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2016-01-19 大雪の日
2016-11-23 畳替え
2017-01-21 家の10年目メンテナンス
2017-02-20 続・家の10年目メンテナンス
2017-03-25 かはたれ / たそかれ
2017-08-16 スーパー銭湯
2017-09-05 IH故障
2017-11-22 加湿器
2017-12-12 IP電話
2018-03-22 食洗機故障
2018-07-23 LED 電球
2018-08-03 電話機購入
2018-09-12 新車購入(1/2)
2018-09-12 新車購入(2/2)
2018-10-01 台風24号
2018-10-09 イグニス納車
2018-10-09 イグニス練習
2018-10-29 イグニス・一か月点検
2018-11-02 イグニスの修理終わりました
2018-12-04 エアコン導入顛末
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すでに昨日の話。
1月18日、関東地方に雪が降りました。
大雪…ってことになっているけど、我が家のあたりはそれほどではない。
まぁ、少しは積もりましたが、家の前の大通りは車が通ることもあり、朝8時ごろには完全に溶けていた。
でも、8時時点ではまだ雨が降っていて、次女を保育園に送るには車で出ないといけない状態。
じゃぁ行こうか…と、後部座席のドアを開けようとすると、「バキッ」という異音と共に、手が空を切ります。
一瞬何が起きたのか理解できませんでしたが、外部のドアノブに当たる部分が壊れて空中を舞っていました。
うちの車、後部座席はスライドドアなのね。
スライドさせようとして壊れたので、後ろに向けてドアノブがすっ飛んでいった。
そして、ドアは開きっぱなしの状態に。
閉まらない。危なくて仕方がない。非常に困る。
まずは、バッテリーが上がらないように、ドア連動の室内灯を OFF にします。
保育園に行こうとしていたわけですが、雪だということもあっていつもより早めに出ようとしていました。
まだ時間の余裕はあります。
あわてて、瞬間接着剤を持ってきてみる。
まぁ、力のかかる部位がそれで直るとも思ってなかったのですが、ダメもとで。
…瞬間接着剤って、化学変化で硬化するから、寒いと固まらないんですよね。
雪の中で使えるわけがありませんでした。まぁ、それもやる前から思ってたのだけど、ダメもとで試したの。
仕方がないから歩いて保育園行く? とか、妻が聞いてきます。
でも、そういうことではないのよ。この日の夜に車を使う予定があったの。
家族を送っていくだけだから、とにかく動いてくれればいいだけなんだけど。
次。とにかくドアを固定できないかと考えます。
ガムテープを持ってきて、貼ってみる。まずは保育園まで行ければいいので、見た目は気にしない。
…濡れていて張り付きません。
家に戻ってタオルを持ってきて、再挑戦。
ガムテープの粘着力が弱い。濡れてなくてもすぐ剥がれる。
家に戻って、一番強そうなテープを探す。
これで張り付けると、まぁ走っても大丈夫かな、くらいには固定できました。
いや、固定できたように思えました。
この後保育園まで行ったけど、外から見ると閉まっているように見えても、中からは隙間がはっきり分かった。
まずは、保育園に送り届けて一安心。
家に帰って仕事をしたのですが、ディーラーが開く時間を間って電話をかけます。
まずは見てみないと何とも言えない、ということで、カーディーラーまで。
30分くらい待たされたかな。
ドアを分解して、原因究明したそうです。
本来は、ドアノブが壊れても開きっぱなしにはならない設計なんだとか。危険だから。
それで疑問に思ったので分解したそうなのですが、中の部品が壊れていたそうです。
でも、普段はちゃんとしまっていました。
どうも、壊れていて保持力が弱くなっていたのだけど、ドアノブ部分を動かすためのバネの力で補佐して、何とか止まっていたみたい。
#言われてみると、締まりが悪かった気はします。
しかし、それが逆にドアノブへの負荷となり、割れてしまったというわけ。
同じく内側のノブもひび割れているので、一緒に交換することになりました。
部品類は発注して、後日届いたら修理、ということで。
でも、このままでは危ないので、「ドアを開けられない状態」に応急処置してくれました。
自動車のドア修理なんて高くつきそうだ…と思ったら、思ったより高くありませんでした。
さて、夕方。
車を使う用事…というのは、長男を歯医者に連れていくため。
歯並びが非常に悪く、矯正したほうが良いと3年くらい前から言われていました。
言われたときに近所の歯医者に行ったのだけど、まだ乳歯の生え変わり時期なので、少し様子を見ましょう、と言われていました。
その後も毎年見てもらっていて、先日「そろそろ矯正したほうがよさそうですね」と言われ、矯正専門の別の歯医者を紹介されたのでした。
ただ、ここが家から行くにはちょっと遠い。
車で15分くらいなのだけど、予約してあった日に車が壊れて慌てたわけです。
こちらは…思った以上に高くて驚きました。
美容矯正ではなくて、明らかに歯並びが悪いから病気扱いになるかな…と思っていたのですが、矯正って一切保険利かないのね。
まぁ、自由診療じゃ高いのは仕方がないなぁ…と思いつつも手痛い出費。
この日は初診で「相談だけ」扱いだったので、お金は取られていないのですけど。
実は、家が築10年を超えて、メンテナンスの時期なのです。
点検はもう1年近く前に来たのだけど、その後連絡がなくて、先週やっと見積もりをもらったところ。
家のメンテナンスだから高いだろう…と思っていたけど、やっぱり非常に高かった。
とはいえ、作業内容の説明を受けたら、適正だと思える値段なんですけどね…
1年の計は正月にあり、と言いますが、そういう意味では今年は大きな出費が相次ぐ年になりそうです。
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BSD 初リリース日 (1978)【日記 17/03/09】
別年同日の日記
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11年目にして、やっと畳屋さんの世話になった。
住み始めたときは、子供が小さいこともあってよく畳の上に物をこぼした。
入居時に「5年程度での交換が目安」と言われていたので、5年目経った頃に交換を考えていたのだけど、交換してもまたすぐ汚されるのだろうなぁ、という気持ちもあった。
迷ったまま1年過ぎ、やっぱ交換しようかな…と思い始めたときに、東日本震災が起きた。
仮設住宅の建造で建材が軒並み値上がりし、困っているという。
じゃぁ、ちょっと交換は先延ばしにしよう、と思った。
それから2年くらいたっていよいよ交換を、と思ったのだけど、そのころは仕事がうまくいっていなくて、資金がなかったのでもうちょっと先延ばしした。
その後仕事は安定し、今年の頭頃に交換しよう、と思ったら熊本震災が起きた。
畳って熊本産が多い。また先延ばしした。
で、秋になって新聞広告や折り込みチラシで、畳屋さんのセールを多く見かけた。
そうか、イグサだって農作物だから、季節があるのか。
どうやら、夏から収穫して、畳表として使えるようになるのが秋のようだ。
「どこかに電話しよう」と思ったまま、なんとなく日が過ぎる。
いや、そんなことじゃいかん。ここに電話するぞ、とある日入っていた広告を冷蔵庫に磁石で貼る。
ただ、ちょっと悩みがある。
スウェーデンハウスの畳は、ちょっと特殊なのだ。電話をかけて、その特殊なものに対応できるか聞くのが面倒くさい。
電話しなくちゃな~、っと思いながらずるずる日が伸びていたら、セールス電話がかかってきた。
電話しようと思っていた畳屋だった。
これも何かの縁と思い、その場で畳を変えようと思っていると相談する。
ただ、スウェーデンハウスの畳は特殊で、対応してもらえるのかどうかわからなくて…ということも。
とりあえずは見てみないとわからないので、明日職人をうかがわせます、という返事。
翌日に職人さんが来て、見てもらう。
対応は可能だそうだが、やはりスウェーデンハウスの畳は特殊である、ということを説明される。
まぁ、特殊なのは知っていたのだけど、知らないこともいろいろ教えてくれた。
スウェーデンハウスで使われる畳は、非常に薄い。
一般的な畳は、厚さが6cmくらいある。でも、最近はこれよりも薄くて、3cmくらいしかない「薄畳」も多い。
ところが、スウェーデンハウスの畳は 5mm 程度の厚さしかない。
これには二つ理由がある、
まず、スウェーデンハウスの床下は断熱材がたっぷり入っているため、厚い畳を収めることができない。
…いや、それは些細な問題か。真の理由は2つ目のものだ。
断熱材が入っていても、上に畳を置くことは可能だ。でも、そうしたら畳の部屋に入るときに、数センチの段差ができてしまう。
スウェーデンハウスは「バリアフリー」の家を標準としているので、この段差は許せない。
段差をなくすためには、他の部屋…絨毯なり、フローリング材なりと同じ厚みの畳にして、揃えなくてはならない。
その結果、 5mm 程度の畳になってしまうのだ。
と、ここまではわかっていた。
ここからは畳屋さんに聞かないと知らなかったこと。
畳がこれだけ薄いと、畳の上のゴザの端は、かなり無理に曲げた状態になっている。
だから、はがして逆に曲げると、折れて壊れてしまう。
普通の畳は「表返し」をすることで長持ちさせることができるのだけど、スウェーデンハウスの畳ではこれができない。
畳というのは、畳床に畳表(ゴザ)を縫い付けたものだ。
表返しは畳表だけを裏返しにするのだけど、それができなくても、表替えと言ってゴザだけを交換することができる。
しかし、スウェーデンハウスの畳床は事実上板一枚で、そこに縫い付けるためのミシン目をつけてしまっている。
ほどいてもう一度加工すると、さらに穴が開くことでいたが簡単に割れてしまう。
そのため、畳床から全部作り直しにしないといけない。
実は、この時点で畳の痛みが一番激しいところでは、イグサが擦り切れて、中の糸が見えてしまっていた。
畳1目について、2本セットにした木綿糸が、2筋入っている。
畳屋さんによれば、これは中級品の畳としては最上級のもので、長持ちするという。
畳を変えるときは全部交換するしかないのがわかっているから、長持ちする良いものを使っているのでしょう、とのこと。
安物だと、糸は1本になるので、すぐ切れてしまい、3年程度しか持たないという。
また、これより高級品になると強い麻糸を使うのだけど、その場合は畳表が少し硬くなるため、角を強く曲げられなくなり、薄い畳には使えなくなってしまうそうだ。
もう一つ、スウェーデンハウスは家を建築する際の単位となる「モジュール」が大きい。
畳は地域による差もあるのだけど、関東では江戸間と呼ばれる、88cm を基準とした大きさが多い。
さらに、団地間と呼ばれる 85cm 基準もある。
だけど、スウェーデンハウスは家を作るときの単位を 120cm としていて、畳はこの 3/4 である 90cm を単位として作る。
僅かな大きさの違いだけど、イグサは農産物なのでサイズを大きくすることが難しくて、90cm になると値段が跳ね上がってしまう。
なるほど、説明を聞いて納得した。
普通の畳なら、畳床は長年使えるので、安い畳表を頻繁に張り替えて常にきれいな状態を保つ、ということもできるのだけど、スウェーデンハウスの場合は良い畳表を使って長持ちさせる方がよさそうだ。
で、勧められたのが和紙の畳表。
実は、和紙の畳表があることは知っていた。
独立した時に、ネットの知り合いからホームページ作成頼まれたことあって、その人が畳屋さんだった。
それで、イチ押し商品として和紙畳のことをいろいろ教わったんだ。
非常に良いものであることも知っていて、家を新築する際にも少し考えたのだけど、標準品以外にすると高くついてしまうので使わなかった。
畳屋さんによれば、10年前までは高いけど性能がイグサに追い付いておらず、お勧めしにくかった、そうだ。
新築時に使わなかったのはそれも原因じゃないかな、と。
和紙の畳表は、和紙で紙縒りを作り、そのひもで編んだもの。
イグサと違って繊維の向きが揃っていない…紙なので…ために、摩耗しても表面が削れにくく、長持ちする。
以前は水に弱かったけど、今はフッ素を混ぜて防水加工できる技術ができたそうだ。
…以前教わったものも一応防水はされていたと思うのだけど、より強くなった、ということかもしれない。
紙で作っているために、イグサと違って大きいものが貴重品、ということもない。
普通のサイズで作るとイグサのほうが安い、ということになるのだけど、スウェーデンハウスのサイズになるなら、イグサとそれほど変わらないらしい。
ということで和紙畳にした。
ついでに汚くなっていた襖の張替えも頼み、2週間たって完成した。
昨日、新しい畳と襖が入ったところ。
部屋が何だか明るくなった。
和紙なので、新しい畳特有のイグサのにおいはない。
妻としてはこれがちょっと不服らしく、イグサのにおいの香料でも入れといてくれればいいのに、と言っている。
#サンプル見たときは、和紙の畳表もイグサの香りがした。
これは、紙は匂いを吸着しやすく、他のサンプルと一緒に持ち歩いているから香りが移っただけ、とのことだった。
ちゃんと説明を受けて選んだので、僕としては文句はない。
でも、新しい畳の喜びは、あの香りにある、という妻の主張はわからないではない。
別年同日の日記
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現在、家の10年目メンテナンスを行っている。
家の完成は2005年なので、10年目は2年前だ。
実際、「10年目点検」は 2年前に受けている。
その点検の際に、ハウスメーカーの想定以上に屋根葺きスレート板が割れていたらしい。
いわゆる「屋根瓦」ではなく、薄い板で作られた屋根を見たことがあるだろう。
あれが「スレート」だ。本来は、頁岩のこと。バージェス頁岩で有名な、あれだ。
頁岩は薄く剥がれる。その特性を活かして薄い板を作り、屋根葺きに使うのだ。
でも、天然物は高いので、人工品のほうがよく使われる。
そして、昔は人工品を作るのに石綿を使った。製品名として「カラーベスト」というものが有名なのだが、ベストはアスベスト(石綿)の意味だ。
しかし、石綿は発がん性があるというので、今は使用禁止になっている。
ちょうど我が家を立てた10年ほど前は、スレート材に石綿が使えなくなり、各社が試行錯誤を繰り返していたころで、今から見ると品質が悪かったそうだ。
それで、あまりにも割れが多いので、メーカー保証として無料にできないか掛け合ってくれることになった。
ところが、その後音沙汰がなかった。
こちらも忘れてしまっていたのだけど、年末になってハウスメーカーの営業の人が訪れた際に思い出し、話してみた。
#購入時の営業の人は、毎年年末にカレンダーをもって訪問に来てくれて、その後家で困っていることが無いか話を聞いてくれる。
非常にこまめな方で、このようなサポートが非常にありがたい。
それから数か月後には、再び連絡があり、メーカー保証してもらえることになったと伝えられた。
そして、それを織り込んだうえで、そのほかのメンテナンスの見積もりも行われた。
…その後、また連絡がない。
いや、途中で屋根材メーカーからサンプルが送られてきた。
これをもとに色などを決定するのだろうな、と思いつつ、サンプルが送られてきたのだからまた担当者から連絡が来るだろう…と思ったまま、長い時間が過ぎた。
また年末が来て、営業の方が来る頃になって「そういえばメンテナンスの話進んでない」と思い出す。
営業の方が来て相談して、年明けに今度は担当の方が交代して連絡があった。
あとはトントン拍子に話が進む。
年が明けてから計画を再始動したのに、すでに我が家の周囲には足場がめぐらされ、今も屋根の上から工事音が響いている。
壁の塗り替えなどもあり、外観は大きく変わるはず。
最も、色は「大まかな希望」は伝えてあるが、最終決定は実際に塗ってみて決めるそうだ。
#小さな塗装サンプルでは実際の色とイメージが違うことが多いため。
実際に壁の一部をいくつかの色で塗ってみて、それで決めるそうだ。
工期は 1か月ほどの予定。
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家の10年目メンテナンスの話の続き。
前回「1か月くらいの予定」と書いたのだけど、メンテナンスするうちに木部が傷んでいるのが見つかって取り換えたり、予想以上の出費になっている。
そもそも非常に高かったので、木部塗装は自分でやることにした。
10年ごとのメンテナンスでしか塗らない…という家も多いらしいのだけど、一応2~3年おきには自分で塗っていたし。
#メーカー推奨は1~2年での塗り替えなのだけど。
すでにほぼ工事が終わったのだけど、足場をばらすのは少し延長してもらっている。
その間に、普段塗りにくいところでも塗装しなくては。
我が家にはパーゴラ(いわゆる藤棚)があって、藤の枝が這っている。
園芸好きの妻が管理していて、普段の塗装も妻任せだ。
でも、足場があるときくらい僕がやろう…と言ってみたのはいいが、足場はあくまでも壁を塗る職人さんのためのもの。
パーゴラを塗るには、足場からパーゴラに降りる必要があった。
降りた足場などを手で持ち、体を支えることはできる。
でも、パーゴラの細い枠を踏み外せば落ちる。枠の感覚でしか足を広げられず、それすらも伸びた藤の枝に制約される。
態勢を維持しているだけで、普段使っていない筋肉を使うのがよくわかる。
その体制の中で、すべての木部を塗っていくのが非常に難しい。
筋肉痛…とまではいかないが、今日は体中の筋肉がだるい。
いつも妻がよくこれをやっているな、と感心する。感謝せねば。
#僕はパソコンオタク一直線の青春時代を過ごしていたが、妻はスポーツ少女で身体能力が高い。
大工仕事なども得意だし、園芸知識もあるし、我が家の外構に関しては完全に妻の才に負っている。
ペンキを塗っていると、いつも「空手が強くなってしまう」などと思う。
ベストキッドの中に、そういうエピソードがあるのよ。
「空手を学びたい」という主人公に対して、老師が家の雑用を命じる。
その雑用の対価として教えてもらえるのかと思ったら、来る日も来る日も雑用ばかり。
でも、実は「ペンキ塗り」などの動きこそが空手の型を習得するための訓練で、何も教わっていないのに型は身についていた、という話。
妻に言ったら「端的に行って、頭悪い」と言われました。
もちろん本気で思っているわけじゃないけれど。
子供が保育園に行っていたころは、子供が遊んでいてもすぐに親を頼るので、木部塗装をやろうと思ってもなかなか時間が取れなかった。
しかし、今は子供同士で遊んでいてくれる。
今後はもう少し頻繁にメンテナンスができるといいなぁ、と思う。
#木部の傷んでいた部分は、塗装がおろそかになっていたからではなく、一日中日が当たらない部分だったためです。
修繕した際には、単に元に戻すのではなく、「雨が降っても乾きやすいように」など工法を工夫してくださったので、今後は大丈夫…と思いたいです。
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数年前から気になっていた本を読んだ。
「かはたれ 散在が池の河童猫」
児童文学…なのだけど、むしろ大人向けかもしれない。
2005年に発表され、児童文学向けの多くの賞を受賞した作品。
お話の内容は、Amazon にでも書いてあるのを読んでくれ。
わざわざ説明し直すほどでもない。
ざっくりいえば、河童と少女の交流物語。
「かはたれ」では、家族を失い寂しい河童の子供と、母を失い寂しい小学生少女の交流が描かれる。
河童は人間の言葉を理解し、喋れるのだけど、戒めを守るために決して喋ろうとはしない。
河童は正体を隠そうとするし、少女も何だかわからないまま、弱々しい河童を守ろうとする。
だから二人のほかに秘密を知るものもなく、大事件も起こらない。
物語は非常にゆっくりと進行する。でも、二人の心の動き、思っていることが少しづつ明らかになり、最後は涙なしに読めない。
続編の「たそかれ」では、少女は成長し中学3年生になり、河童と再会する。
こちらでは、河童は戒めを解いても良い理由があり、会話することもできる。
そして、前作から後に何が起きたかが明らかになりつつ、二人で協力して難題を乗り越えようとする。
こちらも、最後は涙なしに読めない展開。
今はまだこの2冊しか出ていないが、まだ続きを読みたいお話。
もっとも、児童文学向けの賞を受賞したとか、それだけのことはある深い物語だったとか、そんな評判で読んだのではない。
気になっていたのは別の理由で、内容には期待せずに読んだらいい本だった、という、棚から牡丹餅みたいなもんだった。
気になっていた理由…
このお話、舞台は架空の街なのだけど、明らかに知っている場所だったのだ。
お話のサブタイトルは「散在が池の河童猫」。
話の舞台は、「散在が池」と呼ばれる場所の周辺。
散在が池がどこにあるかは明示されていないのだけど、「谷戸」とか「やぐら」という、地形を表す言葉が出てくる。
そして、これらの言葉には説明がついていて、「鎌倉近辺で使われる言葉」となっている。
大船駅からバスで行ける場所に、「散在が池」という場所がある。読み方は違うけど字は同じ。
これが正式名称なのだけど、バスで行くには「鎌倉湖畔行き」に乗る。市外の人にはこちらの名前で知られているためだ。
別に有名観光地ではないけど、散策に訪れる観光客はよく見かける、そんな場所だ。
お話では、40年前(お話は 2005年に書かれているので、1960年代)に池の周囲に住宅地が造成された、となっている。
実際、散在が池の周囲には 1960年代に住宅地が造成され、その時にイメージの問題で、池ではなく「鎌倉湖」と呼ばれ始めたようだ。
お話の中では、散在が池から山を下ると神社がある。
その先が住宅地で、少女の通う小学校は住宅地の中にある。
これも、実際の散在が池の地形と似ている。全く同じではないけど。
続編の方では、少女の住む住宅地が鎌倉にあることも明かされている。
鎌倉市青船。…実際には、大船の周辺をイメージしているようだ。
小学校のある住宅地、とはちょっと離れているかな。どうも、続編を書くときに、都合でモデルになる地域を変えた模様。
少女の通う中学は、小さなトンネルを抜けた先にあり、大学の付属中学ということになっている。
実際、大船の住宅街からトンネルを抜けたところには中学がある。付属中学ではないけど。
同じ地域の、ずいぶん離れたところにもう一つ中学があるのだけど、こちらは大学の付属。
ここでも、話の都合に合わせてイメージを混ぜているのだろうけど、実際この地域にあるものをモデルにしているとわかる。
続編は、少女が町の歴史を調べ、伝承などの中から河童と人のかかわりを知ることで進んでいく。
それらの伝承には、実際に鎌倉近辺に伝わるものも使われている。
戦争中のことが語られる部分もあるけど、ここは実際の地域の歴史とはかけ離れている。
鎌倉の隣町としての「青船」周辺の歴史として語られるのだけど、その歴史は「隣街」の、横浜中心部の歴史がモデルのようだ。
しかし、郷土史を読んでいるわけではなく、あくまでも創作童話。
実際の地域の話と違ったってかまわない。
でも、ファンタジーを読んでいるにもかかわらず、実際の場所を思い浮かべながら読んでしまう、という不思議な感覚を味わった。
ちなみに、この本は大船図書館で借りてきた。2~3冊づつ置いているようだ。
「たそかれ」では、少女が地域の歴史を調べる際に、「青船図書館」も訪れている。
作者さんも鎌倉に住む人のようだし、この本が大船図書館に置いてあるのは、大切なことのように思う。
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8月15日は長男の誕生日。
13歳になった。
12歳以下は子ども扱いだが、13歳は「子供ではない」年齢だ。
特にアメリカでは法的に区切りのようで、13歳になれば Gmail アカウントだって作れる。
もっとも、日本ではまだ13歳は児童扱いだ。
場所や省庁ごとにも異なるけど、中学生までは児童扱いであることも多い。
まぁ、微妙なお年頃だね。
ところで、14日の夜に、給湯器が壊れた。
妻によれば、13日の深夜にエラー表示が出ていることに妻が気付いていたらしい。
後で言わないと、と思ったまま忘れていたとのこと。
で、僕が気付いたのが14日の夜。
実は4年前にも故障している。
その時は H54 エラーが出ていたが、今回は H90 。
「屋外機と屋内機の通信エラー」で、三芯ケーブルの断線が疑われるようだ。
我が家の給湯器は、深夜にお湯を溜めて置くタイプで、14日のお風呂は問題なく入れた。
でも、それでお湯を使い果たしたら、それ以上沸かせなかったようだ。
15日朝には、「お湯がない」表示のままだった。
15日、お盆だから修理を待たされても仕方がない、と思いつつメーカーに電話する。
幸いなことに、人数は少ないけどお盆も担当がいるようで、16日(これを書いている、今日)に修理に来てもらえる、とのこと。
まずは故障個所の診断だろうし、すぐに治るとは思っていないのだけど。
15日の夜はゆっくりと誕生日パーティーを…と思っていたのだけど、その余裕がなくなった。
家でお風呂入れないから、早めに食事終えて銭湯に行かないと。
調べてみると、銭湯は火曜休みが多いようだ。
昨日は火曜日。家に近い銭湯も火曜休みで、駐車場を備えている少し遠くの銭湯も火曜休みだった。
駐車場なしの銭湯なら火曜も営業しているところはあったが、昨日は雨も降っていたし、とてもいけない。
スーパー銭湯という手もある。年中無休であることが多い。
一般に銭湯よりも300円ほど高いようだが、会員なら100円引きになる。
そして、実は1カ所、スーパー銭湯の会員にはなっている。
13年前、当時住んでいた家の近所にできた銭湯で、オープンキャンペーンで入会無料だった時に作ったのだ。
でも、13年前だから、もうカードが失効しているかもしれない。
一応、カードは残してあったのだけど。
誕生日パーティは、長男のリクエストで妻がミートローフを作った。
ミートローフって、普通はパウンドケーキ型を使って作るのだけど、妻は円形のケーキ型を使う。
そして、野菜などでデコレーションする。円形のものを切り分けるのが、なんだか「パーティ気分」を盛り上げるから。
長男がケーキは後日でいい、と言ったので言葉に甘えさせてもらい、ケーキなし。
早く銭湯行かないといけないからね。
雨の降る中、車でスーパー銭湯へ。
お盆だし混んでいるかも…と思っていたのだけど、そんなことはなかった。
幸いなことに、13年前に作った会員カードも問題なく使えた。
オープン当初は、ほぼ普通のスーパー銭湯だった。
ただ、目の前に別の温泉があったので、対抗して少しだけ…たしか、ゴエモン風呂1つだけ、掘り当てた温泉を入れていた。
13年ぶりに行ってみたら、この温泉をもっと多く使うようになっていた。
スーパー銭湯でありながら、ちゃんと温泉を使っているのが想像以上にウケて、拡大したのかもしれない。
泉質はナトリウム泉。
石炭になりかけの地層を通って湧き出すそうで、お湯が真っ黒なのが特徴。
ナトリウム…石鹸水に浸かっているようなもので、お肌がすべすべになる。
他にも蒸し風呂、サウナ、ジャグジーなど各種お風呂があり、ゆっくり1時間ほど楽しむ。
12歳以下はサウナなどには入らないように、という注意書きもあったのだけど、長男はこの日で13歳。
全部楽しめた。
長女、次女も楽しめたらしい。
お風呂修理できるまで毎日来れる? と聞かれたが、それはちょっと贅沢だろう。
実は、13年前に来た時は、妻のお腹の中に長男がいた。
身重のストレスもあって温泉でも行きたいと思っていたが、身重だからこそ怖くて遠出できなかった。
そのタイミングで、近所に温泉もあるスーパー銭湯ができたので行ってみたのだ。
「電気風呂」という、微弱電流が流れているお風呂があって、興味はあったのだけどお腹の赤ちゃんに悪影響があると困るから入れなかった、と言っていた。
風呂上がりに、妻に電気風呂に入ったか聞いてみた。
普通に入った感想が返ってきたが、以前は長男がお腹にいて入れなかったんだよ、というと、そんなこと忘れていたらしい。
記憶の中では長男を連れて3人で来たはずだけど、生まれたばかりの赤ん坊を連れてくるわけないし…と思っていたらしい。
ある意味連れては来ていたけど、お腹の中だったのだ。感情だけ記憶していたのだろう。
たまたま長男の誕生日に風呂が壊れ、生まれる直前に入ったスーパー銭湯に来ることになった。
なかなか面白い誕生日だった。
後日追記
給湯器は、16日中に治りました。
マザーボード交換で4万円ちょっと。
給湯器を使えない、というのは非常事態なので、故障個所を特定して修理…というより、マザーボード交換で簡単確実に直したほうが良いのでしょう。
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風邪が長引き、症状の出始めから、もう一週間になる。
先週金曜日~日曜日あたりが山で、ずっと寝込んでいた。
子供からうつされたかな…と思っていたのだけど、どうもそうではなかったようだ。
昨日、月曜日あたりから、長男が発熱し、長女・次女も鼻水・くしゃみなどの症状が出て、妻も体調不良になっている。
潜伏期間1週間か…逆算すると、2週間前に家族旅行に行った際に、どこかで僕がもらってきてしまったのだろう。
昨日はまだ体がだるく、朝起きるのが辛かった。
しかし今日はいつも通り5時半起床。まだ本調子ではないとはいえ、風邪を脱した感がある。
いつものようにお湯を沸かしながら新聞など読んでいると、コンロの方で何か光った気がした。
そちらをみると、湯沸中だったはずのコンロの電源が落ちている。
瞬時に「ショートして火花が出た」のだと理解した。
電源を入れてみようとするも、入らない。完全に壊れたか。
僕と同時に長女が起きてきて、居間のテレビでスプラトゥーン2を遊んでいるが、こちらのプレイは続いている。
キッチンでは炊飯中だった炊飯器も、相変わらず音を立てている。
停電などではなく、やはり機器の故障だ。
さて、どうしよう。頭を巡らせる。
今日は平日なので、子供たちは学校に行かねばならない。
コンロが壊れて料理が作れない、では困る。
幸い、電子レンジは使える。炊飯器も動いている。
普段使っていないが卓上型のIHコンロがある。すぐにそれを引っ張り出し、キッチン後ろのカウンターに設置…
いや、ここで料理を作ると、換気扇が使えない。
壊れたコンロの上に設置し直す。ガスコンロのように五徳が無く、フラットなIHならこういうこともできる。
さっき途中まで沸いていたお湯を沸かす。
卓上用は非力なので時間はかかるが、とにかく料理は出来そうだ。
壊れたIHは、3.0Kw の出力で高速にお湯を沸かせた。
卓上用コンロは 1.2Kw だ。半分以下の熱量しか出せない。
まぁ、卓上用だから仕方ないよな。
みそ汁を作る。最大火力で沸かすと、まぁそれなりの速度でお湯が沸いた。悪くない。
つづいて、卵焼きを作る。
こちらも最大火力で…作ろうとしたところで気づく。
最大火力、案外強火すぎないか?
後で調べてみたら、IHの 1.0Kw で、通常のガスコンロの強火と同じくらい、だそうだ。
あれ? 以前に計算したのと少し違う。
ここらへん、実効効率をどのようにとるか、という問題になってくる。
鍋の材質など、諸条件で変わってくるのだろう。
ともかく、卓上型IHは、卓上型のカセットガスコンロと比較される商品…と思っていたのだけど、通常のガスコンロ程度の火力は出るようだ。
コンロが壊れた状態では、非常に心強い。
これで、朝ごはんは問題なく作ることができた。
子供たちを学校に送り出した後、再確認。
我が家のブレーカーは、部屋ごとの小さな単位で電力遮断されるようになっている。
たしか、IHだけで1つ分になっているはずだ。
調べると、やはりブレーカーが落ちていた。ショートしたのであれば当然か。
こわごわブレーカーを戻す…が問題ない。
こわごわIHの電源を入れる…湯沸に使用した左コンロで、H14 というエラーが出ている。
#ナショナル CHM-TRS30A でのエラー番号
これだけ確認して、怖いので電源を再び遮断。
9時を待ってサポートセンターに電話をかけ、修理を申し込む。
まず、センターの方で調べてくれたことには、H14 が出ている状況で、電源を入れることには問題がない、とのことだった。
エラーが出ていない右側コンロはそのまま使える。ありがたい。
サポートセンターから地域のサービスセンターに連絡が行き、コールバック。
修理は最速で今週土曜日になるそうなので、その日にお願いした。
後日追記
土曜日に修理きました。
光の原因は、どこかが火花を散らした、などではなく、ヒューズが切れたため。
(ヒューズは熱で焼き切れるもので、高い熱により発光する)
しかしヒューズが切れたからには何らかの原因があったはずで、念のためメインボード交換。
技術料出張料込みで2万5千円でした。
12年前に購入したもので、修理部品ももうなくて買い換えかな…と思っていたので、安く済みました。
12年間一度も壊れなかった、と言ったら、修理担当者のほうが驚いていました。
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加湿器を購入した。
今まで使っていたのは8年近く前に購入したもの。
性能的には素晴らしかったのだけど、さすがに8年もたつと寿命だ。
買い換えることにした。
プラスチックは、水に弱い。
プラスチックと一言に言ってもいろいろな種類があるのだけど、水と化学反応すると分解してしまい、最終的にはもろくなる。
加湿器は水を扱う製品で、当然水に強いプラスチックを使用していると思われる。
でも、8年もたつと、水に浸かり続ける部分はボロボロになる。
加湿器としてはまだ使えていたのだけど、あちこちひびが入ったり破損したりしていた。
特に、水タンクのふたは、毎日の開け閉めで力がかかることもあり、4年目くらいで破損して一度パーツだけ購入した。
4年もたつとすでに古い商品であり、部品番号を特定し、発注するだけでも苦労した。
そこが再び割れていた。
もう買い替え時だろう。
余談だけど、この水タンク、「ヘロンの噴水」の応用で、古い水を回収し、廃棄するようになっていた。
加湿器は水を蒸発させるため、最後にカルキなどの不純物が濃縮された水が残る。
特に、ディスク型加湿器は構造上「空気清浄機」としても働いてしまうため、水が汚れる。
水タンクに、水の重さを利用した古い水の回収機構が付いていて、吸水時に捨てられるようになっていた。
この仕組み、面白かったのでいつか記事にしたいと思ったまま、記事にせずに捨てる。
新しい製品を選定。
8年前に選定した時とは状況も変わっているけど、大体の方針は同じ。
本体価格は多少高くても良いから、消費電力が少なく、加湿性能が高いものが欲しい。
以前の調査で、気化式、特にディスク式が良いことがわかっている。
しかし、ディスク式はメンテナンスが結構面倒で、多くのメーカーが作るのをやめてしまったようだ。
以前使っていたのは三菱電機製だった。他社に比べ、飛びぬけて消費電力比の加湿性能が高かったから。
でも、性能が高い代わりに値段も高かったし、機械自体も大きかった。
これが人気が無かったようで、三菱は加湿機自体から撤退してしまったようだ。
(三菱電機ではなく重工は作っているし、加湿器ではなく保湿器は作っている)
一応説明しておくと、加湿器には大きく分けて、加熱式・超音波式・気化式の3つがある。
▼加熱式
お湯を沸かせて蒸気を出すものだ。
石油ストーブの上に薬缶を置いておくのと同じだな。
メリットは、水が高温になるため、雑菌の心配がいらないこと。機構が簡単で本体も安いこと。
デメリットは、お湯を沸かすためにかなり消費電力が高いこと。
▼超音波式
水面付近に超音波を当てることで水滴…霧を発生させる方式だ。
メリットは、消費電力が少なく、機構が簡単で済むために本体も安いこと。
デメリットは、霧にしたからと言って気化するとは限らず、加湿器周辺が水でべちょべちょになる場合があること。
中途半端に水にエネルギーを与えるために「ぬるい」温度になり、雑菌が発生しやすいこと。
カルキや雑菌を含む水滴をまき散らすため、うまく加湿できても周囲に「白い粉」を発生させやすいこと。
デメリットばかり書いたが、現在の超音波式は、内部で紫外線殺菌するなどで少なくとも雑菌の心配はなくしている。
その反面、本体の安さというメリットも失われる。
▼気化式
単に水を含ませた布などを「乾かす」ことで加湿する方法だ。
メリットは、場合によっては電気すら使わないでよいこと。電気を使う場合でも消費電力は非常に安い。
それでいて、加湿部分の形状を工夫することで、他の方式に比べても加湿性能が高い。
(消費電力あたりの性能ではなく、絶対性能としても高い)
デメリットは、やはり雑菌が発生しやすいこと。
通常は、布などの「フィルタ」を湿らせ、ファンで強制的に空気を通すことで加湿する。
この仕組み上、フィルタは事実上「空気清浄機」として機能してしまう。
空中のカビの菌などを捉え、常に湿っているので繁殖しやすい。
ただし、超音波式と違って雑菌をまき散らすことはない。あくまでも気化した水蒸気だけが放出される。
臭いは生臭くなるので、その前にフィルタを交換するなり掃除するなりすることになる。
大抵は、フィルタ掃除は大変だ。加湿性能を高めるため、複雑な構造になっていることが多いためだ。
そもそも洗浄できず、交換式の場合もある。この場合はランニングコストがかさむ。
他にも、超音波で発生した霧に、加熱した温風を当てて気化させるハイブリッド式などもある。
でも、基本的には上の3方式。
気化式は、3方式の中で一番加湿能力の幅が広い。
お皿に水を入れて、吸水性の良い厚紙を立てておくのも「気化式」だし、以前使っていた、他に類を見ないほど加湿性能が高かった機械も「気化式」だ。
なので、この言葉は加湿性能を表さない。
消費電力の少なさは表すが、これもメーカーによりけりだ。
本体が高くても良いから、消費電力が少なく、加湿性能が高いものが欲しい…
という際には、気化式の中で、フィルタに強制送風するものが最有力候補となる。
ただ、この方式はメンテナンスは一番面倒くさい。
面倒が嫌な人は、他の方式を選んだほうがいいだろう。
気化式を作っているメーカーは以前より減ったように思う。メンテナンスの面倒さが嫌われるのかもしれない。
いろいろ調べたが、今回はパナソニック製を選ぶことにした。
今まで使っていた三菱製が、加湿性能 800ml/h 。
パナソニックのものは、加湿性能 700ml/h 。
だけど、三菱製は4万円した。パナソニック製は2万円。半額だ。
もし加湿性能が不足するようだったら、もう一台買い足そう。
使い始めて1週間ほどたつが、加湿性能に不満はない。
もっとも、まだ真冬になっていないので、空気もそれほど乾燥していない。
性能を見極めるにはこれからが本番だろう。
水タンクは以前のものほど大きくない。
というか、三菱製はタンクが大きすぎ、水を入れると重いと不評だったようだ。
フル稼働していても1日1回水を入れればよかったので、僕は好きだったのだけど。
パナソニックのものは、多分フル稼働の時期になったら1日2回給水しないといけないと思う。
まだメンテナンスは行っていないが、事前に見た限りでは、三菱のものよりメンテナンスが楽そうだ。
三菱のものは30枚程度に分離する薄いディスクを、1枚づつ手洗いする必要があった。
パナソニックのものは、人工繊維の網状のスポンジのようなもの…名状し難いが、水をうまく吸いつつ、揉み洗い等しやすそうなフィルタを洗えばよい。
洗面器に入るくらいの大きさなので、つけ置き洗いすればよいようだ。
洗っていれば10年もつ、という触れ込みなので、フィルタ交換という「追加コスト」はないと信じたい。
#そもそも、10年たつ前に本体が壊れる気がする。
何よりも、一定期間使うと、「メンテナンスしてください」と本体に促されて、分解し、再度組み立てないと動作しなくなる。
メンテナンスが難しいほど状況が悪化する前に、強制的にメンテナンスを促すわけだ。
三菱のものは、「臭くなった」などで自分で判断する必要があった。
その程度まで事態が進んでいると、洗うのも一苦労だった。
ここら辺、パナソニックは作り方がそつない。
個人的な想いだけど、パナソニック製品を買うと、少し寂しさを感じる。
パナソニック製品は優等生過ぎるのだ。
大きな減点対象はないのだけど、突出した魅力もない。
(まぁ、その「平均点の高さ」は突出した魅力なのだけど)
以前使っていた三菱の加湿器は、メンテナンスなど面倒だったけど、いろいろと良いアイディアが光る製品だった。
最初に書いたけど、汚れた水の回収システムとかよくできていた。
給水するたびに魅入ってしまう。
加湿中の動作も、水タンク越しにディスクがゆっくりと回転するのが見えるように作ってあり、美しかった。
今度のパナソニック加湿器は、手がかからずに十分な性能を発揮してくれそうだ。
非常におとなしく、部屋の風景に溶け込むようなデザイン。まるで存在していないような、空気のような存在。
実のところ、毎日使う家電製品というのは、それでいいのだと思う。
それでいいのだけど、少し寂しさを感じるのだ。
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ルーターを入れ替えてから、IP電話が使えなくなった。
…早くどうにかしなくちゃなぁ、って思いながら、元々ほとんど使ってなかった電話なのでほったらかしになっていた。
会社の電話番号なのだけど、関係者はみんなメールとか僕の個人携帯電話にかけてくるので、もし掛かってくるとしてもお役所か、セールス電話だけ。
で、お役所からかかってきたことなんて、ない。
でも、ずっとそのままにはしておけない。
重い腰を上げて、やっと「どうにか」した。
電話番号変わってしまったので、お役所には新たな番号を届けないといけないのだけど。
セールス電話は、来なくなるだろうからかえって良いだろう。
元はといえば、NTTコミュニケーションズの運用する IP 電話を、NTT 純正のルーターで使っていたのだった。
ところが、今年の春にルーターが壊れた。
IP 電話設定できるルーターはかなり古いバージョンが「最新の現役」であり、事実上開発が止まっていた。
というのも、NTTコミュニケーションズは現在スマホで使用できる 050plus という IP 電話を展開していて、家庭用の「固定 IP電話」は縮小傾向だから。
過去に契約した人たちへのサービスは維持しているが、新規獲得する気はないのだろう。
対応したルーターが無いと、使い続けることはできない。
でも、NTT コミュニケーションズ系の IP 電話を、VoIP アダプタで使用している、という人のブログ記事などを見つけた。
なるほど、それで行こう。
というわけで、ルーターと一緒に VoIP アダプタを購入してあった。
NTT コミュニケーションズ「系」という書き方をしたが、過去において展開された家庭用の IP 電話は、NTT コミュニケーションズが直接運用しているものではない。
インターネットサービスプロバイダ…各家庭からインターネットに接続する業者が、サービスを「再販」する形で展開したものだ。
僕はアサヒネットを使用しているので、アサヒネットの「IP電話C」というサービスに当たる。
#朝日ネットでは、他に「IP電話F」も展開している。
C はコミュニケーションズで、F は富士通のサービスを再販した形。
僕は、アサヒネットから振り出された、NTTコミュニケーションズ系の IP 電話のサービス ID などを VoIP アダプタに設定すればそのまま使える、と思っていた。
でも、話はそんなに簡単ではなかった。
VoIP というのは、Voice Over Internet Protocol の略。
「インターネットで音声通話」って意味合いだな。IP 電話の技術の総称だ。
問題はこれが「総称」であることで、少しづつ違ったいろんな技術がある。
そして、VoIP アダプタでは、ものすごくたくさんの設定項目を用意することで、どの技術にも対応できるようにしてある。
NTT 純正ルーターでは、この「膨大な設定項目」をすべて隠し、ユーザーごとに与えられる値だけを設定すればいいようにしてあった。
というか、VoIP を独自拡張し、設定すべき項目を自動的にサーバーから取得するようにすらしてあったようだ。
この項目を正しく設定する必要があるわけだが、問題は「サーバーから自動取得する」ような値。
NTTコミュニケーションズ系の IP 電話でも、サービスプロバイダによっては公開されていて、公開されていなくても解析されていて、場合によっては一切の情報がない。
アサヒネットは、比較的情報がない方だった。一切ないわけではないが、僕は VoIP の専門知識が乏しいため、正しい設定方法を見いだせなかった。
VoIP を扱う無料ソフトウェア… Asteriskというものがある。
これを使うと電話構内交換機を作れるのだけど、まぁややこしいことはいいや。つまりは、VoIP アダプタの内部ソフトと同じようなことをしているはずだ。
これにアサヒネットの IP電話C を登録している例は、いくつか見かけた。
でも、一般的な VoIP アダプタの設定方法とは、大きく異なる。
そこを解決するだけの知識が、僕にはなかったのだ。
一応書いておけば、春から設定を始めて、夏くらいまではいろいろ粘ったのだ。
アサヒネットの知り合いのつてを頼って、技術の偉い人に「IP電話Cの設定パラメータわかりませんか」なんて直接聞いたりもした。
でも、ダメだった。
NTTコミュニケーションズのサービスを再販しているだけで、詳しいことは知らないんだそうだ。
#偉い人だから末端の細かなパラメーターまで知っているわけがない、という側面もあるとは思う。
得られた答えは「解約して別のサービス使ったほうがいいです」っていう答え。
サービスしている会社の人に解約して、って頼まれるのもすごい話だ。
でも、それだと電話番号変わっちゃうからなぁー、って思ったまま半年が過ぎた。
先ほど、妻に「あの電話結局どうなってるの?」と聞かれて、再挑戦することにした。
もう、電話番号は変わってもいいので使えるようにしよう。
そう腹が決まれば展開は速い。以前から考えていたことはある。
smartalkの電話番号をすぐに取得する。
月額無料の IP 電話だ。その代わり、通話料が少し高い。
でも、元々家の電話は別にあり、仕事用の待ち受け専用だ。
通話料っていうのはこちらから掛けたときに発生するものだから、高くても関係ない。
smartalkはスマホアプリで使うことを前提としているのだけど、普通の VoIP だ。
IP電話Cのような、特殊なことはやっていない。
だから、VoIP アダプタに設定すれば、固定電話でも使用できる。
サポート対象外だから、設定は自己責任で、というだけ。
最初はつながらず、いろいろいじる。
NAT 越えができてないのかな、と思ってルーターにサーバー設定を行い、VoIP ルーターは NAT 越えがいらないようにする。
でもなかなかつながらないなぁ、と思っていたら、パスワードの設定個所を間違えていた。
正しく設定したらあっさりつながった。
調べると、うまく NAT を越えないと「発信は出来るが待ち受けできない」状態になるようだ。
まぁ、仕組みから考えるとそうなるだろうな。
NAT というのはルーターの機能。家庭内の複数のマシンをまとめ、1台に見せかける。
サービスプロバイダは「1台」の接続しか提供しないのだけど、NAT によって複数台を繋げるのだ。
電話をかけるときはこれでいい。
でも「呼び出し」の時は、家の外から接続が行われれる。
機械が1台に見えるからアクセスするのだけど、それはルーターで電話じゃないから通話できない。
これを解決するのが NAT越え、という技術。
これもいろんな方法があるけど、ともかくルーターに「電話にアクセスがあったら VoIPアダプタにデータを渡してね」って教えておく。
今回僕が使ったのは、あらかじめ手動で設定して教えておく、という方法で、NAT 越えは使わない。
設定方法としては難しいので、参考にしたページはみんな「NAT 越え」の一番原始的で適用範囲の広い(でもトラブルも起きやすい)方法で設定するようになっていた。
原理を理解して、一番シンプルな方法を使えば、トラブルは少ない。
うちの設定としてはこれで行こう。
そんなわけで、今まで使っていた(半年ほどは使えないのにお金を払っていた)IP電話C は解約。
解約してください、って偉い人にも言われちゃってたし。
まだ電話番号を誰にも教えていないので、当面どこからもかかってこないはず。
追記 2017.12.20
どこからもかかってこないはず…と思ったら、無言電話が沢山きました。
SIP SPAM と呼ばれるものです。
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22年 Windows 11 の 22H2 アップデートでネットがつながらなくなる
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3月14日。
夜、食器を洗っている最中に、急に食洗機が止まってしまった。
断続するブザー音を出しながら、ランプが点滅している。
何かのエラーだろうな。
マニュアルを持ってきて、点滅するランプやブザー音からエラーメッセージを読み解く。
・お湯が止まらない
・排水ができない
という、水回りトラブルを示しているようだ。
幸い、お湯が出続けていることはなく、排水が十分されていない。つまり排水の方のトラブルだ。
排水管が詰まったのかな、と思い、いわゆる「すっぽん」吸盤を持ってくる。
でも、食洗機の小さな排水口に合うわけがない。
すこし考え、小さなペットボトルの口を押し当ててシュポシュポやってみる。
悪くない感じだが、状況は改善しない。
仕方がないので手洗いした。
食洗機買う前は当然手洗いだったのだけど、当時は妻と二人暮らしだった。
(そのころから、基本的に僕が家事を担当していた)
でも、今は子供が増えて家族五人。洗うのだけで1時間近くかかった。
食洗機がないのは困る。
翌日メーカーであるホシザキに連絡。
もう、家庭用作らなくなって10年以上たつので、修理してもらえるかどうかもわからない。
症状を言った時点で、排水ポンプにも利用しているモーター故障なので出張修理は難しい、と言われる。
でも、家庭用もまだ修理は可能だし、持ち帰えれば修理できると思う、とのこと。
ここで素直に疑問。
うちの食洗機、ビルトインなのだけど簡単に外せるの?
これは僕の認識不足だったけど、ビルトインと言ってもねじで止めてあるだけだそうだ。
ねじを外せば簡単に取り出せる。
ただ、すぐには引き取りに来れないらしい。
簡単な修理ならサービスマンがすぐに向かえるのだけど、機械持ち帰りだと相応の車が必要になるから、とのこと。
こちらとしてもそこまで急いではいないので、お任せする。
さらに翌日金曜日、引き取りに来てくれた。
手際よくねじを外し、すっぽりと機械を抜き取る。
最初からビルトインで入っている状態しか知らないので、取り外すと違和感がある。
一応、ホシザキはもう家庭用を作っていないので、修理が無理な場合は他社製を購入してください、といわれた。
他社製はホシザキ製より小さいものが多いので、十分入るはずだそうだ。
土日は会社が休みなので、ということで、連絡を月曜日にいただいた。
モーター交換で修理可能で、出張費や技術料併せて5万円弱。
すこし高い出費だが、モーターまで交換するのだから、まぁそんなものだろう。
お願いすることにする。
部品はこれから発注なので、届いてから修理して、お届けは週の後半になると思います、とのこと。
翌日、すぐに部品が届いて修理が終わったので、これからお届けに行っても良いでしょうか、と電話。
速いのはありがたい。来てもらう。
ところで、ホシザキは基本的に業務用のメーカーなので、年間保守契約を結ぶことができるそうだ。
年間保守契約を結ぶと、技術料や出張料はなくなり、部品代だけで修理できる。
そして、今回の技術料や出張料の総計は、年間保守契約料より高い。
モーター交換は技術料などが高く、今回は機材持ち帰りで通常よりも出張料が高くなっている。
普通は一般家庭向けに保守契約は結ばないのだけど、今回「結んであった」ことにすれば、結果的に安くなる、と。
全部込みで5万円弱、というのは、これを駆使したうえでの料金だった。
そんなわけで、今後1年間の間は、故障しても部品代のみで修理が可能になった。
保守なので、半年たったところでメンテナンスにも来てくれるそうだ。
ところで、万が一を考えて他社への乗り換えも考えてみた。
ざっと他社製を調べた限りでは、ホシザキと同じような使い勝手を提供してくれるものはなさそうだ。
ホシザキの特徴は、洗浄時間が速いこと。
初回は6分くらいだけど、連続して洗う場合は2回目以降5分程度。
これは、最後にすすぎに使ったお湯で、次回以降の洗いを行うため。
それと、食器トレイが本体から完全に取り出せること。
「食洗機に食器を入れる」のではなく、トレイに入れてから、そのトレイを食洗機に入れる。
このトレイが2つついている。
使わない時は重ねて本体内に収納しておけるので邪魔にはならない。
ちなみに、トレイの中には食器を立てるための「仕切り」があるのだけど、置いてあるだけで簡単に外せる。
外してしまえば鍋でもまな板でも入る。
この2つの特徴を組み合わせると、どんなに大量に食器があっても、次々と洗っていける。
ひとつのトレイを洗っている間に、次のトレイに食器をセットできるし、洗い終わった食器を片付けて次の食器をセットしていると、ちょうど前の食器が洗い終わる感じ。
鍋やまな板まで一気に片付けが終わる。
他社製だと、標準で1時間、高速でも30分くらいかかるのが普通。
食器は入っても鍋やまな板までは入れられないものも多い。
食器洗いから片付けまで一気に終わらせたい、キッチンにあるものは全部洗いたい、という、ただそれだけのことなのだけど。
ホシザキが家庭用から撤退した(つまりは、需要が無かった)ということを考えると、この考え方は変わっているのだろうか…
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LED 電球もずいぶんと普及してきた。
東日本震災直後は、節電が重視されていた。
僕がそのころ書いたページ(もう7年前だ)には、「現状のお勧めは電球型蛍光灯です」と書いている。
当時はまだ LED 電球が高かったうえに問題点も多かったためだ。
その後のことは特に書いていないのだけど、我が家でもその後交換した電球には LED のものが多い。
白熱球や蛍光灯と遜色のない使い勝手のものが増えたし、何よりも安くなってきたから。
LEDじゃないとできない、人が近づくと点灯するようなセンサー入りも増えた。便利に使っている。
でも、E17 口金を使うミニクリプトンランプ(家庭用の小型電球だ)は、数年前には交換できるようなものが無かった。
数日前の Amazon PrimeDay に、急に思い出して E17 の LED 電球を探してみた。
この数年の間に、いろいろな製品が出てきたようだ。買うことにした。
我が家で使っているミニクリプトンランプは、主に天井埋め込み型照明のものだ。
天井埋め込み型は、2階の床下、1階の天井上の狭い空間に器具を設置するため、ソケットが斜めに設置されている。
多くのミニクリプトン型 LED 電球は、下方向に強く光を照射する。
これらは使えない。
最近増えてきたのは「トウモロコシ型」と呼ばれる、円筒形の表面に LED を配置しているもの。
明るさにより長さが伸びる。
PrimeDay の特価商品にも入っていた。
しかし、明るさが 40W と 50W 相当しかなかった。
我が家では 60W を使用している。ダメだ。
で、他のものを探していたら、LEDフィラメント電球というものがあった。
LED を基板に配置するのではなく、直列に20~30個も並べた「フィラメント」を使い、普通の白熱球のような形を作っている。
ミニクリプトンランプに比べると、若干大きい。
しかし、これを使ってみることにした。
ただし、購入したのは PrimeDay の特価品ではない。
特価品よりも安い値段で、在庫数が残り3の製品が売っていたから。
Amazon では、在庫数によって値段が変動し、あと少しになると急激に安くなることがある。
LED フィラメント型は、そういえば数年前に話題を聞いたことがあった。
従来の LED 電球よりも高価になり、寿命も短くなる。
でも、基板を使用した LED 照明よりも、ずっと白熱球に近い照明になる。
お店などの照明としては、雰囲気を出すためにこうしたものも必要とされている…と。
でも、今回は雰囲気が欲しかったのではなく、形状が我が家の照明器具にあっていただけ。
それと、普通の LED 電球より安かった。6個で 1660円。1個 280円弱だな。
ちなみに、白熱球としてのミニクリプトン電球は、1個100円くらい。
LEDだと、ものによるけど 60W相当なら1個 500円くらいから。
安かったのがよくわかる。
色温度が低め…赤みが強いものを購入した(安かったから)のだけど、今まで使っていた白熱球とほぼ同じ色だった。
喜んで全部…家の中に E17 クリプトンランプは8カ所つかわれていたのだけど、6カ所を交換した。
その時は気づかなかったのだけど、夜になって異変に気付いた。
6カ所のうち3カ所(同時に点灯)だけ、夜になったら、少しだけ光っている。
どうも、OFF の時でも少しだけ電気が流れてしまっているようだ。
通常の電灯は、1カ所のスイッチで ON / OFF する。
階段などでは、上と下の2カ所で ON / OFF できる。
でも、問題の3つの電球は、廊下に使われていた。
その廊下に面した各部屋の出口にスイッチがあり、都合4カ所で ON / OFF できる。
ここだけ何かおかしいということは、4カ所で ON / OFF できるという特殊性と関係があるのだろう。
翌日になり、長男が気付いた。
これらのスイッチ「暗い中でスイッチを見つけられるように」、OFF の時は赤い LED が点灯するようになっている。
しかし、ON の時は当然点灯せず、OFF にしても点灯しないまま。先に書いたように、OFF でも LED が少し光っている。
なるほど。白熱球は抵抗が高いが、LED は低い。
4カ所で ON / OFF できるスイッチは、何か特殊なことをして状態を計測しており、その都合で電気抵抗の値が重要なのだろう。
じゃぁ、仕方がない。実はここはそれほど使っていないし、クリプトンランプに戻そうか。
…と、1カ所交換したら、それだけで不具合が解消した。
電灯は並列につながっているはずで、1カ所変えただけでは電気抵抗はそれほど変わらないはず。
でも、解決したのだから良しとしよう。
#気になって調べたら、この現象は 2010年ごろにはすでに知られていたようだ。
ただ、問題が認識されたので、最近の LED 電球は対応がなされている。
スイッチが4カ所もある、というのが「想定を超えていた」ようで、今回の問題となったようだ。
ここで使わなくなった LED は、「あまり使わないから」白熱球のまま残していたところと交換した。
白熱球がすべて、単純に LED に交換できるわけではない、というのは当然こと。
調光機能付き照明とかは LED では使えないしね。
だけど、LED に変えたことでスイッチの ON / OFF がおかしくなる、なんて現象が起きるとは思ってなかった。
別年同日の日記
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13年使っていた FAX電話機が壊れた。
自営業をやっていると FAX が必要なことがあり、以前は年に2~3回使っていたと思う。
でも、ここしばらくは使っていなかった。
1カ月ほど前、お役所に書類を送るのに「FAXで」と言われて使用した。
その時はちゃんと動いた。
2週間ほど前、レンタカーを借りたいと思い、そのレンタカー屋さんが FAX 問い合わせが前提になっていたので使おうとしたら、壊れていた。
紙送りのギアが壊れたようで、紙を読み込んでくれないのだ。
これに関しては、メール問い合わせもできたので問題はなかった。
(メールは FAX よりも返事が遅い、とWEBページに明記されたいたので FAX を使おうとしたのだった)
FAX 機能は壊れたけど、電話としてはまだ十分使えるから…
と思っていたら、1週間ほど前に、コードレスの子機をつかおうとした時に即座に「充電してください」という表示がでて使えなかった。
どうやら電池寿命らしい。
親機の物理的なギア故障と、子機の電池寿命がほぼ同時に来るという、素晴らしい製品耐久性設定。
こうなると、さすがに買い替えざるを得ない。
13年前に比べ、FAX の使用回数は減っている。
今回はたまたま連続して使おうとしたのだけど、通常は2年に1回というところか。
コンビニでも FAX は送れるし、もう FAX つきでなくて良いだろう。
それよりも、今まで使っていた電話は、親機側の受話器がコード付きだった。
これが結構不便で、親機側もコードレスにしたい。
調べたら、Amazon で1万円未満で買える機種があったので、購入。
今時固定電話を使う人も少ないので、電話機は簡素化し、設置面積が小さくなる傾向にあるように思う。
我が家は仕事用・家庭用で、2台の固定電話がある。
と言っても、片方は IP 電話で、もう片方は光でんわ…これも広義の IP 電話なのだけど。
今まで使っていた FAX だって、FAX としては小さめの機種だった。
でも、それをどけたら、2台の電話を置いてもまだ余るスペースが生まれた。
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今年末までをめどに、スズキ・ソリオかダイハツ・トールを買おうと思ってカタログをもらいに行った。
しかし、3日後に、スズキ・イグニスの購入契約書にサインしていた。
展開が早すぎて自分でも驚いているのだけど、事の経緯を記録しておこう。
車購入から 10年目を過ぎたころから、何となく次の車を考えていた。
しかし、我が家はあまりにも特殊だ。
家に入るための道幅が 1.8m しかなく、しかも途中でほぼ直角に曲がっている。
幅が狭く、旋回性能が高い車でないと入れない。
そういう車は、普通に考えれば軽乗用車になるのだが、我が家は5人家族。
法的に4人までしか乗れない軽ではだめだ。
今まで乗っていた、スズキ・エブリィランディは、2001年登録の車だ。
軽乗用車のエブリィに、普通乗用車のエンジンを積み、普通乗用車扱いとして7人乗りにしたもの。
一応、エンジンのパワーに耐えるようにボディは設計しなおされているのだが、サイズなどは本当に軽のままだった。
当時はダイハツもライバルとしてアトレー7を作っていたのだが、この路線は売り上げが悪かったようで、両社とも現在は後継となる車種を作っていない。
車自体が 10年車検の時と、中古で我が家が購入してから 10年目の時に買い替えを検討した。
しかし、同じような車を探しても見当たらない。この時はそのままあきらめた。
その次の車検…前回の車検だが、少し捜索範囲を広げた。
エブリィランディほどの小ささはなくてもよいから、我が家に入れる車で、家族5人+ゲスト1名くらいは乗れる車はないか。
これも、なかった。
しかし、そのころ新しく出た4代目スズキ・ソリオなら、5人乗りで家に入れるのではないか、という希望は見えた。
エブリィランディより、横幅も、長さも、回転半径も大きくなっているのだけど、それでも一番小さな普通車だった。
何よりも、オプションで「全方位カメラ」がつけられる。鳥瞰視点で車の周囲の状況を把握できる機能。
これなら、狭い道でも的確なハンドル操作ができるかもしれない。
しかし、このころ仕事がうまくいっておらず、新車を買う資金はなかった。
「新しく出た」ばかりなので、中古も当然ない。
#厳密にいえばすでに中古はあったが、新車並みに高い。
この時は、もう一度車検を通し、次までには買い替え、という選択をした。
そして今回。
次回車検まであと半年ですよ、という手紙がディーラーからきて、再び検討を開始したのが8月頭。
2年の間に状況が変わっていた。
ソリオは大人気で、ライバルのダイハツも類似の車を作っていた。
ダイハツ・トール。トヨタに OEM 供給され、ルーミー、タンクという名前でも売られる。
さらに、スバルからもジャスティという名前で売られる。
この販売網で、月間販売台数では、あっという間にソリオを上回っていた。
WEB などで情報を調べると、なるほど、非常に上手にコピーしているようだ。
ソリオの良い工夫は素直に取り入れ、さらにダイハツなりの別回答を用意している。
一方で、開発期間の短さから追随しきれていない部分もある。
しかし、トールはまだ新車。
2年前のソリオと同じ状況で、値段が高い。
一方で、2年の間にソリオの中古は出回り始めていた。
これなら買い換えられるか…
というところで、仕事の決算がまとまった。
決算は赤字ではあるのだが、単年度黒字にはなっている。今後の見通しも悪くない。
よし、中古にこだわらず、新車購入も視野に入ってきた。
ということで、本格的に調査しよう、と考え、今月頭に「大きな買い物もするかも」と書いた。
検討を始めたばかりだったので「まだ『どうしよっかなー』って考えているくらいのレベル」とも。
車検は来年2月なので、今年いっぱい悩んでもいいかな、という心づもりだった。
とりあえず、いつも買い物をするスーパーの近くにトヨタのお店があったので、タンクのカタログをもらってきた。
WEB で十分調べていたのだけど、紙のカタログで見ないと気付かないこともある。
これは、ソリオのカタログも欲しいな。
実は8月中から何度かもらおうとは思っていたのだ。
でも、スズキのお店の定休日と、僕の仕事に余裕がある曜日が同じなのだ。
これで1か月近くもらいそびれていた。
土日は子供が家にいるので外出しずらい。
かといって、全員を連れてカタログをもらいに行く、というのも厄介だ。
土曜日の午前中、昼までには帰るからと子供を留守番させてカタログをもらいに行くことにした。
車検などでいつもなじみのディーラーさん。
カタログだけもらいに来ました、と断ってカタログ棚に向かう。
この時は、いつも僕を担当している人はいなかったようで、店内にいた別の人が近くに来た。
迷わずソリオのカタログを取り、「アクセサリーカタログもありますか?」と聞いたら、奥から持ってきてくれた。
そして、ソリオしか取らなかったことを見てか、「具体的に購入をご検討中ですか?」と聞かれる。
ここでうかつな答えをすると、セールストークに巻き込まれそうだ。
まだ先の話なのですが、次の車検までには買おうかと思って、他社も含めて検討中です、と答える。
幸い、セールストークは始まらなかったのだけど、別の質問が来た。
今日来たのは、新聞折り込み広告などをご覧になったのでしょうか?
え、そんな広告入ってなかった、と言ったら、大手2紙にしか入れてないという。うちは別の新聞だ。
ちょうど9月が決算月なので、今月の購入なら大幅値引きもできる、という。
次の決算月は3月。それだと、車検に間に合わない。
セールストークに乗ってみることにした。
わが家が特殊状況で、自分で判断する限りソリオと、ライバル社のトール以外入れない、という説明をする。
対応してくれた販売員の見立ても同じだった。車幅で言えば、この2車種が普通乗用車で一番狭い。
ただし、トールはソリオより横幅が広く、回転半径が小さい。
ほかの条件も勘案してソリオが本命なのだが、状況次第ではトールに決めるかもしれない、とも断っておく。
ちょうど実車があるというので、見せてもらう。
トールのカタログに書いてあり「いいなぁ」と思っていた装備がついていた。
トールでは、上位グレードのみの装備。
あ、ソリオでもついてるんですね、と言ったら、「ソリオ全グレードについていて、当たり前なのでカタログには特に書いていない」とのこと。
えー、この装備ほしい人って、限られるけどいると思うよ。
カタログに書かないのは宣伝下手。
WEB で大体調べていたのだけど、実際に見るまで分からなかった部分も多数。参考になった。
試乗も勧められたのだけど、子供が待っているのでその時間はない。
最後に、全方位カメラ付きで見積もりだけまとめてもらった。
実は、あらかじめ「値引額」の相場も調べてあったのだけど、相場平均よりもかなり値引いてくれている。
この値引き、広告にも書かれていたが「先着〇名限定」の値引きも入っている。
なので、この値段で購入するには、早めの契約が必要なようだ。
で、確約できないけど、と断りながら、見積もりのある部分を示された。
早めに契約してもらえれば、この部分も無料にできると思います。
それだと、値引き相場の限界額近いことになるだろう。
具体的なオプションの検討はまだだし、車の色などもこれから検討したい。
また来ます、と言って店を後にする。
家に帰ってからもらった名刺を確認したら、対応してくれた販売員は店長さんだった。
そうか、だから迷いなく限度額近くまで値引きを引き出せたのか。
日曜日は我が家に来客があったので動きなし。
月曜日、仕事開始の時間を待って、仕事先に問い合わせる。
実は、仕事上のサーバートラブルがあり、トラブル解消まで僕の仕事はストップがかかっている。
月曜日、火曜日と午後から作業に入る形で大丈夫だろうか?
その代わり、トラブル解消するはずの今週後半は、遅れている分を集中して仕事を行う。
快く許可をもらえたので、ディーラーに試乗したいと電話を入れる。
できれば、店長さんに立ち会ってもらいたいのだけど、ご都合はいかがかと。
急な話だったけど、大丈夫だった。
店長さんの立ち合いというのは、土曜日に試乗を勧められたときの約束だった。
「家の前が狭いので、試乗車を傷つけるのが怖い」と言ったら、その時には同乗して責任を持ってくれると言っていたのだ。
ディーラーに行くと、試乗車が変わっていた。
ちょうど、購入を希望していた全方位カメラ付きの試乗車が来たところだという。
もしかしたら、取り寄せ手配をしてくれていたのかもしれない。
試乗を兼ねて、自宅に入れるかのテストに向かう。
長くなるので記事を分けます。
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別年同日の日記
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わが家に入る道路が狭すぎて、入れる普通車を探している話の続き。
ソリオなら大丈夫かも、と試乗で家に入るテストをした。
結論から言うと、ダメだった。
細い道は、ぎりぎりだったが何とか入れた。
しかし、その先の曲がり角が曲がり切れない。
何よりも、曲がった先にある縁石が問題だった。
曲がる先は水路をまたぐ細い橋で、端が 14cm の立ち上がりの縁石になっているのだが、ここに前部バンパーの下についた部品、フロントスポイラーの下部をこすってしまうのだ。
このため、タイヤをぎりぎりの位置まで動かすことができず、長い車長と相まって曲がり切れない。
店長さんの運転で何度か切り返してみるも、入れない。
これ以上切り返さないと入れないようでは実用的ではないし、無理だとあきらめることにした。
ディーラーまでの帰り道、車内の雰囲気は重かった。
さて、ディーラーに戻るころには店長さんも次の手を考えていて、確認してみますと事務所に入っていった。
で、しばらく後にカタログをもって戻ってきて「イグニス」を提案。
エブリィランディとは違うタイプの車種で、まったくノーマークだった。
購入を検討していたソリオとは兄弟車にあたり、エンジンや足回りなどはほぼ共通。
しかし、ワゴン車であるソリオと違い、SUV …というのは実体のないバズワードなのだが、オフロードでも走れるような車として作られている。
そのため、ソリオよりもわずかに回転半径が小さく、長さも短く、何よりも地上から車体までの高さに余裕がある。
ただし、幅に関してはソリオより広い。これが多少の不安材料ではある。
ソリオは、最低地上高が 14cm…ちょうど縁石の高さで、そのためにこすってしまった。
イグニスは 18cm 。
ちなみに、エブリィランディは 15.5cm 。候補に入れていたトールは、13cm。
トールはソリオより回転半径は小さいものの、幅・長さとも大きく、最低地上高も低すぎる。
試乗してみたい気持ちはあったのだが、この時点で完全に候補から外れてしまった。
ただ、イグニスはフロントが長い。
エブリィランディの良さは、フロントが短く、事実上ないこと。エンジンは運転席の下にある。
このため、視界は非常によく、狭いカーブを曲がるときに、前をこすらないギリギリまで寄ることが可能だった。
ソリオはフロントにエンジンが入っているので、少し長い。
イグニスは、デザインの関係もあって、さらに長い。
これがカーブでどうなるか…
悩んでいても仕方がない。
運よく、ちょうど試乗車がある、というので再び試乗。我が家に向かう。
幅は広いが、細い路地の通り抜けは、むしろソリオよりも余裕を感じた。
実は、細い路地の片側は、隣家の生垣で、上のほうが葉が茂ってせり出している。
ソリオは全体に四角いデザインで、上のほうまで横幅いっぱいに車体がある。
一方で、オフロード性を考慮したイグニスは、安定性のある台形デザインだ。
「一番せり出しているところ」で車幅を測ると広いのだけど、上のほうではソリオより小さくまとまっていたのだ。
これが、上がせり出した生垣とうまくかみ合い、ソリオよりも余裕をもって通れたのだった。
曲がり角部分は車を傷つけると怖いので、店長さんに運転してもらった。
最初に曲がった部分で、ほぼそのまま入れそうだった。
店長さんは道に慣れていないので何度か切り返して入れたのだけど、とにかく入れることは分かった。
多分、ハンドルを切るポイントなどを覚えれば、切り返しなしで入れる。
店長さんによれば、橋の縁石にタイヤを軽く当てるまで前進し、当たったら後退して切り返す、の連続だったとのこと。
ソリオでは車体の一部をこすってしまうので気を使うが、タイヤなら何も問題ない。
また、四角く作られたソリオと違い、イグニスのフロントは角が丸くなっている。
カーブの際に正面の壁にぎりぎりまで寄っても曲がりきることができ、やりやすかったようだ。
よかった。とにかく入れる車が見つかった、というのが何よりだ。
ディーラーに戻り、もう少し打ち合わせ。
想定していたワゴンとは違うし、全くノーマークだったので情報が少ない。
イグニスは新しいコンセプトから 2016年に発売された車で、まだライバル車はないという。
後で調べたら、ライバル不在は事実だった。
そして、非常に評判が良い。
先に書いたように、エンジンや足回りはソリオと同じ兄弟車だ。
しかし、ソリオよりも評判がよく、売れているのだ。
となれば、近いうちにダイハツも追従してくるのだろう。
しかし、「まだ」ライバルはない。今年中に車を買いたい我が家では、これ以外の選択肢はないということだ。
じゃぁ、すぐ買っても構わない。
ソリオと同じようなオプションを想定して、見積もりを作ってくれた。
イグニスはそもそもソリオより安いので、ずいぶん安くなっている。
ただ、ソリオより値引き率も悪い。
「先着〇名様」の値引きは、車種限定のものだったためだ。イグニスは対象機種ではない。
しかし、最終的な検討をして、また明日きます。
その時には多分契約します、と言って帰る。
じっくりとカタログを読む。
提示された見積もり以外に、特にほしいようなものはなかった。
どういう車が必要なのか、ソリオ検討時にすでに伝えてあるので、希望を満たすオプション装備を選んでつけてくれているのだ。
安全は金額に変えられないので、自動ブレーキなども付けてもらっている。
実は、ソリオは7月にこのシステムが更新されたばかりで、後退時の自動ブレーキと、高速道路で前の車に追従する機能が追加された。
これらの機能、半年も待てばイグニスにも搭載されそうな気がするが、そんなことを言っていても仕方がない。
そもそも、過去にうっかりバックで壁に突っ込んだことはないし、高速道路もそれほど使わないので関係ないともいえる。
#いや、過去になくても、未来の過ちを防止するための安全装置なのだけど。
色についても、妻と意見が一致したのですぐ決まる。
日本ではあまり見ることのないオレンジ色。
イグニスは世界戦略車で、欧州でも売っているために設定された色のようだ。
昨日、火曜日。
そんなわけで、オプション類は特に問題なし。色はオレンジ、ということで契約に向かう。
あとは、どこまで値下げしてくれるのか。値下げ交渉の材料を2つほど持っていった。
まずは、オプションや色などの確定。
すべてが決まってから、本社とも相談して値下げ交渉となるそうだ。
実は、前日の見積もり時点で、オプション類を 10万円値引きしてくれていた。
オプション類 10万円プレゼントは、広告にも書かれた決算セールの特典。
でも、家で広告を見ていて、別の個所の記述を発見したのだ。
一部車種で、特定オプションの組み合わせを選択した場合、「オプション 50% OFF」という特典。
僕の場合それに合致していて、12万円弱引いてもらえるはずだった。
あと、ソリオ検討時に「この部分を無料化できるかも」と言ってくれていた部分。
これは確約できないといわれていた部分だが、それを引いてもらえれば…
本社への問い合わせが終わり、最終見積もりが出てきた。
僕が値下げ材料で持っていた最大値下げ幅よりも、さらに引いた値段が提示されていた。
じゃぁ、何も文句はない。
もともとソリオより値段が下がっている。値下げできる範囲も狭いだろう。
その中で十分な合格点。
というわけで、交渉成立。具体的な書類作業に入る。
ひたすら、サインして印鑑を押す作業。
車購入時に書かないといけない書類ってたくさんあるのね…
決算セールって、「9月中に契約」すればいいのだと思ってたのだが、「9月中に引き渡し」なのだそうだ。
そんなわけで、ふつうは納車まで1か月くらいかかるところ、頑張って月末までには渡したい、とのこと。
とはいえ、これから手配するのでもしかしたら来月になるかもしれないそうだ。
こちらとしては、年末までに買おうと思っていたので、10月に入っても一向にかまわない。
まぁ、そんなわけで、そのころには新車が届きそうだ。
おまけ。
イグニスの ライト周りは イカっぽい
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別年同日の日記
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まずお詫び。
今朝未明、深夜1時40分ごろから、今朝7時20分ごろまで、当ページのサーバーが死んでました。
で、原因。
台風 24号は昨夜深夜に神奈川県に最接近し、大規模停電を引き起こしました。
我が家も停電しました。
停電は、深夜 0時半ごろに2分程度、その後復旧しても、再度2分程度の停電。
たしかもう一回くらい短い停電があった気もしますが、ともかく最終的には長期停電に入りました。
おそらくそこらじゅうで架線が切れ、そのたびに経路が切り替わって復旧、を繰り返したのだと思います。
ついにうちに通電する経路がなくなったのだろう…と想像しましたが、だからと言ってどうしようもない。
念のためにサーバーシャットダウンするか考えましたが、主に閲覧用のサーバーです。
書き込みが多くないなら、急に電源が落ちても被害は少ないはず。ジャーナルファイルシステムだし。
というわけで、ほっときました。
短い停電は、UPS (無停電電源装置)の働きで影響が出なかったのですが、さすがに長期停電は無理。
けっこな時間アラート音を響かせ、さすがにもうだめだ、と音が変わり、最後に電源断を知らせる音(断末魔)になって、静かになりました。
で、やっと静かになったので寝ました。
サーバーのログを見ると、1時40分ごろの動作を知らせるメッセージが最後でした。
なので、停止もそのころです。
朝5時半に起き、枕もとのスマホの充電状態を見て、まだ停電が続いていることを確認します。
停電の情報を調べよう…と思い、「神奈川」まで入れたら、Google さんが「神奈川 停電」とサジェスト。
サジェストされるくらい、大変なことになっている?
神奈川県全域で、17万戸が停電中だそうです。
あまりにも停電戸数が多いので、復旧にどれくらいかかるかは不明、とのこと。
起きてまずとった行動は、水を汲むことでした。
我が家は災害に備えて、30本くらいのペットボトルに水を汲み置きしていますが、普段から使うローリングストックです。
この時は、この数日で使った10本くらいが空でしたので、これに水を汲みました。
水道は、ポンプで水圧をかけていないと水が出ません。
このポンプは、通常は送電される電気で動いていますが、緊急時にも水の供給ができるように、水道局には非常用電源も備わっています。
でも、停電が長引いた場合はどうなるかわかりません。それが水を汲んだ理由です。
今日は中学生の長男は休みですが(理由は後述)、小学校はあります。
電気がないと料理はできませんが、幸い、食パンの買い置きがありました。
最悪の場合、これで朝ごはんにできます。
しかし、そもそもそんな大変な状況だと、休校になる可能性もあります。
庭に出ます。
自転車が全部倒れているのは、想像通りで問題ありません。
昨夜は想像を超える暴風雨だったので、わずかに開けてある車の窓から雨が入っていないか心配でした。
(日差しで車内が蒸れないように、ほんの少しだけ窓を開けているのです)
しかし、さすがにそれはありませんでした。
どの程度の雨か、実験してみようと思って置いといたバケツは、風で転がっていました。
雨は降るが風が当たりにくいような場所に置いていたのですが…
一晩立ったら雨水が満杯に…って予想していて、昨晩暴風になる前に、ある程度溜まっているのを確認していました。
水が入っているバケツを、風当たりが強くないところでひっくり返すのだから、暴風の強さがわかります。
で、庭にはさしたる被害なし。
朝刊が来ていたので取って室内に戻ります。
明け方なので室内は暗いです。当たり前ですが電灯はつきません。
窓から入る光で新聞を読んでいたら…
ピピッ て電子音がして、いろいろな家電が動作を開始します。
時計を見ると、6時25分ごろ。どうやら停電から復旧したようです。
そこからすぐに、サーバーの電源を入れに行きました。
普段サーバーにはディスプレイを接続していないので、十分な時間を待ってからアクセスしてみます。
…アクセスできません。
なにかトラブルが起きているようだ。ディスプレイとキーボードを接続してみます。
なんか、起動中に止まっているようだな。
リセットしてみます。
しばらくして、再起動に成功しました。
これは、家庭内用のサーバー。
仕事の実験などで使っているほか、家庭内の DNS などを受け持っています。
DNS が動き始めたので、家庭内の LAN が使えるようになりました。
でも、もう一台の公開用サーバーがリセットを繰り返しても起動しない。
なぜか、ディスプレイを接続しても画面が出ない。壊れたか?
仕方ないので一端リビングに戻ります。
7時15分。小学校あるから、子供に朝ご飯作らなくちゃ。
そしたら妻が「私朝ご飯作るから、サーバー復旧しておいでよ」と言ってくれました。
サーバーの前に戻ると、LAN のアクセスランプがちかちかしていました。
さっきは点いてなかったのに。
アクセスしてみると、問題なくアクセスできました。
ただ起動に長い時間がかかっていただけらしい。
fsck でも走っていたのかもしれません。
というわけで、サーバーは朝7時20分ごろには復旧しました。
さて、時系列がおかしいけど、昨日昼の話。
最初のほうに書いた、長男の中学校が休みの理由です。
長男の中学では、この週末文化祭でした。
金曜日は、文化祭行事の1つである、合唱祭。
小さいとはいえコンサートホールを借りて行うものです。
金曜日は、小学校はお休みでした。前週の土曜に運動会をやった、代休です。
そこで、この合唱は家族で見に行きました。(長男のクラスの部分だけですが)
土曜日は、文化祭の準備。そして日曜日は文化祭。
こちらも一般開放されるので、やはり家族で見に行きました。
で、この日曜日が問題なのですね。
台風が来る、とわかっているので、延期する場合と、延期はしないが時間短縮する場合の2通りの「特別スケジュール」が予定され、詳細は当日朝の判断まで引っ張ることになりました。
で、当日は「15時までの予定を13時までに繰り上げるが、決行」という判断に。
ところが、朝方降っていた雨はやみ、文化祭が始まる9時ごろには空は晴れます。
そのまま良い天気は続き、むしろ暑いくらいで…
内容は去年と同じく中二病で楽しかったです。
ちなみに、長男は自然科学部で、調べたものをポスター展示。
昨年は何かキノコ調べてたのだけど、今年は珍しい鳥を調べてました。
去年のキノコは、猛毒を持つものだったらしい。そして今年の鳥も猛毒を持つ鳥。
そうか、長男の興味を持つキーワードは、「猛毒」か。
…普通に調べものしてるな、と思ってたけど、長男もちゃんと中二病でした。
いい天気は、終了する13時まで続きました。
これなら普通にやっても大丈夫だったのでは、と思いますが、それは後知恵。
大型の台風が来ているのは事実ですし、早く切り上げた判断は正しいと思います。
この穏やかな天候は、18時ごろまで続きます。
台風だから、と冷凍コロッケを買ってきてあったのに、全然台風らしい気候ではない。
コロッケは揚げておいしく食べましたけど。
#いや、そもそも台風コロッケってそういうことではないだろう。
で、案外大丈夫だなー、って思っていたら、22時ごろから急に暴風雨になり、最初に書いた事態となるわけです。
ちなみに、雨雲レーダー画像をしょっちゅう見てましたけど、我が家のある鎌倉市付近がたまたま大丈夫だっただけで、神奈川県でも平塚のほうなどは凄い雨降ってました。
#当日 21時ごろ追記。
神奈川県内はいまだ6万件以上の停電が続き、特に鎌倉の隣、藤沢ではいまだ 9200軒が復旧していないようです。
鎌倉市でもいまだ 600軒が停電中。
我が家は早朝に通電して助かりましたが、大変な台風でした。
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9月末か10月頭には…と言われていた新車、昨日8日に納車となりました。
頭かな? 上旬ではあるけれど。
まぁ、9月中に間に合わせたかったのは、販売店側の決算の都合なので我が家としては問題はない。
一番懸念していた家への出入りだけど、まだ車の挙動に慣れていないので難しい。
購入記に書いたのだけど、我が家は狭いうえに角を曲がらないといけない道の先にあり、車をそこに入れないといけない。
回転半径は以前使っていたエブリィランディより大きいのだけど、実際の操作感としては、前輪は想像以上に角度がつき、急に曲がる感じ。
もっとも、前輪が急に動いても、後ろはただ、ついてくるしかない。その結果内輪差が大きく、おそらくここで回転半径が大きくなっているのだろう。
で、この内輪差のせいもあって、狭い角が曲がりにくい。
どうするかと言えば、曲がる前にできるだけ外側に出て、回転半径を大きくとるしかない。
まぁ、回転半径が大きいのだから当然の話。
あとは、どこでハンドルを切り始めればよいかとか、練習して慣れるしかないな。
また後で練習するつもりだけど、日中は仕事があるので…
といいつつ、夕方には子供の塾の送り迎えがあるので、日中どこかで練習しておかないとヤバい。
まだ少ししか乗っていない、ファーストインプレッション。
最初の印象に過ぎないので乗っているうちに違う感想になる可能性は重々ある。
それについては、数か月乗ってからまた記事を書こう。
あくまでも、エブリィランディと比較しての話になってしまう。
13年もエブリィランディに乗っていたからだ。
こちらも超マイナー車種なので、比較されても困るだろうけど。
エブリィランディって書くのが長いので、以下ランディとさせてもらう。
ランディって車は後継車種の名前になっていて、実際には日産セレナの OEM 車につけられている。
ただ、「エブリィランディ」は、軽ワンボックスのエブリィをベースとした小さな車だけど、日産セレナは全然違って大きい車だ。
なぜ全然違う車を後継車種にしたのかはわからないが、そこは勘違いしないでいただきたい。
乗り心地。
シートは固い、って色々な記事に書いてある。
ランディに比べれば全然そんなことない。乗り心地いい。
ランディって、軽トラみたいなもんだからね。
我が家的には、そのランディで、家族旅行で遠くまで走り回っている。
長距離ドライブに向かない、というのは事実なのだろうけど、あまり気にしない。
というか、ランディの場合は車自体が長距離向きではなかったのでね。
イグニスは、もう少し「走れる」車なので、長距離でも疲れないシートが求められるのは理解する。
そう、そもそもランディは、たくさん人や荷物を載せて、近距離を走るのに適した車だった。
エンジンパワーもなかったので、加速も悪かったし、坂を上るのがつらかった。
イグニスは加速もいいし坂でも当たり前に上る。
納車の際には、祝日で子供もいたので、全員でディーラーに行き、そのあと少しドライブして帰ってきた。
5人乗せていても、運転していてエンジンパワーの不安を感じない。
…これも、もっと「普通の車」に乗っていた人から見たらどうか知らないよ?
ランディみたいな車から見ると、はるかに快適だというだけだ。
中2の息子、小5と小3の娘、妻と僕の5人が乗っていたわけだが、当然後ろは子供3人が横に並んでいる。
7人乗れたので席が余っていたランディに比べて「窮屈だ」というのは子供の意見。
まぁ、これは当然だろう。座席に余裕がなくなったのだから。
「立って歩けなくなった」というのは長女の意見。
ランディは天井が高くて歩けたからね。
「窓が小さくなった」。これは、確かに。
天井が高いだけでなく、ランディは窓が大きかった。
でも、イグニスは窓の上下が狭くて、外が見づらくなった。
上下だけでなく、後ろ側の窓が後ろ側にも狭い。
荷物置きスペースの横には窓がない格好だ。
左右後方が確認しづらい、という不安を書いている記事も読んだな。
これに関しては、もともとランディは後ろに長かったため、左右の後方確認はドアミラーで行っていた。
問題なし。
そんなわけで、居住性に関してはランディよりも落ちている。
7人乗りと5人乗りで狭くなっているのだから、仕方ないよね。
でも、ランディは荷物を置くところがなかった。
申し訳程度のスペースはあったのだけど、ほぼ役に立たず、事実上は座席や足元に荷物を置いていた。
これが、イグニスはちゃんと荷物スペースがあり、当たり前だけど荷物を置ける。
昨日は、ちょっとドライブがてら買い物に行ったのだけど、荷物を足元に置かないでよい、というのは子供にはうれしかったようだ。
…いや、ランディが変な車で、普通は足元に置かないのだけど。
エンジン音は非常に静か。
というか、これもランディがうるさかったのだ。
運転席の下にエンジンがあったからね。ちゃんと防音は考えてあったのだけど、やっぱり音はしていた。
それが、ボンネットの下…室外にエンジンが置かれている、というだけで十分静か。
そのうえ、車を止めるとアイドリングストップでエンジンが止まってしまう。
次女は、車が止まったときに壁に頭をつけていると、微妙に振動していたのが「楽しかった」そうで、イグニスは静かすぎて不安だそうだ。
まぁ、こんなのはすぐ慣れるだろう。
そのアイドリングストップだけど、どういうときに作動するのかは、いまいち不明。
これはしばらく乗りながら条件を解き明かしていきたいところ。
ネットで依然調べたところによると、エンジンが温まった後、というのは必須条件だそうだ。
また、室内に置かれるリチウムイオン電池が5度以上、というのも必須条件。
#電解液中の化学反応によって動作する電池は、低温では動作しない。
この低温は電池の種類によって異なるが、リチウムイオンでは5度以下は動作できない。
フットブレーキを踏んでいる間はアイドリングストップしているが、パーキングブレーキして、ニュートラルにして、ブレーキから足を離すとエンジン再始動してしまう。
「動かない」と意思を示しているのにエンジンをかけてしまうのは何故なのか。
ニュートラルでなくパーキングに入れてみても同じようだった。
じゃぁ、フットブレーキをずっと踏んでいれば大丈夫かな、というと、そうでもない。
あまり時間がたつと、再始動してしまうようだ。
信号を待っているだけでも再始動することがあった。案外時間が短い。
エンジンが冷えてしまうから再始動するのか、充電容量が減ったから再始動するのか、そこら辺の仕組みはまだよくわからない。
変速機は CVT 、無段階変速機で、ギアではない。
ランディは4段ATだった。
CVT は加速感が独特で好きではない…という人も多いらしいのだけど、僕はそもそも CVT って乗るの初めて。
滑らかな加速感で、悪くない。
もっとも、4段ATでも、ギアチェンジのショックとかは気にならなかった。
子供載せて運転しているから、急加速などはしないせいでもある。
昔はMT車乗っていたので、ギアが変わった瞬間の加速感が良い、というのも気持ちとしてわかる。
あれはあれで楽しいよね。
ただ、家族移動が中心の現在は、滑らかに動く CVT のほうがずっと理にかなっているという、それだけだ。
走っていて、ランディに比べてずっと安定性がある。
しつこいけど、ランディは背が高い箱型で、不安定な車だからね。
イグニスはそれより低くて台形。安定性重視だろう。
で、この安定性のために、スピードを出しても速度感がない。
普通にアクセルを踏んで… 40km くらいのつもりでメーターを見ると、60km 出ていて慌てて速度を落とす、というのを2度ほどやった。
(速度違反はいかんので、以降は気を付けた)
まだ高速には乗っていないので、高速運航時の感じとかはわからない。
ランディで5人乗っていると、80km くらいで十分で、100km 出すと「速すぎる」と感じた。
100km 制限の道では、周りに迷惑にならないように周囲と同じ速度で走るんだけどさ。
イグニスだと、多分 100km でも安定して走れるのだろう。
ちなみに、メーターは 200km までついている。
日本じゃ使わない、というのは事実なのだけど、そこまでは安定して走れますよという、製作者側の自信だろう。
シフトレバーは、サイドについている。
パーキングブレーキも、サイドレバーだ。
まぁ、これが車としては普通なのだろうけど、ランディはインパネシフト、フットパーキングブレーキだった。
以前に乗っていたMT車はシフトもパーキングもサイドだったので、取り立てて問題はない。
とはいえ、まだ慣れてなくて、止まった後に左足で空中を踏んでしまったりする。
シフトしたいときに、横ではなく前に手が出てしまう。
パーキングブレーキと言えば、僕としては「坂道発進で活用するもの」なのだけど、イグニスは坂道発信の際に、勝手にブレーキを保持してくれる。
まだ試してない。そのうち、近所の急坂に行って試してみよう。
買い物中に、少しにわか雨が降ったようだ。
駐車場に戻ると、車が雨に濡れていた。
スズキ純正の撥水コートをつけてもらっていたので、確かに撥水していた。水玉がきれい。
まぁ、これはそれだけの話。
車の話ではなくなっていくが、スズキ純正ナビ。
純正とはいっても、パイオニア製ね。
イグニス発売当初は、本当にスズキオリジナルナビがついていたらしいのだけど、この出来があまりにひどくて騒ぎになったようだ。
しかし、イグニスには狭い道を取ったり駐車したりする際に使える周囲の状況を映すカメラがある。
このカメラを取り付けるには、スズキオリジナルナビを使わないといけなかった。
…で、現在は、カーナビで有名な数社に「スズキ向け」のカスタマイズをしてもらい、純正品としている。
パイオニアだけでなく、パナソニックやケンウッドからでも選べる。
で、ディーラーが推しているのはパイオニア製。
パイオニア、会社としてちょっと厳しいので、安く卸してくれていたりするのかもしれません。
そもそもなんで会社が厳しいかと言えば、パイオニアはカーナビの老舗であり、資産があるがゆえに時代の変化に取り残されたから。
今ではほかのメーカーの後を追うような立ち位置のようです。
…で、そのカーナビがどうかという話になるわけですが、なるほど、時代に取り残されているわけだ。
もっとも、パイオニア以外を見たことがないので、「今風のカーナビ」がどうなのか、よくわかりませんけど。
インターフェイスがいけてないです。遅いです。
タッチパネルなのだけど、操作感にタイムラグがあって、いらいらする。
もっとも、ラグが出るポイントは決まっているので、慣れれば普通に操作できるようになりそうです。
目的地検索を言葉で探す場合、1文字入れるごとに「何件」という数字を絞り込んでいきます。
この絞り込みに少し時間がかかるせいで、次の文字が入れられなかったりもします。
これもタイムラグ。
で、さんざん絞り込んでみたら、目的の施設がない、なんていうのも。
うちでは時々行く場所を登録してみよう、と思い、子供の通っている歯医者、理科ハウス、ジャムステックなどを探したのですが、いずれも施設名に入っていませんでした。
まぁ、電波が届くかどうかも不明な車の中で使えるように、全データベースをカーナビ本体内に収めているのですから、仕方がないとも言えます。
救いはちゃんとあります。
「NaviCon」という、デンソーが作って、カーナビ各社が対応しているスマホ向けのアプリがあり、そのアプリで目的地設定ができるのです。
このアプリも、使い勝手がすごい良いわけではないのだけど、カーナビを操作するよりはずっとマシ。
NaviCon は Google map を使って、Yahoo の「ロコ検索」なども使って施設を探すようになっているので、大抵の施設は見つけられます。
検索時に、その施設の口コミ情報とかも見られますし、出先で急にレストランを探したくなった、などの時には便利でしょうね。
このアプリ、実はイグニスの契約時にすぐに見つけてスマホに入れていました。
伊豆大島に旅行に行った際も、レンタカーに対応カーナビがついていることを期待して、行きたい地点などをたくさん登録していました。
#レンタカーにはカーナビ付いてませんでしたが。
それも予期して、同じ地点は Yahoo! カーナビアプリにも入れていました。
でも、あまり「先に入れておく」という想定はしていないようです。当然ですね。
どうも、インストールした後からカーナビと接続させると、設定が変です。
どの Bluetooth 接続がカーナビなのかを指定しないといけないのですが、この指定が挙動がおかしいのです。
チェックボックスになっていて、当初は「カーナビと接続しない」にチェックが入っています。
カーナビの Bluetooth 接続は見えているのに、タップしてもチェックできません。
一度「カーナビと接続しない」のチェックを解除してから、カーナビの接続を選択しないと、選択できないのです。
ちなみに、カーナビにチェックを入れてから、ほかの Bluetooth 接続を選ぶと、チェックがそちらに移動します。
見た目はチェックボックスなのに、ラジオボタンの動作で、しかも最初の1つを指定するときに事前準備が必要なのですね。
なんともわかりにくいインターフェイスです。
今時のカーナビは、走行データをサーバーに送り、サーバー側で集計して渋滞情報などとして活用しています。
パイオニアも当然対応しているのですが、この設定もわかりにくい。
とはいえ、これはパイオニアの責任ではありませんね。
スマホとカーナビを Bluetooth 接続し、テザリングでスマホ電波を使わせてもらってデータ送受信、という流れなのですが、このための設定をスマホ側で行う必要がありました。
Bluetooth 接続はできているはずなのに通信されている気配がない、と思ってしばらく悩んでいました。
テザリングの許可を出す必要があります。
また、この通信を行うためには、「スマートループ」の無料会員になる必要があります。
これがまた…会員になるときに「使っているカーナビの型番」を聞かれるのですが、リストの中にないのです。
スズキ向けのカスタマイズ品だから。
仕方ないので適当に「2018年製品」の中から選びましたが、それで正しいのかよくわかりません…
#マニュアルの表紙には、それらの型番も列記されていました。
だから、ソフト的にはたぶん同じなのだと思います。
Bluetooth では、オーディオとかも使えます。
スマホの Google Play Music から音楽を流し込んでみたら…なんか、通信がうまくいかないようで、音がガビガビになる。
まぁ、これはそれほど期待していなかったので、使わないだけです。
すでに、事前に SD カードに、家の中にある MP3 / M4A ファイルをありったけ書き込んでおいたものがありました。
これを入れてみると…ちゃんと認識しました。MP3 も M4A も、どちらも聞くことができます。
ただ、音楽は聴けるのですが、プレイリストを作る機能がありません。
調べてみたところ、このカーナビにはプレイリストは存在せず、フォルダ単位で音楽を流せるので、好きな音楽ファイルをコピーしたフォルダを作れ、とのこと。
曲順は、ファイルの最終更新日準らしいです。まだ試してないので詳細不明ですが。
なんとも…潔いというかなんというか。
プレイリストは欲しかった気がします。
ラジオ・テレビ機能。
素晴らしいです。なぜこんなことが可能に?
我が家のあたりは視聴難地域で、テレビアンテナを立てても入らないそうです。
それで昔から CATV が普及しているのですが…以前書きましたが、会社の方針転換で月額料金がバカ高いので現在はフレッツTV使っています。
で、ラジオもよく聞こえない。
FM 横浜が微妙に入りますが、場所によっては入らない。
ランディでは、車庫に置いているときはラジオが聞こえませんでした。
もちろん、東京の FM 局である J-Wave や TOKYO FM 、千葉の Bay FM など、入るはずもありません。
…しかし、パイオニアのカーナビでは、これらの局が入る。
Bay FM は、ちょっと不安定でステレオになったりモノラルになったりしますが。
FM よりさらに直進性が高い、デジタルテレビ電波なんて入るわけもありません。
ワンセグ携帯とか、使ってみても見れたためしがないし。
…と思っていたのに、テレビもちゃんと入ります。ワンセグではなく、フルセグで。
電波が不安定になりがちな車の中でも安定して受信できるような工夫があるのだと思いますが、素晴らしいです。
これくらい高感度なラジオ、家庭用でもあるのかな…ちょっと探してみたい気になりました。
#以前は、妻が TOKYO FM とか聞きたいということがありました。
それで、延長アンテナ使ってみたり、なんども試して無理だとあきらめていたのです。
カーナビのバージョンアップ。
PC からデータを SD カードに入れることで、地図データなどをバージョンアップできます。
近所の信号の名前が古かった(信号の名前が、1年くらい前に変わった)ので、バージョンアップしてみたのですが…
3か月分くらいの差分データを更新したのかな?
これが、非常に遅い。数メガバイトのファイルに過ぎないのに、1時間以上かかったのではないかと思います。
途中で電源を切っても大丈夫。その続きは、次回起動時に行われます。
また、更新中もカーナビとしては使えます。だから、気長に待っていてください、ということなのだと思いますが…
更新中は SD カードを「更新専用」に占有しちゃうのですね。
音楽データをそこに入れてあるのに、聞くことはできません。
毎月一回だから、大目に見ないといけないところでしょうか。
しかし、半年に一回の「全データ更新」の際はもっと大きなデータを扱うようなので、何時間かかるのか…
#全データ更新なら、一気に上書きだからもっと速いかも、という期待もある。
差分って、部分的なパッチを繰り返したり、データ位置をずらしたりするので、却って遅いことも多い。
なんか、最後のほうは全然車の話ではないな。
昨日1度乗ったきりで、そのあと車庫に置いてカーナビの設定ばかりやっていたもので…
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早速、家の前の道を練習してきた。
大丈夫、慣れれば切り返しなしで一発で入れられる。
まだ、慎重にゆっくり入れているのだけど、慣れるにしたがってすぐに入れられるようになるだろう。
さて、イグニスの前輪は、思った以上に曲がる角度…舵角が大きい。
乗っている僕としてはよくわからないのだが、外で見てくれていた妻によれば、エブリィランディ(以下ランディ)よりもずっと、タイヤの角度がつけられるようだ。
その結果、車の前側は、想像していたよりも急旋回となる。
ただし、前だけを急角度に動かしたとしても、後輪はただついてくることしかできない。
その結果、内輪差が大きくなる。カーブの内側に何かあるのであれば、後輪がそこにぶつかりやすくなる。
結果として回転半径は大きいのだが、回転半径の大きさというのが「ゆっくりとしか曲がれない」という意味ではないのだ。
狭い道で車を操作するために、ランディに乗っているときは、「運転席にいる自分から見て」景色がどうなったときに操作を行うかを、覚えていた。
狭い道を通る際には、道の中央ラインよりも、右寄りにある轍の内側を通るつもりで運転する、正面壁が迫るとき、左側の壁の縦筋が横に来たらハンドルを切り始める…など。
ランディは、ワンボックスカーだ。
エンジンは運転席の下にあり、運転席の前には、ほぼ何もない。
一応ボンネットはあるのだけど、その下はラジエーターとウォッシャー液しかない、小さな部屋だった。
部屋を用意した、というより、衝突時の衝撃吸収用の小さなスペースだろう。
一方でイグニスは、ボンネットの下に普通にエンジンが置いてある。
現在のエンジンは技術の進歩で小型化されているとはいえ、エンジンと小型モーターが用意されたハイブリッドシステムでもあり、それなりに大きな部屋が準備されている。
つまり、ランディよりも、運転手は後ろの位置に座っている。
ランディの時に覚えた目安位置まで進んでしまっては、前がぶつかって曲がり切れない。
…昨日初めてイグニスを運転した時は、そう思って運転していた。
しかし、先ほど練習して、そうではないとわかった。
バンパーの長さが違うにもかかわらず、運転席から見た景色が同じ位置まで前進してよい。
ただし、回転半径の大きさを考慮し、ぎりぎりまでカーブの外側に寄っておく。
そこから、ハンドルをいっぱいに回して曲がり始めると、長いボンネットは壁ぎりぎりをなめるようにして、旋回していく。
ランディは完全には小型の車で、ボンネット部分も角がしっかり出ていた。
だから、こんな曲がり方をしたら、角がぶつかってしまう。
しかし、イグニスは角が丸いデザインをしている。そのため、ぶつかるギリギリまで前進してから曲がっているにも関わらず、角が当たることなく曲がっていく。
車の前部がカーブをほぼ曲がり切り、目の前が壁ではなくなりはじめたら、もうハンドルを戻し始める。
「壁から離れないように寄り添う」つもりで進む。
すると、後輪も壁に引き寄せられる。
これをやらないと、内輪差のせいで後輪がカーブ内側に引っかかってしまう。
結果、非常に狭い角で、OUT-IN-OUT をする形で曲がりきることができる。
すべてをぎりぎりで通していくので、非常に怖い。慎重を要する運転だ。
しかし、周囲を確認できるカメラもあるので、すべてに気を配りながら慎重に運転をすれば、問題なく角を曲がれる。
切り返しをする必要もないし、もし切り返す時でも、周囲が見えるので慎重に運転すればよい。
練習するときに、妻に外から見てもらっていた。
妻は「自分が運転できるだろうか」と心配していたが、もう少し僕が運転に慣れてから、気を付けるポイントを伝えれば乗れると思う。
確認カメラで、ハンドルを切ったときに、どのようなコースを通るか、予想の線が出るのがありがたい。
この線は、車が…タイヤが通る位置ではなく、車体の一番外側が通る位置を示しているようだ。
なるほど、周囲にあたらないようにするには、そうしないといけない。
結果として、橋を渡るときに、予想の線が川に落ちるようなぎりぎりのコースを選ぶ必要がある。
最初はこれが怖かったが、車の外から見ている妻から見れば、タイヤ位置には十分余裕のあるコース取りだったそうだ。
ともかく、慣れさえすれば問題なく入れられることはわかった。
今まで乗っていたランディだって、最初はゆっくり、こわごわと家に入れていたのだ。
そのうち何の問題もなく入れられるようになったのだから、イグニスもそうなると思う。
狭い道を入っていける普通乗用車としては、イグニスは現在トップレベルの車だと思う。
スペック上の回転半径はソリオのほうが小さいのだけど、ランディと同じく「四角い」ので、壁によることができず、曲がり切れなかったのは先日日記に書いた通り。
我が家と同じように、普通乗用車で狭い道に入る必要がある、という需要がどれほどあるかは不明だが、同じ悩みを持つ人の参考になれば幸いだ。
この練習で少し乗ってみたら、充電容量が結構減っていた。
もともとそれほど充電されている状態ではなかったと思うのだけど、昨日カーナビの設定とかやっていて、電源だけ使っていたから。
で、少し乗ったら、「充電中なのでアイドリングストップしません」という趣旨のメッセージが表示された。
アイドリングストップには諸条件がある、と先ほども書いたのだけど、充電容量も条件の一つのようだ。
昔の車と違って、普段走っているときには発電しない、というように聞いている。
常に発電していると、それが負荷になって燃費が悪くなるから。
代わりに、ブレーキ時に発電する回生ブレーキとかを使うようなのだけど、「充電中だからアイドリングストップしない」という表示を見る限り、充電容量が低いときは普段エンジンを回す中でも発電を行っているのだろう。
発電機を…これはハイブリッドシステムのモーターでもあるのだけど、自由に駆動系につないだり外したり、うまく制御しているようだ。
このハイブリッドシステムの話を、まだ書いてなかったな。
今朝書いた話題でも、アイドリングストップする話は書いたのだけど、ハイブリッドシステムは、事実上このアイドリングストップをサポートしているだけだ。
一応走行のアシストもするらしいのだけどね…エンジンの 1/10 しかパワーのない小さなモーターなので、アシストされても気づかない程度の効果しかない。
一応燃費向上の役には立っているようだけど、「モーターでも走れるハイブリッド」ではなく、走るときは常にエンジンが必要。
でも、駆動系に直接モーターがついているので、エンジンが止まったときに「押しがけ」するように動かすことは可能。
だから、アイドリングストップした状態からでも、静かにエンジンを再始動できる。
アイドリングストップによる燃費向上、というのがこのシステムの中心なのだろうね。
これをハイブリッドと呼ぶことに抵抗も持つ人も多いらしい。
ハイブリッドというのは、もともと「猪豚」のことだ。野生のイノシシと、家畜の豚の交雑種。
どちらも特徴のある立派な種で、それぞれの特徴を引き継いだものが「ハイブリッド」。
そういう意味では、エンジン車と、電気自動車の特徴を引き継げば「ハイブリッド」なのだろうけど、モーターで走れないイグニスがハイブリッドを名乗るのはちょっと違う気もする。
でも、僕はもともと車好きでもないし、ハイブリッド車という言葉に幻想は持っていない。
どんな方式であろうが、燃費向上の役に立っているのであれば受け入れていいと思うし、呼び名が良くないなら別の呼び名をつけてもいいと思う。
ただ、エンジンとモーターを組み合わせて燃費向上させた車の総称、というのを改めて世に問うたとしたら、どんな呼び方が良いだろうか?
…すでに、そうした言葉は広く認知されていて、それが「ハイブリッド」なのだろうね。
似て非なる概念をわざわざ作り出しても混乱するだけ。だから既存の言葉を使う。多少違うとはわかっていても。
受け手が微妙な差異を理解していれば問題ないと思うし、理解しないで購入したら「だまされた」となる。
あとは、販売店が正しく説明できるかどうか、だけだ。
エンジンでもモーターでも走れるのは、思想として立派な一方でシステムが大掛かりすぎるという問題点もある。
必ずしも、モーターでも走れるハイブリッドが最適解だというわけではない。
現状のシステムとそれほど変わらない規模で、うまく燃費向上できるシステム、というのは、呼び方の問題はあるにしても悪くはないと思う。
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イグニスを購入して1か月近く。
無料点検があるのでディーラーに持っていき、代車としてしばらくハスラーを借りる。
…いやいや、1か月点検で代車なんて必要ないでしょ。
じつは、このタイミングで事故に遭ってしまいました。
狭い道で対向車が来たので路肩に寄せて止まっていたところ、相手の運転ミスで擦られてしまった、という次第。
状況的に完全に相手のミスで、全面的に非を認めて修理や代車にかかる必要はすべて持つ、と言ってくださいました。
普段使っているディーラーも聞かれたので答えたところ、相手の保険会社からディーラーに連絡がいき、代車まで含めて一切の手筈が整えられた、という状態。
ひっかき傷、というにはちょっと広め。
でも、塗装が剥げた程度で大したことはない。
しかし、新車でメタリックカラーで防汚コート剤も塗ってもらっていたばかり。
塗装するためには一旦コートをはがす必要があるはずだし、メタリックの場合、クリアペイントの上塗りが必要なはず。
そのうえで、コート剤を塗りなおしてくれるようだ。
工程が多いからか、1週間ほどかかるという。
事故は木曜日の夜で、金曜日にはディーラーの準備が整った。
代車には、軽を希望した。
そもそもイグニスを購入したのは、我が家の狭い道を入れる普通車がほかにないからだ。
借りるのであれば、万が一にも傷つけるわけにもいかず、同じイグニスを希望するより、もっと小さな軽のほうが良い。
そして、昨日書いた通り土曜日は家族で出かける予定だった。
イグニスは家族5人が乗れる普通車だが、軽だと4人しか乗れない。
そこで、ディーラーには日曜日に行くことにした。
そんなわけで、昨日イグニスをディーラーに引き渡して、ハスラーを借りて帰ってきた。
まだ、この帰り道しかハスラー乗っていない。
これから何度か、長男の塾の送り迎えをするだろうから、返すころには試乗レポート的なものも書けるかもしれない。
しかし、1度しか乗っていない感想として、いい車だと思う。
イグニスに特に不満はないが、ハスラーのほうが以前乗っていたエブリィランディに似ている感じ。しっくりくる。
このサイズで十分なので、法律的に5人乗れればこれを買ったのに。
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イグニス1か月&ハスラー試乗?レポート【日記 18/11/01】
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無事修理完了です。
先ほど受け取りに行ってきました。
ちょっと擦っただけ、と思っていたのですが、塗装では治せない部品があったので、2つほど交換になりました。
いや、これも「擦り傷がついた」という理由なのだけど。
修理したところは、跡もなく綺麗になったので問題なしです。
プロの技と、保険を使ってくれた事故相手に感謝です。
#いや、そもそも事故起こさなければいいでしょ、という突っ込みもあるとは思うが、それは別の話。
事後処理が適切というのは良いことです。
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今更だが、今年の夏は暑かった。
夏前に、子供の部屋の割り振りを見直した。
それまで、子供はみな同じ部屋だった。
保育園のころから、3人一緒だったからね。
長男が中学に上がるときに部屋を分けようとしたのだが、「寂しい」と言われてそのままだった。
しかし、長男は春に中学2年になり、そろそろ高校受験が視野に入ってくる。
塾にも通っていて、夜遅くまで勉強することもある。
一方で、小学3年生の次女は、早く寝なくては朝起きれない。
さすがに、これでは同じ部屋は無理がある。
そこで、長男だけ別の部屋にすることにした。
もともとは、僕の両親が同居するつもりで作った部屋。
両親は早々に、長男である僕の兄と同居することを選んだため、その後は子供の遊び部屋になっていた。
この部屋、両親を住まわせるつもりだったため、2階部分がない。
上に人がいると足音などで落ち着かないだろう、と思ったためだ。
2階部分がなくすぐに屋根だと、断熱性はどうしても悪くなる。
そのため、この部屋だけ、外気温の影響を受けやすい。
一応、設計時からそのことは考慮してあり、エアコンが取り付けられるように配管だけ済ませてあった。
しかし、両親がここに住んだのは数カ月ほどで、すぐに出ていったためエアコンは取り付けていなかった。
そして、長男がこの部屋を使うようになってすぐに、今年の暑い夏が来た。
すぐにエアコンを入れてやろう、と思ったのだが、今年の夏はどこの店もエアコンが売れまくって、夏の間には工事が間に合わないという。
なので、無理せずに扇風機で乗り切り、秋になってから買うことにした。
10月になり、そろそろ買おうと家電量販店に向かう。
我が家は壁内配管…壁の中に、隠すようにエアコンの配管を通してある。
見た目もよくなるが、壁に穴をあけなければ、気密性・断熱性が上がるためだ。
壁内配管の場合、一度現場を見ないといけませんね、ということで見積もりに来てもらう。
そして、配線などを確認して、出た答えは「工事できません」だった。
エアコンにはガスを通す管に加え、室外機に通電・情報伝達を行うための配線が必要になる。
壁内配管では、これらの配線も通っている。
ここで通してあったのが、2.0mm のペア電線と、1.6mm のペア電線だった。
これがダメだという。
エアコンには、3本の線が必要だという。
そして、エアコン会社からの通達で、すべての線が 1.6mm 以上で、そろった太さでないとだめだというのだ。
2.0mm なら、1.6mm 以上なので通電自体は問題なくできる。
しかし、そこは 1.6mm よりも抵抗が低くなる。
抵抗が均一な回路なら、すべての個所が均一に、少しだけ発熱するだろう。
しかし、一部の抵抗が高い回路があると、その部分だけが多く発熱する。当然だ。
2.0mm と 1.6mm を混ぜた場合も同じことが起きる。
危険だから工事できない、というのが工事担当者の説明だった。
以前はもちろん、そんなことはなかった。
だから、我が家でもこのような配線になっているのだ。
しかし、近年のエアコンは以前に比べても大きな電力を使うようになっているため、ここ数年で新たに設けられたルールだという。
なるほど。
壁に穴をあけて工事することも可能だけど、一度ハウスメーカーと相談してみたほうが良いのでは?
といわれ、その通りにしてみる。
スウェーデンハウス(以下SWH)のお客様相談センターへ電話。
相談を効いた担当者は、「ノジマさんに相談してみてください」と言った。
他の量販店はダメでも、ノジマならノウハウを持っているようで、いつも工事してくれる。
類似の相談は時々受けますが、ノジマさんに相談してください、と言った後、ダメだった苦情はありませんよ、と。
そうか、ではノジマに行ってみよう。
ノジマで相談。
ことの経緯を説明すると、顔が曇った。
他社がダメだというのを、うちが大丈夫なこともないと思うのですが…と担当販売員。
しかし、そこまで信頼されているのであれば、一度見てみましょう、と言ってくれた。
で、見に来てもらったが、やっぱり駄目だという判断だった。
ただ、こちらの担当者はハウスメーカーではなく「SWHなら、リフォーム部門が別会社なので、そちらに相談してみるといいですよ」と。
うん。先日外壁塗りなおしたから、リフォーム部門が別なのは知ってる。
素直にそちらに相談してみることにしよう。
…なので、特にSWHお客様相談センターに「ダメだった」というような苦情は入れていない。
つまり、そういうことだ。
メールフォームがあったので、文章で相談。
ことの経緯を説明し、必要なら壁内配管の電線部分を交換したりできるか、という質問。
返答は、壁内配管は建築時に固定しているので、交換などはできない、というもの。
必要なら、室内に目立たないように新たな配線を引くことになるが、そもそもそれも不要だと思いますよ、とのこと。
なんだかよくわからないが、見に来てくれるというのでお任せすることにした。
で、見に来てくれて、「大丈夫、そのままで工事できます」と太鼓判。
そして、詳しい説明があった。
ここからはダイキンのエアコンに限った話になる。
ダイキンは、エアコンを大きく2系統にわけていて、「住宅設備用」と「家電量販店用」があるのだそうだ。
住宅設備としては、住宅設計時にエアコンを取り付けることを前提としている。
家電量販店用は、後から増設するなどで、壁に直接穴をあけることを前提としている。
何が違うかというと、配管の長さ。
住宅設備としてのエアコンは、壁内に配管を通しているため、直接壁に穴をあけるような最短距離にはならない。
このため、住宅設備用のエアコンは、ポンプとして少しパワーの大きいものを使っている。
当然、値段も家電量販店用よりも高くなる。
(逆に言えば、家電量販店では安売り勝負になるので、性能をぎりぎりに抑えて安くしている)
パワーの低いポンプで冷房を行うと、ポンプがフル回転することが多くなる。
当然、配線に流れる電流も大きくなる。この際に、配線が細いと危険だ、ということになる。
話がダイキン限定になるのも、実はポンプ性能と関係している。
ダイキンは現在、エアコン効率でトップ性能を誇っている。
他社のものよりも電力消費が少なく、その分細い電線でも問題が出ない。
電線は3本必要だが、2本は電力用、1本は制御信号用。
なので、2本を 2.0mm にして、1本を 1.6mm にすれば何も問題はないそうだ。
というわけで、高くてもSWHリフォームで購入し、工事をお願いすることにした。
家電量販店では工事できない、ということが分かったので、長男の部屋だけでなく、二階のエアコンも一緒に交換することにした。
建築時に取り付けて、そのまま13年使っているもの。
問題なく動いているが、交換したほうが良いだろう。
後日見積もりが出たが、エアコンとしては普通の値段の範囲だった。
べらぼーに高いというようなことはない。
そんなわけで、今これを書いている別室で工事やっている。
購入しようと考えてから、ずいぶんと時間がたった。
本格的な冬を迎える前に、間に合ってよかった。
午後3時追記
朝9時から工事に入って、昼頃までの予定が、3時前までかかった。
二階のエアコン、事実上この1台で二階の全部屋を空調している。
しかし、100V だったのだけど… 間違えて、200V の機種を持ってきてしまったらしい。
工事がほぼすべて終わったところで、「実は…」と工事担当者から相談。
コンセントは今まで 100V だったが、内部には 200V が来ていたので、200V のものに変えてしまったらしい。
あとは、ブレーカーのところを 200V にすればそのまま使えるのだけど、家全体を三分ほど停電させないとならない、という。
実は、200V のほうがパワフルだからいいなぁ…と思っていたのだけど、コンセントが 100V だから妥協していた。
向こうのミスで、配電工事も含めて料金はそのままで良い、という。
幸い、サーバーなどは先日買ったばかりの無停電電源装置に繋がっている。
三分程度なら停電しても大丈夫です。
じゃぁ、工事させてもらいますね! って明るく言って、担当者はブレーカーのところに行って何か始めた。
…すぐに「完了しましたぁ!」って、全く停電してない。
念のため停電すると言ったが、一瞬で切り替えたので、多少の電圧変動が大丈夫な機械なら、そのまま動き続けているだろう、とのこと。
いわゆる瞬電状態になったのだな。
なんか知らんが、すごい。プロの技だ。
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