曲は面積が大きいのだ。ほぼどの音も、最大振幅ギリギリに調整されていて、音が小さな瞬間が存在しない。
(もちろんメリハリをつける為に、作為的に音を小さくしていることはあるが)
こうした「音の面積」を音圧といったりもする。
同じ音量でも、近年の曲は音圧が高い。
具体的には、古い洋楽「YMCA」を今年は子供の踊りに取り入れたのだ。
年配でも知っている曲であり、実は踊りとしては「炭坑節」と同じ踊りで踊れる。
(炭坑節部分にも少しアレンジがあり、さらに「YMCA」の部分は有名なダンスになる)
ところが、近年の子供向け曲「ジャンボリーミッキー」などと混ぜると、音圧が低くて音が小さく聞こえるのだ。
これ、コンプレッサー掛けたりすれば少しはましになるのだと思う。多少音が歪んでも良い。
音楽を聴きたいのではなく、大音量で踊りたいのだから。
でも、僕にそうしたエフェクターを扱う技術がない。来年までに何とかしたいところ。
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