住まい4ページ目の日記です

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2005-06-27 カワセミ
2005-07-01 再引越し
2005-07-11 ほたる
2005-10-07 法律の問題:隣家との境界
2005-10-21 井戸水
2006-01-20 ウッドデッキ完成
2006-03-21 花が咲いた
2006-05-31 ゲンジボタル
2006-06-19 夏至祭
2008-02-10 浄水器
2009-01-29 ジョウビタキ
2010-01-29 加湿器
2010-08-27 家族旅行・2010年夏(ぐりんぱ)
2010-08-27 家族旅行・2010年夏(宿)
2010-08-27 家族旅行・2010年夏(富士急ハイランド)
2011-03-13 遠足とキャンプ
2011-03-21 停電の記憶
2011-04-03 停電・節電
2011-07-01 節電
2011-07-11 生き物ばんざい
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カワセミ  2005-06-27 15:58:42  住まい ペット

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カワセミ

庭に来る鳥を観察していたらカワセミがやってきた。


最初は遠くにいたので半信半疑。

こんな街中にカワセミなんているのかしら?

カワセミに似た別の鳥ではないかと妻にも言われた。


後日、近くに来たので写真撮影。

やっぱカワセミでした。


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13年 TX-0完了

14年 MSX規格発表の日

18年 エミュレーターの法的権利


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再引越し  2005-07-01 11:40:56  住まい 家族

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昨日6月30日に、うちの両親が再引越ししました。



同居予定でうちに引っ越してきたのが2ヵ月半前。

このときは、一緒に暮らすつもりでした。


しかし、2週間後に長兄が住宅の購入を決め、「長兄の責任として」両親との同居を決めたのです。



僕としては、長男だとか三男だとかで役割が変わるとは思っていません。

出来る人間が出来ることをやるべきで、兄弟の中で最初に家を建てるなら両親との同居を考えた方が良いだろう、と思っていただけです。


でも、長兄としては長男の役割をずっと考えていて、同居できる広めの家は探していたようです。

それが見つかったタイミングが、たまたま引越し直後だったというだけのこと。



うちとしては特に反対する理由もないので、両親は引っ越していきました。

2世帯にするのにかなりの予算オーバーをしましたから、ちょっともったいないとは思いますが…



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18年 氷川丸


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ほたる  2005-07-11 12:37:56  住まい ペット

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梅雨らしい天気の中、つかの間の晴れ間となった昨日の夜。


隣の田んぼにホタルが飛んでいました。


7月の頭にはホタルが出ますよ、とは田んぼの持ち主に聞いていたのですけどね。

うちが家を建てたせいで環境が悪くなり、出なくなったりしたらどうしよう…と心配もしていたので、ちゃんと現れたことがうれしいです。



家の庭から、しばらくホタル見物をしました。


家に戻ると、子供の足が3箇所、蚊に刺されていました (^^;;



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法律の問題:隣家との境界  2005-10-07 19:42:37  住まい

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よく新聞の法律相談の欄などを読んでいると載っている典型的な問題がある。


「隣の家の庭木が、自分の家の庭に張りだしています。切ってしまっても良いものでしょうか?」



これはなかなか面白い問題で、「根っこなら切ってもいいけど、枝はダメ」だそうだ。

法律の専門家ではないので詳しい理由は知らないが、所有を主張できるのは「自分の所有する地面に乗っている物」だと言うことらしい。


もちろん、上空であっても(常識の範囲内で)自分の権利を主張できるが、隣の家の人に請求して切ってもらうのが原則だそうだ。



と、こんな問題を急に書いてみたのは、現在うちの庭に張り出している柿の木があるから。

でも、トラブルにはなっていない。隣家の人は「勝手に柿もいで食べていいよ」と言ってくれているので法的な問題はないし、うちとしても多少木が張り出してきたところで目くじら立てようとは思っていない。


でも、取っていいと言われてもそこは近所づきあいがある。

取る時には、隣家の人に一声かけて…と思っていた。




そろそろ柿が色づき始め、重みで枝が下がってきた。

そのうちひとつくらいもらおうかな…と思っていたところに、隣家の方との立ち話となった。


「食べごろになったら、勝手に取って食べていいからねぇ」と隣家の方。

はぁ、そのときにはそうさせてもらいますけど、一応一声かけますよ、と答える。


「あぁ、別にこれ、うちの木じゃないからかまわないよ」


はぁ? いったいどういうこと?



なんでも、隣家の庭が広いので、さらに先の家の人が「庭の隅でいいから植えさせてくれ」と頼んで柿を植えたのだそうだ。

でも、やっぱ他人の庭なので立ち入ることもできず、手入れもせずにほったらかし。

隣家の方は、手入れする代わりに柿の実も自由にさせてもらっているのだとか。


「まぁ、そういうわけだから勝手に取っていいと思うよ」



…つまりこういうことだ。


・柿の木の持ち主は、2件先のお宅

・柿の木が植わっているのは隣家

・その柿の木は、うちの庭の上空で実をつけている



さて、こういう場合は法的にはどうなってるんでしょうか? (^^;;


気分的には楽になったので、取らせてもらおうとは思ってます(笑)



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井戸水  2005-10-21 11:42:06  料理 住まい

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半年前に引越してから、ずっと気になっている場所がありました。


自転車で5分、歩いて10分程度の場所にある広場の片隅に、井戸があって水が湧いているそうです。

この水が、おいしいという評判を聞いたのですが、なかなか機会が無くて飲めずにいました。


半月ほど前のこと、子供の散歩に出た妻が、この湧水を汲んできました。

500ml の携帯用魔法瓶に汲んだので、二人で飲んだら1回で終わりの量ですが。



湧水でコーヒーを淹れてみます。

よく、「湧き水だからおいしい」的なことを言う人がいますが、僕は水の味がわかるほど味に敏感ではないし、どの程度わかるものなのか不安もあります。



…飲んでみると、明らかにおいしいです。

「おいしいと思って飲んでいるから、プラシーボ効果が出ているのではないか」

とも考えて、水道水で入れたものと飲み比べてみましたが、やっぱりおいしいです。


どうやら、水の味を単体でわからなくても、お茶やコーヒーにするとわかるようです。

理由は、井戸水は軟水(あまりミネラルなどを溶かし込んでいない)なので、コーヒーなどの成分がよく溶け出してくれるためかと思います。


注:日本の場合、水道水だって軟水であることが多いですが、カルキや水道管の鉄分を溶かしこんでいます。



それ以来、その広場の方面に用事があるときは、必ず水を汲んでくるようにしています。


湧水で入れるおいしいコーヒー。

日常の中のちょっとした贅沢です。



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ウッドデッキ完成  2006-01-20 10:54:15  住まい

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久しぶりに家の話題などを。


家の完成時、資金不足で外構は手付かずのままになっていた。

特に大きいのがウッドデッキ。後で作る予定で、ウッドデッキへの扉だけ用意されていたが、実際にはデッキがないので「開かずの扉」となっていた。


それが、ついにウッドデッキ完成。



資金不足で遅くなったとはいえ、しばらく住んでから作ってよかったと思う。

当初計画よりも少し広げることが出来たし、何よりも計画にはなかった「パーゴラ」を取り付けたのである。


これは、夏になると隣の田んぼから水が染み出してくることがわかったことによる。

水が出る以上、水に強い植物しか植えられない。しかし、冬は田んぼの水をなくすため、今度は水がなくなる。


夏(特に初夏)は水が多くなり、冬には水が引くような環境に適する、庭に植えて楽しいような植物…

藤がうってつけだ。実は、以前から妻は藤を育てたいと考えていたこともあり、ウッドデッキに藤棚を作ることにしたのだ。


まだ1年経っていないが、四季を暮らしてみて、ウッドデッキ予定場所の隣の部屋が夏に暑くなることもわかった。

藤棚はこの対策でもある。夏は葉を茂らして日陰を作り、冬は葉が落ちて日差しを入れてくれる。



さて、藤棚に先駆けて、駐車場の屋根も作ってもらった。

これは、元々予定になかった。車なんて雨にぬれてもかまわないと思っていたからだ。


しかし、秋に雨以外のものが問題となった。

隣の田んぼを狙って、雀が大量に来るのだ。車の上には電線の引込み線があるため、車は雀の糞だらけに…


屋根は、この対策のものだった。

作ってみたら、雨の日の乗り降りが楽になったので重宝している。




以上はプロの仕事だが、相変わらずお金はあまりないので (^^; D.I.Y. もやっている。

玄関に小さな棚を作りました。お客さんが来るときなど、花を置く台が欲しかったため。


子供がいるとなかなか計画が進まず、作ることを決めてから具体的な形状が決まるまでに数ヶ月。

棚板(ただの板切れ!)を加工するだけで1ヶ月以上。

それをどのように壁に固定するか、固定方法を決めるのにも1ヶ月近くかけ、方法が決まってから実際に取り付けるまで、また数週間。


しかし、ウッドデッキ完成と前後して棚板が出来上がった。

時間をかけただけあって、満足の行く出来。


つぎは、玄関にコート掛けを作る予定。

コートを掛けるのは来年の冬か…



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花が咲いた  2006-03-21 15:23:27  住まい

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花が咲いた

久しぶりに写真つきの日記。

(デジカメには記録していても、忙しくてなかなかPCに吸いだせず…)


花が咲きました。

朝顔の花が、一輪。



実は 3月10日の写真。

その1ヶ月ほど前、2月の中ごろにも一輪咲いていますが、今回の方が元気でした。



別に暖房をがんがんに入れているわけではないです。

むしろ、以前の家の時に比べて、暖房を使わなくなっています。


それなのに、屋内においておいた朝顔が2月に咲いてしまう…

スウェーデンハウスのすごさを感じました。


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ゲンジボタル  2006-05-31 10:35:40  住まい

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庭にホタルが出た。ゲンジボタル。



昨夜のこと。

珍しく仕事で遅い帰宅となったら、子供はすでに寝ていた。


遅い夕食を食べ、風呂からあがったら、妻は用事で庭に出ていた。

風呂上りに麦茶でも〜 と思って台所に行くと、玄関から妻の呼ぶ声。


何かと思っていってみると、玄関先にほのかな光が明滅していた。




この家に越してきて1年とちょっと。

ヘイケボタルが出ることは、昨年の夏に知っていた。


しかし、ゲンジボタルも出るとは。

昨年は見る目がまだ養われていなかったので気づかなかったのか、それとも今年はたまたま迷い込んできただけなのか…



ホタルの違い

 ゲンジボタルのほうが光が強く見た目が良いが、ヘイケボタルのほうが生息環境が広い。

 その意味でも、ヘイケだけでなくゲンジもいたのは、ちょっとした驚きでした。


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夏至祭  2006-06-19 13:43:47  住まい

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今年もまた、スウェーデンハウス主催の夏至祭に参加させていただきました。


昨年までは子供も小さかったので心配はなかったのですが、今年は1歳10ヶ月。暴れ盛りなのが少し心配でした。


おりしも当日は雨。そこで、

「早めに行って、夏至祭の前に別のモデルハウスを見学させたりして、十分暴れさせておこう」と決めます。




開始時刻の1時間前には住宅展示場へ。

自分の担当営業者が所属する横浜展示場は、スウェーデンハウスが2軒建っています。


毎年そうするように、まずは「会場でない方」のモデルハウスを見させてもらいます。

すでに建築が終わっていても、モデルハウスを見るのはいろいろと参考になるものです。



うちの子供、ちょうどこのとき「トミカ」のシャツを着ていました。

これをみて、展示場の人が「トミカ好きなの?」とたずねてきます。


まだうちの子は会話が出来ないので、車好きなんです、と説明すると、いい情報を教えてくれました。

ちょうど、住宅展示場のイベントで、スタンプラリーをするとトミカがもらえると言うのです。



…予定変更。

いろんなモデルハウスの中で子供を暴れさせよう、という計画でしたが、トミカをもらうために雨の中走り回ります。

子供が暴れるかも、という件については、新しいおもちゃがあれば大丈夫でしょう。


無事トミカ(35周年記念モデルの、復刻版ボンネットバス)を入手し、夏至祭会場に着いたときには、開始予定時刻の10分前でした。




会場には、自分たちがメーカー選定前に一度だけお邪魔させてもらったSWHのオーナーさんがいました。

夏至祭で会うのは初めてです。


なにやら意気投合したようで妻が長話をしていましたが、僕は子供の面倒を見ながらモデルハウスの階段を上ったり降りたり。



夏至祭が始まります。

昨年よりも呼ばれている人が少ないようです。昨年は人数詰め込みすぎで、気軽に話せる雰囲気がなくなってしまっていましたから、少し減らしたのは良かったように思います。


しかし、夏至祭に呼ばれたくても声がかからない、という人も多いそうなので、少ない人数の中自分が呼ばれて?ることにちょっと申し訳なさもあります。



最初にスタッフ挨拶。

自分の担当の営業 Hさんが、営業のチーフになっていたことに驚きました。



いつものようにスウェーデン料理をいただきます。いつものようにおいしいです。


しばらくたつと、トラさん出現。

…トラのきぐるみを来た営業さんが、なにか大きな袋を持って歩いています。


十分に子供たちの注意を引いたところで、「お菓子欲しい人こっちおいで〜」と言いながら2階へ。

うちの子はまだ意味が良くわかっていないので、僕が付き添って2階に上がります。


で、2階でお菓子が配られたかと思うと、「じゃぁ、何か見る?」とトラさんがテレビをつけます。

おぉ、お菓子を配ったのは、ちょうど大型テレビの前だったのですね。


「おじゃるまる」が始まりました。

他の子にまざって、うちの子もソファに座ってみています。


「お父さん下行っていいか? おじゃる見てる?」と子供に聞くと、「バイバイ」と僕に手を振ります。

大丈夫かな? トラさんに「泣いたら呼んでください」と頼んで、会場に戻らせてもらいます。




妻は酒を飲みながら別のオーナーさんと話をしているのですが、どうも子供の面倒を見ていたので話に入るタイミングを逃しました。

面倒を見ていて食事もあまり食べていないので、この機会にいろいろといただきます。


そうこうするうちに「利き水大会をします」という宣言。



3つのコップに入った水は、水道水・南アルプス天然水・エビアンだそうです。

家族ごとに答えを決定し、当てられたら景品。


チャレンジしますが、妻と意見が合いません。こんなことならアルコールをあまり入れなければ良かった。

何度も水を飲みなおしているうち、トラさんに連れられてうちの子出現。

「すいません、下いくって言うのでつれてきました」


今度は、僕の手を引いて「上に行こう」というしぐさを見せます。


仕方がないので、上に行ったり下に行ったり、子供の遊びに付き合います。


「そろそろ答え決まりましたか〜」と利き水大会の終了の掛け声。

あわてて自分の席に戻ると、妻がさらに水を大量に飲んで「わかんなくなってきた」と言っていました。


実の所、僕は南アルプス天然水もエビアンも飲んだことがありません。

そこで、妻の答えで決めてしまいます。



答え合わせ。

僕の最初に出した答えが合っていました。

景品がもらえるかどうかではなく、答えが合っていたことが素直にうれしかったので僕としてはそれで十分。


どうやら、決め手は「妻よりも僕のほうが横浜暮らしが長いので、水道水の味を知っていた」事のようです。




その後は恒例のビンゴ大会。

今年は3番目のビンゴでした。なんか、夏至祭では運が良いです。

(1年目は2番、昨年は1番だった)


今年は、「ビンゴを出した人から好きな景品を取る」という形式で、1番高価な「折りたたみ自転車」はまだ残っていました。

しかし、自転車はいらないので「エレクトリックダーツ」を選びます。

実は、しばらく前から妻が「ダーツを遊んでみたい」と言っていたので。



ところで、うちの子供はビンゴの最中ずっと、抽選機がガラガラ回るのが楽しいようで、すぐに抽選機のところへ走って行ってしまいます。

ほおって置けば確実に迷惑がかかるので、そのたびに子供を引きとめ、抱き上げていたのですが…


あるとき、抱き上げた拍子に吐く、というハプニングを演じてしまいました。

周囲の皆さんにご迷惑をかけて申し訳ないです。


どうも、珍しい料理が多い上に2階に用意された子供席ではジュースが飲み放題だったので、大量に飲み食いしていたようです。

この食い意地は自分の子供だなぁ、と思います (^^;;


自分も上着のシャツを汚してしまったので、これ以降は失礼ながらTシャツ姿での参加になりました。




さて、張本人のうちの子供は、吐くだけはいたらスッキリしたのか、また大暴れです。

ビンゴが終わったのでもう好きなように遊ばせます。


ビンゴの商品で、子供用・室内用のミニサッカーゴールとミニボールのセットをもらったご夫妻がいました。

隣の席にも小さな子がいたので、組み立てて遊ばせてあげていたのですが、うちの子がこれを見つけて遊び始めます。


しばらく遊んでいたら「良かったら差し上げますよ」との言葉。

とりあえず欲しいものもなかったのでもらったけど、子供はもう中学生なのでこれでは遊ばないだろう、とのこと。


うちの子供も遊んでいるので、お言葉に甘えていただくことにします。




というわけで、今回の夏至祭も大量のお土産をもらって終了。

もちろん、今年も帰り際にお土産をいただきました。


戦利品(?)リスト:

トミカのボンネットバス

エレクトリックダーツ

ミニサッカーボール&ゴール

手土産品(スウェーデンハウスのノベルティ)

パーティであまった料理を少し(おいしかったので少しいただいて帰りました)



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別年同日の日記

04年 お父さんのための出産教室

08年 ルータ変更

13年 報告書の書き方

14年 ブレーズ・パスカルの誕生日

15年 トーマス・J・ワトソンの命日(1956)

15年 パンク

19年 飲み会二つ

20年 ENIAC vs 6502


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【永田電磁郎】 あー。家の息子も良く吐きましたよ。男の子って吐くんじゃないんですか?娘は全然吐かないんで。三歳ぐらいまで家中に小さいバケツをいくつも置いてましたよ。 (2006-06-28 16:47:19)

浄水器  2008-02-10 17:28:24  歯車 住まい

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浄水器を取り付けてみました。


家を建て、引っ越してから3年ほど。

以前は横浜、今は鎌倉に住んでいるのですが、水道水の質が多少違います。


僕が小学生のころは、横浜の水は全国でも「おいしい」レベルの水でした。

でも、今は取り立てておいしいというほどではありません。人口が増えて、水を確保するために水源を増やしたから。


それでも、東京の水などに比べればはるかにマシなレベルなのですが、大学時代に山形に住んでいた妻にとっては「不味い」水道水だったようです。


で、引っ越した鎌倉では、さらにおいしくない…


鎌倉市の名誉のために言っておきますが、それでも全国平均から見たら「おいしいほう」の部類です。

ただ、山形は全国でもトップクラスのおいしい水道水ですし、横浜も昔に比べて味が落ちたとはいえ、こちらもずいぶんとおいしい水なのです。

なので、それらの水を飲みなれた人間にとっては、たとえ平均以上のおいしさでも「味が落ちた」と感じます。


救いは、近所においしい湧き水の出る井戸があること。

この水でコーヒーを淹れると本当にうまい…が、それは「水道水がおいしくない」ことの代償にはならない。手間もかかるし、ぐいぐいと水を飲みたい時だってあるのだ!


余談:この井戸のある広場はアメリカザリガニ日本発祥の地でもある。

ちなみに、リンク先(東京新聞)のインタビューに答えている住職、うちの子の通う保育園の園長先生でもある。(お寺経営の保育園なので)




で、話は最初に戻る。

先日、ハウスメーカー(スウェーデンハウス)から、浄水器「シーガルフォー」の特別販売チラシが届いた。

市価よりずいぶんと安いようだ。…ネットで安いところを調べれば、もっと下がるが。


これをきっかけに、妻と「水がおいしくないよね」という話をする。しかし、シーガルフォーは結構高価な浄水器だ。カートリッジは交換式なので、ランニングコストもかかる。

おいしい水が飲みたいからと言って、それを導入までする価値があるのか…


散々悩んだが、購入決定。ネットで買うことも検討したが、家と一体のキッチンの「保証」も考えて、スウェーデンハウスに任せることにした。


流水量も心配だった。浄水器というと「ちょろちょろ水が出る」イメージがあるのだが、それでは気軽に使えない。料理のために、鍋いっぱいの水がほしい時だってあるのだ。


で、シーガルフォーにはサイズが2つあるが、大きいほうを買う。

ネットで調査した限りでは、こちらであれば十分な水量が得られるようだったので。




今日、取り付け工事に来た。

実は、この3連休は、妻が大学時代の友人の集まりに、子供を連れて山形へ行っている。

子供がいると、工事の人もゆっくり作業ができないと思って、このタイミングを狙ったのだった。


標準の蛇口、思ったより大きい。

もっとも、今までの蛇口が少し小さめだったこともある。小さいというより「低い」ために、大きな鍋に水を汲んだりするときはやりにくかったので丁度良いかも。

(鍋に水を、という意味では、蛇口がホースになっていて伸ばせるタイプなので、鍋を置いたまま水を入れることもできるようになった)


流量は十分。やはり、大きいサイズにして良かったようだ。



肝心の味は…

飲み比べると水道と違って、浄水器を通したほうがおいしいとわかる。でも微妙な違い。


でも、元々冬は水が冷たくておいしく感じるため、効果があらわになるのは夏になってからかも。



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【huruitiban】 山形の水道水は残念ながら気持ち悪い。ポットの中が数ヶ月で赤くなる。その上料金が高い。東京神奈川の水道水のほうがはるかに良い。静岡、群馬の水道水は旨いと思った。 (2009-06-06 00:19:00)

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家を建てて3年になるが、いまだに庭造りが終わらない。


というか、僕は庭造りなんて、なにもやっていないのだ。

全部、園芸好きの妻がやっている。庭から 100kg くらいありそうな瓦礫の塊を掘り出したのも妻だ。

(スコップを梃子に使って掘り出すところまでは妻が一人でやったが、庭の隅に運ぶのはさすがに手伝った)


で、まだ「とりあえず満足」というレベルにも達していないので、一度設置した道を作り直したりしている。




ほとんど妻がやっているが、時々手伝うこともある。

先日手伝っていたら、近くにかわいい鳥が飛んできた。


ジョウビタキだった。


家の近所を時々飛んでいるのは見かけていたが、観察できるほど近づいたのは初めて。

しかし、妻によれば、庭仕事をしていると近寄ってくることが多いという。


何かやっていて、脅かして逃げてしまっても、すぐに戻ってくる。

妻が言うには、害がなさそうな大型動物の近くにいることで、カラスやトビなどの外敵から身を守っているのではないか、とのこと。

そのつもりで観察していると、確かに常に付かず離れずの距離にいるし、妻と僕が離れた場所にいる時は、その中間点に居ようとする。



こんな鳥が来てくれる家って言うのもいいね、と思いながら作業していると、近くの山の木の枝を、タイワンリスが走っていくのが見えた。


そんなに田舎なわけではないのだけどなぁ。

というか、こんなことにいちいち驚いているようでは、まだこの周辺では「新しく引っ越してきた人」扱いなのだろうなぁ。



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18年 テクニカルサポート

21年 微分積分いい気分


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【SWH@多摩_ナガト】 初めまして、吉岡と申します。2006年の7月から事務所兼自宅の建設を計画していました。当初は、他のハウスメーカーを検討していましたが、あなた様のHPを拝見させていただいた事がきっかけで、スウェーデンハウスに決めました。資金のことなどもありまして、完成は、2009年2月でした。あなた様のHPのおかげで、すばらしいハウスメーカーを知ることになり、そのことを友人に話しましたところ、SWHに巡り会えたのは、その方のおかげなのだから、お礼を伝えるべくだといわれました。私もそう思いますので、お礼を言わせていただきます。詳しい情報を載せていただきましてありがとうございます。おかげですてきなハウスメーカーに出会え、今すばらしい生活ができています。 (2009-06-15 10:54:38)

加湿器  2010-01-29 16:40:00  歯車 住まい

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加湿器が壊れた。


そのうち家の話題にも書こうと思っているが、我が家は冬はとにかく乾燥しやすい。

原因は複合的だが、簡単に言えばエアコンで暖房しているからだ。


入居前から、SWHは乾燥しやすい、と言う情報はネットなどで得ていた。

しかし、暮らし始めたら予想以上だった。


で、最初の冬に慌てて加湿器を買ったわけだ。

このときは、「とにかく加湿器が必要!」というので、ランニングコスト程度の下調べで購入。


雑菌の可能性が…などとネガティブイメージもあるが、超音波式を買っていた。

加熱式に比べて、ランニングコストが非常に低いからだ。


しかし、加湿能力はいまいちだった。




今回壊れたのは、この超音波式だ。

壊れたら、すぐに室内の湿度が30%程度まで落ちた。緊急事態だ。


慌てて調査。


まずは、今までの機械と同じものを探す。同じものは既に発売終了で、後継機があった。


超音波式の雑菌の心配は、僕はしていなかったが、子供が増えたこともあって妻が多少心配しているので考慮する。


仕事先で使っているのが過熱式で、先方の社長さんに以前お勧めされたことがある。


「通販生活」での定番と言えば、ボネコのディスク式だ。


…いろんなことを考慮しながら情報集め。



以前は知らなかったが、JIS で「加湿能力」が規定されているらしい。


室温20度、湿度30%の時に、1時間に何リットルの水を空気中に放出できるか。

これは比較の際の重要な指標となるが、あまり知られていないようで、ネットの通販などのページでは商品説明にこの数値が出ていない場合も多い。


以前使っていた機種は、350ml/h 。加湿能力には不満があったので、これを大きく上回る数値が欲しい。




仕事先社長オススメの過熱式。加湿能力は 300ml/h。

能力は低いのに、消費電力は10倍。却下。

(注:過熱式はお湯を沸かす方式なので、雑菌が繁殖しにくい、室温が低下しないなどのメリットがあります)



超音波式の欠点の1つに、無理やり霧を空中に放出しても、気化せずに床に霧が落ちてしまうことがある、ということがある。

こうなると加湿はされず、床がべちゃべちゃという、ろくでもない状態になる。


これを解決したハイブリッド式と言うのがある。霧にして気化しやすい状態で、温風を当ててやるというもの。

お湯を沸かすよりは電力を食わないが、音が静か、電力を食わないと言う超音波式のメリットは失われる。


これも調査したが、当然却下。



ボネコのディスク気化式、300ml/h。通販生活一押し、というので人気は高いが、案外性能は低い。

そして、輸入物なので本体値段は高い。却下。



気化式が、思ったよりも性能が良い。

消費電力は超音波式より低い。それでいて、加湿能力は 800ml/h~1000ml/h 程度。

複数のメーカーから出ているが、値段性能比、メンテナンス製などから、うちでは三菱のディスク式を選んだ。


問題は、結構本体がでかいこと。

これは、加湿能力が高いために水タンクも大きくしないと、連続運用時間が短くなってしまう、と言う問題も係ってくるので仕方が無いところか。


三菱の機種はディスク式、ということでボネコと類似しているが、この方式の欠点はディスクに炭酸カルシウムが付着すること。

水の蒸発を繰り返すうちに、水道水に含まれる水以外の不純物が濃縮し、析出してしまうのだ。

(炭酸カルシウムは、殺菌のために水道水に加えられる「カルキ」…次亜塩素酸カルシウムから、殺菌作用があり、崩壊・気化しやすい次亜塩素酸が抜けた残り。)


三菱は、水を入れ替える際に濃縮された水を回収し、捨てやすくする、と言うシステムを採用している。これで、多少は掃除が楽になる。


#しかし、1世代前の機種で「お掃除レス」を標榜したのは行きすぎ。

 調査していたら、広告コピーを信じて買ったのに掃除は必要だった、という苦情がネットの掲示板などで大量に見られた。




購入したら、その能力はすばらしい! の一語だった。

今までの加湿器では、45% まで加湿するのが精一杯だったが、60% 近くまで加湿することができる。


#最初に書かなかったが、家の2階部分全部を1台で加湿している。


水回収システムは面白い。

いつか歯車ページに書きたいと思い続けている「ヘロンの噴水」を髣髴とさせる。


掃除はまだ行っていない。

しばらくたったら掃除して、レポートしたいと思う。


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家族旅行・2010年夏(ぐりんぱ)  2010-08-27 15:12:02  住まい 家族

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富士サファリパークから、ぐりんぱへ。


サファリパークの出口に「すぐ近く!」と書かれた標識がでていたので、そちらに進みます。

が、この道案内は最初だけ。途中では分岐路があっても教えてくれないので、早速道に迷います。


妻が地図を片手にナビゲーションしてくれたので、その後は問題なく遊園地へ。


ぐりんぱは、「日本ランドHOW遊園地」と呼ばれていたところです。

…ということは、隣のスキー場「Yeti」は「HOWスキー場」か。昔、ボーイスカウトで夏にハンググライダー講習を受けたことがあったな、などと思い出します。(どうでもよい話 (^^; )


到着したら、小雨が降っています。

というか、富士山登ってたら雲の中に入っちゃった感じ。




ここも、長男の誕生日と言うことで特別割引で入園します。

さらに、誕生日プレゼントの引き換え券をもらいました。



ぐりんぱ、WEBを見て「子供向けの小さな遊園地」と考えていたのですが、侮れないです。

子供向けではありますが、十分広いです。ここだけで1日時間がつぶせるくらい。


でも、既に午後です。遊べる時間は3時間程度。



入ってすぐ、シルバニアファミリーをテーマとしたテーマパークになっています。


…長男も長女も、もちろん次女も、シルバニアファミリーを知らない (^^;;

でも、長女は「りすさんかわいい」とか言って大喜び。


入り口付近の乗り物に乗りたがるので、気球、ミニ観覧車、スカイサイクルと、手当たり次第に乗ります。

これだけで30分くらい消費。遊園地が広いことがわかっていなくて、目に付くものは全部乗りたいみたい。



ここに来た目的は「ピカソのたまご」です。

体を動かすのが好きな長男に、これをやらせてあげたい。


長男も、それが何であるかはよく知らないまま、「ピカソのたまご」の名称だけは知っていました。

そこで、とにかく長男をその気にさせて、ピカソのたまごがある、園の奥のほうまで進みます。




ピカソのたまご。

まぁ、アスレチックです。でも、木とロープで作った、いわゆる「アスレチック」ではなくて、いろいろ工夫されて、頭も使わないと進めないようになっている。


体力だけの勝負ではないので、体が小さく、軽い小さな子のほうが有利なものもあります。

もちろん、体の大きな大人が有利なものもあります。

子供も大人も、一緒になって楽しめるアスレチックです。


妻はこれがどういう施設か知らないまま来たのですが、概要をしってやる気満々。

もともと体を動かすのは好きなほうなのです。



で、入る前に係りの人から注意。

アスレチックなので怪我をすることもあるが、自己責任であること。

ヒールのある靴などでは危険なので、できればやらないほうがよいこと。

酒によっている場合はできないこと。妊婦などは入場自体が認められないこと…


3歳未満は、入場してもよいが、アスレチックの内部には一切入ってはいけません。

出口以外のアスレチックは、迂回できます。出口は通れませんので、入り口まで戻ってでてください。


…次女はどうしよう。

妻はやる気満々なので、必然的に僕が次女を抱え、遊ぶのはあきらめます。

僕も楽しみにしていたのだけど、仕方が無い。



長男はやる気満々。次々と課題をクリアしていきます。

時々失敗すると、「少し手前まで戻る」ことを自分に課して、なかなか武士ルールで進みます。


長女にはまだ難しいものもあり、その場合は迂回。

でも、マイペースで進みます。

3個目の「網のトンネル迷路」が面白かったようで、途中まで進んで、また前のものに戻ったりもします。



でも、この「戻った」ことで問題発生。

長女が戻りたいといったので、妻が付いていきました。


長男は先に進みたい。でも、未就学児童は大人が付き添わないといけない。

僕は次女を抱えているので、中に入ることは制限されている。


「外から見守れる」ものは、長男に勝手に遊ばせました。

でも、その形式に疑問を持たなくなった長男、外から見守れない迷路の中に突っ込んで行っちゃった!



中で迷子になって泣き出したらどうしよう、迷路はアスレチックとしての危険はなさそうだから、次女を抱えて入ってしまうか…などと、悩みます。

悩んでいたら…しばらくたって出口から出てきた。難しくは無かったようです。


その後も、長男は誰の手助けも無いまま、次々と課題をクリアしていきます。




長女は、途中の難しそうなのは飛ばしたりすることで、長男のそばまで来ました。

でも、ゴール付近で問題発生。


ある課題で、「お母さんと競争する!」と頑張る長女。

障害を避けたりくぐったりしながら進むもので、体が小さなほうが有利です。


妻も手加減しながらゆっくり進んで、長女がリードしていたのですが、ゴール直前でなぜかスタート方面へ戻る。

「あれ? お母さん勝っちゃったよ?」とゴールした妻が言ったら…猛烈に泣き出す。

なんとかなだめようとしても「お母さん嫌い!」の一点張り。


普段なら昼寝の時間で、眠いこともあって駄々を捏ねているようです。

長女と次女を僕が抱えてスタート地点へ戻ります。その間に、長男と妻は最後の課題を越えて出口へ。




「ピカソのたまご」を出てから、観覧車に乗ろうといったら機嫌を直した長女。

そのまま、観覧車に向かいます。


観覧車が最上位まで行くと…丁度、周辺が雲に覆われました。見えません。

でも、高いところからみて、遊園地の概要はわかりました。


長女は「コッシーの乗ってたの乗る!」と言っています。…メリーゴーランドのことです。

(コッシーは NHK の子供番組のキャラクター。先日、メリーゴーランドに乗っている映像があったのです)


長男は、「レインボーシップ」…いわゆる「パイレーツ」に乗ってみる、と言っています。

怖そうだけど、最近身長が110cm を超えたので、こういう乗り物に乗れるようになったのが嬉しいのです。


レインボーシップは、最初の3回くらいの揺れは「怖いけどたのしー!」と笑っていましたが、そのうち無言で下を向いているようになりました。

横からしっかり抱きかかえてやります。


降りた後に感想を聞くと「怖かった。もう2度と…」。

そこで言葉を切り、しばらく考えてから「もうちょっと大きくなってから、また乗る」。




長女と合流すると、長女は次に、ゴーカートに乗りたいといっているそうです。

別にいいよ、とゴーカートのほうに歩いていくと、その手前にあった 100円を入れると動く子供向けの車にすわり「これが乗りたかったの!」。


あれ、ゴーカートで無くこちらだったの? と思いながらも、100円を投入。

ゴーカートなら、フリーパスだから無料で遊べるのに。


これで満足して「お腹すいたから帰る」と言い出しましたが、あとで園をでてから、「ゴーカートに乗りたかったのに!」と怒り出しました。知らんがな。




お腹がすいた、と長男・長女とも言っている割には、途中の乗り物などが気になり、ウルトラマントレインにも乗りました。

でも、そろそろ宿に向かう時間。


おやつを食べよう、と、シルバニアビレッジのパン屋さんに入ります。

ここで、長男の「誕生日プレゼント」の引き換え券を使うように指定があるのです。


…よく見たら、引き換えは3時半まででした。このとき既に4時。

でも、店員さんはにこやかにドーナツをくれました。

ついでに、大きなクロワッサンを3種類(クリーム・チョコ・あんこ)買います。


そろそろ宿に向かわなくてはなりません。遊園地を後にします。



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家族旅行・2010年夏(宿)  2010-08-27 16:03:26  住まい 家族

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宿は山中湖の周辺を取りました。


ここら辺なら宿が多いため、多くの宿から選べますし、「ぐりんぱ」と、翌日行く予定の「富士急ハイランド」の中間地点です。


泊まる宿はハートイン山中湖

子供向け施設が充実しているようだったので、子供たちが楽しめるだろう、と考えたためです。




家族経営のペンションですが、女の子のがいます。

WEBで見て子供がいることは知っていたのですが、到着して聞いてみたら、長男と同じ年でした。


到着が遅くなったので、女の子としては遊んでくれる「お客さん」がいなくてつまらなかったようで、出迎えてくれます。



前日は団体客が来ていて、子供も7人もいたのだそうです。でも、この日の客はうちの1家族だけ。

お風呂も、家族風呂を希望していたので、「男湯を自由にお使いください」となります。



さて、到着が5時半過ぎになったので、すぐに夕食の支度をしてくれるそうです。


部屋のある2階に行くと…階段を上ってすぐのところが、「キッズスペース」になっています。

基本的に、この宿の女の子のおもちゃなのだろうけど、お客さんに全部開放して、遊べるようになっている。


長男はおもちゃに喜びますが、長女は絵本に喜びます。読んでもらうの好きなので。


…ということは僕が読まないといけない。

読んであげると、宿の女の子も喜んで一緒に聞きます。

どうも、まだ字はうまく読めなくて、ここにおいてある絵本でも、ちゃんと内容がわからないものがあるみたい。

(大人は忙しくて、全部は読んでくれないのでしょう。絵本たくさんあったから)




この宿、宿泊料金は結構安いです。

それでいて、料理のレベルは、かなり高いです。おいしい。


場所は…「山中湖で遊ぶ」のならともかく、富士急ハイランドの近く、とかを探すのであれば、かなり離れています。


でも、「じゃらん」のページで見たクチコミでは、今現在、理解できないほどの両極端評価を受けています。(2件しか書かれていないが、「大満足」と「2度と行かない」)



僕としては、満足でした。でも、2度と行かないと怒る人の気持ちが理解できないわけではない。


家族経営の宿だ、と考えれば、かなりレベルが高い。

でも、高級ホテルのようなサービスを期待している人にとっては、お粗末なサービスと言うことになる。

一番戸惑うのは、宿の人がほとんどの時間プライベートスペースに引きこもっていて、気軽に質問などをできないことでした。

朝ごはんは何時から? とか、お風呂は何時から使っていいの? とか、特に説明も無く、人がいないので質問もできません。

(呼べば出て来るのでしょうが、最初はどこで呼べばよいのかもわからなかった。)



僕の場合、評価に一番戸惑うのは、「女の子」の存在でした。


長男と同年齢で、一緒に遊んであげるのは構わない。

また、寂しいから遊んで欲しい気持ちでよって来るのも構いません。


でも、遊んで欲しい、と言う態度にしては、謙虚さが足りない。

6歳児なのでいろいろと理解できない面はあるのでしょうが、「自宅」である宿に住んでいる自分のほうが、「借りに来る」お客さんより偉いと思っている節があり、いろいろと命令口調で話をしてくるのに閉口します。


#誤解のないように書いておきますが、親の教育が悪い、とかの問題ではない。

 6歳児は十分に知恵はあるが、経験や知識は無い。「商売」の概念は特に子供には理解しづらいので、「借りに来る」人のほうが地位が低いと感じるのも当然の話。

 親としては、お客さんに失礼の無いように気を使っているようですが、子供が何を感じ、どう思っているかまでは制御できません。相手が子供でも、思想は自由です。




でも、多少態度がおかしくても、そこは6歳児の女の子。

「赤ちゃん」である次女に興味があって仕方がありません。一緒に遊ぼうとします。


ウンチをしたようだったので、オムツを替えようと思っても、「すぐ戻ってきてね」と離れたがらない。


「オムツ替えてくるだけだよ。…ウンチ見たいの?」と冗談のつもりで聞いたら「見る!」と即答。

仕方が無いので、オムツ替えを見せてあげましたが、赤ちゃんだから仕方が無い、と思っているようで、ウンチが臭いとか文句を言うことはない。ウンチなんて嫌がる子供が多い(というか、それが普通である)事を考えると立派です。




女の子の態度には長男もどう対処して良いのかわからないようでしたが、翌朝宿を出るときにはすっかり打ち解け、一緒に遊んでいました。


でも、いよいよ出発となると、少し女の子も寂しそう。

…ただ、こういう別れは何度も経験しているようで、いよいよ車が出るときに手を振っても、もう笑って別の事をしていましたが。



8時半には宿を出る予定でしたが、既に9時です。


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家族旅行・2010年夏(富士急ハイランド)  2010-08-27 16:49:06  住まい 家族

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さて、26日は、メインの「富士急ハイランド」。

宿からは30分ほどです。


前日の遊園地の印象が強いのか、長女は「ウルトラマンのところいこうねー」などと言っていますが、「トーマス見ようねー」と言い返します。


そういえば、25日の朝は「ミッキーさんいるー?」などと言っていたっけ。




ここも、長男の誕生日割引で割安に入場します。

子供向けの乗り物だけ自由に乗れる、キッズフリーパス。



富士急ハイランドに入ったら、中にあるトーマスランドを目指します。

長女は、途中で見つけた「パドルボート」に乗りたがります。


先日ソレイユの丘でスワンボートに乗ったのが楽しかったようで、昨日もボートに乗りたがっていたのです。


…二手に分かれる。

長男と妻はトーマスランドへ。朝早い空いている時間に、混みそうな乗り物を乗ってしまえ! という算段です。

長女と次女と僕は、パドルボートへ。




15分ほどパドルボートでお池遊びしてから、トーマスランドに向かいます。

妻から連絡が入り、「一番奥のうきうきクルーズに並んでいる。今なら間に合う」とのこと。


しかし、長女はそれよりも「みんなでツイスト!」に乗りたいらしい。

これは、昨年長女が気に入って何度も乗ったアトラクション。


…なんとなく乗りたいといったのではなく、ちゃんと記憶にあったようです。

乗ったら次は何が起こる、ということを嬉しそうに説明します。


くるくる回る乗り物に、次女は…嫌がって大騒ぎ。



終わったら、妻と長男が出口に待ち受けていました。

全員で、今度は「ハッピーハロルド」へ。

長男は、すでに「ロックンロールダンカン」にも乗っているそうです。


さらにその後、「ガタゴトだいぼうけん!」へ。

通常なら行列ができているアトラクションですが、朝のうちなので誰も並んでいない。


ここで問題発生。

「ガタゴトだいぼうけん!」は乗り物に乗って進む、いわゆる「ライド」ですが、赤ちゃんでも着席することが求められます。そして、定員は4名。

…みんな一緒には乗れない、ということです。妻と長男長女、僕と次女、と言う形で分乗。


次女は、抱きかかえられていたかったのに降ろされたことで騒ぎ、さらに暗くてわけのわからない世界に入ったことで怖がっています。

実は、長女も怖がっていたそうで、ずっと後まで「おばけが出そうだった!」といい続けていました。




ガタゴトだいぼうけん!の前には池があり、水遊びができます。

去年は、ここで服を濡らしながら遊びました。


今年は親が学習し、水着を持参しています。

まだ11時でそれほど暑くないこともあり、誰も遊んでいないのですが「あそびたい!」という長男長女を、水着に着替えさせます。


で、うちの子たちが遊び始めたら、あっという間に水遊びをする子が増えました。

誰か遊んでいれば、同じように遊びたいのが子供心理と言うもの。


…その子供心理は、次女も同じだった。

最初は僕に抱きかかえられたまま見ていましたが、すぐに自分も下に降りたがります。

水着に着替えさせてやると、喜んで水の中を歩き回っていました。




30分以上遊び、長女が「おなかすいた」というので長男にも調子を聞いたところ、「寒い」というので水遊び終了。なんか食べることにします。


移動中、見かけた「GO!GO!バルストロード」と「いたずらクランキー」にも乗りながら、トーマスカフェに移動して、軽めの昼ごはんにします。

(朝食が遅かったので、親はそれほどお腹が空いていなかった。)


その後、「トーマス乗りたい」という長女のために、「トーマスとパーシーのわくわくライド」に。12時を超えたのでそれなりに混んでいましたが、そもそも平日なのでちょっと待っていただけ。


終着駅がお土産物やさんになっているため、ここでなにか買うことに。

昨年は1500円くらいの「バス缶入りクッキー」を買ってあげた覚えがあるので、そのくらいが予算上限…と考えていたら、1890円のおもちゃを欲しがる。


「長男長女、ふたりで1つなら買ってあげる」と条件を出すと、最初はそうする、と2人で言っていたのだけど…あとで長女が「やっぱ、こっちにする」と別の商品を欲しがる。「自分のもの」が欲しいらしい。


長男には、差額を小遣いで払うことを条件に、おもちゃを買ってあげる。

パズル状にレールを自由に組み替えられるパズルレールの、トーマスランド限定版。


さて、これで帰ろう…と思ったら、長男が「そういえば、映画は?」と。

時間を見ると、1時57分。映画は毎正時と30分からの上映です。

慌てて走って、間に合いました。「トーマスランド3Dシアター」。

内容は、最新のテレビシリーズ(3DCGで描かれている)のお話を、偏光眼鏡で3Dになるように出力したもの。


よくできています。ちゃんと飛び出して見えます。

去年あたりから3D映画の技術が格段に向上したようだが、「技術が」というより、考え方が少し変わったようだ。




というわけで、気づいてみれば「トーマスランド」のアトラクション全制覇。


この後、観覧車に乗って園内を見渡し、後どこへ行くか相談します。


そして、こちらも子供向けかな? と「ハム太郎王国」に行くのですが、小学校高学年くらいがメインターゲットみたいで、長女は乗れず。

長女がハム太郎好きなので行ったのだけどね。

(長男は、妻と一緒にまた「パイレーツ」系の乗り物に乗りました。前日のものより怖かったようです)


ハム太郎乗りたかった、とグズる長女をなだめて、メリーゴーランドへ。

なんだか、前日と似たパターンになってきました。


メリーゴーランドの手前にティーカップがあったのでこちらも乗り、なんとか長女の機嫌復活。

そしたら、今度は長男が「お腹すいたし眠いし、もう歩けない」。


近くにあった、LOONY TUNES Diner に入ります。

ここでおやつを食べて、長男・長女とも復活。


「まだ遊びたい」と長男長女2人で大合唱になったので、キッズパスで乗れる乗り物を再度確認すると…

じつは、鬼太郎のおばけ屋敷と、年齢・身長制限で乗れなかったハム太郎王国の乗り物(あと2つある)と、ゴーカート以外は、長男・長女のどちらかが乗っているのです。


「おばけ屋敷行く?」と聞いてみたら、怖いから嫌だというので、まぁ、乗れるものは制覇。

(ゴーカートは混んでいるのを知っているし、先日ソレイユの丘でも乗っているので除外)


「じゃぁ、今日見たものでもう一度乗りたいものある?」と聞いたら、長女が「お金入れたらうごくやつ!」。


…えーと、また100円車に乗りたいそうです。


観覧車下にあったので、そこまで移動。

それぞれ乗りたいのだろうと200円用意したら、長男がサイドカーを持ってきて、長女も一緒に乗りたいといったので100円で終了。

(長男は100円車の運転が結構うまく、長女は隣に乗っているだけで満足したらしい)


これで遊園地を後にします。

すでに時間は5時近く。4時には出発しようと思っていたので、ちょっと遅くなりました。




追記。

長男は、普段から「トーマスは別に好きじゃない」と言っています。

プラレールも、従姉妹からもらったトーマスがあるのですが、長女に譲っています。


でも、トーマスランドでは車体横の番号を見ただけで「6番だからあれはパーシー」と言っていたり、レストランの(別の席の人の)お子様ランチの旗に「スタンリーが描いてあるけど、あれは最近追加された仲間だから、今年の新しいものに違いない」と断定したり、とても「好きじゃない」ようには思えません。


…しかし、テレビシリーズも「好きじゃない」とほとんど見ていないのに、どこから情報を仕入れいているんだ?



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遠足とキャンプ  2011-03-13 02:04:13  コンピュータ 料理 旅行記 住まい 家族

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3月11日は、子供の保育園の「お別れ遠足」でした。


1年間一緒に過ごしたクラスメイトと、クラス毎に設定された目的地まで歩きます。

親は参加しませんが、弁当をもたせるために早起きしなくてはなりません。



3歳以上の「制服組」の目的地は毎年同じ。保育園から1時間ほど歩いたところにある、自然公園です。

このコースの丁度真ん中あたりで、うちの目の前を通ります。


なので、毎年子供たちが通る時に家の前で「後半分、がんばれ!」などと声を掛けるのを楽しみにしています。

今年は、長男が「年長さん」なので、応援する気満々。


・・・なのに、往路の応援に失敗しました。

子供たちの声が聞こえたから家をでたら、年中さんクラス。

先生に「年長さんは、もう先に行きましたよ」といわれてがっかり。


午後の復路に賭けます。




午後1時半ごろ、窓から子供たちの姿が見えたので、家をでて応援します。


うちの長男(6歳)は「もう、ここで家に帰りたい」という感じでしたが、「後で迎えに行くから、保育園まで頑張りな」と言っておきました。

「迎えって、どれくらいに来る?」と聞くので、いつもと同じで夕方に行くよ、と答えます。



子供たちも行ったし、さぁ仕事…(自宅で仕事しています)。

…1時間ほど集中して仕事をして、午後2時46分、大きな地震。



1分半ほどゆれが続きました。かなり大きいです。


ただ「長い時間揺れていた」というだけで、何ひとつモノが落ちることもありませんでした。

長いけど大きくはない? と言うと、妻は「この揺れは、遠くて大きい地震だ」と断定します。


妻は地震に敏感です。阪神大震災の際も、関東にいながら揺れを感じて「遠くで大地震が起きた」と直感したそうで。



そのすぐ後、つけていたラジオで、宮城で震度7、マグニチュード7.9、と言っています。

もっと詳細が知りたくてテレビをつけると…震源地を示す図がでていました。

しかし、その瞬間に停電。



UPS が電源停止を意味するアラームを響かせます。

UPS が役に立ったのは初めてです。サーバー2台と、家庭内の主要データを全て入れている RAID-NAS (およびバックアップ系)は生きています。


この停電の原因は何か?

配電盤を見ます。…ブレーカーは落ちていない。本物の停電か?



ともかく、100V 電源は使えない。iPod に電池で動く携帯スピーカーを接続し、ラジオを聴きます。


東京電力は案外強いので、30分以内には復旧するだろう、と考えます。

しかし、念のためサーバーをシャットダウン。


この作業の間、妻は保育園に迎えに行く準備をします。


・動いている間も情報収集できるように、携帯 AM ラジオ


・携帯ラジオと一緒に出てきた乾電池ラジオに、名前を書いた紙を貼り付け。

 (場合によっては、保育園に貸し出すつもり)


・「確かに子供を引き取りました」と示す、署名入りのメモ。

 こういう状況では情報が錯綜しやすいので、確かな証拠を残すと良い。



引き取りました、のメモなんていうのはなかなか思いつかない。

妻は大学で地学を専攻していたので、地震はある意味専門分野だ。




災害の時は車を使ってはいけない。妻と一緒に、自転車で保育園へ。

信号が消えており、いつも朝「緑のおじさん」をしてくれている近所の老人会の方が、交通整理をしていました。

停電からそれほど時間もたっておらず、誰に頼まれたわけでもないと思うのに、フットワークの軽さに脱帽。



保育園についたのは丁度3時。長女(3歳10ヶ月)はおやつ前だったようで、

「まだ食べてない。おやつ食べたい」と泣きそうです。

「家で好きなもの食べていいよ」となだめます。


#次女(1歳10ヶ月)は、おやつの準備はできていたのでもらって帰ります。

 長男は食べ終わっていました。「いただきます」をした直後に地震があったそうです。



保育園児たちは泣くこともなく、おとなしく机の下に入っていました。先生たちも冷静です。

この保育園、毎月避難訓練しているんだよね。


親も巻き込んでの「引き取り訓練」も毎年2回行われ…予定では来週土曜日が引き取り訓練でした。訓練前に本番をやることになったわけですが。




帰り道に、近所のスーパーが営業しているのが見えました。


可能であれば、食パンを買っておきたい。

長女はパン食が好きなのですが、我が家は基本的に朝食は米飯です。

ただし、「保育園が休みの日」は朝余裕があるので、パン食でも OK 。

長女は土日の朝ごはんを心待ちにしています。


そして、明日は土曜日なのです。



家に帰って妻にそういうと、妻が買い物に行ってくれることになりました。

POS は停止しているだろうから、と電卓を持って出かけます。


子供たちはその間におやつ。

珍しく早い時間に家に帰ったので、おやつの後は3人で楽しそうに遊んでいます。


…妻の帰りが遅い。やはり店は混乱はしているのだろう。



停電は30分もすれば復旧するだろう、と思っていたのですが、すでに1時間が過ぎていました。

ラジオによれば、幾つかの発電所を停止しているようです。

これは、どうやら長引きそうなパターン…



思い立って、部屋を片付けます。子供たちがおもちゃを出しっぱなしにしているので、このまま暗くなると危険です。動線確保しないと。

箱を用意して、長男にも「綺麗な片づけでなくてよいから、今遊ばないおもちゃはこの箱に入れる」ように指示を出します。



片付けている最中に、妻が戻りました。

店に入ったらレジがすごい行列だったので帰ろうと思ったら、目の前で「今店内にいる人で最後にして、閉店する」決定をしていたので、待ってでも買うことにしたのだとか。ギリギリで間にあいました。


レジが混んでいた原因は、「商品の値段がわからないから」。

電卓を持って行っても、そもそも値段がわからないから調べるのにすごく時間がかかるのね。


#権限のない「店員」レベルでは、とにかく正確な値段を調べないといけない。

 なので、客が値段を自己申請しても裏付ける必要があり、非常に時間がかかる。

 もし自分がその場にいて「権限」があるなら、とにかくお客さんの連絡先と持っていくものをメモに書かせ、後日清算する事にして、自己申請の金額で「とりあえず」販売するだろう。

 嘘をつく人もいるかもしれないが、こういう非常時には大抵この方法でうまくまわる。



ラジオで発電所が停止していると言っていたので、暗くなる前に片付けている、と告げると、妻も別の箇所を片付け始めます。


一緒に片付けながら相談。

オール電化の我が家では、このままだと夕食も作れない。

キャンプ用のストーブもあるのだが、残念ながら燃料を用意していない。


パンを買ってきてもらったので、サンドイッチでも作ろうと思うがどうか?



基本方針に異論はなかったので、僕が夕食を作ります。

この時点で4時半でしたが、早くしないと真っ暗になります。


冷蔵庫(電源が切れているので、長時間あけていてはいけない)の食材と相談します。

きゅうり、スライスチーズ、マーマレードがありました。


今朝子供たちに用意したお弁当の残りで、ゆで卵とトマトもあります。

マヨネーズもあるので、卵フィリングを作ります。



料理をしているのを見て、子供たちが寄ってきます。

いつもより早い時間に作っているので、「なんでご飯作ってんの?」と長女に聞かれます。


そこで、今電気が使えないこと、おそらく夜になっても使えないこと、そのままでは真っ暗だから、明るいうちにご飯にしてしまいたいことなどを話します。


これを聞いて、長女が泣きそうになります。

慌てて「今日は保育園で遠足だったから、今度は家の中でキャンプごっこしよう」と持ちかけます。


「キャンプは、電気を使わないで、暗い中でみんなでご飯食べるんだよ」などと教えると、ちょっと嬉しそう。



サンドイッチを作っていると知った長男が「自分ではさむの?」と聞いています。

好きな具をはさむのは、長男のお気に入りの食べ方。


でも、今日は暗い中での食事となるので、あらかじめ全部作ってしまいます。


「じゃぁ僕、組み合わせ考える」と、紙にクレヨンで「きゅうり + チーズ」とか、思いつく組み合わせを書いています。

リクエストに答えてあげたいけど、待っている余裕はないのでどんどん作ります。




長男と話しながら料理している間に、妻はなにやら始めたようです。

サンドイッチができた時点で今後の相談をしに行くと…庭で、七輪に炭火を熾していました。


「サンドイッチだけだと寂しすぎるから、温かいスープくらい作ろう」だそうです。

この行動力はありがたい。




いつもの食事の部屋とは違う、夕方でも一番明るい部屋にテーブルを出し、そこで食事にします。

妻が「いいものがあった」と、庭に埋め込んであったソーラー LED ライトを引き抜いてもって来ました。


ロウソク程度の明るさしかありませんが、真っ暗よりもずっといいです。



子供たちは食べ終わって遊び始めましたが、妻は時々戻ってくる以外は、七輪のほうでなにか作業しています。


たまたま窓から外を見たら、星空がすごく綺麗です。

街が真っ暗になることなんて、こんなときで無いとありえないですからね。



妻が戻ってきて「いつ復旧するかもわからないから、ジャガイモと玉葱煮てる」と言います。

じゃぁ、ついでに卵もゆでといて、と言うと「既にやった」とのこと。行動が早い。


そして「外、すごく星が綺麗だよ」と。

…あーあ、言っちゃった。気づいても口に出してなかったのに。


最近星座好きの長男が、外に出て星を見たがります。

長男が出るといえば、長女も出たがる。そうしたら次女も出たがる。一家でベランダに出ることになりました。


そして、七輪を見て大はしゃぎ。


「なんか焼いて食べたい!」


…急遽、お餅を焼くことになりました。




でも、外は思ったより寒くない。

お餅の香ばしい匂いを感じながら、しばし天体観測。被災地は大変なことになっているのに、のんきなものです。


お餅を食べたら、そろそろ寝る時間。


「お風呂入りたい」と長男が言い出します。

あらかじめ、今日は風呂は無理だと思う、と言っておいたのですが、遠足も行って汗をかいたのでさっぱりしたいらしい。


そこで、ジャガイモと玉葱を煮込んだお湯でタオルを絞り、体を拭くことにします。

妙にいい香りのスープで体を拭いて…翌日見たら、タオルが見事な「玉葱染め」になっていました。


そろそろ8時半。いつもの就寝時間です。(約束どおりに寝ることはあまりありませんが)

歯を磨いていると、急に明かりがつきました。電力が復帰したようです。



「キャンプごっこはこれでおしまい。電気ついたから、寝る前の絵本も読んであげよう。」


これで皆、素直にベッドに移動。

遠足の疲れと、なれない暗闇生活の気疲れで、すぐに寝てしまいました。




時々携帯がけたたましくなる緊急地震速報も、子供たちは不安がりながらも、皆で固まって抱き合っているのは楽しそうでもありました。


マグニチュードは、当初7.9でしたが、その後上方修正され8.4、8.8と上がりました。

(後日追記…13日には9.0とされました)



停電時間、およそ5時間半。自分の人生の中でも、最長の停電時間です。

我が家はほとんど被害がなかったのでのんきにしていましたが、関東でもかなり被害が出ていた、と知ったのはこの後。


我が家の被害が少ない理由の一つは、スウェーデンハウスが強固に出来ているからだと思います。

それに加えて、妻が地学をやっていたこともあって、家の中の地震対策にかなり気を使っているのもあります。


明かりは全部シーリングライトで、ペンダントライトはありません。家具は基本的に壁に固定しています。

スウェーデンハウスは窓が家に密着しているので、揺れても鳴りません。

つまり、地震があっても、それを如実に示すようなものが、何もないのです。


これらの効果で、実際の揺れ以外には「揺れている」と感じさせるものがありません。これは、心理的に非常に大きいです。



実は、この日は一瞬みぞれが降りました。

その程度には寒かったのですが、暖房をつけない状態でも、部屋の中は20度ありました。

これもスウェーデンハウスの断熱性のおかげです。


#2階のほうが少しでも明るいため、2階で過ごした。

 暖かい空気は上に上がるので、2階は1階より暖かい。

 停電によって換気が停まってしまったので、外の冷気が入らなくなった、というのも大きい。



とにかく忙しい一日でした。

子供には、おそらく一生忘れられない「遠足の日」となったでしょう。



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停電の記憶  2011-03-21 20:38:16  歯車 旅行記 住まい

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子供のころ、停電があるとわくわくした。

大抵は台風の夜などで、普段は閉めないところまで雨戸を閉め、停電するとロウソクの周囲に家族が集まる。

いつもと同じ場所、いつもと同じ生活の中なのに、いつもと違う非日常がそこにあった。


この経験は、年代によって大きく異なると思う。

昭和50年代初頭までは時々停電があったものだが、その時間はどんどん短くなっていった。

そして、50年代中盤以降は、停電その物が珍しく、たまに停電があっても1分程度で回復するのが当然となった。



そんなこともあって、震災直後に停電した時は、30分もすれば回復するだろうと思った。

もっと言うなら「回復してしまうのだろう」という気持ちだった。


しかし、子供を保育園に迎えにいくとき、信号が消えているのを見てわくわくした。

その後、ラジオで情報が集まるにつれ、想像をはるかに越える大災害であることが分かってきた。


大変なことになった、という思いと同時に、自分でも不謹慎だと思いながら、わくわくする気持ちが大きくなってきた。

停電は3日くらい続くかもしれない。自分と妻だけならどうにでもなるが、3人の子供を抱えてどう対処するか。できる限りの対策を考えながら、当面今夜を乗りきるために部屋の片付けと、夕食作りを始めた。


結局この日の停電は6時間ほどで回復したが、いつまた停電するかも分からず、電気がきている間にそのための対策は十分に行っておくことにした。



そして現状。

今のところ計画停電はうまく働いており、予定外の停電は起こっていない。


あらかじめ時刻が予告された停電であれば準備しておくことができる。

非日常の3時間を乗りきり…楽しむために、子供にも事前に停電の意義をよく話し、みなで…わくわくしながら待つ。


まだ慣れていないので、停電によるトラブルが出る場合もある。

しかし、それは単に自分の準備不足によるものだ。あたふたとトラブルを回避しながら、次回のために強く心に刻み込む。

次回のため? …次回の計画停電の時間ではない。いつか必ずくる、自分が被災したときのためだ。



いまもラジオでは「節電にご協力を」と話をしている。

もちろん、停電時間外でもできる限り節電を心がけている。

だけど、節電に「協力」するんじゃない。協力、というのは、他者のために行う、という意味だ。

みんな当事者なんだから協力じゃなくて自分のためにやるんでしょ?




計画停電1日めは大混乱だった。これは電車各社が慎重になりすぎたためで、案外電力は足りていた。

そのため、2、3日目は順調に行った。思ったより大丈夫じゃないか、と多くの人が思ったようだ。


そのため、4日目は調子に乗りすぎて電力需要が上がり、再度混乱を引き起こした。

僕個人の意見としては、電力が足りないときは電車を止めるのではなく、予定外の地域でも通電を止めてしまえばよいと思う。


この「4日め」を忘れてはいけない。

皆が調子にのって、少しずつ電気を多く使ったから、社会的混乱が引き起こされて、皆の生活が混乱したのだ。


東京電力が悪い、などと言ってはいけない。

自分は節電していたのだから、別の人が悪い、などと言ってはいけない。

自分が当事者なのだから、自分の行いを見直さなくてはいけない。


僕はこのあと、家庭内LANのHUBなどの、常時通電していた機器も不要な際は電源を切ることにした。

すでに節電は心がけていたが、あと少し、わずかな節電でも必ず意味がある。




最後に、現状で感じている、最高の「わくわく」を。


これを機に、社会のあり方が変革するのではないか、と僅かに期待している。

…いや、多分そうはならない。人間はおろかだ。同じ過ちをもう一度繰り返すだろう、と言う気持ちも強い。

でも、5%くらいの確率で、変革に期待したい気持ちがある。



原発は、これからも使われるだろう。原発なしでは、現代社会を支えられないからだ。

でも、今後の新規建設は厳しくなることは必至だ。


原発の代わりに火力発電所を使ったら?

出力が全然違う。火力発電所を100基も作れば原発の代わりになるだろうが、今度はCO2排出の多さが社会問題となるだろう。


太陽光発電を皆が導入したら?

夏の昼間のピーク電力を解消することはできそうだ。でも、冬の夜の電力需要は変わらない。


蓄電は可能か?

…わずかには。各家庭に太陽電池と蓄電池を準備したとして、夜の早い時間の電力ピークくらいは解消できるかもしれない。

でも、その後の時間はやはり電力を買う必要がある。



つまり、どうやっても「元の生活」になど戻れないということだ。

ならば、より積極的に、状況に合わせた生活に変えていくしかない。



ほんの30年前まで、テレビもコンビニも、24時間いつでも使えるわけではなかった。

便利さを追求した結果それらは24時間に対応したが、それは過剰な対応ではなかったか?


コンビニができる以前は、商店もせいぜい7時までしか開いていなかった。

その時間に買い物をして帰宅できるように、ちゃんと皆が5時に終業し、残業はよほど特別な場合にしか行われなかった。


コンビニができて、残業がふえ、社員一人当たりの仕事量が増えたために効率が上がり、社員を整理する事ができるようになったために失業者が増えた。

仕事を持っている人も残業して家に帰るため、テレビの放送は深夜にまで及び、夜更かしして朝食を抜いて出社する人が増えた。

それで、誰かが幸せになったのか?


別に、あの時代に戻りたいなどというのではない。

今の時代には、今のやり方があるだろう。


例えば、サテライトオフィスを増やし、ブロードバンド回線で結ぶ。

通勤時間が減るし、電車の運用本数も減らせる。開発ならそれで充分だろうし、実際に人と会うことが仕事の営業であっても地域に根ざした「支店」が増えると考えれば、営業車もその使用燃料も減らせるだろう。


もちろん、問題は山ほどある。オフィス分散による管理の手間は増大するだろうし、やはり直接顔を合わせないと意思の疎通が難しいこともあるだろう。


しかし、サテライトオフィスが増えて職住が接近したとき、コンビニの営業時間は「7時から夜11時」で十分になるだろうし、早く帰宅すれば、その後ゆっくりくつろいだとしても深夜のテレビ番組は不要になる。

そうすれば、電力需要ももっと減らすことができるのではないか。


もちろん、そうなっても深夜に仕事がある人はいるだろう。それでいい。全員が変わる必要はない。全体としてその傾向が出ればよいのだ。


そのように生活が変革すれば、太陽電池と充電池で必要電力の多くを賄い、不足分を補うために火力発電などを使用する、という社会のありかたが現実味をおび始める。

すぐに太陽電池が普及するとも思えないが、当面多くの人が生活を変えれば、原子力発電所を「なくせる」ほどでなくても、「新設しなくてもよい」程度にはできるかもしれない。


サテライトオフィスがすぐ用意できなくても、夏までに在宅勤務制度を導入する企業が増えれば、夏の停電を軽減できるかもしれない。


残業時間が減るということは、収入が減るということだ。先に書いたとおり、企業は労働力の減少を「新規雇用」でまかなう必要がある。一種のワークシェアリングだ。

しかし、職住接近していれば、無駄な外食や移動のための経費も減らすことができる。収入が僅かに減っても、それほど生活は困窮しないはずだ。



電力が足りない状況はすぐには解消しない。3年程度は続くのではないかと思っている。長期戦だ。

「当面の」計画停電期間である、4月末までを乗り切れば終わりではないのだ。

長期戦に耐えるために、企業も勤務形態を見直すことに消極的ではいけないだろうと思う。




全体として目指すのは、移動や深夜の照明など、「なくても構わない」エネルギーを削減することによる、省エネルギー社会だ。

残業時間の短縮によって、コンビニの営業時間の短縮、深夜テレビ放送のカットなどは「狙って」いるが、新規雇用などはおまけとしてついてくるものだ。



…先に書いたように、このように事が進むとはあまり思っていない。

だけど、少しでもその方向に進んだほうが、よりよい世の中になっていくのではないか、と思っている。



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停電・節電  2011-04-03 00:59:11  コンピュータ 住まい 家族

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すでに世の中に山ほどの節電・停電対策情報がある。


なので、わざわざそのような情報を書こうとは思わない。

以下は、単に日記として、3月中の我が家の様子を記すものである。




3月11日の地震発生時、すぐに停電。5時間半後に復旧。


最初にやったことは、仕事先のサーバーが生きていること(サービス無停止だったこと)の確認でした。

幸い、23区内にある仕事先サーバーは停電せずに生きていた様子。


これ、後から考えたら「不慮の停電」ではなく、輪番停電が発表される以前に行われた、輪番停電ですね。

まだルールが定まっていなかったら「3時間」以上停電していた、というだけで。



この最中にやったことは、以前の日記に書いたとおり。

最初はこれが「計画的な停電」だなんて思っていなかったので、3日程度電気が来ないことを覚悟して、炭火を熾して食材煮込んでおいたりしました。



その後、土日は大丈夫だが週明けから停電せざるを得ない、との発表。また、節電に努めて欲しいとのお願い。


まず最初にやったことは、夜中に充電池をできる限り充電することでした。

他の人が電力を使っていない時間であれば電力を使っても問題ないだろうから、その時間帯の電気を充電して、電力が使用される時間帯の停電に備えたわけです。

幸い、子供のおもちゃ(プラレールなど)用と、各種電子機器向けに、単3の充電池は3ダースほどあります。


また、土日の間にサーバーを整備。

もともと、Atom を使用した省電力サーバーを2台使用し、家庭内向けの仕事用と、外向けの WEB・メールサーバーにしています。

障害耐性をつけるために両方とも Xen を使用して仮想化しており、障害時にできるだけ迅速に対応できるように、毎日仮想サーバー(の仮想ディスクイメージ)をバックアップ、さらに、互いのサーバーに rsync で送ってありました。


これを、片側に寄せます。1台の中にバーチャルサーバー2台を入れ、1台はコンセントを抜く。


また、データバックアップに使用していた RAID-NAS を停止します。

RAID-NAS には自動バックアップ用の外付けハードディスクが接続してあったので、これも停止します。


自分が使用しているメインマシンは、毎日深夜に起動してバックアップを取ったり、ディスクのデフラグをしたりしています。これを停止。

深夜だからピーク時の節電とは無関係ですが、バックアップ先が停止した NAS なので、いずれにしても無意味なのです。




この後、物流が滞り、供給量が落ちたことで、小売店は軽いパニックに陥っていました。


パニックに陥ったからこそ「いつもより少し多めに買った」人はいるようですが、棚に商品がないのは、政府や AC が言うような「買占め」のせいではなく、供給量が落ちたためです。

1週間も耐えれば、ある程度状況は改善し、2週間で「不便ながら普通に生活できる」レベルになるだろうと目算をつけました。



幸い、米は買ったばかりの上に、新聞の購読契約の更新で 4Kg ほどもらっていました。

11日が子供の遠足だったため、お弁当用にいろいろな食材も買った直後でした。

自動車のガソリンも入れた直後でしたが、できる限り車は使わないことに決めます。


お菓子が見えると子供は食べたがるので、普段のおやつ庫に少しだけ残し、保存が利くお菓子類を別の場所に移します。



非常時は情報収集が重要です。

生活をしながら常に情報を集められるように、積極的にラジオを活用。

テレビだと、見ていないとわからない情報も多いので生活ができなくなるし、何よりもこの状況下では電気を使いすぎます。


なぜ、節電を呼びかけるテレビ各社・AC が「今すぐテレビを消せ」といわないのかが不思議でしょうがない。

それを言えないのだとしたら、テレビ各社はまだ、本気で社会貢献しようとは思ってないんでしょうね。





計画停電初日である14日は、我が家地区では結局停電はなし。

でも、停電しても良いつもりで行動し、良い練習になりました。




実際の初停電は17日。13時50分からの予定でしたが、少しずれ込んで14時過ぎから。

これも、停電を予定した行動を取っていました。

自宅で仕事をしているので、停電したら何もできません。そこで、停電中でも街で買い物ができるのか、視察に行きます。

震災後、本格的な買い物に行くのは初めて。(軽い買い物は近所の店などでやっていました)



…大船と言う街は面白いところで、普段から POS 等を使わずに電卓で計算している店が多いです。

大きくて品揃えが豊かで、かつ安い八百屋は、普段から電卓計算なので、停電でも混乱はないはず。


行ってみると、予想通り普通に営業していました。

この日は、福島産の苺が大安売りだったので買います。大粒で揃ったものが、4パック1箱で450円。

風評被害などで安くなっている、と噂に聞いた葉物野菜は普通の値段でした。買おうと思っていたのに。



普段 POS を使用している別の八百屋は、営業を続けてはいるけど多少客捌きが停滞気味。

肉屋のうち、普段使っている店は停電中は閉店。別の店は、店の奥から在庫を出してきて、路上販売に切り替えました。


他にもいろいろと視察し、仕事にならない停電中に買出しにでるのは可能だ、と判断。

もっとも、この判断は、その後今まで役に立っていません(笑)。昼に停電したのはこれ1回限りでしたから。




この日は寒く、「いっそうの節電を」と呼びかけていたため、居間のテレビ周辺にある、LAN の HUB 、無線 LAN ステーション、 Wii を、コンセントから引き抜いた。(テレビと HDD レコーダは活きている)


また、2階においてある2台目テレビと、その周辺にある、 LAN の HUB 、iMac 、 PS3 をコンセントから引き抜いた。



節電のためではなく、24時間換気の電源も切った。

昼間エアコンなしで過ごすのは少し寒いが、外気が流入しなければ多少暖気を保てる。


ただし、換気を切りっぱなしは危険なので、深夜に電源を入れて、ついでにエアコン暖房もかけさせてもらう。

スウェーデンハウスなら、最低気温 0 度の日でも、これでなんとか過ごせる。




次は翌日、18日の18時20分から。

夜にかかるので、子供にあらかじめ予告しておき、早めに保育園に迎えに行って、明るいうちに風呂に入ってしまいます。


風呂に入れている間に妻が夕食の準備。実はまだ電気はつくのですが、途中で暗くなると怖がるかもしれない、と考えて、最初から「キャンプごっこ」で電気を使わずに食べます。

これは子供が結構喜んでいました。


そして、7時前に停電。

食事後は、将来子供部屋にする予定で、今は広い遊び場にしている部屋に移動します。

地震当日も、夜の暗い時間はこの部屋で過ごしたためです。あまり物を置いていないので、暗くても危険が少ないのです。


窓から見える月が、非常に綺麗でした。満月の少し前かな、と言う感じ。非常に明るいです。

満月が明るい、ということはちゃんと知っているのだけど、それにしても明るく感じる。周囲が暗いとこんなにも違うものか。


…後で知ったことですが、2日後が本当の満月で、しかも地球に一番近い「近星点」だったのですね。明るいわけです。



この日はそれなりに雲があり、月を隠すことも多かったのですが、子供たちは「お月様」を待ちながら、楽しい時間を過ごしました。

そして、窓の外の月を見ながら寝られるところに布団を敷くと、3人仲良く眠りにつきました。


実は、寝る直前の8時半頃に、停電が終了したのは気づいたのだけどね。

長男も気づいたようですが、妹たちが寝かかっているのを気遣って、電気をつけたいとは言いませんでした。




そして、23日。こちらも18時20分から。

夜の停電も3度目ともなるとなれたもので、子供たちも騒ぐことなく協力します。


18日は、妻は時間の都合もあり、暗くなってから風呂に入りました。

長男(6歳)が「暗いお風呂入ってみたい」というので、23日は風呂のスケジュールだけ多少異なります。


#後で聞いたら、暗いお風呂は「思ったより怖かった」らしいです。



この日は満月も過ぎた上に曇りがちなので、早い時間の綺麗な月には期待できません。

そこで、「電池節約のため」なるべく使わなかった懐中電灯の使用を解禁します。


食事も、天井に懐中電灯を吊り下げます。

いつもはガーデンライトで食事をしていたのですが、少し明るめ。


この懐中電灯の明かりが楽しいようなので、食事の後も部屋を移動せず、テーブルなどを端に寄せて居間で遊びます。

これは、長男と妻が風呂を出るのを待つ意味合いもあったので、その後はいつもの広い部屋に移動。


懐中電灯は2台あったのですが、妻が「取って置きの」1台を取り出してきます。

…えーと、妻がファンクラブに入っている「とある歌手」の実家の電気屋さんで買った懐中電灯。

だからどうした、と言うわけではないのですが、なんとなくファングッズで未開封。


3台で部屋を隅から照らすと、かなり明るくなりました。

僕が影絵遊びをしてみせると、長男も真似をします。

…どうもわかってなくて、ただ光を遮って暗いだけだったりもしますが。




3月中は、我が家地域で実行された計画停電はこの3回のみ。

震災当日の停電を含めて、夜3回、昼1回ですね。



その後の停電はありませんが、長女(3歳)は「何で停電無いの!」と怒ります。

暗い中での食事が気に入って、またやりたい様子。


一度など、長女が強攻策に出て、食事中に勝手に電気を消しました。これはこれで面白かったし、節電は悪いことではないのでそのまま食事をしましたが。






今日(4月2日)、子供たちが懐いている、妻の大学時代の友人が遊びに来ました。

本当は12日に来てもらう予定だったのですが、その後のびのびになっていたのです。


妻の友人の住んでいる場所では、まだ計画停電が1度も実行されていないそうです。

そして、計画停電のグループ分けでは、2つのグループにまたがって該当する地区で、自分の家がどちらに属するのがわからないとか。


備えはしているそうなのですが、なにぶんまだ1度も停電を経験していないので、乗り切れるかどうかに多少の不安があるとか。

グループが不明なままなのも不安の種で、1度でも停電してくれればグループが判明するのに、と言っていました。



うちの地域の、計画停電3回が多いのか少ないのかは知りません。

でも、停電しない地域の人が喜んでいるのかといえば、そうではないのだなぁ、と思いました。




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節電  2011-07-01 12:06:44  住まい

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7月になり、電力使用量制限が始まった。


「制限」といわれてしまうと厳しそうだが、これは大企業などに対してのみ。制限を守らないと罰則がある。


一般家庭には罰則もなければ、制限する法的根拠もない。あくまでも「節電のお願い」。

これじゃみんな節電しないかもしれない。というわけで、15%節電した人に対し、政府が抽選で当たる「景品」を用意した。



…そうですか。じゃぁ、とりあえず登録だけしておきましょう。

もともと節電は心がけている。景品に釣られることはなにもないのだが、登録しなければもらえる確率はゼロだ。


登録すると、最初に、「節電メニュー」を作るように促される。



エアコンの設定は28度を心がける。

…毎日だ。毎年28度の設定でやっている。


エアコンを消して扇風機を使う日。

…月に31日、と言いたいが、無理はしない。20日にしておこう。

 昨年は1歳児がいたので使いすぎたが、毎日は使わなかった。


すだれやよしずなどを使う。

…当然。毎年やっているし、昨年からは緑のカーテン(はやとうり)もやっている。


エアコンの買い替え。

…それはしない。申し訳ないが、そんなに古くないのだ。



以下略だが、基本的に「毎年やっていること」を入力した。

毎年やっているわけではなく、今年心がけるのは


・テレビの輝度を下げる

・使わない家電品の主電源を抜く


の2つだけ。


そしたら、削減率は 59% と計算された。


そうですか。例年に比べて、テレビの輝度を落とす(2%)、主電源を抜く(2%)しか変わらないのに、59% の削減と判断されるのですね。



まぁ、例年と同じように過ごすしかないので、15% 削減が可能かどうかはわからない。

とりあえず、4月分は 30% 、5月分は 15% の削減にはなっているようだが。


#ちなみに、うちは20日前後が検針日のようだ。

 3月分は震災前の部分も含むが、増えていた。

 4月分が震災直後にあたり、暖房を控えたのが大きく影響したようだ。



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生き物ばんざい  2011-07-11 14:06:24  住まい ペット

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2年前の約束を果たすべく、週末は子供と一緒にホームセンターへ。


約束、というのは、スズムシを飼うこと。

2年前は、ダンゴ虫を飼うことにした。昨年はスズムシを飼うはずだったのだが、「秋に買うもの」だと思っていた僕のせいで時期を逃した。

(虫は秋になくイメージがあるが、ペットショップで売っているのは夏だった)


今年は、7月に入ったら買うつもりだったのだ。



土曜日の午前中、図書館で借りていた絵本を返さなくてはならなかったので、まずは図書館へ。

ついでに、スズムシの飼い方の絵本を借りる。

この時点で長女は「スズムシ早く買いにいこう」と言い続けている。


午後、ホームセンターへ。

楽しみにしていた長女は、車の中でお昼寝。店に着いたら起こす。




話は変わるが、実は震災直後に飼っていたハムスターが死んでいる。

原因はおそらく、凍死。


ジャンガリアンハムスターは寒さに弱く、室温20度前後を保つことが理想なのだが、震災直後は節電に努めていた。

春先なので気温の変化も激しく、夜急に冷え込んだ日に死んでいた。


当時はまだ震災での行方不明者の捜索も盛んに行われていたころ。

小さな「震災関連死」を公表することもなんだかはばかられたので、日記には書いていなかった。



いままで、ハムスターが死んだら1週間とおかずに次のハムスターを購入していた。

しかし、今回はしなかった。電力不足は夏まで続くと予想されていたし、電力以外にも不安要素が山ほどあり、ペットを無事に飼い続けられるかわからなかったから。



で、話を急に戻すが、スズムシを買いに行ったホームセンターは、よくハムスターを買う店


スズムシを見に来たつもりなのに、子供たちの目はハムスターに釘付け。

…いや、違った。子供だけではなく、妻も釘付け。




話はまた変わるが(今回はいろいろな話が混ざっているのだ)、庭でメダカを飼っている。


これは妻の趣味。鉢に睡蓮とメダカを一緒に入れてある。


毎年夏にメダカを補充しているが、なかなか安定しない。

夏の暑さでやられてしまったり、秋に鳥に食べられたり。冬に水が完全に凍ってしまったこともあった。

鉢ごと動物にひっくり返されていたこともあったな。これは、足跡からアライグマの犯行と判明。


まぁ、さすがに失敗を繰り返したので全滅はあまりなくなっているのだが、今年は去年の夏に入れた10匹のうち、2匹しか残っていない。


というわけで、ペットショップでついでにメダカも購入することにした。




相談の結果、ハムスターはジャンガリアンではなくゴールデンを飼ってみる事にする。

体の小さなジャンガリアンよりも、ゴールデンのほうが強いので、空調しにくいご時勢ではこちらのほうが良いだろう。

(単に興味があった、というのもある。僕は子供のころゴールデンを飼っていたが、妻はゴールデンはまったく知らない)



ケージは、実はもともとゴールデン用。

回し車と水飲み器は新調。そのほかは追々考えることにする。


スズムシは、メス1匹にオス3匹を購入。繁殖しようとは思っていないのでメスはいらないが、1匹もいないと鳴かないと聞くので。


メダカは…単純に10匹購入。



スズムシを欲しがり、店ではハムスターに釘付けだった長男は、家に帰ると全然興味なし。レゴブロックで遊んでる。

長女は、僕が庭で土を採取し、スズムシの生育環境を整えていると、近寄ってきてしきりに手伝おうとする。


一通り出来たところで「これ、ハムスターに使うの?」。

スズムシ入れるんだよ、というと、予想外の答えに戸惑った様子。ハムスターの世話を手伝っているつもりだったのだ。


ハムスターは、家の中で妻が環境を整えている。


というわけで、我が家に15匹の仲間がやってきた。

(メダカ10匹、スズムシオス3匹・メス1匹、ハムスター1匹)



ハムスターは20~25度が適温。夏の昼間は凍らせたペットボトルや保冷剤で乗り切る予定。

スズムシの適温は25~30度。…まぁ、こちらは風通しのよい日陰においておけば大丈夫だろう。



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