料理7ページ目の日記です

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2015-08-05 土用の丑に鰻を食べる理由
2016-01-01 あけましておめでとうございます
2016-05-02 シュークリームの革命
2017-05-29 チャナダル
2017-06-06 キャベツ料理
2017-07-02 バーベキュー
2017-09-01 風邪悪化
2017-11-13 揚げ網
2017-12-25 クリスマス
2018-01-01 あけましておめでとうございます
2018-03-22 マドレーヌ
2018-07-30 ドライカレー
2019-01-01 あけましておめでとうございます
2019-02-12 クッキーづくり
2020-04-20 バーベキュー
2020-04-21 炊飯器
2020-10-12 栗の渋皮煮
2021-01-01 あけましておめでとうございます
2021-06-24 温泉卵
2021-11-20 料理コラム
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土用の丑に鰻を食べる理由  2015-08-05 17:46:11  料理

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数年前に、日記として「土用に鰻を食べる理由」を書いたのだけど、子供の疑問から始まる日記だったので記述がとっ散らかっている。


その後知ったことや、そこには書いていない理由などもあるので、今年2度目の夏の土用の丑である今日、改めて情報をまとめておこうと思う。

内容の重複は多いので、知っている人は読み飛ばして下さい。




まず、「土用どよううし」が何であるかを知る必要がある。


古代中国の人は、万物は5つに分類できると考えた。

これを五行説という。


木火土金水もっかどこんすい、というのがその5つだ。


中国では、人々が生活するところは「土」だった。

東に行けば海に近づき、豊かな自然が広がった。これは「木」だ。

逆に西に行けば砂漠だ。黄色い砂は「金」だ。

南は暑い。単純に「火」。そして、逆である北は「水」。


これが五行説の考えの元となっている。




五行には、それぞれ複雑な関係がある。


まずは、「生み出す」関係。


木は火を生み出す。火は土を生み出す(燃やせば何でも土に還る)。

土を掘れば金(鉱物)を生み、金属は結露して水を生み出す。


最初に書いた木火土金水、はこの順序で五行を並べたものだ。


強弱の関係もある。

水は火に強い、土は水に強い(水を吸収してしまうから)、木は土に強い(根を張るから)など、それなりの理由がある。



五行は先に「万物を分類できる」と書いたけど、家畜も五行に分類される。

暖かな毛を取ることができる羊は「火」だし、動きは遅いが力強い牛は「土」だ。


そして、季節も五行に分類できる。


木や草が芽吹く春は「木」、暑い夏は「火」、収穫の秋は「金」、寒い冬は「水」だ。

…あれ? 季節は4つしかない。


そこで、「季節の変わり目」を土とした。

土をもちいるから土用。


1年365日を5つに割って、その一つをさらに4分割して各季節の間に入れる。

計算してみるとわかるが、土用はだいたい18日間づつになる。




土用、が何かわかったところで、丑についても書いておこう。

これは十二支だ。「子丑寅卯ねうしとらう…」の「丑」。

今年はひつじ年、等のように使われるけど、年に限らず月も、日も、時間も、十二支で表すことができる。


先に土用が18日間と書いたけど、日付を十二支で表すと足りなくなり、1周半する。

年によって夏の土用の丑が1回だったり2回だったりするのは、そのためだ。


#この日記を書いているのは、2015年の2回目の夏の土用丑。



十二支もまた、五行に分類される。

この割り振りは、元々十二支は「月」を意味してもいるので、月が属する季節によって割り振られているようだ。


子は冬なので水、丑は季節の変わり目の土用なので土。

寅卯は春なので木、辰はまた土用なので土、という具合。




さて、土用の丑の話に移ろう。


夏の土用は、季節が木から土に移り変わる。

ところが、先に書いたのだが、木は土に強い。


季節によって、大きな「気」…エネルギーが移り変わる、と考えられていた。

人間ももちろん自然の一部なので、この影響を受ける。


春の「木」のエネルギーはだんだん弱り、次の「土」のエネルギーがやってくる。

しかし、先に書いた通り、木は土よりも強く、根を張ってしまう。


このため土のエネルギーは負けてしまい、体に入れないことがある。

すると体調を崩し、元気がなくなる。これが夏バテの原因だと考えられた。



対策として、土の力を積極的に取り入れる、土の力を持つものを食べることが良いとされた。

先に書いたが、家畜で「土」なのは、牛だ。牛を食べると良い。

食べる日は、十二支で土に分類される日が良い…のだが、丑の日が選ばれている。


多分、食べるものが牛だから、丑なのだろう。



科学的なことを言えば、夏バテは暑さからくる疲労なので、十分に栄養を取ると良い。

古代においては肉なんてめったに食べられないご馳走だ。牛肉なんて食べたら夏バテにならなかったのも当然だろう。




五行説は陰陽道や仏教と共に、5~6世紀の日本に伝わる。


陰陽道は十二支や十干(あわせて干支えとと呼ぶ)を使う占いだ。

占いと言うと胡散臭いのだけど、当時としては最先端の学問だったと思ってもらう方がいい。

平安時代にはかなり信じられていて、宮中行事にも影響を与えていた。


当然、土用の丑、等の行事もあったんじゃないかな、と思うけど、専門に研究したわけじゃないのでここら辺は怪しい。


ところで、先に書いたように五行説は仏教と共に伝来している。

そして、仏教では動物の肉を食べることを禁止している。


といっても、この時代の多くの日本人は八百万やおろずの神々を信じていたので、牛を平気で食べた。


元々は宮中行事だったが、徐々に一般にも広まっていったようだ。

ただし、この当時の牛は貴重な財産であり、庶民が気軽に食べられるものではなかったと思う。


でも、数年に一度牛を殺せば、みんなで食べるのに十分な量があったのではないかな。




やがて日本では神と仏が同一視され(神仏習合)、江戸時代になってすぐにキリスト教が禁止される。


キリスト教が禁止された際に、すべての民が、寺の檀家とされた。

幕府が民衆をコントロールするために、事実上の戸籍制度を作った、と考えていいだろう。

これによって、すべての日本人が仏教徒となった。


これにより、「土用の丑に牛を食べる」という習慣は…失われなかった。

牛を食べるのは禁止されたからおおっぴらには言えず、「うのつくものを食べる」と隠語でささやかれるようになった。



やがて、「う」が付けば何でもいいことになった。

うどん、卯の花(おから)、梅干し、などなど。


でも、牛を食べるのは栄養を付けるためだ。

卯の花を食べても夏バテは抑えられそうにない。



本来の意味がわかっている人たちは、この時期に安く手に入る良質なたんぱく質を食べる習慣に変化させていったようだ。

「う」が付くことにはこだわらない。こちらの方が賢い気がする。


夏の土用に、ドジョウやシジミを食べる習慣が残っている。


ドジョウは夏が旬で、田んぼで簡単に捕ることができた。

シジミは冬と夏が旬で、庶民が安く買える食材だった。


#夏は産卵のために栄養を蓄え、冬は寒さに備えて身を太らせる。

 どちらの時期もおいしいが、夏は収穫量が多くて安くなる。庶民の味だった。




ところで、鰻の旬は冬だ。寒さに耐えるため、身を太らせて脂も乗っている。

夏は痩せてしまい、味も落ちる。


江戸には鰻屋が多かったのだけど、基本的には冬の商売で、夏になると客足が減った。


どうにか夏でも客を増やせないか、と鰻屋の主人が平賀源内に相談した。

平賀源内は発明家として有名だけど、とにかく頭が良い、町の相談役だったのだろう。


平賀源内は、土用の丑の日に、鰻屋の前に「本日土用丑」と大書した。


これで十分。この日に栄養のあるものを食べる、という習慣の人でも、「う」のつくものを食べる、という習慣の人でも、うなぎを食べに来てくれる。



これが、土用の丑に鰻を食べる習慣の始まり、とされているけど、本当かどうかはわからない。

他にも諸説あるけど、この説は面白いので有名なだけ。




さて、これが土用に鰻を食べる、という習慣の始まりだとしても、やっぱりドジョウやシジミは庶民の味だった。

1980年代初頭くらいまで、鰻って高くて気軽に食べられるものじゃなかったから。


鰻はぬるぬるして調理が難しいし、何よりも毒を持っている。素人が気軽に調理できるものではない。

養殖がまだ少ない時代、天然モノを職人がさばいて作った料理が高いのは、当然のことだった。



でも、1979年に鰻価格の暴落が起きている。


1960年ごろから鰻の養殖技術が発達して、鰻は高価だから儲かる、というので多くの業者が乱立した。

その結果供給過剰になって、1979年に価格が大暴落。一気に1/3の値段になった。



さらに、1980年代に入って経済が急成長。みんなが小金持ちになる。

人件費の安い中国で調理した鰻を輸入する、という流通網も出来上がり、スーパーで購入できるようになる。


とはいえ、それまでに比べてずっと安くなったというだけで、やっぱり鰻は高価なもの。

それでも、夏の土用の丑くらいは奮発して鰻を食おう、という人がすごく増えた。


だから、「土用の丑に鰻を食べる」というのが、日本人のごく一般的な習慣になったのはこの頃。



特に、1980年代後半には経済が絶好調で、鰻を乱獲しまくる。

実は、鰻の漁獲量が急に減り始めたのもその頃から。乱獲しすぎで先細りになったのだ。



日本ウナギは、すでに1960年代から乱獲により減少していた。

でも、ヨーロッパウナギやアメリカウナギにターゲットを移すことで、全体の漁獲量は保っていた。


すべてを取りつくして総量が減少し始めるのが、1980年代後半。まさに乱獲と言ってよいだろう。

日本ウナギ以外のウナギも、日本人が食べつくして絶滅危惧に追い込んでしまった。



先に「養殖」と書いたけど、天然の稚魚を太らせるだけの養殖で、全部食べてしまう。

鮭なんかだと、稚魚を育てて放流したりするのだけど、鰻はいまだに生態が解明されておらず、放流もできない。


#最近になって完全養殖に成功したけど、まだ手間がかかりすぎて研究段階。



これほどに乱獲しまくったけど、実はそれほど需要が無かった。

このため鰻が生産過剰になり、1999年に再度価格が大暴落している。



丁度その頃、2001年には狂牛病問題があり、牛丼屋の売り上げが軒並み下がった。


この時の夏に、「すき家」が安くなった鰻を使ったうな丼を売り出す。

これ以降、夏になると牛丼屋が鰻を競うようになった。




「土用の丑に鰻を食べるのは日本の伝統だ」という人がいるのだけど、上に書いたような歴史経緯になっている。


本来、鰻ではなく牛だった。牛が禁止されたらドジョウやシジミになった。

鰻を食べる習慣ができても、高くて多くの人は食べられなかった。



みんなが食べるようになったのは、せいぜい35年前だ。

でも、スーパーで買ってきたウナギ、実は食べるのが難しかった。


鰻を電子レンジで温めると、身が固くなってゴムのような食感になってしまう。

美味しく食べるにはそれなりに「調理」する必要があって、一人暮らしの人などはまだあまり食べなかった。



2001年に安いうな丼が食べられるようになって、本当に「みんなが食べる、夏の風物詩になった」と言っていいだろう。

これが「伝統」だというなら、そんな薄っぺらい伝統捨てちまえばいい。


伝統だから食べるのだ、というのであれば、牛か、ドジョウか、シジミを食べよう。



ただ、土用の丑と関係なく「鰻を食べる」ことに関しては、僕も伝統だと思う。


乱獲するのが問題なのであって、旬である冬に、わずかに捕った鰻を専門店で調理して食べるのであれば、それは伝統だ。


職人に敬意を払い、高価であってもお金を払って食べるといいと思う。

それが鰻を食べるときの、本来の姿だったのだから。




現在、ニホンウナギは絶滅危惧種に指定されている。

これをうけて稚魚の漁獲量を規制しているが、実際には規制枠よりずっと少ない水揚げしかないらしい。


鰻関連の業者にとっては、絶滅されては困るから自主規制しているようだ。


ニホンウナギでなければいいんでしょ? という人もいるが、ヨーロッパウナギも絶滅が危惧され、ワシントン条約の規定により、現在輸入できない。


また、アメリカウナギも絶滅危惧種指定されている。こちらは最近指定されたので、ワシントン条約の規制は「まだ」かかっていないが、だから食べてもよい、という問題ではない。




僕自身は、鰻は結構好きなのだけど、ここ数年食べないことにしている。


いつか保護政策が功を奏して漁獲量が増えるか…完全養殖が食卓に上るようになったら、思いっきり食べたいと思う。



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あけましておめでとうございます  2016-01-01 09:24:05  料理 家族

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あけましておめでとうございます

今年の正月は、なんだか平和に迎えております。


年末に風邪ひいて、無理だと諦めて大掃除とおせちを一部省略したからね。

おせち料理はしっかり作り、のんびりとした正月になっています。


トリはむ、だて巻き、数の子いり松前漬け、いくらのしょうゆ漬け、栗きんとん、豚の角煮。

以上が今年僕が作ったもの。


田作り、紅白なます、煮しめ。

以上が妻の作。煮しめは一部作業を僕がやってます。


昆布巻き、かまぼこ、黒豆は既製品。




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シュークリームの革命  2016-05-02 10:55:54  料理

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今日は珍しく平日に妻がお出かけで、子供も小学校へ行った。


コンビニで100円で買えるシュークリームを買ってきて、ひとりで食べる。

シュークリーム大好きです。


…で、ふと気になったので検索してみる。


シュークリームって、すっかり安いおやつの代表みたいになっている。

でも、昔はシュークリームって結構高価な「ケーキ」の一つだった。


その時代の転換点って、どこかに記録があるものかな。




探してみた限りでは、見つからない。

2000年以前のことって、インターネットでは急に探しにくくなるし、1995年以前になると絶望的だ。


年寄の昔話みたいになるけど、シュークリームの話を少し書いておこう。

もっとも、僕の記憶のみなので間違えているかもしれない。



ほんの30年とちょっと前の話だ。年がばれるが、僕が幼稚園児の頃はシュークリームはめったに食べられるものではなかった。


ケーキ屋さんに行けば売っているけど、他のケーキよりちょっと高め。

そもそも、物価的にケーキだって今より高価なもので、特別な日じゃないと食べられなかった。


それでも、年長の兄などの話では、ケーキはずいぶんと「おいしい食べ物」になったころだったらしい。

さらに 10年も前になると、生クリームでデコレーションされたケーキなんてなかったそうだ。


そのころは、生クリームは高級品だったし、何よりも冷蔵技術が進んでおらず、腐りやすかった。

そのため、ケーキと言えばバタークリームでデコレーションするのが普通。


バタークリームっていうのは、バターに砂糖を混ぜて、空気を含ませるようによく練ったものね。

今は珍しいから、逆に新しい感じになって時々バタークリームのケーキを出すお店も見かける。

でも、なにぶんバターなので脂っこくて、それほど美味しくなかったのだとか。



いきなり話が脱線気味だけど、シュークリームに戻ろう。

当時はシュークリームはケーキ屋さんでも高価だった半面、「家で作るなら」ケーキよりも気軽なものだった。


デコレーション技術がいらないからね。

カスタードクリームは結構簡単に作れるものだし、オーブンがあればシュー皮だって焼ける。

そして、この頃は家庭にオーブンが普及し始めた時期で、手作りパンやケーキを焼くのが「素敵な女性」としてのステータスだった。



僕自身はお菓子作りは好きだけど、シューは焼いたことが無い。


家でケーキを作るよりは簡単とはいえ、その過程がかなり面倒なことを知っているから。

そして、今はシュークリームは安いお菓子なので、その面倒をするよりも買ってきてしまう。




シュー皮の生地は、牛乳とバター、薄力粉と卵でできている。いたってシンプル。


パンやクッキーに比べて非常に柔らかい。水分が多いのだ。

だから、オーブンで焼くとまず表面が焼き固まり、中で水分が蒸発しても逃げ場がないので膨れる。


問題は、水蒸気で膨れているので、冷やすとしぼんでしまうことだ。


焼き上がった後、オーブンの中に入れたまま放置する。すると、形を保ったまま、まだ熱い庫内で乾燥していく。

さらに、徐々に温度が下がり、バターが液体から固体になる。


ここまで行けば、固くなるのでしぼむことは無くなる。



ここにシュークリームが高価だった理由がある。

焼いた後、オーブンを占有したまま冷めるまで待たないといけない。


普通のケーキなら、まだ残った熱を利用して次のケーキを焼けるので、大量生産に向いている。

しかし、シュークリームはオーブンの占有時間も長いし、大量生産に向かない。


ケーキ屋さんも、その日の仕込みの最後に作って、できた分を売り切ったら終わり、とかにした。

量も少ないので少し値段を高めに設定しないといけない。


専門店って、もともと大量生産するから安くできるんだ。

なのに大量生産がしにくい。さらに、デコレーションなどの難しい職人技を使わない。


だから、家で作るケーキとして、人気のあるものの一つだった。


#デコレーションいらずとはいえ、簡単に作れるので「スワンの形のシュークリーム」が定番だったように思う。




さて、これが「30年とちょっと前」の話と書いたけど、1985年に革命が起きる。

銀座コージーコーナーが、シュークリームの大量生産を可能とする技術を作ったんだ。


非常に巨大なオーブンを使って、その中をベルトコンベアでシュー生地を動かしながら焼き上げる。

オーブンの中は徐々に温度が変わるようになっていて、最終的には「余熱で冷ます」ような温度を通って外に出てくる。


先に書いたように、シュークリームはデコレーションなどの職人技がいらない。

完全に機械化することで、100円の「ジャンボシュークリーム」が誕生した。



高級なお菓子だったシュークリームが、100円という低価格で、しかも普通よりも大きめ。

これが大ヒットした。シュークリームを買うために、わざわざ長蛇の列に並ぶ人が続出した。


コージーコーナーは今でこそ日本全国に支店があるけど、そのころは首都圏にいくつかの店舗があるだけだった。

店舗が急激に増えたのは、シュークリームが大ヒットしてからだ。



大量生産できないと思われているものでも、工夫次第で大量生産すれば安くなる、というビジネスモデルが確立した。

ケーキを大量生産し、卸す工場ができたようで、街に「100円ケーキ」を売る店が急増した。


たしか、この頃のヒット商品番付だったか、流行語大賞だったかで「100円ケーキ」が入っていたように思う。


これ以前は、ケーキっていうのは特別な時にしか食べれないものだった。

でも、この頃普及し始めたコンビニエンスストアでもケーキが買えるようになり、気軽なおやつになっていった。




シュークリームが売れた、と言うだけではなくて、他社も真似して派生商品を開発し、流行語になり、人々の生活スタイルまで変えた。


銀座コージーコーナーの公式ページには、ジャンボシュークリームを「空前の大ヒット商品」と書いている。

まさにこの言葉は似つかわしい。


今回、この話を探していたら、Yahoo!知恵袋に「空前の」という表現は大げさではないか、という意図の質問があった。

もう10年も前の質問だけど。


当時の標準サイズより「ジャンボ」であることが人気だったのではないか、という的外れな意見がベストアンサーだった。

話が矮小化されすぎている。


この手のサイトに何も期待してないことは以前書いた通りなのだけど、他に正しい見解が見られないのは、このことを書き留めようとする、強い動機となった。



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誕生日プレゼント【日記 22/07/29】

別年同日の日記

02年 5/2

03年 サイト更新


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

あきよし】 ヒロタのシュークリーム、ありましたね。CM覚えてます。
ただ、食べた記憶はない…関東でも売っていたようですが、関西の会社だったのですね。
ここに書いた内容は、僕の記憶のみなので不正確です。
ヒロタが先に量産技術は作っていたが、コージーコーナーが爆発的に売れるきっかけを作った…という感じでしょうか。
 (2016-05-06 17:45:02)

【隆三】 時期が抜けておりましたので補足します。当時とは80年頃です。失礼しました。 (2016-05-05 03:21:38)

【隆三】 シュークリームは生菓子なので、地域によっても差がありそうですね…私は41歳で関西在住ですが、シュークリームは庶民的な価格のものもありました。近所の生協内にヒロタのシュークリームの自動販売機があり、親によく買ってもらっていました。当時は直径5cm程度のシュークリームが4個入りで2百円ほどだったと思います。この記事を見て、ヒロタのウェブサイトを検索し、沿革を見てみましたが、私が生まれ育った地域で事業展開されてきたのが分かり、面白かったです。 (2016-05-05 03:16:51)

チャナダル  2017-05-29 12:16:43  料理 家族

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毎年5月には、大船駅前で「大船祭り」が開催されている。

そして、毎年のように隣の本郷台で行われる「あーすフェスタ」と日程がかぶる。


もっとも、大船祭りは日曜開催、あーすフェスタは土日開催だ。

土曜日は本郷台へ、日曜日は大船へ、というのが毎年の習慣になっていた。


ところが、今年から長男が中学に入ったら、土曜日に授業参観が入っていた。

どうしよう、どちらか片方しか見られない。


子供たちに聞いたら、「あーすフェスタがいい」という意見。


まぁ、そうだろうな。大船祭りは保育園が公式に参加しているので毎年見に行っていたのだけど、もう皆小学生に上がった。

屋台での買い食いや、市民によるフリーマーケットなども楽しいのだけど、あーすフェスタの「普段食べれないような外国料理の屋台」のほうが魅力がある。




というわけでおそらくこれからしばらくは大船祭りは諦めないといけない。

あーすフェスタを楽しんできた。


とはいえ、毎年食べる屋台もだいたい決まってきてしまっているんだよね。


アフリカの煮込み料理を、パンに挟んでくれる店がある。

ピーナツ味とレモン味があるが、どちらも美味しいので毎年両方購入している。


デザートに、アフリカのドーナツ「ベニエ」も一緒に購入。これも毎年のこと。



食べていたら「ドーナツ美味しいからもっと食べたい」と次女のリクエスト。

同じではつまらないので、沖縄のお店でサーターアンダーギーを買ってくる。


両方とも、小麦生地を丸めて揚げた素朴な味。

でも、ベニエは干しブドウが入っていて柔らかいし、サーターアンダーギーは硬めでほろりと崩れるのがおいしい。


ベニエが干しブドウ入りだったり、煮込みをパンに挟んだりするのは、フランスの植民地時代の名残だと思う。

食べながら、子供にそんなことも説明する。




長女がケバブ食べたいというので2人前を購入して皆で食べ、長男は何か麺類というので、インドネシア風のラーメンを購入。

インドネシア風のラーメンのお店で、エビチップスをトッピングしてくれた。


そういえば、エビチップスは長女が好きだった。袋でも売っていたので一袋購入。



これだけ食べたらお腹いっぱいかと思いきや、もっと食べたいという。

タイのグリーンカレーと米粉麺で作ったラーメンのようなものを買う。


タイ料理なのでどちらも辛い…のだけど、うまい。

辛いのが苦手な次女でも「辛い」と言いながら食べていた程度。


これでも足りないというので、タイの、サモサのような三角春巻きと、インドの揚げナンを2つ購入。


揚げナンも毎年食べている気がするが、非常に大きく、薄い。

シナモンシュガーと抹茶シュガー味を購入。味は数種類ある。



さすがにお腹いっぱい。

変わった料理をたくさん食べて満足。




せっかくなので、物産コーナーも見て行こう。


インド食材屋さんで、チャナダルという豆を売っていた。

ひよこまめの皮をむいたものだそうだ。900g で 400円だった。安いので購入。


これ、料理して食べたらうまかった。詳細は後程。


あと、妻がインドのデザートを簡単に作れるキットを買っていたな。

牛乳に混ぜて熱し、冷蔵庫で冷やすだけ。まだ食べてないけど、そのうち食べよう。


「マンカラ」は世界最古のゲームの一つだが、売っている店がある。

世界最古、っていうのは、特にゲーム盤などが必要というわけでもなく、誰でも適当なもので遊べるという意味でもある。

でも、売っているだけあって、立派なもの。毎年長男が興味を惹かれるのだけど、毎年買わない。


このお店のセットでは、駒として宝貝を使っている。

長女は海に行くたびに宝貝を集めているのだけど、いつかこのセットを自作しようとしているため。

オハジキとかで十分なんだけどね。



次女が、謎のお店でかわいい「コアラのキーホルダー」に釘づけ。

このお店、コアラのキーホルダーだけでなく、ラマのマスコットとか、パンダのぬいぐるみとか売っている。

…つまり、どこかの国の民芸品とかではなくて、単に「かわいい動物アクセサリー」を集めているだけ。


でも、次女が気になっちゃったのだからしょうがない。

自分のお小遣いで買いたい、と言い出して、購入。




あーすフェスタは、あーすぷらざ、という異文化交流施設のお祭りだ。

で、施設の中でもいろいろやっている。


なにかやっているかな…と見に行くと、ちょうどインドネシアの影絵芝居を上演するという。


噂に聞いたことはあったが、見たことはなかった。せっかくだから見ていく。


これがね…予想と違った。

「伝統文化」なので堅苦しいかとおもったら、現地ではお祝いの時とか、とにかく人が集まるところで呼ばれて上演する「気軽なエンターテインメント」。


時間も、夜通し8時間ぶっ続けで上演することもあるし、呼んだ人のリクエストに応じて、会のお開きまで演じ続けるそうだ。


つまり、お話はグダグダ。

一応メインストーリーはあるのだけど、演者だって熱延ばかりでは疲れるので、急に子供向けのクイズ大会が始まったり、お話に関係なく小話が始まったり。


グダグダっていうのは悪い意味で言っているのではないよ。

メインストーリーはちゃんとあるし、異文化のお話で面白かった。


でも、上演時間に合わせていくらでも引き伸ばせるようになっていて、延々と演じ続けるのだ。

見る方だって、知っているお話が中心で、適当に盛り上げる別の話が入る構造だとわかっているので、途中で退席したり、寝てしまってもかまわない。


影絵芝居は、夜通し続けられる長い宴会の「にぎやかし」という立場なのだ。



影絵なのに人形に絵が描かれていて豪華、というのも聞いたことがあった。

これも、長い時間の芝居なので、裏に回り込んでみてみたり、好きなようにしていいのだそうだ。


人形は水牛の皮で、人形を支える棒は水牛の角で作られているという。

ここら辺は、今でも伝統を守っているらしい。


そして、背景の絵などは、木になったり、寺院になったり、門になったり、話の時々で使いまわされる。

ここら辺、日本の伝統芸能の「見立て」と同じことが行われていて、興味深い。



何回も書くが、お話はグダグダだが、その芝居は素晴らしかった。

一人ですべての人形を動かし、音楽もこなし、歌も歌う。


度々「戦闘シーン」があるのだけど、動きにメリハリがあって、影絵なのだけど迫力を感じる。

それでいて、急に時事ネタを織り込んできたり、子供に「一緒に歌って!」と桃太郎の歌を始めたり、笑いを取ることを忘れない。


お話自体は、子供が生まれたお祝いによく上演されるものだそうなのだけど、以下のようなもの。



「生まれて1年もたつのに、いまだにへその緒が切れない子供のために、親戚の男が神様に何とかしてほしいと頼みに行く。

 ところが、神様の村は魔物に襲われ、大変なことになっていた。

 男は神様を助け、その戦いで得た不思議な力の剣をもらい受ける。

 家に帰り、へその緒を切ることで、子供は立派に母親と分離して一人前になれた」


たぶん、いろいろと示唆しているのだと思うけど、「へその緒が切れない」というシチュエーションの話は日本にはないと思う。ちょっと衝撃だった。


子供の生まれたお祝いなのだから、最初は母親から離れられない子供が、いつか独り立ちして立派になる、という意味合いがあるのでしょうね、きっと。




さて、実はあーすフェスタは1週間ほど前の話。


購入したひよこまめ…チャナダルを料理してみた。


最初は豆サラダにしてみたのだけど、次女は豆が嫌いで食べようとしない。美味しかったのだけど。


そこで、インドの豆なのだからとカレーに入れてみた。

別に本格的なインドカレーとかではない。小さな豆に合わせて肉もひき肉にして、ひき肉なのだからトマトの缶詰で煮込んでみた。


こちらは美味しいと家族中に大好評。



チャナダルは皮をむいてあることで、すぐに吸水してくれて、豆特有の「面倒くささ」がない。

便利だからもっと欲しいな、と思ってネットで値段を見ると、100g 100円程度が相場のようだ。


お祭りだから安く売っていたのだろうけど、900gで 400円は激安。

いい買い物をした。



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キャベツ料理  2017-06-06 18:01:13  料理 家族

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お隣からキャベツを2玉いただいた。


虫食いになってしまい、出荷できないから、見た目悪くても良ければ…という。



実は、我が家でも小さな家庭菜園を作っていて、妻がキャベツを作っている。

お隣の方もそれは知っているのだけど、キャベツって素人が作るの難しいのね。

結球しないし、青虫がたくさんつきすぎて、虫食いだらけで食べられるところがわずかしかない。


お隣は規模は小さいが出荷もしているプロで、虫食いと言っても十分な出来栄え。


喜んでいただくことにした。




ところで、自分の家でもキャベツを作っているにもかかわらず、妻が少し前にキャベツを買ってきてあった。

季節だから、お店で安かったらしいのね。


で、家にあるの忘れて、また「安かったから」と買ってあった。

つまり、丸ごと2玉あった。



そして、実はお隣からキャベツをいただく前日、3玉100円という激安キャベツを見つけ、家にあるのは承知で買ってきた。

この後お隣からもらったことで、7玉になってしまった。


さぁ、これは急いで食わなくては。




じつは、その少し前に、逆側のお隣から玉ねぎをいただいていた。

周辺農家に囲まれていて、新鮮なものをいただけるのはありがたい。


じゃぁ、玉ねぎとキャベツでスープを作ろう。


キャベツは芯の側から8つに切るが、完全には切り落とさない。

大きな鍋に芯を下にして入れ、ニンニク、人参、ソーセージ、玉ねぎと一緒に、煮込み、コンソメで味をつける。


食べる直前に、切り落としていなかった部分にナイフを入れ、取り分ける。

見た目にも豪華な、キャベツ丸ごとスープ




これで1個消費したが、実は青虫を退治するために、外葉をけっこう剥いている。

青虫、2玉で10匹以上いたかな。何匹かは我が家のペットのハムスターのおやつになった。


虫食いの葉もきれいに洗い、ざく切りにする。

コンソメと塩昆布、ごま油をまぜて、一晩冷蔵庫に置く。美味しい浅漬けができた。


浅漬けを作るにはざく切りキャベツが多かったので、みそ汁の具にもなった。

これで、やっと1個と少し、完食。




回鍋肉風に作ってみよう。

玉ねぎと、冷凍豚肉 400g を一緒に炒める。

十分火が通ったら、キャベツざく切りを大量に。


小さなうつわに、味噌を料理酒で溶く。

片栗粉、ごま油、中華調味料、しょうゆを適当にまぜ、キャベツに火が通ったところで一気に合わせる。


…ちょっと味が濃かった。ご飯に載せるとおいしかったので、子供にはウケが良かった。


夕飯だったのだけど、ニラと卵の中華風スープも作った。

じつは、このニラも頂き物。




子供がいない昼にも食べよう。


回鍋肉と同じ感じに炒めるけど、玉ねぎは入れなかった。

妻が歯医者に行く予定があったので、ネギ類は避けようと。


味付けはスイートチリソースで辛めに。ご飯の上に載せてキャベツ丼。

子供がいると、辛い物食べれないのでね。




そういえば、次女がチャンチャン焼き好きだった。


キャベツと適当な野菜を刻み、ざっくり混ぜておく。


フライパンに少し野菜を敷き、その上に鮭の切り身を載せる。

上から野菜でふたをして、料理酒を入れて蒸し焼きに。


途中で上からシュレッドチーズをのせ、さらに料理酒で溶いた味噌をかける。




お好み焼きもやろう。


水溶き小麦粉を作る。結構緩めで大丈夫。

卵を入れておくと、フライパンに貼りつきにくくなる。


千切りキャベツを小麦粉と混ぜ鉄板へ。

上に肉を置いて蒸し焼きにして、片面焼けたらひっくり返す。


味付けはソースと鰹節、青のり。マヨネーズもかける。


…マヨネーズって、80年代から急に載せるのが当たり前になったよね。

昔は載せなかった。




さて、結構食べているのだけど、まだある。

次は何を作ろう。


キャベツとひき肉の重ね蒸しとか。

キャベツのトマトスープとか、キャベツカレーも結構うまい。


悩むのだけど、結構楽しんでいる。


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バーベキュー  2017-07-02 11:18:54  料理 家族

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以前に仕事をした会社のバーベキューに誘われた。



その会社とは、仕事はしていたのだけど実はあまり面識がない。

ネットで仕事を請け負って、ネットで作業して、そのまま仕事が終わってしまたっため。


過去の日記だけど、ここら辺の話は、その仕事中の話題。


ボタンの左右位置

iOS の position:fixed バグ回避方法

iOS の hoverバグ回避方法


突貫で開発していたのがよくわかるな。懐かしい。

ちなみに、ボタン左右位置でもめたアプリは、最終的には上下に並べることになった。


ボタンの中に「何をするボタンか」を書こうとすると、スマホの画面では左右に並べるのは狭くなるし、良い選択だったと思う。




折角お誘いいただいたので、喜んでお伺いした。

家族参加可能、ということだったので、家族全員で参加。


以前働いていた人など、関係者を広く集めて行っていたようだ。

当然知らない人も多数いる。もうすぐ退職する方の送別会も兼ねていたようだ。



そんな中で、上に書いたプログラムを作っていた時の関係者が、二人来てくれていた。

僕が参加するならぜひ会いたい、ということで参加を決めてくださったそうだ。

それは、僕としてもありがたい。会ってゆっくり話をしてみたかった。



以前作ったプログラムには、関係者はたくさんいた。

来てくれたのは2人。


1人は、立ち上げ時に軌道に乗せるまでを担当して離脱したマネージャーの人。


元々他社からの依頼を受けた形の仕事で、その会社からは短い納期で無理難題をたくさん突き付けられていた。

それを整理し、無理なものは無理とばっさばっさと切り捨て、形に持って行ったマネージャーの人の力量には感服していた。


離脱後に聞いたが、この人傭兵をやっていたことがあるらしい。

なるほど、極限下での取捨選択に長けているわけだ。



もう1人は、多数いたプログラマーの中で、僕が唯一「この人は出来る人だ」と思っていた人。

(そんなことを書くと他の方に悪いのだけど)


僕は「Javascriptを使える人」という条件で仕事を請け負ったのだけど、実際には CSS も必須の仕事だった。

でも、僕は当初 CSS には不慣れだった。


この人は CSS と Javascript を組み合わせる技法に長けていて、ずいぶんとこの人から技を盗ませてもらった。


#いまでは CSS と Javascript の組み合わせは慣れてます。



それぞれ、1歳数か月のお子さんが1人づついて、うちも子連れで行ったので和やかなバーベキューとなった。




うちの中学生になった長男が、6歳くらいまでの子の面倒を見るのが昔から好きで、プログラマーの方のお子さん…男の子とずっと遊んでいた。


男の子、今カーズとトーマスが大好きだそうだ。

長男も、トミカ・プラレールとトーマスが大好きだった時代がある。


なので、今でもある程度名前を憶えている。

「これねー ヒロ!」とか急に言われても、ちゃんと何のことかわかる。



そのうち、小さい子が石を拾って遊び始めたら、それとなく、「あっちにもいっぱいあるよ」とか教えてあげてた。


拾ってきてあげるのではなく、場所を教えて自分で取りに行かせるのね。

小さい子は、石に興味があるのではなく、拾い集めるその行動自体を楽しんでいる、というのを理解している。



長男のこの能力は、3歳の頃…長女が生まれたころから発揮されていた。

おかげで、2人目の子育ては、1人目より楽だった。


次女…3人目に至っては、長男が育てたようなものだ、とよく冗談で言っている。

(もちろん親はちゃんと関わっているのだけど、本当に長男は子育ての「即戦力」になってくれていた。

 今でもいいお兄ちゃんだ)



うちの長女、次女は長男ほど小さな子の相手は上手ではないが、長男が遊んでいるので一緒に遊んでいる。

これで、子供同士で遊んでくれているので、親はゆっくりと飲み食いしながら会話ができた。




プログラマーの方は、このページを読んでくれているそうだ。


…この仕事関係者に一度も URL を教えたことはないのだけど、本人も知らないうちに「僕のページ」だと認識していたらしい。

まぁ、当たりなのだけど。


パソピア7が最初のマシンで、その後知人から X1 を譲り受け、祝一平氏の「試験に出る X1」で機械語を勉強したというのだから、結構な筋金入り。

なるほど、できる人だと思っていたけど、機械語まで使える人であったか。



非常に低レベルまで理解できている人というのは、高級言語を使っていても、書くコードの質が違う。

なにかこう、「最適化の意図」が見え隠れしたりする。


プログラムなんて動けばいいのだけど(祝一平氏もそう言っていた)、ただ「動いたから完成」のコードと、動作原理まで理解して書かれたコードでは、信頼性が異なる。


でも、信頼性が高いプログラムを作れる人には、なかなかお目にかかれない。

そういう人と話をするのは、それだけで楽しい。




会は3時間ほどでお開きだったので、それほど長くはお話できなかった。

もっとも、顔を合わせたのは初めてなので、時間がありすぎたら持て余していたかもしれない。


しかし、また呼ばれたらぜひ参加したい、と思える会であった。



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風邪悪化  2017-09-01 19:19:49  料理

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今週頭くらいから調子が悪くて、昨日はいよいよ風邪っぽかったので日記にもそう書いた。


そうしたら、今日は悪化して熱が出て、鼻水も出て、だるくて一日中寝ていた。




主夫なので、風邪をひいていても子供の食事は作る。


でも、つかれているので手抜きばかり。子供には申し訳ないと思う…のだけど、実はこの手抜きメニュー、普段の料理よりウケが良いかもしれない。


ここ数日、そうした料理で乗り切った。

(今日は、風邪が悪化したので妻が夕食を作ってくれている。それでこんな日記を書く時間ができた)



最近料理の話も書いてないし、少し書いてみよう。



▼ドライカレー、麻婆豆腐、ミートソース


この3つ、基本は一緒だ。

分量は4人分くらい。我が家は子供含めて5人だけど、下二人はまだあまり食べないので。


1) 冷凍玉ねぎのみじん切りを炒める。

 (うちでは冷凍玉ねぎみじん切りを常備している)


2) チューブ入りニンニクをどばぁっと入れる。


3) 適当な野菜をみじん切りにして入れる。

 僕はニンジンを良く入れるのだけど、ピーマンとかミニトマトも良い。

 疲れている時は入れなくてもかまわないし、ミックスベジタブルで誤魔化してもいい。


4) 冷凍合いびき肉を1袋(400~500g)入れる。


5) あらかた炒まったら、砂糖をドバっと入れる。茶さじに山盛り3杯くらい。

 子どもがいるからあまり辛くしない、というのもあるけど、辛い料理は甘みがあったほうがうまい。



ここまでは、ドライカレー、麻婆豆腐、ミートソースでほぼ同じ。

3 の部分で少し包丁を使っているが、基本的に調味料や冷凍品を叩き込んでいるだけ。


ここから作り分ける。


▼ドライカレーの場合


ケチャップ、コンソメを入れる。結構量が必要だけど、少なめに入れて最後に調整するといい。


なべ底を少し空けて、カレー粉(ルーではない)を炒めながら加える。

レーズンを入れる。



▼麻婆豆腐の場合


ケチャップ、コンソメを入れる。こちらも最後に調整するつもりで。


水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、豆腐を賽の目に切って入れる。

花椒塩とごま油で味を調える。


豆腐ではなくナスを使えば、麻婆茄子になる。


▼ミートソースの場合


トマトの缶詰とコンソメを入れる。


別にゆでておいたスパゲッティにかける。



というわけで、手抜き料理なのだけど、ケチャップやトマトの味も相まって子供受けは良い。


ドライカレーとミートソースは、最後に胡椒を入れるとうまい。

うちの場合、次女が辛いの食べれないのであまり入れないのだけど。




▼チャーハン、ピラフ、チキンライス


この3つも基本は同じ。

本当はピラフとチャーハンは根本から違うので、「それ風」というだけね。


1) 冷凍玉ねぎを炒める


2) なんか肉などを炒める。

 チャーハンならこま切れ肉、カニかまぼことか合う。

 ピラフ、チキンライスならハム・ソーセージなどの加工肉。

 冷凍品のまま切って入れてしまえばよい。


3) なんか野菜などみじん切りにして炒める。

 ピラフ・チキンライスならミックスベジタブルを入れればいいし、入れなくてもいい。


チャーハンの場合、ここで一度具を取り出し、仕上げに混ぜると出来上がりがよくなる。

でも面倒くさいときはやらない。


4) ご飯を入れる。冷ご飯は電子レンジで温めてからがいい。

 というのも、炭水化物であるご飯はフライパンにへばりつきやすく、フライパンで温めようとしていると失敗するから。


 チャーハンの場合のみ、ご飯を入れるのに先駆けて溶き卵をいれる。

 十分に熱したフライパンは、たんぱく質を瞬時に変性させるため、食材がへばりつきにくくなる。

 卵を入れてからご飯を入れることで、ご飯をへばりつきにくくする効果がある。


 (先に一度食材を出すとよい…と書いたのは、卵も十分に温まっていないとへばりつくため。

  食材が入っていると、水分があるためフライパンの温度が上がらず、卵がへばりつきやすい)


5) ご飯を入れるとフライパンにへばりつきやすいので、火を弱火にする。

 チャーハンはコンソメ・花椒塩とごま油、ピラフはコンソメとオリーブオイル、チキンライスはコンソメとケチャップで味を調える。



僕の場合、チキンライスだけを作る、ということはなくて、「オムライス」にするのが前提。

別のフライパンで薄焼き卵を作り、包んでやればよい。


(小型のフライパンがあれば、プレーンオムレツを作って上に載せ、半熟の中身を切り開く…というのもできる。

 高校生の頃、夏休みに毎朝自分でプレーンオムレツを作って特訓したことがあるので、今でも少し練習すれば思い出すと思うのだけど、あまり使い道がないので小型のフライパンを持っていない)




▼生姜焼き


1) 冷凍豚コマ切れ肉1袋 (400~500g)をフライパンで炒める


2) チューブしょうがを絞り、砂糖、しょうゆを入れて味を調える。



これもかなりの手抜き。砂糖はたっぷり入れたほうがおいしい。

コマ切れだから、お店で頼んで出てくるような見た目にはならないけど、子供には人気ある。




▼ピラフの別の作り方


思い出したので書いておく。

こちらは妻の得意料理で、僕が疲れている時にやることはない。


ちなみに、相変わらず本来のピラフの作り方ではない「ピラフ風」だと断っておく。


1) 米を研いで炊飯器に入れる。水はちょっと少なめ。


2) 冷凍のまま切ったソーセージ、ミックスベジタブルを入れる。

 冷凍玉ねぎみじん切りとかを入れても良い。


3) コンソメとオリーブオイルを入れる。全体に味が回ると薄味に感じるので、思い切りよく入れたほうがいいが、怖ければ炊きあがってから調整しても。


4) 普通にご飯を炊く。


大抵の炊飯器には、味は多少落ちても早く炊けるモードがある。

うちの場合、20分ほどで炊きあがる。手抜き料理と言ってもその程度はかかることは多いので、「炊きあがりを待つなんて時間がかかる」ということもない。



ちなみに、正しいピラフの作り方は「洗米しない米を油でいためる」から始まる。

一気に高温で火を通すことで、調理時間を短縮する炊き方だ。


その後、チキンブイヨンを入れて炊き込む。

水分が多すぎるとリゾット(おかゆ)になってしまうし、水分が少ないと芯が残ってぼそぼそになるか、焦げる。


結構難しいので、米を炒めて作るなら、僕はリゾットにしてしまう。

(これは火加減を見続けないといけないので、手抜き料理として作る気にはならない)



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揚げ網  2017-11-13 14:24:54  歯車 料理

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揚げ網

僕は主夫を自任しているし、我が家の食事も大抵は僕が作っている。


で、子供に人気メニューだけど最近作っていなかったのが、鶏のから揚げ。


コロッケとか、フライドポテトとか、かき揚げとか、揚げ物自体はそれなりに作ってるのよ。

鶏のから揚げも、以前は作っていたし自分でも上手につくれる、と思っていた。


でも、最近作っても美味しく作れないから、作る気がしなくなっていたんだ。

美味しくない理由はわかっていて、子供たちが食べる分量が増えたから。




揚げ物を美味しく作るコツは、油から上げたときに、油の上で10秒待つことだ。


すぐに外に出してしまうと、油が冷えて固まってしまい、油っこくなる。

火にかけた油の上は結構熱いので、そこで10秒待つだけで油切りが進む。


もちろん、下に紙を敷いた皿などに置いて油切りはするのだけど、この10秒でずいぶんおいしくなる。


子供が小さい頃は、鶏肉 500g も揚げれば十分だったので、から揚げでも1つ1つ丁寧に、箸で持ったまま油切りしていた。


でも、最近は 1kg でも足りないくらい。

1つづつ油切りしていては時間がかかりすぎてしまう。のみならず、時間がたつことで肉が焦げてしまい不味くなる。

そこで、最近はすくい網ですくって 10秒待っていたのだけど、網の上で密集した唐揚げは油を保持してしまい、油切りが十分ではなくなる。


結果的に、どうやっても美味しくつくれない。

これが、最近唐揚げを作らなくなった理由だった。




でも、久しぶりに唐揚げをやろう、と思った。その日付を土曜日の夕食と決め、木曜日には肉とレモンを買って準備して置いた。


そして、金曜日の午後気づいた。

そうだ、唐揚げをやるなら、以前から買いたいと思っていたあれを買おう。


鍋の縁にセットし、油の上で保持した状態にしておける、揚げ物用の網だ。



あれって、鍋と一緒にセットで作ってある、鍋の付属品だと思っていた。

でも、うちの IH は揚げ物用の「純正専用鍋」があり、純正鍋を使っていれば自動の温度管理が使える。

(純正でなくても温度管理してくれるようだけど、保証はされない)


だから「あこがれ」はあっても買っていなかったのだけど、もしかしたらバラ売りもあるんじゃないか、とこのとき急に思ったんだ。



Amazonで探す。

やはり、ほとんどは鍋のセット品だった。だけど、数は少ないがバラ売りもあった。


鍋の大きさは大体決まっているが、鍋ごとに少しづつ違う。それが、こうした網を「セット」にしていた理由のようだ。

フリーサイズで、どんな鍋にも合う商品は、代償として多少使い勝手が落ちるようだった。


でも、ないよりずっとまし。

見つけたフリーサイズ網は2種類しかなく、20~24cm 用と、24~30cm 用。



うちの鍋を測ると、23cm だった。必然的に選べる商品は1つだけ。迷わず購入した。

土曜日の夕食に使おう、と思っていたが、土曜日の夕方6時までには届くようだ。




事前に肉は一口大に切り、味付けを良く揉みこんで置いた。

時間に余裕があったので15分ほど揉んだ


いつでも調理を開始できる状態で待つ。6時までには届くから、それから調理しても6時半には食べられるだろう。


6時15分前に揚げ網は届いた。早速軽く洗い、鍋にセットして調理開始。



いやもう、素晴らしいの一言に尽きる。

油から出した肉を網の上に置いておく。ちょうどよいころ合いを見計らいながら1つづつ置いていくと、いっぱいになったころには、最初に置いたもの油切りが十分できている。


左手で肉に粉をつけて油に入れ、右手の箸でよいころ合いの肉を引き上げ、鍋縁の網に置く。

この作業の合間に、十分油切れできた肉を皿に移す。


#実は皿ではなく、新聞紙とキッチンペーパーを敷いたフライパン。

 IH で保温しているので、移し替えてからも油切れが進む。


すくい網を使っていた時は、いっぺんにすくうために、上げる頃合いを合わせる必要があった。

当然、肉をまとめて投入し、一気にすくう。すくった後は先に書いたように 10秒ほど待つ。

いっぺんに全部はすくえず、「ぜんぶすくう」だけで 1分くらいかけ、その後まとめて投入する。


投入後は、頃合いになるまで待つしかない。


これ、実は結構時間が無駄になっている。

1つづつ頃合いを見て上げられるようになったので、少しづつ次の肉を投入できるようになった。


結果として無駄な時間が無くなり、1.2kg の肉を揚げたのだけど、いつもよりもずっと早く調理が終わった。


いつもより美味しく揚がった。

美味しいというのは、もちろん油切れが良いためでもあるけど、頃合いを適切に見極めやすいためでもある。


10秒待っている間手をそこに止めていると、その間に焦げていくものもあるし、すくい網でまとめて上げていると、すべてを適切なタイミングにはできなかったから。


美味しいので子供はパクパク食べ、1.2kg じゃ足りなかった。次は 1.5kg やろう。




そんなわけで、あこがれの揚げ網の威力は絶大だった。

もっと早く買えばよかった。


もちろんすでに使っている人も多いだろうが、まだ使っていない主夫・主婦のかたにはお勧めです。




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クリスマス  2017-12-25 10:52:08  料理 家族

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クリスマス

昨日からの話。


朝から、小2の次女が「今日クリスマスイブだよねぇ?」って聞いてきた。

イブとは何か教える。


大人でも知らない人がいそうだから書いておこう。


「イブ」は「イブニング」の意味だ。夜。

だから、24日の朝は「イブ」ではない。


昔の西洋では、日没を1日の始まりとした。

ここは想像だけど、砂漠の民にとっては厳しい日中よりも、夜のほうが安堵感があったのだろう。


今は深夜0時を1日の始まりとするので、本来25日の始まる「日没」は、24日ということになってしまう。


だから、24日の日没以降が「クリスマスイブ」。クリスマスの夜、という意味だな。

そして、25日の日没までが「クリスマス」だ。



イブは「前日」とか、そういう意味ではない。

23日にラジオを聴いていたら「今日はクリスマス・イブイブ!」とかDJが言っていたのだけど、前日の意味ではない。


#ちなみに、イブ自体は even 、「同等のもの・対になるもの」と同じ語源だ。

 イブ自体に夜の意味があるのではなく、「昼と対になるもの」で夜を意味している。

 男性アダムと対になる女性はイブだけど、こちらはヘブライ語の「命」の意味だそうだ。

 …でも、これだって「肉体」に対する「生命」とか、対になる概念だったのではないかと思っている。




朝から自転車で、商店街にチキンを買いに行く。

車では渋滞に巻き込まれるし、午後になったらすごく混む、という毎年繰り返される知識でそうしたのだけど、アサイチで行ったらさすがに混んでなかった。


今年は、ケーキは23日の内にすでに買ってある。

冷凍ケーキ…というか、アメリカ風のアップルパイの冷凍品なのだけど、安いのにうまい、という評判のものを妻のリクエストで購入。



昼前には家に帰り、ご飯を食べて昼過ぎからチキンの調理開始。



…といっても、まずは塩コショウ砂糖を擦り込むだけ。


子供たちには部屋の片づけを命じてあったが、長女は(だけは)いつも身の回りの物を整理しているので、最初からやることがない。

洗濯物を畳んだり、床をはき掃除したり手伝いをしてくれていたが、僕がチキンを料理しようとしたら「やりたい」と寄ってきた。


そこで、全部長女に任せてみる。

鶏の腹の中に手を突っ込んで塩コショウを擦り込むのは勇気が必要だったようだ。




午後2時過ぎには、ケーキを冷凍庫から冷蔵庫に移す。5切れだけ。

解凍時間は3~4時間、となっているので、夕食の頃に食べごろだろう。


で…しばらくやることはない。ほったらかし。

長男と次女は、だらだらと部屋の片づけをやっている。二人とも片付け下手。



長女は暇だというのでゲームを許可。

以前も書いたがスプラトゥーン2が上手。


最近は普通のバトルに飽きてしまい、レギュラーマッチ中に「地面にお絵かきをする」という遊びをやっている。

時折、遊びに気付いてバトルそっちのけで大お絵かき大会になることがあり、それが楽しいそうだ。


長女はハートを描くのが得意でたくさん描くのだが、人によっては五芒星を描いたり、「オニゴッコしよ」とかメッセージを描いてくる人もいるそうだ。


オニゴッコの場合、相手を撃って殺したりすることのないようにしながら、追いかけっこが始まる。

もう、勝負なんてどうでもよくて、「言葉のない空間で分かり合えた」ことが楽しいらしい。


なにそれ。殺伐としたバトルのはずなのに、なんて自由なゲーム。

スプラトゥーン2、すごいポテンシャルだ。


#ちなみに、僕は最近ハイラルに戻ってしまったので、ハイカラには行っていない。

 (同時にやると操作が混乱してしまうので)




さて、4時ごろ再び調理開始。


チキンに入れるスタッフとして、米を使ってみることにする。

毎年パン粉でやっていたのだけど、米を使う人がいることも知っていた。


生米から油でいため、少し硬めのピラフを作る。

ただ、普段ピラフに入れない、レーズンを入れた。肉にフルーツはよく合うからね。


チキンの腹の空洞を見て、米1合じゃ足りないな…と思って2合作ったのだけど、多すぎた。

1合で全然問題なかった。具と水分で膨れる量が計算に入ってなかった。



粗熱を冷ましてからピラフをチキンの腹に詰め、爪楊枝で穴を閉じ、タコ糸で足を縛る。

鉄板の真ん中に載せる。


ピラフを作っている間に、ジャガイモと玉ねぎを電子レンジでふかして置いた。

これらと、乱切りのニンジン、4つ割のリンゴを鉄板の周りに並べる。


で、50分ほど焼く。




6時ごろ焼き上がった。ささやかなパーティを始めよう。


大人はシャンパン、子供はシャンメリー。

以前は長女・次女とも炭酸苦手だったのだけど、昨年はもう大丈夫だったのでシャンメリーはあっという間になくなった。

そこで、今年は2本買ってきてある。


チキンは1羽丸ごとでは、もう足りない。去年は物足りなかった。

そこで、別途買った大きめのもも肉一本追加。


綺麗に全部平らげたが、さすがに腹いっぱい。


そこに、アメリカ風のアップルパイ。

「オーブントースターで2分温めて」とあったので、その通りにしてみた。


一口食べて「甘い!」というのが長女の感想だったけど、箱には「甘さひかえめ」って書いてある。

まぁ、アメリカ風としては甘さ控えめだったのだけど、そもそもアメリカ風はすごく甘い。



解凍できていると言っても、中はまだ半解凍でシャリシャリしている。

でも、外側は温かくて香ばしい。


なんだ、この食感。

妻がどこかで「おいしい」と聞いてきたわけだが、確かにうまい。




子供が寝た後で、プレゼントを出して…じゃなくて、サンタさんが来たようだ。

3人いるからボードゲーム3つ、というのが例年のパターンになっているけど、どれが誰のもの、ではなくて全員で使うものだ。



今年は、キャプテン・リノ、赤ずきんは眠らない、シェフィ、の3つ。



早速今朝遊んでみた。


「キャプテン・リノ」は子供向けということになっているのだけど、大人が遊んでも十分楽しい。

ジェンガと UNO を足したようなルールだな。不安定な塔を建てつつ、カードを無くすことを目指す。


カードが無くなれば勝ちだし、塔を倒せば負け。塔の材料が無くなれば全員の勝ち。

ゲーム終了条件が3つもあるけど、あまり勝ち負けを競う感じではなく「高い塔を建てるハラハラ感を楽しむ」ゲーム。



「赤ずきんは眠らない」は、予想以上に楽しかった。

心理戦のゲームなのだけど、小二の次女には心理戦ゲームはまだ早いかな、と思っていたのだ。


ルール説明しようと思ったけど…案外長くなるので、アマゾンの商品説明ページでも読んで。

実際のルールはすごく単純で、「寝るか、トラップを仕掛けるかを決める」を繰り返すだけ。


だから、小二でも十分に遊べる。


でも、その「決定」が及ぼす影響が非常に微妙に設定してあって、常に悩み続けることになる。

このルールのバランスのとり方が絶妙で、すごく楽しいゲームに仕上がっている。



「シェフィ」は、子供は遊んでいたけど僕はまだ遊んでいない。

一人用のカードゲーム(ソリティア)なのだけど、すごく面白いと評判になっていたゲームだ。


以前に、子供に読ませたくて買ったボードゲーム漫画があった。

この漫画がよくできている…のだけど、その話は今は置いておこう。

(知りたい人は過去の日記を読んで)


漫画の中に「シェフィ」が出てくる。

これを読ませてから、長男が「シェフィ遊んでみたい」とずっと言っていた。


だから長男が一番喜んでいたが、僕も興味がある。後で遊んでみよう。


#シェフィの推奨年齢は12歳以上だった。ちょっと難しいゲーム。

 10歳の長女はともかく、8歳の次女にはまだ難しいかもしれない。



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あけましておめでとうございます  2018-01-01 17:47:15  料理 家族

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あけましておめでとうございます

昨年末は忙しく、新年への備えもいい加減になった。

写真にあるおせち料理も、今年はいつもほど凝っていない。


一の重:

かまぼこ(市販品) だて巻き(市販品+僕の) 練り切り(市販品)


二の重:

栗きんとん(僕の) 田作り(妻の) 松前漬け(市販キット:僕) コーヒー花豆(市販品)


三の重:

鶏ハム(僕の) 昆布巻き(市販品) イクラしょうゆ漬け(秋に僕が作った) ゴマ豆腐(市販品)


別皿:

豚の角煮(妻の)



ゴマ豆腐は唐突な気がするけど、今朝重箱に料理を詰めていたら場所が余ったため。

妻に「何入れよう?」と聞いたら、ゴマ豆腐食べたいと言われた。


おまけ:




忙しかったため、大掃除もいつもより簡単にしか行っていない。

窓ふきは行った。風呂掃除も行った。台所の換気扇とシンクも洗った。


でも、いつもは僕がやるトイレ掃除は妻にやってもらった。

台所の壁などの拭き掃除は出来ていない。


しかし、「手を抜いた」ことで、大みそかに余裕ができた。


去年から、子供たちが「年越しを見たい」と起きているようになった。

(以前は、許可しても起きていられなかった)



年越しそばは夕食だったので、12時近くになると「おなかすいた」と言われた。

そこで、お菓子を出し、酒のつまみ的なものも出し、妻と酒を飲みながら、子供たちと笑いながらの年越しとなった。


これはこれでよい。

「ゆく年くる年」が終わったら、子供は「眠いー」とすぐに寝た。




戌年だ。

一回りした、12年前の戌年クイズをリンクしておく。


12年前なら微妙にわかってもらえた問題なのだけど、すでに古すぎてわからない人が多い気がする。



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マドレーヌ  2018-03-22 10:19:44  料理 家族

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3月13日。


夕ご飯を食べ終わった後で、急に小2の次女から「今からクッキー作る?」と聞かれた。


ホワイトデーにお菓子を作って友達にあげたい、と言われていた。

休日にでも作るつもりで約束はしていたのだけど、この時まで、翌日がホワイトデーなんてこと忘れていた。


約束だし作ってやりたいのだけど、すでに夜だし、材料もない。


クッキーは時間かかるからダメだ。次女の言うクッキーは型抜きクッキーのことで、生地を寝かせて冷やす時間などを考えると、寝る時間に間に合わない。


一瞬考えて、よし、マドレーヌ作ろう、と即決。

材料も集めやすいし初心者向き、短時間で作れるはずだ。


レシピを探すが、基本的な焼き菓子なのでレシピも全然違うのが山ほどある。

ネットで色々見たが、家にあるオーブンレンジの付属レシピブックのものを採用。

オーブンに付属のものなのだから、確実だろう。


長女もお菓子を作る約束をしていたので、それぞれが作りたいらしいが、「協力して作る」ことにする。

だって、時間ないから。



小麦粉と卵、砂糖はあった。バターも、ぎりぎり足りた。


オーブン付属のレシピは重曹などを使わず、卵の泡立てだけでふんわり仕上げるものだった。

湯煎しながら泡立てる、とあって、少し面倒くさい。


そのかわり、粉を水分になじませるベンチタイムがない。このため、生地はすぐにできた。


料理開始から焼き開始まで、30分かからなかったと思う。

うちには鉄型がなく、シリコン型になる。シリコンは熱を通しにくいので少し長めに焼く。


この焼き時間の間に次女と風呂に入った。風呂の中で歌が出る。


♪オーブンの中 甘い香りにつつまれて~


シュガーバーニーズの主題歌、「きっとうまくいくよ」だ。

特にやりたかったこともない女の子が、お菓子作りに目覚める話。

最初に作ったのはマドレーヌだった。



風呂から出ると、甘いいい香りがした。


夕食後から就寝までの1時間程度で、無事おいしそうなマドレーヌが焼き上がった。

十分蒸気を飛ばしたほうが良いので、冷ましながら寝てしまう。


翌朝試食したが、美味しくできていた。

急遽短時間で作ったにしては上出来。



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ドライカレー  2018-07-30 13:48:48  料理

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氷川丸で買ったドライカレーを食べた。


旨かった。

僕が知っているドライカレーとは別次元の味がした。


その昔、氷川丸の一等客室のお客様にだけ出していたメニューだという。

お金持ちしか食べられない味だ。


カレー炒飯やカレーピラフではない。

ひき肉ですらない。


牛スジ肉と野菜を、自然に煮崩れるまで煮込んである。

その過程で水分は全部飛んでしまった。

しっかりスパイスは利いていて辛いが、それ以上に旨味が凝縮している。

そんな感じ。


盛り付け例に従い、フライドオニオンを添えて食べた。



通信販売もしているらしい。


#アフィリエイトとかじゃないです。


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あけましておめでとうございます  2019-01-01 17:37:59  料理 家族

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あけましておめでとうございます

毎年大晦日は寝る直前までおせち料理を作っているのだが、今年は早めに終わらせた。

大掃除も、早めに手を付けて、終わらないところはさっさとあきらめ。


いずれも、子供たち(特に小5の長女)が手伝ってくれたためだ。

今までは僕と妻だけでやっていたのだけど、人手が増えると楽になる。


そんなわけで、のんびりと年末年始を過ごす。



クリスマスにサンタさんからもらった 9000円のニンテンドープリペイドカードは、結局スマブラになりました。

家族で大乱闘しています。大晦日も遊んでました。




今年のおせち料理(写真のもの)。


今年は豚の角煮を作らず、代わりに松風焼を作ってみた。

妻がおせち料理を作らなかったので、煮物などがない。


クワイは買ってあるのだけど、これはまた別に料理しよう。

(クワイ好き)


写真上の一の段から、

・だてまき

・松風焼

・昆布巻き(市販品)

・紅白かまぼこ(市販品)


左側の二の段。


・栗きんとん

・いくら(秋に作っておいたもの)

・数の子入り松前漬け(市販の半完成品に市販の数の子を入れた)

・黒豆(市販品)


右側の三の段


・鳥ハム

・もって菊の酢の物(妻が秋に作ったもの)

・焼豚(市販品)


今年は市販品多め。




栗きんとんは、前述したとおり小5の長女が手伝ってくれた。

「裏ごしやりたい」といい、途中疲れたなどといいながらも、全部やってくれた。


きんとんは、ゆでた薩摩芋を裏ごしして、水と砂糖などを加えて作る。

しかし、この時にダマになりやすい。


いつも、ひたすら混ぜてできるだけダマを消して完成としていた。

しかし、今年は栗の甘露煮の糖蜜を加えた時点で、もう一度裏ごしすることにした。


裏ごし作業、次女が全部やってくれたけど、実は僕もやるの好き。

だから、もう一度やってダマをなくすことにしたんだ。


結果として、今年のきんとんは非常に滑らかな、舌触りの良いものになった。

甘さは控えめで、市販品を買わずに自分で作る理由は、ここにある。

(市販品のきんとんは甘すぎて嫌い)




豚の角煮を作らないことにしたときに、なんか寂しいから焼豚買った。

でも、妻も同じような考えで、合鴨ロースのパストラミなどを買ってきた。


パストラミはさすがにおせち料理らしくない気がして、このお重には入っていない。

でも、おいしいから正月のうちに食べちゃうと思う。



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クッキーづくり  2019-02-12 12:29:54  料理 家族

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2月に入ってから、何かと忙しくて日記を書いていなかった。


もっとも、家族で記録したいようななにかも特にない。

僕と、長男の塾が忙しかったので、面白いことを何もしていないのだ。




とはいえ、2月9~11は三連休。

小五の長女と、小三の次女は「バレンタインデーに友達にあげるクッキー作りたい」と言っていた。

(こういうのを教えるのは、我が家では僕の仕事。)


本当は前日に時間を工面して作りたかったのだけど、休日にやった方がよさそうだ。

11日は、午前中からクッキーづくりを開始する。


面倒くさいことに、長女と次女がそれぞれ「自分で作りたい」ので、生地作りから2回やらないといけない。



まずは長女。

長女は、保育園の年長の時から、毎年何かしらお菓子を作っている。

なので、結構手馴れてきてはいる。


薄力粉 240g と、バター 100g を測る。

小麦粉は大きなボールに入れ、泡だて器でがしゃがしゃ混ぜて空気を含ませておく。


問題はバターの方。

冷蔵庫から出したばかりだったので、固い。


ナイフで小さく切り分け、無理やり泡だて器で混ぜてみた。

…泡だて器の中に全部入り込んでしまう。


何度かナイフでバターを切るように押し出して混ぜる、を繰り返すと、柔らかくなった。

ここに砂糖 80g を入れて、混ぜ合わせる。柔らかくなってきたらさらにホイップ。


これを小麦粉に入れて、切るように混ぜていく。

「切るように」なのは、バターが大きな塊になりやすいためだ。

バターを切って、その断面に粉をまぶす、というつもりでやっていくといい。



…あれ? 卵どこで入れるんだ?


このレシピ、昨年作った時のものを、長女が書き留めていたものだ。

「去年と同じように作りたい」というのでその記述通りにやっていたのだが、材料にある卵を入れる記述がない。


そこで、ある程度バターと小麦粉が混ざったところで卵を1つ、割り入れる。

さらに混ぜて、全体に均一なそぼろ状になったら、手でこねてまとめる。


生地ができたら、冷蔵庫に入れて全体がなじむのを待つ。


レシピを思い出しながらやっていたのと、不慣れな長女が作業していたこともあり、ここまでの工程で1時間以上かかる。




次女も同じ工程を行う。

ただし、力がないと難しい部分は僕が代行。これで少しは早い…が、逆に「自分でやりたい」という場所で長女より時間を取られる。


卵は、バターホイップ工程の最後に入れてみた。

結果は、まぁ、変わらない。最終的に全部が混ざれば、どこで入れても構わない。


とはいえ、1時間弱で終わった。




そういえば、長女は色付きの生地を用意したいのだった。

ふたたび長女に変わる。


生地の半分はそのまま残す。半分は、さらに半分に分けて 1/4 に。


1つはココア味。調整ココアしかないので、様子を見ながら少しづつ混ぜる。結局、茶さじに2杯入れた。


もう1つは、食紅で色を付ける。オレンジ色にしたい。

昨年は黄色を入れたのだが、焼きあがったら普通の色とあまり変わらなかったので、今年は赤を使いたいという。

赤を2滴たらし、混ぜると全体に綺麗なピンク色になった。


「オレンジにするなら黄色も入れる?」と聞いたが、赤だけでやってみるそうだ。



次女も、半分はココア味にしたいと言っていたので、再び交代。

次女が書き留めていたレシピには、「半分の生地に、ココア 10g」と書かれていたようだ。


でも、今年は純粋なココアを用意していない。

それでも 10g にこだわるので入れてみた。茶さじ山盛り1杯がだいたい 10g だった。


しかし、混ぜてみると全然ココア味っぽい色にならない。薄い。

結局、山盛り3倍入れた。



ここまでで3時間弱。

昼ごはんの時間はとっくに過ぎている。生地を冷蔵庫で休ませる間に、昼ご飯にしよう。


ちなみに、食事はだいたい僕が担当なので、そのままキッチンでラーメンを作る。

即席めんではなくて、生ラーメンだ。(子供が好きなので、連休前に買った)




さて、朝からずっとキッチンに立っていたら疲れた。

少し寝る…と、寝たら寝過ごした。起きたら3時半。


子供たちが「おやつー」と言っているので、お茶にする。

食べ終わったら4時。


そういえば、この日は長男の塾が5時15分からだった。

学年末試験前なので特別対策授業があるのだ。休日だというのに、先生方もご苦労様。


塾が終わるのは9時半なので、長男は何かしっかり食べておく必要がある。

適当に用意する。


そして、こんな中途半端な時間からクッキーを焼き始めるのは無理なので、もう少し待ってもらうことにする。



長男は僕が車で塾まで送るのだけど、娘たちが「ラッピング用の袋がない!」というので、一緒に出掛けて100円ショップで買うことにした。

よく行くダイソーで…と思っていたら、妻から「セリアの方が、ラッピング小袋とかは充実している」とアドバイス。

そういえばそうだった。


妻も買い物したいというので、家族全員で外出。長男は塾行くだけだけど。



…もう、夕ご飯作る暇とかないので、各自が好きな弁当買ってきた。

食べたらすぐにクッキーづくり開始。




さて、長女が3色の生地を作ったのは、三毛猫クッキーを作りたいから。


昨年、100円ショップ(セリアだ)でかわいい猫型のクッキー抜き型を見つけて、購入した。

で、友達の家が三毛猫を買っているから、三毛猫がいいと言って昨年開発したレシピ。


まぁ、ある程度通常生地を伸ばしたところで、他の色をちぎって載せ、さらに伸ばしてまだらにするだけだけど。

猫の形に抜くと、ちゃんと三毛猫っぽく見える。


実は、先ほど言ったセリアで、新しい猫型クッキー抜き型を見つけた。

昨年購入したものは、足やしっぽが細く、抜くのが難しい。


今年の型は、そういう細かな部分がないデザインだった。その反面、猫らしさも大幅減。

昨年のは、細い部分もあるけど、猫らしい躍動感があるのだ。



で、細い部分が抜くのが難しい。

今年は黒い記事を多めに作っていて、クロネコも作るという。

合計で、天板1枚分の猫型クッキーを作るのに、30分以上かかったと思う。


ピンクの生地はまだ残っていて、こちらは花の形にするという。

桜の形のかわいいクッキーがたくさん…天板反面分出来上がった。


さて、抜き残しの生地はあるが、ここで次女に交代。

次女はもう少し簡単で、梅・菊・星・ハートの抜型でどんどんクッキーを作っていく。


#桜・梅・菊など、渋いチョイスなのは、これが本来は和食用の根菜類抜型だからだ。



次女のこだわりはこの形ではなく、自分の名前を入れられる「スタンプ」だ。

これも、昨年セリアで買った。クッキーにメッセージを入れられる、自由に文字を組み替えられるスタンプ。


昨年はアルファベットしかなかったのだけど、好評だったようで今年はひらがなや、顔文字が作れる記号スタンプが増えていた。

まだローマ字が難しい次女としては、ひらがなスタンプを欲しがっていたのだけど、説得して買うのを止めた。


(次女は欲しくなるとすぐ買おうとして、お小遣いを無駄に使ってしまう。

 年一度しか使わないスタンプだし、実際のところアルファベットの方が形が単純で、クッキーにしたときに判別しやすいと思うためだ)




次女に交代したところで、オーブンを予熱し始めて、天板2枚が埋まったところで焼き始め。

180度で 12分。


そのあとは、クッキングシートだけ用意して、型抜きは続ける。

シート2枚分を抜くのに 12分というのは、ちょっと忙しい。焼けたらすぐにシートを変えて焼き続ける感じ。


型抜きした「端」の生地は、丸めなおして家族用に。

打ち粉が入ってしまうので粉っぽくなるし、作業している間に生地がダレてしまうので、形もきれいに出なくなる。


しかし、オーブン稼働3回、天板6枚分のクッキーが出来上がった。



最後の焼きに入ったら、時間はもう8時過ぎ。娘たちを風呂に入らせる。

その間に、僕はキッチンの型付け。


風呂から出たら、とりあえず粗熱を冷ましたクッキーから、大きめの容器に入れさせる。

そして、冷凍庫へ。クッキーは冷凍保存可能なので、3日後のバレンタインまで保存しておく。



食器なども全部洗い終わったら、もう9時過ぎ。

そのまま長男を迎えに塾へ。


家に帰ったら、娘たちはもう寝ていた。

家に入ったら甘い匂いがして、長男が「おいしそう」というので、家族用のクッキーを3枚ほどあげる。




疲れた。

料理は好きなのだけど、朝ご飯・昼ご飯・クッキーづくりで一日中台所にいたような気がする。


#もちろん、外出もしているし一日中ではないのだけど。




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バーベキュー  2020-04-20 18:41:17  料理 旅行記 家族

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一昨日の土曜日は、台風のように激しい春の嵐だった。


でも、昨日の日曜日は穏やかに晴れ、朝から暖かかった。


天気予報では、月曜には雨になると言っていた。

(そして、これを書いている今日は雨だ)



そんなわけで、急に日曜日に「庭でバーベキューやろう」と決まった。


実は、新型コロナウィルス対策で外出できなくなった3月から、ずっと「暖かく晴れたら庭でバーベキューしよう」と言っていたのだ。

どこにも出かけられないのだから、庭で楽しむくらいしたいじゃないか。



しかし、寒かったり、雨だったり、風が強かったり、なかなかできなかった。

昨日は急に来たチャンスで、とにかくやろう、と朝10時ごろに決めた。




とはいっても、急に決めたので準備はない。

まだ夕方になると寒いので、昼ご飯にやろう、と決める。



冷凍庫から、使えそうなものを出して解凍する。


豚肉のステーキ肉が5枚(家族分)あった。

鶏モモ肉も1枚あったので、これは適当に切る。


ソーセージはたくさんあった。

すでに空いていて、残り10本くらいのがあったからこれを使う。


ジャガイモがあったので、3つほど茹でる。

玉ねぎをスライスし、電子レンジに入れて辛みを飛ばす。

途中からスライスした人参も入れて軽く温めるが、にんじんは生でも食えるからあまり気にしない。



長女が「マシュマロ欲しい!」というので、歩いて行ける近所のスーパーへ。

凄く混んでいた。みんな外出を控えろと言われているから、普段の買い物も少なめにして、週末に自動車でまとめ買いに来るんだな。


しかし、「すごく混んでいた」は思い違いで、レジに並ぶ列が、十分に距離をあけるように書かれたうえで、床にも目安となる位置にテーブが貼ってあるためだった。


いつもより並ぶ列が長いので混んでいるように見えるけど、スカスカだからそれほどでもないの。


マシュマロは、無事買えました。




焚火台を出したけど、もう鉄板が腐食して穴が開いている。

高熱にさらされるものだから、長年使うとこうなるんだよね。


我が家のバーベキューコンロ・焚火台は、もう10年くらい使っているはず。

そろそろ買い換えよう、と言ってからも使い続けていたが、さすがに次に機会があったら新しいの買おう。


しかしまぁ、マシュマロを買いに行っている間に、妻が炭をおこしてくれていた。


以前…もう半年くらい前かな。衝動買いで「炭火起こし器」を買ったのだけど、今回初めて使った。

すごく簡単に火がついたらしい。過程を見ていなかったのが残念。


で、豚肉を焼き始めたら、すぐにいい具合に。

あらかじめ塩コショウしといたからそのままで旨いが、子供は焼き肉のたれをつけて食べていた。


つづいて、野菜だの鶏肉だのソーセージだの、適当に焼いて、適当に食べる。

ご飯も欲しいよねー、と、餅も焼く。子供が好きだから、こんな時期でも餅あるんだ。



いつもはオーブントースターで餅を焼いているが、炭火で焼いたら香ばしくてすごくおいしかった。




この日は空が凄く青く、雲も少なかった。


が、ちょっと雲が出た時間帯があって、長男と妻が「あれは積層雲」とか話してる。


長男は、中学で習った知識がまだある。教科書で学んだだけなので、雲の名前と特徴はわかるが、見てもよくわからないという。


妻は、大学で地学を学んでいたので、一応気象もやっている。

とはいえ、雲の見分けは最近再勉強したものだという。



僕はちっともわからんが、空に雲が浮いているだけで、親子間の話のネタになるのは良いと思う。




最後にマシュマロを焼く。


次女が「チョコとクラッカーも」という。スモアにしたいらしい。

長女がマシュマロを提案したのは、単に焼きマシュマロだったので、スモアの準備はしていない。


家を探したら、クリームを挟んだリッツクラッカーがあった。

これをねじって外して、クリームとマシュマロを挟んだ状態で食べると…


すげー甘い。チョコだって甘いのだけど、多少の苦みがあるのが良いのだ。

クリームだと、ただひたすら甘いだけだった。


しかし、長女と次女は気に入ったようだ。

長男はあまりの甘さにダメージをうけ、もういらない、という。

(長男は甘すぎるもの苦手)




バーベキューをしている間に、家の上をヘリコプターが2機、飛んで行った。


今日は特に何もないはずだけど、何だろう…


と思っていたら、今朝になって分かった。

NHKニュースで「全国に非常事態宣言が出されて最初の週末でした」と、各地の観光地の様子を取材していたのだ。


鎌倉から江ノ島に至る海岸線の上空から、ヘリが空撮していた。これか。


妻が、ネット上で飛行機のフライト状況を見られるサイトを調べ、「もう一機は毎日新聞」と特定していた。

そんなことまで分かるページあるのか。すごい。




去年は長男が受験で遊べなかったので、今年は春からいろいろ家族で出かけようと思っていたのだけど、なかなか難しくなっている。


家の庭で楽しめるのであれば、たびたびやってもいいだろう。


でも、焚火台買わなくちゃな。



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炊飯器  2020-04-21 14:46:40  料理 家族

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炊飯器を買い替えた。



外出自粛が呼び掛けられ、運送業の方々が忙しくしている最中に、不要不急に思える炊飯器を買い替えるのは申し訳ない気持ちもあったのだが、壊れたのだ。

日々のご飯が食べられないのは大問題で、急を要した。不要不急ではなかった。と、言い訳しておこう。



今まで使っていた炊飯器は、三洋電機製。

購入時、ちょっと高級品だった、と記憶しているが、いくらくらいだったかはよく覚えていない。


もう10年以上は使っていたと思う…

と思って調べると、三洋電機がパナソニックの子会社になったのが2009年だな。


2011年までは SANYO ブランドを使っているのだけど、購入したのは子会社化以前だったはずなので、10年以上使っている、という記憶は間違いではないだろう。



#この日記を公開後、「そういえば、昔の家族写真に、子供がキッチンで遊んでいたものがあるな」と思って調べた。

 Google Photo にダメ元で「炊飯器」と入れたら、ちゃんと炊飯器が写った写真が出てくる。すげぇ。

 2007年9月時点ではまだ購入していないが、2008年8月には使っている、ということのようだ。


 …ということで、時期が確定したので過去の日記調べたら、ちゃんと購入時に書いていたよ




実のところ、3年くらい前に調子が悪くなって、時々ご飯が焦げるようになっていた。


一時期、毎日のように焦げ付いて「すぐ買い替えよう」と思ったのだけど、毎日焦げるので毎日「どうしたら焦げないか」を実験して、原因を突き止めていた。


たぶんだけど、窯の底面付近に温度センサーか何かあって、近くに水滴があるだけで温度を測り間違える。

しかし、このころ、どういうわけか(どこかの故障で)炊飯時の蒸気を十分に逃がせないようになっており、ともすれば内部に水滴が入り込みやすくなっていた。

そのため、焦げていたのだ。


…と推察して、炊飯前にとにかく水分をふき取るようにしたら、焦げなくなった。

このまま使い続けていた。


そしたら、1か月ほど前に、蓋の部品の一部が壊れて取れた。

これは飾り部品なので、性能に問題はない。でも、壊れるくらいなのでさすがに寿命だろう。


さらに、1週間くらい前に、連続して2日ご飯が焦げた。



うん、さすがに買い替え時だ。

買い替えるつもりで、ネットで情報を探す。




10年以上炊飯器の情報なんて見ていなかったので、どれがいいのかわからない。

こういう家電品の「おすすめ」をしているサイトを見ても、どこも書いている内容が全然違う。


ある評価サイトで最高点のものが、別のサイトでは選外だったりする。

今の炊飯器は、いろいろな方向に特化していて、購入者が何に重きを置くかで、「ベスト・バイ」が変わってしまうようだ。



いろいろ悩んで、どこのサイトでも「1位」にはならないものの、必ず3~5位には入っている機種を購入した。


象印の機種。まだ使い始めて数日だが、ご飯の炊きあがりには満足している。


でも、付属してきた「おいしいご飯の炊き方」の1ページの図解には苦笑。

ほとんど宗教だ。


(科学的なおいしさを追及しているというより、心構え・精神論になっている。

 これを一生懸命守って炊く人がいたら、「そんな面倒な方法で炊いたのだから」と、プラシーボ効果でおいしく感じることだろう)




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栗の渋皮煮  2020-10-12 17:43:28  料理

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買い物に行ったら、栗を売っていた。


栗が好きな長女が「食べたい」といったのだが、僕は生栗を料理したことがない。

妻に聞いたら「なんかつくるよ」というので、買うことにした。




しかし、妻は会社の経理仕事で忙しかった。


…えーと、会社の仕事だから本来僕がやるべきなのですが、僕が金勘定があまりにもざるなので、妻がやってくれているのです。


僕がダメなせいで忙しいのに、料理で手を煩わせるのも悪い。

やったことない、などと言ってないで、やってみようと決意。


夜の皿洗いを終えた後で、料理を始める。

この時点で「1時間もありゃ大丈夫だろう」と思ったのだけど、栗料理をやったことがないので舐めていた。



栗の殻を包丁で剥く。


もちろん、栗の殻は固いので、熱湯に入れて少し柔らかくしてから剥くのだ。

この際、栗の殻は剥くが、中の栗に傷をつけてはならない。


剥くだけで、2時間くらいかかったと思う。

もちろん、不慣れだからというのもある。上手な人ならもっと早く剥くのかもしれない。


この時点で、傷ついてしまったものをより分ける。これは明日栗ご飯にしよう。




重曹を入れたお湯で、渋皮のついた栗の実をゆでる。

熱湯から入れて、10分くらい弱火で煮る。


この時、5分くらい似た時点で、別の鍋にお湯を沸かし始める。この後で必要だから。



10分煮ると、渋皮から渋がでて、お湯が真っ黒になる。

このお湯を捨て、栗を新しい鍋のお湯に入れる。


…入れた瞬間から、新しいお湯も黒くなる。

これは、前のお湯の中に溶け込んでいた渋皮が、栗についたまま一緒に入ってしまっただけだな。


でも、弱火で煮ると、本当に黒くなってくる。

ちなみに、2回目以降は重曹は入れない。



これを、延々と4回ほど繰り返した。

煮終わってもお湯が「ワイン色」程度なら終了。


10分ごとに入れ替えているわけだけど、4回で1時間くらいかかっている。



じつは、この作業と並行して、最初の殻剥きで傷つけた栗の渋皮を剥いていた。

身と一緒に削り取ってしまえばいい。





煮終わったら、お湯を半分捨て、水を入れる。

冷ましているのだけど、急激に冷ますと良くないのだそうだ。


お風呂の温度くらい…ようは、この後の作業のために手を入れられるようになればいい。



そして、ひとつづつ栗を出し、親指の腹で優しくなでる。

これで、渋皮の周りにまだついている繊維などを取り除くのだ。


大きな筋状の繊維も残っていることがあるので、丁寧に取り除く。


相変わらず、渋皮を傷つけてはならない。

傷つけると、そこから水分が多く入り、煮崩れてしまう。




ここまでで、すでに4時間くらいかかっている。


鍋に綺麗にした栗を入れ、ひたひたくらいの水を入れる。


そして、栗の6割くらいの重さの砂糖を、半量入れて沸かす。

お湯は煮立たせないように。栗が崩れるから。


お湯が沸いたら砂糖も溶けているはずだ。

そのまま弱火で 10 分くらい煮て、さらに残りの砂糖を入れ、溶けるまで待つ。


そして火を止め、蓋をして寝ることにした。


時間はすでに深夜1時ごろ。気軽に始めた自分を呪う。




僕は朝4時半起き。

長男が7時に家を出るので、6時には朝ご飯と弁当を用意しておく必要があるので。


いつもの朝のルーチンワークをこなしつつ、昨日の栗を煮詰めていく。

鍋の蓋を開けたまま、弱火でコトコト煮続けるだけ。水分を減らすことを目指している。


水分を飛ばすために蓋は開けているが、紙で作った落し蓋を入れてある。

このため、ひたひただった水分が減って、栗が水面から出てきても構わない。



1時間ほど煮て、水分がとろみを持ってきたので終わりにした。

このままゆっくり冷ます。


冷めてから、煮ている間に少し傷ついて崩れてしまった栗があったので味見。

うん。非常においしくできた。


起きてきた妻に味見をしてもらったら、非常においしいと好評だった。




栗の渋皮煮、実は僕の母が良く作っていた料理だ。


母は渋皮煮が好きだったから作っていたのだけど、その反面「面倒くさい」といつも言っていた。

自分で作ってみて、面倒くささがよく分かった。


子供のころ、下茹でが終わった栗の掃除をよく手伝った覚えがある。

次に作るときがあったら、その部分は子供に任せてみよう。



#写真撮ったのだけど、焦げ茶色の塊が写っているだけで美味しそうに見えないので掲載しない。


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別年同日の日記

12年 発掘

13年 ジャック・デニスの誕生日(1931)

17年 オーラのプログラム分担

19年 台風19号

21年 血液検査


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あけましておめでとうございます  2021-01-01 17:34:42  料理

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あけましておめでとうございます

今年のおせち料理は大幅に手抜き。

親戚の集まりもやらないことにしたので、家族で食べられればいいだけだし。


昨年のうちに、業務スーパーで手頃な値段で売っている豚の角煮が、僕が作るのとあまり変わらないことを確認していた。

なので豚の角煮は買ってきたもの。


鶏ハムは作るつもりでいたら、2日前から仕込みをしないといけないのを忘れてた。

時短レシピを調べたら、最近は仕込み無しで作るレシピのほうが普通のようだ。

いつもと若干味わいは異なるが、別に構わない。


伊達巻。失敗して、一枚目を味付け無しで焼いてしまった。しかし、見た目は悪くない。

今日は、ちゃんと焼いた二枚目を食べたので、いつもどおり。


金団は、大成功。

ここ数年は長女次女が裏漉しをやってくれる。しかも、2度越しするので非常に舌触りなめらか。

そこに、今年はちゃんとクチナシも入れたし、甘さは控えめで栗と芋の甘さを活かした、非常に美味しいものとなった。

これは、市販品以上の出来だと自負する。


いくら。

毎年秋のうちに筋子から作るのだが、昨秋はコロナで外出を控えているうちに、買い逃してしまった。

ネットで冷凍物を買ったが、自分で作るより高いのに、自分で作るより味が落ちる。


味付け玉子。

大量にゆで卵をつくり、だし醤油ににんにくを入れたものにつけただけ。

だし醤油を濃縮のまま使ったら、少し塩辛かった。


松前漬け。毎年使う、市販キット。一応調理はするのだか、袋を開けて混ぜるだけ。

そこに、クリスマス前の安いうちに買っておいた冷凍数の子を混ぜた。


あとは市販品そのまま。

黒豆、膾、ままかり、昆布巻き、紅白かまぼこ、ワカサギの甘露煮、さくらんぼの練切り。




昨年末は、12月に入ってから少しづつ大掃除をすすめ、上に書いたように おせち も手抜きしたので、大晦日の夜にゆっくりできる余裕があった。


子供が小さい頃は、子育て優先で余裕がなく、深夜0時を過ぎてもおせち作ったりしてた。

ここ数年でも、紅白見ながらせわしなく掃除をしていて、ゆく年くる年が始まると、「タイムリミット」で打ち切っていた。


年越しのときくらいは、心穏やかでありたい。



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別年同日の日記

03年 謹賀新年

03年 -70度

05年 A Happy New...

06年 あけましておめでとうございます

13年 あけましておめでとうございます

15年 あけましておめでとうございます

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23年 あけましておめでとうございます。

24年 あけましておめでとうございます


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温泉卵  2021-06-24 10:44:25  料理 家族

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温泉卵を作りたいのだが、3回トライして、3回とも失敗している。




僕は主夫を標榜していて、朝ご飯の準備も基本的に僕の担当だ。

朝だから簡単に、出来合いのお惣菜と卵料理、お味噌汁とご飯、というシンプルなものだ。


僕としては、朝ご飯には卵焼きでしょ、と思っているのだが、長男と次女は卵焼きが好きではない。


もっとも、長男は好きではないが食べられる。

次女は食べるのに時間がかかるのだが、出汁巻き卵ではなく、砂糖と塩で作った固めのものなら大丈夫。


次女は卵かけご飯が好き。生でも好きだし、黄身の柔らかい目玉焼きにして乗せるのも好き。


長女は卵焼きが好きで、特に青のり入りのものが好き。

でも、生の卵は嫌い。特にカラザの部分が苦手で、目玉焼きにした場合でも君が柔らかいとカラザの感触が残っているそうで苦手。


3人ともゆで卵は好きだが、長男はボソボソした黄身が嫌い。

半熟か、黄身部分にマヨネーズを混ぜたものなら好き。



…というわけで、朝ご飯は

・普通の出汁巻き卵焼き

・青のり入り出汁巻き卵焼き

・固めの卵焼き

・生卵

・目玉焼き

・マヨネーズゆで卵


生卵か目玉焼きは「卵かけご飯」のバリエーションとして、月~金の5日で、5種類をローテーション指定いる。


ちなみに、ゆで卵は大抵金曜日。

土日はパン食で、その時に卵フィリングを作ると美味しいから。


また、ゆで卵は長男の弁当にも入れる。

(2つに切って黄身をマヨネーズで和え、中に詰めて2つ合わせて卵一つ分にして、弁当箱へ)




さて、説明が長くなったが、マンネリを感じて別の卵料理を作りたくなったんだ。

オムレツ系は「卵焼きと同じ」ということで長男・次女に人気がないので、ゆで卵のバリエーションで考えていた。


で、ふと思ったんだ。温泉卵を作ってみようと。

そして、3回作って3回失敗、という冒頭の話になる。




僕の考える「温泉卵」の定義を示しておこう。

この言葉、定義があいまいで、人によってイメージが結構違うので。


黄身がしっかり固まっているにもかかわらず、白身が柔らかいもの。

これを、出汁つゆでいただく。細ネギなど散らしても良い。



これに対し、最近丼などのトッピングとして使われる「温たまご」と呼ばれるものがある。


白身は固まっていないが、黄身も固まっていない。

生ではなくて、どちらも半熟にはなっている。

つまりは、失敗して生に近いゆで卵だ。


トッピングとしては、崩したときに黄身が流れ出すことでソースの役割をはたしておいしいのだが、今目指しているのはこれではない。




1回目は、ネットで作り方を調べた。

鍋に 80度くらいのお湯を沸かし、卵を入れて 30分放置、とあった。


…ネットのレシピにありがちなのだが、条件が曖昧過ぎる。

どれくらいのサイズの鍋に、どれくらいのお湯を沸かすのか。


もう少し詳細に書いてあるものもあったが、結局は似たり寄ったり。

「その人の家の」環境に依存して作られたレシピで、他の人が真似をしても再現性が低い。


まぁ、とりあえず作ってみた。かなり生卵に近めの、温たまごになった。



2回目は、やっぱ温度管理をやらないとだめだよな、と思ったので温度計を使ってみた。


でも、どれくらいの温度、時間を維持すればよいかわからない。

60 度くらいだっけ? 10分も維持すれば大丈夫?


この時はあまり調べずに適当にやってみたら、全く固まっていない「暖かい生卵」になった。



3回目。

65度で 40分だ、と書かれたページを見たのでその通りやってみた。

ただ、朝ご飯の準備の時間に 40分も使えないので、前日の夜にやったのだけど。


我が家は IH なので、保温程度の弱火にもしやすい。

とはいっても、温度を完全に固定できるモードがあるわけでもないので、数分ごとに温度をチェックし、65度前後を 40分間保ち続けた。


粗熱が取れたところで冷蔵庫に入れ、翌朝割ってみる。

見た目はかなりいい感じ。


…だが、黄身は半熟の状態だった。「しっかり作られた温たまご」だ。温泉卵ではない。




というわけで、3回やって3回失敗。

40分も付きっきりで失敗したのでかなりへこんでいる。もう作らないかも。



…と思ったのだけど、この日記書くためにまた調べていたら「65~68度で30分」だという記述を見かけた。


65度で、という話を見たので 65度前後に保っていたのだけど、「前後」ではなくて「65度を超えて」いる必要があったようだ。



また作ってみるかな。


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家族

別年同日の日記

02年 DJB

13年 セミの幼虫

15年 若者の恋愛観

15年 結婚と経済

16年 【訃報】長谷川五郎さん


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料理コラム  2021-11-20 20:20:31  料理

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先日、過去に料理コーナーに書いた、「料理文化と火の使い方」のコラムを面白いとツイートしてくださっている人がいた。


古い記事だが、おほめいただきありがたい。

料理コーナーには、あの1記事だけを書くために、「料理コラム」というサブコーナーを作ってある。


実は、他にも書きたい話題があったから別コーナーを作ったのだ。

でも、自分の料理知識のなさに気づき、書こうとしたことが正しいかどうかすらわからなくなった。

そのため公表できないままだ。


ところで、僕はこのWEBサイト作成に当たり、できるだけ信頼性を担保するようにしているのだが、日記だけは別、と以前から公言している。

日記は思ったことを書く場所で、信頼性を担保しない。


というわけで、書こうと思ったことの概要だけでも示してみよう。




1つめ。万能調味料について書きたかった。


ここで、万能調味料とは、醤油、ウスターソース、トマトケチャップの3つのこと。

これらが万能調味料だ、というのは僕が子供の頃に思ったことで、とくに裏付けがあるわけではない。


しかし、日本料理は大抵醤油で味を調えられるし、洋食はウスターソースで何とかなる。

トマトケチャップも、洋食や中華の多くの料理の味付けで中心的に使われる。


こうした万能調味料はそれほど多くない。

独特の万能調味料を作り出した料理文化はすごいなぁ…と、子供だからそう思っていたのだ。




魚醤という調味料がある。魚を発酵させたものだ。

イワシなどは、死ぬと自らの消化酵素で溶けてしまう。この時に、腐らないように十分な塩を入れて殺菌しておくと、たんぱく質が分解されて適度にアミノ酸が生成され、とてもおいしくなる。


でも、たんぱく質が分解されたものって、とても臭い。美味しい一方で嫌われる。

なので、西洋では一旦廃れた。


日本では宗教の関係もあり、魚ではなく豆を発酵させた味噌が作られるようになり、さらにそこから「醤油」が生まれる。

醤油は、魚醤の発展形だ。




魚醤は西洋では一旦廃れたと書いたが、17世紀ごろ、東インド会社を通じて東洋から西洋に伝わたる。

ただし、非常に高価な輸入調味料だった。西洋人には作り方もわからなかった。


このころの西洋には、発酵調味料という概念がなかったようなのだ。

なので、発酵に頼らずに似たような味を作ろうと頑張った。


多くは、自然の状態でアミノ酸がたっぷりなキノコ類に、スパイスなどを混ぜたソースとして作られたようだ。

そういうソースはたくさん作られた。


その一つが、イギリスのウースターで生まれた「ウスターソース」だ。

これもキノコや野菜を中心とした数多くの食材にスパイスを混ぜたものなのだが、決定的な違いは「発酵」にあった。偶然から生まれたものなのだけど、ここで発酵調味料を再発見したのだ。


ただ、イギリスのウスターソースは、日本でいうウスターソースとは全く別のものだ。

万能調味料ではなく、料理の際に味に深みを出すために少しだけ入れるもの。

スパイスたっぷりで辛いしね。


それがなぜ、日本で醤油と並ぶ万能調味料になったのかは、よくわからない。

多分、醤油を使い慣れた日本人にとって、「食卓で自由に使える調味料」が西洋料理にも欲しかったんじゃないかと思っている。

ともかく、ウスターソースと名付けられているだけの全くの別物が、日本で独自に発展した。


だから、ウスターソースが万能調味料ですごい、という話は、根本が間違っていたのだ。

日本のウスターソースは、醤油のように使うものとして発展したから、醤油に似ている。ただそれだけのこと。


しかも、本来のウスターソースも、魚醤を真似しようとしたものだった。

似ているのも必然なのだ。




ところで、ウスターソースがまねようとした魚醤は、中国に起源をもつものだ。

「鮭汁」という。

鮭というのは、現代日本でいう鮭のことではなく、川魚の意味だ。淡水魚で作る魚醤だな。


そして、「鮭汁」のベトナム読みは「ケィ チァプ」となるらしい。

(ベトナムは現在ではアルファベットを使うが、漢字文化圏だ)


鮭は日本語でも「ケイ」と読むね。汁は日本では「ジュウ」なのだけど、広東語で「ジャプ」らしい。そして、ベトナム語は上に書いたように「チァプ」だ。


西洋には、KE-CHAP として伝わっている。


さて、先に書いたように、西洋人は鮭汁を知り、模倣し始める。

多くはキノコ類でアミノ酸の味を出そうとした、というのもすでに書いた通り。


後にアメリカ大陸が発見され、トマトが西洋文化にもたらされる。

(食べるまでに紆余曲折あるが、その話は今回はどうでもいい)


トマトは、野菜としてはアミノ酸がかなり多い方だ。

そこで、アメリカの人たちは、キノコではなくトマトを使った鮭汁モドキを作り始める。


これが、トマト ケィ チァプ…トマトケチャップだ。

そんなわけで、トマトケチャップもまた、魚醤を頑張ってまねようとしたものだった。


「トマト」と頭につけるのは、今でもキノコやフルーツから作られるケチャップも作られ続け、人気があるから。

日本ではケチャップといえばトマトだけどね。




この話のまとめというか、書くのを断念した理由。


そもそも万能調味料スゲー、という発想が日本のお子様だった。

食材の味を最高に引き出すためにはそれぞれに最適なソースを、という料理文化では、万能調味料なんて考え自体が許しがたい。


ソースやケチャップを万能調味料だと感じているのも、結局慣れ親しんだ醤油と方向性が似ているので「国内では」そのような使われ方をした、というだけの話。

ケチャップをスパゲティにからめたナポリタンとか、ご飯にからめて卵で包んだオムライスとか、日本で発案された料理。


まぁ、中華にもケチャップ炒めがあったり、カナダではケチャップ味のポテトチップが人気だったり、比較的多様に使われている調味料だとは思う。




2つめ。

料理文化の発展って、その地域の地理的条件とか、歴史とかと切り離せない。

そういうことを知ると、料理を食べるときにも味わい方が変わってくるなぁ、という話を書きたかった。


しかし、話題がとっ散らかりやすくてまとめられず、断念。

こちらも概要だけ示す。




フランス料理は、全体に均一に作らなくてはならない。

ソースはできるだけ均質に。付け合せのじゃがいもも、どれをとってもすべて同じサイズに。

フランス料理は貴族社会での政策の道具として発展した歴史があり、テーブルに着いたすべての人に同じものを提供できなくては問題を生じるのだ。


中世のフランスは飢饉が度々起きるような土地だった。

だから、何でも食べるように工夫した。時間をかけて食材を下処理し、臭みや硬さなどをなくし…言い換えれば素材の持ち味を消し、ソースの濃厚な味付けを楽しむような料理が発展している。



日本料理は不均一さをあえて作り出す。

卵焼きを作るのに卵を混ぜすぎてはならない。白身部分と黄身部分で味が違うのが、食べていて飽きないアクセントとなる。


これは、素材そのものを楽しもうという考え方だ。煮物を作るにしても、味付けは薄めにして、それぞれの食材の味を楽しもうとする。


場合によっては、生の魚を切っただけで提供する。味付けも何もしない。

それでも、数種の魚を盛り合わせると、それぞれの味の違いを楽しめる料理、刺身盛り合わせとなる。



中国は国土も広く、食材の流通も大変だった。

そのため、乾物を作り、料理する技術が発展している。


乾物ではなく生の素材が入手できたとしても、鮮度を保証できない。

だから、必ず火を通して料理した。そうしなくては、食中毒の危険性があるためだ。

刺し身のような料理はとても受け入れられない。


基本的に中華料理は「皆で同じ食卓を囲む」ことで連帯感を感じさせるもので、大皿で提供される料理を各自で取り分けるようになっている。

各自の裁量で取り分けるため、フランス料理のような、提供時の「均質さ」はない。見た目もあまり気を使わない。



均一さを良しとする文化、不均一を良しとする文化、生に近い食材をありがたがる文化、絶対に火を通さないと危険と考える文化…


料理に対する文化は色々とあり、相容れない部分も多い。

そうした文化をすこしでも理解していると、料理を食べるときにも味わいが深くなるように思う。



…しかし、こうした話も「伝統的には」というくらいで、今はそうでもなかったりする。


ヌーベールキュイジーヌは、和食の考え方を取り入れた、現代フランス料理の潮流だ。

味付けは薄め、不均一さを楽しみ、素材の味を引き出そうとする。


ヌーベルシノワは、ヌーベルキュイジーヌに影響された、現代中華の流儀だ。

料理は一人分づつ提供され、料理人によって盛りつけされた皿は見た目にも美しい。

料理の提供順も考えられたコースとなっていて、自由に食べる従来の中華とは大きく異なる。


最近は、中国でもサラダのように「火を通さない」料理に抵抗がなくなってきているそうだ。

もっとも、卵かけご飯はまだゲテモノ扱いのようだけど。

(日本からの輸入卵の鮮度を知った一部の人達が食べ始めている。)


逆に、日本ではカエルとか虫とか、ホビロン(孵化しかけの卵)とかはゲテモノ扱いされる。

美味しいと食べている人たちがたくさんいるのだから、美味しいのだと思うのだけど。

(僕はカエルやホビロンは食べたことない。虫の料理は何種類か食べたけど、おいしかったよ。)




中華料理って大皿から取り分けるけど、基本的に「各自の取り分け皿」はずっと同じものを使う。

中華はソースがかかっているものも多く、味が混ざってしまうと日本人は嫌がるのだけど、中国の人たちは「美味しいものが混ざりあえばもっと美味しくなる」と考えるようだ。


同じ理由で、日本人は丼を食べるときも、上に乗った具材を崩さずに下のご飯を食べたりする。混ぜることが下品とされるのだ。

韓国のビビンパプはご飯に具材が乗った状態で提供されるため、丼のような食べ方をする人も多いのだが、本来あれば「混ぜご飯」だ。よく混ぜて食べた方が美味しい、とされる。


これらの料理は日本でも気軽に食べられるのだが、文化を理解しないと味わいも変わってきてしまう。




…などなど。最初に書いたとおり、とっちらかってまとまらない。


料理文化を理解して食べないといけない、ということでもない。

食は個人の愉しみなのだから、自由に食べればいい。


ただ、せっかく外国料理を食べるのであれば、本来の味わいを楽しみたいと僕は思うのだ。


(最初に書いたとおり、ここに書いたのは「僕がそう思っている」というだけで、信憑性が担保できない。料理文化についても専門家ではないし、現地に足を運んで料理を食べたこともない。多分に間違えている可能性があるので、鵜呑みにしないようにお願いします)



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別年同日の日記

01年 11/19

02年 80歳で歯を20本残そう

04年 最後の親不知

06年 絵本

13年 任天堂の会社設立日(1947)

19年 久しぶりのperl


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