料理5ページ目の日記です

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2009-11-04 子供料理番組
2009-11-16 食育フェスタ
2010-06-16 料理
2010-10-25 さつまいも
2010-12-01 スピードカレー
2010-12-13 盛りだくさんの週末
2011-01-13 あけましておめでとうございます
2011-03-13 遠足とキャンプ
2011-03-17 自宅待機
2012-01-05 あけましておめでとうございます
2012-06-25 土用に鰻を食べる理由
2012-11-12 食育フェスタ
2012-11-16 こんにゃく
2012-12-26 クリスマス
2013-01-01 あけましておめでとうございます
2013-01-31 いろいろ書きたいなぁ
2013-02-03 文旦
2013-02-06 文旦の飾り剥き
2013-02-17 メレンゲ
2013-02-26 シュガーバニーズとマドレーヌ
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子供料理番組  2009-11-04 13:53:32  料理 家族

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子供料理番組

結構料理を作るのが好きだ。下手の横好きだけど。


自分では、料理を趣味にしたのは大学卒業後、と考えていた。

某大手ゲーム会社に就職が決まり、趣味だった「ゲームプログラム」を仕事とするうえで、何か別の趣味を持とうと思ってはじめたもの。

就職後しばらくして始めたこのサイトに料理コーナーがあるのも、当時は「新しいこと」が楽しかったため。



…が、どうも振り返ってみると違うらしい。

高校の夏休みに、プレーンオムレツを上手に作れるようになりたくて、毎日朝ごはんは自分で作っていた記憶がある。


中学の頃から、休日の朝はトーストと卵料理で、これは「自分で料理したいから」という理由だった。


そういえば、中学卒業の時、クラスの掃除担当区域だった「家庭科室」の本棚にある本を、どれか一冊くれると家庭科の先生に言われた。

(当時は、男子は家庭科は履修せず、家庭科の先生と仲良くなることは普通は無い。掃除当番で仲良くなったのだ)

僕がもらった本は、「アリスの国の不思議なお料理」というレシピ集だった。


もっと遡ると、小学生の頃、「3分クッキング」などの料理番組を見るのが好きだった覚えがある。

頼まれもしないのにレシピを覚え、母親に「作って」とレシピを伝えたものだ。




なぜこんなことを思い出したかというと、うちの子供が NHK の子供料理アニメ「アイ!マイ!まいん!」を大好きだから。

前番組の「味楽る!ミミカ」の際にはあまり興味を持っていなかったし、「まいん」も4月に始まったのに最近までノーチェックだった。


が、ここ1ヶ月余り、「まいん!」をビデオで見るのを、長男(5歳)、長女(2歳半)ともに楽しみにしている。

もっとも、興味対象は違っていて、長女は主題歌などを一緒に歌うのがすき、長男は実写パートでの料理に興味があるらしい。


先週木曜日の放送で、パエリアの作り方をやっていた際に「僕、これ食べてみたい」。

そこで、材料を買ってきて昨日(祝日)に作った。こういうのは男の料理で、僕の担当。


多めに作ったのに、大好評で完食。

子供向けにと思ってコショウを少なめにしたら、大人には少し物足りない味だったが。

(コショウをかけながら食べたらおいしかった)



食事の際には、該当の回のビデオを見ながら「ほら、同じように作ってあるでしょ」と主張するのを忘れなかった。

「エビが小さいけど、いっしょだねぇ」など、子供に変なほめられ方をした。



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食育フェスタ  2009-11-16 13:42:31  料理 家族

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11月14日は、子供の保育園の「食育フェスタ」でした。


食育…とか、なんだか良くわからない名前ですが、つまりは「バザー」兼、子供の工作などの発表会なのです。


昔ならともかく、現代では不用品を持ち寄って売ったところで、あまり買い手がつきません。

それならばと、売るものを食べ物に限定し、子供の工作なども食べ物をテーマとして「食育」と銘打ったほうが楽しいものになる、ということらしい。


2年前にお手伝いで参加し、楽しかったので昨年も参加登録していたのですが、長女が風邪を惹いたために参加できず、今年2度目の参加となりました。




当日はあいにくの雨。

まずはテントを建てることから始めます。


この作業のため、開始時刻になってもまだ食べ物の準備が出来ておらず、早くから来ていただいたお客様には雨の中待っていただくことに。


僕の今回のお手伝い担当は焼きソバ。

毎年参加している方が鉄板前で焼いているので、裏方でソバ、キャベツ、もやし、肉を小分けします。

今年のソバは330食分。


昨年よりも安いソバを買い求めてきたら、粉末ソースが入っていなかった、というので、PTA会長婦人が慌てて追加のソースを買いに行く。

液体ソースも用意して会ったのだけど、絶対足りないことが早々に判明したので。


他には、餅つき、焼き鳥、綿菓子。ヨーヨーつりやスーパーボールすくい、おもちゃをいれた魚釣りもあります。

焼き鳥と綿菓子は、保育園OB等による参加。


30分遅れでやっと開園。

この時点で屋台の料理はどこも準備できていませんでしたが、屋内で食べ物に関するさまざまな体験・講習などがあります。



焼きソバの鉄板前のうち一名が、暑さに音を上げて「誰か代わって~」というので、僕が入ります。

こういう仕事は結構好き。


で、焼いているところにうちの子供たちもやってきました。

「お父さんの焼きソバを一番に買う」と決めていたそうで、焼き上がりをしばらく待ちます。


お父さんの焼きソバ、といわれ、裏方で麺ほぐしている時でなくて体面が保てたとほっとします (^^;;



子供たちは焼きソバを買ったら屋内の食堂へ行き、僕はそのまま昼間で鉄板前。

昼になったので「交代でお昼取りましょう」とPTA会長が言ったのですが、みんな遠慮して休もうとしないので最初に休ませてもらいます。


お手伝いの人には、園からカレー券の支給があります。

毎年恒例、保育園自慢の根菜カレー。大根やレンコンも入っていてとてもおいしいです。

このお野菜、保育園のOBの方や、保育園の先生の旦那さんなど、近所の農家の人が作っている…「顔の見える野菜」というやつです。


けんちん汁は無料。これもいただきました。




早々に食べ終わり、せっかくなので屋内の展示を見に行って見ます。

丁度、子供が2階にいるのに遭遇しました。


長男が作った「お弁当バス」の工作。思い思いにお弁当の具を作って箱詰めしたものです。

先生が「パイの実くらいの箱を持ってきてください」と各家庭に指示したので、やたらパイの実率が高い。

お弁当箱には大きすぎるようなものも。


親をびっくりさせるために何を作っているかは内緒にしたようなのですが、「お弁当箱にします」といわれれば用意するほうもそのつもりで探すのにね。


年長さんは巨大工作。

アンパンマンと…「たこやきマントマン」の電車。

な、なぜいまさらたこやきマントマン!?。



骨密度測定と血管年齢測定ができるコーナーがあり、「是非やっていって」と誘われたのでやりました。

骨密度、年齢平均より 140% 、20歳平均よりも 105% 良い、という結果が出て喜んでいたら、これらの平均値が「女性」の平均で設定されていました (^^;;




休憩後はまた鉄板前でひたすら焼きソバを焼きます。

例年ソバがなくなっても野菜が大量に余るそうなのですが、今年は最初に計算したので大体全部同時に終わります。

…いや、最後はもやしが通常の2倍以上入ったかな。


で、330食全部作り終わり…入れるための容器が足りない。

「じゃぁ、残りは打ち上げでみんなで食べましょう」と、大きなボールに入れておきます。


容器は50パックづつ、350パック用意してあったそうなのですが…

350パック使い切ってしまったのか、50パック行方不明になって300パックなのか不明。


雨で出足が悪かったこともあり、最後は20食ほどあまった焼きソバを売るために声を上げます。

勝手にやって良いなら売り歩くし、多少値下げしても売り切るのだけど、そういうわけにも行きません。


なんでも、雨で来なかった人もいるのか、前売り券が全部回収できていないそうです。

なので、売り切るのは少し待って欲しい、といわれてそのまま待ちます。



…で、値下げして売り歩こう、と決定した時には、既にお客さんはほとんど帰っておりました。


結局、PTAの参加者で「もう疲れて夕飯準備したくない」というお母さん方が買ってくれて、売り切りました。




終了後。「お茶の準備がございますので、お時間ありましたらどうぞ」と先生に言われて屋内へ。

実はこれが楽しみでもあります。「お茶」といいながらお酒が振舞われます。


おでん、フランクフルト、カレー、焼きソバ…つまり、売れ残ったものをつまみにしながら酒も入った歓談です。

しかも、この酒がすごくいい酒ばかりと来ている。


ここの保育園、お寺が運営しています。園長先生は住職さん。

檀家の方も多く、いいお酒をよく戴くようなのですが、立場上飲むわけにも行かない。

で、こういう場で振舞ってくれるのです。


普段なかなか話をしない、園児のお父さん方とも話をして、顔は合わせてもやはり話をしないお母さん方とも話をします。


今までは「食育フェスタ」は、PTA本部が準備していたそうなのですが、今年は「準備委員」をつくって、本部の仕事の負担を軽くしたのだとか。

で、準備委員のお母さんと話をしていたら…あれ、なんか僕、狙われてる?


「やはり男の人が委員長になってくれると説得力があるので、(長男)くんのお父さんに是非委員長になってもらいたいって、みんなで話してたんですよ~」


子供を迎えに良く園にいくので、育児に理解のあるお父さんとして狙われているらしい。

丁重にご辞退申し上げてきました。


#自営業なので、自分の仕事だけで手一杯で、これ以上仕事を抱え込む余裕はないです。



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別年同日の日記

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料理  2010-06-16 13:58:07  料理 家族

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自分は料理はそれなりにやるが、家族以外に食わしたことはなかった。

つい先日までは。


なのに、立て続けに人に料理を出す機会があった。




6月5日、妻の知人が遊びに来る。

前もって来ることはわかっていたのだが、食材などを何も買っていない。

昼ごはんはピザで済ます。


で、大抵は夕ご飯まで食べてもらってから帰宅、となるのだが、夕飯の材料がない。

さらに、妻が知人と話をしながら「なんとなく」大工仕事を始めたら(妻の日曜大工の腕前は、かなりのものだ)、予想に反してすぐに終わらなかった。


というわけで、ある程度「仕方なく」自分が夕飯を作ることに。しかも有り合わせで。



家族に食べさせるだけなら、冷凍食品の餃子でも焼いて終わりだ。

でも、それはあまりに失礼だろう。


冷凍庫に、かに蒲鉾があった。

冷蔵庫に、竹の子の水煮があった。


さっき、妻がウッドデッキで大工仕事をしている最中に、隣家の方から取りたての玉葱を頂いた。



これらと、乾燥しいたけ、人参をあわせて、芙蓉蟹(ふようはい)を作る。


・乾燥しいたけは水で戻し、みじん切り。

・竹の子は細長く切る。人参も同じサイズに。

・玉葱は繊維に沿って半月スライス。

・かに蒲鉾は電子レンジで解凍して、適当にほぐす。

・卵は5つほど。大人3人子供3人ならこの程度。


・玉葱をしんなりするまでいためる。

 取れたてなので辛味が強い。良く炒める。

・竹の子としいたけもいれて炒める。

・かに蒲鉾も入れて炒める。

・卵にしいたけの戻し汁を入れ、塩を少しいれ混ぜ、流し込む。


・卵に火が通り過ぎないように全体をまぜ、皿に取る。



・酒、みりん、砂糖、醤油、少量のお酢で甘酢を作る。

 酢はかなり少なめに。…以前に、多めに入れて妻にダメだしされたことがあるので。


・皿に取った卵の上に、甘酢をかける。



一皿では寂しいのでもうひとさら。

冷凍庫を探したら、冷凍の鳥唐揚げがあった。

油林鶏(ゆうりんちー)もどきを作ろう。


・玉葱をみじん切りにして、水にさらす。(辛過ぎない様に)

・砂糖、醤油、ごま油、酢を適当に混ぜ、玉葱をいれ、電子レンジで加熱。

・鳥の唐揚げを電子レンジで加熱。

・ちぎったレタスの上に並べる。

・先に作ったタレを唐揚げにかける。



中華風になったので、中華スープも作ろう。


・お湯を沸かす。

・細ぎりの玉葱と、みじん切りの水煮竹の子を入れて煮る。

・コンソメスープの素をいれ、塩コショウで味を調える。

・煮えているところに、少しづつ溶き卵を入れる。



というわけで、「かなり手抜きな」似非中華料理の夕食。

人に料理を出したことなどないのでドキドキでしたが、好評でよかった。



この1週間後、6月13日。

今度は、子供の通う保育園のお母さん方(もちろん子供も)がやってくる。


最初は、長女がオムツ離れできて余った紙おむつをもらってくれる、と言う人が受け取りに来るだけの予定だった。

が、せっかくなので近所の公園で遊んでいるうちに、他の家族がたまたま合流。

子供9人までに膨れ上がったところで、3人(2家族)は帰宅、残りがうちに遊びに来たという流れ。


大人4人、子供5人(本当は6名だが、うちの次女は寝てしまった)の昼ごはんを用意しないといけない。

妻は他のお母さん方と、PTAの打ち合わせなどをやっているので、「じゃぁ、僕がご飯用意しよう」となった。



昼ごはんだから簡単に。


・スパゲティ1袋(450g だった)をゆでる。


・玉葱1個をみじん切りにして炒める。

・ソーセージ6本を薄切りにして炒める。

・豚肉(冷凍)を適当に細かく切って炒める。

・トマト缶詰を1缶ぶち込む。

・コンソメスープの素をいれ、塩コショウで味を調える。


というわけで、即席のミートソースの出来上がり。


…十分な量だと思ったのだが、スパゲティ 450g だと少し足りなかった。

ソースも少し足りなかった。


でも、他のお母さん方には「いい旦那さんね」といわれていたようで、ちょっと嬉しい。




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さつまいも  2010-10-25 10:21:22  料理

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近所の八百屋で、サツマイモを5本買った。


1本が1.5~2.0Kg 程ある、特大サイズ。

5本買ったわけではなく、「1箱」を300円で買ったら、たまたま5本入っていただけ。


今年は猛暑の影響で、おかしな状態になった野菜が多く、そういう規格外品を八百屋が安く売ってくれるので重宝する。




そんなわけで、最近の我が家は芋尽くし。


スイートポテトを作ったら子供に好評だった。

サツマイモの炊き込みご飯を作ったら、芋が大きいので芋を入れすぎ、戦後の代用食かってくらい芋だらけになった。

(でも、甘いのでおいしかった)


芋の味噌汁は、抜き型でハートや星の形に抜いてあげることで、子供に大好評。

フライドスイートポテトを大量に作り、半分は大学芋にした。


次は何を作るか?

子供からは「石焼き芋!」というリクエストが上がっているが、家庭で「石焼」はちょっと難しい。

まぁ、オーブン焼きなら作れるが。




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スピードカレー  2010-12-01 15:45:53  料理 家族

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時折、僕が料理を作ることがある。


このサイトでも「男の料理」なんてコーナーを設けているが、料理は割と好きなほう。


しかし、サイト作成初期の10年以上前は、料理は「下手の横好き」だった。

だからこそ、うまく行った料理はレシピを記録に残していたようなもので。


現在は違う。

冷蔵庫を見て適当な食材を見繕い、適当に料理をする。

料理が余りにも日常に馴染んでしまったので、わざわざレシピを記録しておかなくなった。




でも、やっぱり「男の料理」なので、手際が悪い。

休日の昼飯などは、なんとなく僕が担当することになっているのだが(メニューは大抵、チャーハンか焼きそば)、11時半から料理を始めると、12時過ぎに食べられるかな、と言う感じ。

簡単なメニューでこの程度だから、夕飯など作ることになったときは、その時間は推して知るべし。



…だったのだが、最近ちょっと、なにか…「見えてきた」。


先日、妻の仕事が忙しかったので休日の夕飯を僕が作ることになった。

自分の心積もりでは、簡単なパスタの予定。麺をゆでて、適当なソースを作って乗せるだけ。


でも一応、子供に「なに食べたい?」と聞いて見たら…「カレー」との答え。



うーむ。しばし考える。

時間は5時ちょっと前だった。

自分としては、「カレー」というのは2時間程度煮込んで、味を馴染ませるとおいしい料理、との認識。


でも、子供のリクエストは作ってやりたい。

そもそも、現在冷蔵庫に入っている食材は…


で、決めた。よし、カレー作ろう。




速攻で米を研ぐ。一番時間がかかるのは、米の炊き上がりだ。

炊飯器を高速モードにセット。高速モードでは、少し硬めに炊き上がるが、カレーだからそれで構わない。


薬缶に水を入れて沸かす。お湯が沸くのは結構時間がかかるものだから最初に。


玉葱の皮をむき、圧力鍋に油を入れて熱する。

油が温まるまでに玉葱をざくざくと四角く切って(小さくしすぎると、圧力鍋で溶ける)、温まった油で炒める。


冷蔵庫に鶏腿があったので、刻む。

鍋に投入して適当に混ぜておく。


ジャガイモの皮をむく。

普段は結構苦手な作業だが、思い切って「多少皮が厚く剥けても構わない」つもりで挑んだら、かなり時間短縮。

皮をむきながらも、時々鍋はかき混ぜる。鶏が焦げ付くといけないからね。

ジャガイモの皮を向いて、細かく切ったら鍋に投入。


人参が無かったので、大根を刻む。大根やレンコンなどの根菜類は結構カレーにあう。

大根はすぐ煮えるので少し大きめ。人参だったら時間短縮のために小さくしただろう。

これも鍋に入れる。



で、炒める。

ここはあえて、時間短縮を狙わずじっくり炒める。

先に入れた鶏肉は、周囲から熱が通っている。

玉葱も既にしんなりしている。

ジャガイモが軽く周囲から透明になってきたところで、お湯を入れる。


あえて時間を短くせずに炒めたのは、強火で火を通しておくことで、煮込み時間を短縮するため。



お湯を入れたら、圧力鍋の蓋をして、火力を最強に。

最初からお湯を使っているし、IH はガス火より強くできるので、すぐに圧がかかり始める。

そうしたら、火を弱めて5分。

ここまでの作業で、大体20分くらいだろうか。




待っている間に、カレールーをお湯に溶く。

固形ルーでも溶くのに結構時間がかかるものだが、このとき家にあったのがフレークのルーだったので。

フレークって、実は固形より溶けにくい。というか、ダマになってしまって綺麗に溶けない。


この時点で味見はできないし、子供に食べさせるものなので、ルーは少なめに。

これには、実は別の意味もあるけど、解説は後で。


鍋は5分たったら火を止めて…というか、IH なのでタイマーセットしておくだけだが、余熱でさらに5分。

この間はやることが無いので、さっきから僕の周囲に来たがっている子供たちと遊んでやる。




…さて、鍋の圧を落とし、蓋を開けてルーを入れる。

入れた後少し煮込んでから、味見。


…ん。カレーの香りはしているが、案の定味は薄い。でもこれは狙ったとおり。


カレーが煮込んだほうがおいしい理由の一つは、辛味が揮発したり、具が十分に煮崩れることで、味が全体に「まろやかになる」ため。


でもその時間は無いので、最初から辛味であるルーを余り入れない。

そして、具が煮崩れない分、ブイヨンを加えて全体の旨みを底上げする。


ルーが少ないので香りも弱め。

ここは、いわゆる「ソバ屋のカレー」を目指す。出汁醤油を少しと、鰹だしの素を少し入れる。

鰹・醤油の香りと、旨みが入ってずっと味がよくなる。



味が大体調ったところで、完成。


所要時間は、大体40分。

遊んでいた子供たちに片づけをさせてから夕飯にしたが、6時前には食事開始できた。




自分で作っておいてなんだけど、驚くくらいうまかった。

子供たちもいつもより御替りをしていた。

辛味はほとんど無いので、1歳半の次女もよく食べた。


自分は、こういう「スピード料理」は苦手だと思っていたのだが、いつの間にか出来る程度のスキルを持ち合わせていたらしい。


なんか、新しい世界が開けたようで、ちょっと嬉しかったので記録した次第。


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盛りだくさんの週末  2010-12-13 14:13:29  料理 家族

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1ヶ月近く前、図書館で「ねこのパンヤ」という絵本を借りてきた。


絵柄がかわいかったし、ちょっと話は長めだけど、長男(6歳)なら大丈夫かな…

と思って借りてきたら、結構大人向けの絵本だった。

漢字が多いので、読み聞かせは可能だが、自分では読めない。


でも、絵柄がかわいいことと、途中でパンのレシピが載っていたり、長さの違う話が幾つか入っているという変則的な構成で、長男、長女(3歳)のお気に入りに。

返却日にも「また借りてきて」と言うので借りなおしたら、今度は「このパン作ってみたい」。



話の最初のほうに、主人公がパンを作る工程を、長々と書いてある部分がある。

それと同じようにパンを作ってみたい、というのだ。


ならば、やりましょう。

パン作りは2年ぶり。長女には始めての体験。




土曜日は、妻はPTAの仕事があって保育園へ。

子供と一緒に遊ぶ一環としてパンを作る。


まずは、イーストの予備発酵。

…冬だから、と言う理由ではなくて、2年前に買ったイーストだから。消費期限はとっくに過ぎてる。

予備発酵でなにも動きが無ければ、イーストが死んでいるということ。



イーストは問題なく生きていた。

長男を呼んで、小麦粉、塩、砂糖、イーストを混ぜて、ぐっちゃぐっちゃと捏ねる。


長女もやりたがるけど、この段階ではまだ触らせない。

次女(1歳7ヶ月)も見に来たけど、見せるだけ。問題外。


しばらく捏ねて、疲れてきた長男と交代。

長男は手を洗って、長女・次女と遊び始める。ある意味安心して任せておけるので、僕は生地を捏ねるのに力を注ぐ。



久しぶりだからどれくらい捏ねたものかわからなくて、20分くらい捏ねていた。

確か手に付かなくなってくるはずだけど…と思ったら、それはバターを入れてからの話だったとわかり、バターを追加。

全体に混ざったら1次発酵開始。




この時点で、改めて「ねこのパンヤ」を開いて、行程のどこまでやったかを子供たちに説明。

結構大変だったけど、まだパン作りの最初のほう。


絵本では、ここで「10分ほど寝かせる」と書いてあるのだが、イーストについていたレシピでも、オーブンについていたレシピでも、1時間発酵。こちらに従います。


そして、1次発酵終わり。

今度は、長女も参加して、生地を24等分する(ロールパン12個のレシピの倍量でやっている)。


ふたたび10分のベンチタイムを置いて、整形。

ここで、子供たちの好きなようにやらせてみる。


基本のロールパンは教えたが、長男は好きなように形を作る。

粘土ほど好きな形にはできないから、丸っこいものがいいよ、とは教えてあったので、丸い形を一生懸命考えている。

時計パンとか、ホットケーキパンとか…。「フライパンパン!」には笑った。


長女はうまく整形できるほどではないので、「ウサギさんつくって」のリクエストに答える。

自分でやってみたい、と作ったのは「お月様」という、ただの丸。



半分は僕が作る。

挑戦したのは、絵本に出てくる「にくきゅーパン」。

3つの小さな球と、大きな1つの球でできている。絵本では、それぞれ別の味が包まれているのだけど、一番大きな球に餡子を入れただけ。


それともう一つ、シナモンシュガーを巻き込んだロールパン。


さらに、生地が余ってしまったので、1つだけジャム入りのロールパンを作った。…これは失敗だった。



二次発酵。発酵中には、また絵本で行程を確認。

発酵が終わったら、大きく膨れて、細かな部分はわからなくなっている。

ウサギはクマみたいになったし、時計の針は埋没した。

ジャムロールは、巻きが解けてジャムが流れ出してる。


しかし、ドリュールを塗って、本格的に焼く。



焼きあがったパンは、家庭で作ったにしてはおいしいのではないか、と自画自賛できるものだった。

捏ねる時間がわからなくて必要以上に捏ね続けたのと、基本に忠実に作ったのが勝因かと。


夕飯は、このパンでシチュー。

シチュー作りも、長男が手伝ったもの。

2年前は人参を不器用にぶつ切りにしただけだったが…玉葱と人参の皮を剥き(人参はピーラー使用)、人参を切ってもらいました。

ちょっと進歩した。




翌日日曜日。


妻の友達で、子供たちが懐いている人が遊びに来る。

せっかく遊びに来てもらって悪いのだが、近所で餅つき大会があるというので、公園へ。


いつも子供たちが遊んでいる公園。その前の工務店の人が、2年前からこの時期に餅つき大会を開催している。


2年前は、開催日が雨だった。

雨が上がった後に(餅つき大会のことなど忘れていたが)公園に遊びに行ったら、残ったお餅少しと、水ヨーヨーをくれた。


去年は開催日のことなど忘れていて、参加しなかった。


なので、事実上今年が初参加。

少しぐらいお餅が食べられるかな、と言うつもりで行ったら、大盤振る舞いにびっくりした。


参加者は、まず受付でチケットをもらう。

で、チケットと引き換えで、食べ物がもらえる。


もらえるのは、焼きそばと、お餅と、豚汁。

あと、チケット不要で飲み物は自由に飲める。


焼きそばだけで、普通に夜店で買う焼きそばの分量がある。

これにお餅と豚汁があれば、大人でもおなかいっぱい。


でも、チケットは次女の分までもらった。

食べきれない分は持ち帰り。



長男・長女は、お餅を搗かせてもらった。

こちらは、お餅を搗く人募集していたのだが、みんなやらないのね。

餅つき大会なのに、多くの人は、食べるだけ。


次女は豚汁が気に入ったようだ。

紙コップに移して冷ましてあげたら、非常によく飲んだ。

焼きそばは余り気に入らなかったようだが、餅はよく食べた。



工務店が主催しているので、端のほうで子供向けの工作コーナーがあった。

釘・金槌・木工用ボンドと、端切れが山ほど用意してあり、好きなように工作してよい。


小学校高学年くらいになると、自分で小さなテーブルを作り、それで食事をしていた。

(腰を下ろせるように、非常に広い範囲にゴザを敷いてある。そこに、小さなテーブルを持ち込んだ形)


長男は、何か作るといって妻と一緒に何かやっていたが…

なんだか、ガラクタを作っていた。

一応説明を聞くところによると、トミカの秘密基地らしい。


まぁ、初めて釘と金槌を使って木工工作したにしては、よくできている。




さて、イベントは午後2時まで。

家に帰っても、だらだら食べ続けていたので、おやつを食べる気はしない。


そのままゆるく時間を過ごし、さて、夕飯どうしよう? となる。


実は、先日が妻の誕生日。

妻の友人は、その1週間前が誕生日だ。



選択肢は4つ。


・先ほどもらってきた焼きそばと餅を温めて食べる。

・なんか適当に作る。とはいえ、実は食材が余り無い。

・誕生日だし、豪華に外食

・誕生日だし、豪華に出前を取る


まぁ、最初の2つはほとんど捨て案ですね (^^;

最初から散在しよう、と言うのも悪いので、対案を出しただけ。



そういえば、妻宛にレッドロブスターから、誕生日割引の葉書が来ていたな…

と言う時点で、妻はソフトシェルクラブを食べる気満々。


葉書は江の島店から来ているが、ここは遠いので、近所の港南台店に…

と、ネットで調べてみたら港南台店は3ヶ月前に閉店したばかりだった。


「もう食べる気満々だったのに」と妻が言うので、じゃぁ行きますか、と江の島まで車を出す。

急な外食に行くとしては少し遠いが、車で30分は驚くほど遠い距離ではない。



長男は、久しぶりの江の島で喜んでいる。

今日は遊べるわけではないが、江の島近辺は楽しい思い出が多いので、「江の島」というだけで嬉しいらしい。


店に入ったのは6時。1時間くらいで出るつもりだったが、実際店を出たのは8時だった。



ところで、妻と友人は、「誕生日である」と店に告げると、ケーキがサービスされた。

長男と長女は、お子様ランチにアイスクリームがついていた。


次女は…まぁ、食事を頼んでいないのでよいとして、食後に何も無いのは僕だけ。

妻のケーキを少しもらったけどね。




というわけで、盛りだくさんな週末でした。

家に帰りついたら8時半。子供はいつもなら寝る時間。


そこから風呂に入り、絵本を読んで寝たら、いつもより1時間遅れ。

寝かしつけたらなんか気疲れして、パン作りがもう1週間も前の出来事のように思えました。



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あけましておめでとうございます  2011-01-13 10:34:35  料理 家族

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おいおいいまさらかよ、というツッコミもありそうですが。


年末年始は保育園がお休みなので子供の相手に忙しく PC に向かえませんでしたし、年始に親戚で集まった際に風邪をうつされ、保育園始業後も寝込んでいました。


年賀状が届いていない方、申し訳ありません。まだなにも作っていません。

葉書は買ってあるので、抽選日までには届けられればと思います。




今年の御節料理は、少なめ、かつ手抜きに。

だって、昨年の正月は、子供は御節食べてくれなかったし。


というわけでつくったのは、


栗きんとん、伊達巻、鳥ハム、黒豆、煮しめ、酢蓮、田作り、松前漬け(するめと昆布を切ったパック購入)だけ。


秋に筋子からイクラを作って冷凍しておいたものを出し、買ってきた数の子・蒲鉾も入れて、おせち完成。



…そしたら、今年は子供がよく食べる!

栗きんとん、伊達巻、鳥ハム、田作りは大好評で、2日の朝にはなくなってしまった。


もっと作ればよかったか。

いやでも、少ないくらいが丁度いいのかも。





大晦日は、長女は昼寝をせず、6時ごろに眠いと言い出す。

慌ててソバをゆでるが、食べずに寝てしまった。


また、年末は妻が体調を崩し、寝込んでいた。

31日も子供を寝かしつけた後、おせちの仕上げをしている最中に辛そうだったので、寝るように促す。



…おせちを仕上げ、後片付けをしていたら、行く年来る年が始まった。

僕は、年が変わる瞬間はのんびりしたい。食洗機の動作音はうるさいが、お茶を入れてテレビをつける。


…あけましておめでとう。

妻は居間の片隅で寝ている。一人で年越し。



しかし、その直後に長女が起きる。

お腹空いたと言うので、置いておいたソバを温める。

この騒ぎで妻がおきたので、ちゃんと寝るように促す。



…で、年明け早々から、トムとジェリーを見ることに。

「年が明けた」の意味がわかっていない長女をつれて庭に出ると、除夜の鐘が聞こえた。

意味がわからないなりに「特別な夜」と言うことは理解できたらしい。





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遠足とキャンプ  2011-03-13 02:04:13  コンピュータ 料理 旅行記 住まい 家族

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3月11日は、子供の保育園の「お別れ遠足」でした。


1年間一緒に過ごしたクラスメイトと、クラス毎に設定された目的地まで歩きます。

親は参加しませんが、弁当をもたせるために早起きしなくてはなりません。



3歳以上の「制服組」の目的地は毎年同じ。保育園から1時間ほど歩いたところにある、自然公園です。

このコースの丁度真ん中あたりで、うちの目の前を通ります。


なので、毎年子供たちが通る時に家の前で「後半分、がんばれ!」などと声を掛けるのを楽しみにしています。

今年は、長男が「年長さん」なので、応援する気満々。


・・・なのに、往路の応援に失敗しました。

子供たちの声が聞こえたから家をでたら、年中さんクラス。

先生に「年長さんは、もう先に行きましたよ」といわれてがっかり。


午後の復路に賭けます。




午後1時半ごろ、窓から子供たちの姿が見えたので、家をでて応援します。


うちの長男(6歳)は「もう、ここで家に帰りたい」という感じでしたが、「後で迎えに行くから、保育園まで頑張りな」と言っておきました。

「迎えって、どれくらいに来る?」と聞くので、いつもと同じで夕方に行くよ、と答えます。



子供たちも行ったし、さぁ仕事…(自宅で仕事しています)。

…1時間ほど集中して仕事をして、午後2時46分、大きな地震。



1分半ほどゆれが続きました。かなり大きいです。


ただ「長い時間揺れていた」というだけで、何ひとつモノが落ちることもありませんでした。

長いけど大きくはない? と言うと、妻は「この揺れは、遠くて大きい地震だ」と断定します。


妻は地震に敏感です。阪神大震災の際も、関東にいながら揺れを感じて「遠くで大地震が起きた」と直感したそうで。



そのすぐ後、つけていたラジオで、宮城で震度7、マグニチュード7.9、と言っています。

もっと詳細が知りたくてテレビをつけると…震源地を示す図がでていました。

しかし、その瞬間に停電。



UPS が電源停止を意味するアラームを響かせます。

UPS が役に立ったのは初めてです。サーバー2台と、家庭内の主要データを全て入れている RAID-NAS (およびバックアップ系)は生きています。


この停電の原因は何か?

配電盤を見ます。…ブレーカーは落ちていない。本物の停電か?



ともかく、100V 電源は使えない。iPod に電池で動く携帯スピーカーを接続し、ラジオを聴きます。


東京電力は案外強いので、30分以内には復旧するだろう、と考えます。

しかし、念のためサーバーをシャットダウン。


この作業の間、妻は保育園に迎えに行く準備をします。


・動いている間も情報収集できるように、携帯 AM ラジオ


・携帯ラジオと一緒に出てきた乾電池ラジオに、名前を書いた紙を貼り付け。

 (場合によっては、保育園に貸し出すつもり)


・「確かに子供を引き取りました」と示す、署名入りのメモ。

 こういう状況では情報が錯綜しやすいので、確かな証拠を残すと良い。



引き取りました、のメモなんていうのはなかなか思いつかない。

妻は大学で地学を専攻していたので、地震はある意味専門分野だ。




災害の時は車を使ってはいけない。妻と一緒に、自転車で保育園へ。

信号が消えており、いつも朝「緑のおじさん」をしてくれている近所の老人会の方が、交通整理をしていました。

停電からそれほど時間もたっておらず、誰に頼まれたわけでもないと思うのに、フットワークの軽さに脱帽。



保育園についたのは丁度3時。長女(3歳10ヶ月)はおやつ前だったようで、

「まだ食べてない。おやつ食べたい」と泣きそうです。

「家で好きなもの食べていいよ」となだめます。


#次女(1歳10ヶ月)は、おやつの準備はできていたのでもらって帰ります。

 長男は食べ終わっていました。「いただきます」をした直後に地震があったそうです。



保育園児たちは泣くこともなく、おとなしく机の下に入っていました。先生たちも冷静です。

この保育園、毎月避難訓練しているんだよね。


親も巻き込んでの「引き取り訓練」も毎年2回行われ…予定では来週土曜日が引き取り訓練でした。訓練前に本番をやることになったわけですが。




帰り道に、近所のスーパーが営業しているのが見えました。


可能であれば、食パンを買っておきたい。

長女はパン食が好きなのですが、我が家は基本的に朝食は米飯です。

ただし、「保育園が休みの日」は朝余裕があるので、パン食でも OK 。

長女は土日の朝ごはんを心待ちにしています。


そして、明日は土曜日なのです。



家に帰って妻にそういうと、妻が買い物に行ってくれることになりました。

POS は停止しているだろうから、と電卓を持って出かけます。


子供たちはその間におやつ。

珍しく早い時間に家に帰ったので、おやつの後は3人で楽しそうに遊んでいます。


…妻の帰りが遅い。やはり店は混乱はしているのだろう。



停電は30分もすれば復旧するだろう、と思っていたのですが、すでに1時間が過ぎていました。

ラジオによれば、幾つかの発電所を停止しているようです。

これは、どうやら長引きそうなパターン…



思い立って、部屋を片付けます。子供たちがおもちゃを出しっぱなしにしているので、このまま暗くなると危険です。動線確保しないと。

箱を用意して、長男にも「綺麗な片づけでなくてよいから、今遊ばないおもちゃはこの箱に入れる」ように指示を出します。



片付けている最中に、妻が戻りました。

店に入ったらレジがすごい行列だったので帰ろうと思ったら、目の前で「今店内にいる人で最後にして、閉店する」決定をしていたので、待ってでも買うことにしたのだとか。ギリギリで間にあいました。


レジが混んでいた原因は、「商品の値段がわからないから」。

電卓を持って行っても、そもそも値段がわからないから調べるのにすごく時間がかかるのね。


#権限のない「店員」レベルでは、とにかく正確な値段を調べないといけない。

 なので、客が値段を自己申請しても裏付ける必要があり、非常に時間がかかる。

 もし自分がその場にいて「権限」があるなら、とにかくお客さんの連絡先と持っていくものをメモに書かせ、後日清算する事にして、自己申請の金額で「とりあえず」販売するだろう。

 嘘をつく人もいるかもしれないが、こういう非常時には大抵この方法でうまくまわる。



ラジオで発電所が停止していると言っていたので、暗くなる前に片付けている、と告げると、妻も別の箇所を片付け始めます。


一緒に片付けながら相談。

オール電化の我が家では、このままだと夕食も作れない。

キャンプ用のストーブもあるのだが、残念ながら燃料を用意していない。


パンを買ってきてもらったので、サンドイッチでも作ろうと思うがどうか?



基本方針に異論はなかったので、僕が夕食を作ります。

この時点で4時半でしたが、早くしないと真っ暗になります。


冷蔵庫(電源が切れているので、長時間あけていてはいけない)の食材と相談します。

きゅうり、スライスチーズ、マーマレードがありました。


今朝子供たちに用意したお弁当の残りで、ゆで卵とトマトもあります。

マヨネーズもあるので、卵フィリングを作ります。



料理をしているのを見て、子供たちが寄ってきます。

いつもより早い時間に作っているので、「なんでご飯作ってんの?」と長女に聞かれます。


そこで、今電気が使えないこと、おそらく夜になっても使えないこと、そのままでは真っ暗だから、明るいうちにご飯にしてしまいたいことなどを話します。


これを聞いて、長女が泣きそうになります。

慌てて「今日は保育園で遠足だったから、今度は家の中でキャンプごっこしよう」と持ちかけます。


「キャンプは、電気を使わないで、暗い中でみんなでご飯食べるんだよ」などと教えると、ちょっと嬉しそう。



サンドイッチを作っていると知った長男が「自分ではさむの?」と聞いています。

好きな具をはさむのは、長男のお気に入りの食べ方。


でも、今日は暗い中での食事となるので、あらかじめ全部作ってしまいます。


「じゃぁ僕、組み合わせ考える」と、紙にクレヨンで「きゅうり + チーズ」とか、思いつく組み合わせを書いています。

リクエストに答えてあげたいけど、待っている余裕はないのでどんどん作ります。




長男と話しながら料理している間に、妻はなにやら始めたようです。

サンドイッチができた時点で今後の相談をしに行くと…庭で、七輪に炭火を熾していました。


「サンドイッチだけだと寂しすぎるから、温かいスープくらい作ろう」だそうです。

この行動力はありがたい。




いつもの食事の部屋とは違う、夕方でも一番明るい部屋にテーブルを出し、そこで食事にします。

妻が「いいものがあった」と、庭に埋め込んであったソーラー LED ライトを引き抜いてもって来ました。


ロウソク程度の明るさしかありませんが、真っ暗よりもずっといいです。



子供たちは食べ終わって遊び始めましたが、妻は時々戻ってくる以外は、七輪のほうでなにか作業しています。


たまたま窓から外を見たら、星空がすごく綺麗です。

街が真っ暗になることなんて、こんなときで無いとありえないですからね。



妻が戻ってきて「いつ復旧するかもわからないから、ジャガイモと玉葱煮てる」と言います。

じゃぁ、ついでに卵もゆでといて、と言うと「既にやった」とのこと。行動が早い。


そして「外、すごく星が綺麗だよ」と。

…あーあ、言っちゃった。気づいても口に出してなかったのに。


最近星座好きの長男が、外に出て星を見たがります。

長男が出るといえば、長女も出たがる。そうしたら次女も出たがる。一家でベランダに出ることになりました。


そして、七輪を見て大はしゃぎ。


「なんか焼いて食べたい!」


…急遽、お餅を焼くことになりました。




でも、外は思ったより寒くない。

お餅の香ばしい匂いを感じながら、しばし天体観測。被災地は大変なことになっているのに、のんきなものです。


お餅を食べたら、そろそろ寝る時間。


「お風呂入りたい」と長男が言い出します。

あらかじめ、今日は風呂は無理だと思う、と言っておいたのですが、遠足も行って汗をかいたのでさっぱりしたいらしい。


そこで、ジャガイモと玉葱を煮込んだお湯でタオルを絞り、体を拭くことにします。

妙にいい香りのスープで体を拭いて…翌日見たら、タオルが見事な「玉葱染め」になっていました。


そろそろ8時半。いつもの就寝時間です。(約束どおりに寝ることはあまりありませんが)

歯を磨いていると、急に明かりがつきました。電力が復帰したようです。



「キャンプごっこはこれでおしまい。電気ついたから、寝る前の絵本も読んであげよう。」


これで皆、素直にベッドに移動。

遠足の疲れと、なれない暗闇生活の気疲れで、すぐに寝てしまいました。




時々携帯がけたたましくなる緊急地震速報も、子供たちは不安がりながらも、皆で固まって抱き合っているのは楽しそうでもありました。


マグニチュードは、当初7.9でしたが、その後上方修正され8.4、8.8と上がりました。

(後日追記…13日には9.0とされました)



停電時間、およそ5時間半。自分の人生の中でも、最長の停電時間です。

我が家はほとんど被害がなかったのでのんきにしていましたが、関東でもかなり被害が出ていた、と知ったのはこの後。


我が家の被害が少ない理由の一つは、スウェーデンハウスが強固に出来ているからだと思います。

それに加えて、妻が地学をやっていたこともあって、家の中の地震対策にかなり気を使っているのもあります。


明かりは全部シーリングライトで、ペンダントライトはありません。家具は基本的に壁に固定しています。

スウェーデンハウスは窓が家に密着しているので、揺れても鳴りません。

つまり、地震があっても、それを如実に示すようなものが、何もないのです。


これらの効果で、実際の揺れ以外には「揺れている」と感じさせるものがありません。これは、心理的に非常に大きいです。



実は、この日は一瞬みぞれが降りました。

その程度には寒かったのですが、暖房をつけない状態でも、部屋の中は20度ありました。

これもスウェーデンハウスの断熱性のおかげです。


#2階のほうが少しでも明るいため、2階で過ごした。

 暖かい空気は上に上がるので、2階は1階より暖かい。

 停電によって換気が停まってしまったので、外の冷気が入らなくなった、というのも大きい。



とにかく忙しい一日でした。

子供には、おそらく一生忘れられない「遠足の日」となったでしょう。



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自宅待機  2011-03-17 11:43:52  料理 家族

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東北地方の大震災で、とりあえず自宅待機生活。


いつもう一度大きな余震が起こり、ライフラインが停止するかわからない、という覚悟で望む。


最初の揺れでも水道は使えたけど、念のため麦茶用のボトルなどに水を取り、順番に使うことにする。


充電池は電気が使えるうち、かつ電力需要が低いはずの昼間・深夜に充電しておいた。

もともと、子供のおもちゃ用、および仕事柄電子機器に囲まれた生活をしているので、充電地(エネループ)を3ダース以上持っている。


また、家はオール電化で深夜電力が安いので、充電モノは深夜に充電する生活を送っていた。そのために時間で通電を ON/OFF できるタイマーも持っている。



すばやい情報を得るため、ラジオで NHK を付けっぱなし。ちなみに、このラジオは太陽電池のついた充電式だ。神戸震災のしばらく後に、安く売っていたのを買い求めた。

(神戸震災の時は、直後に防災グッズの需要があったのでお店もたくさん仕入れていたが、しばらくしたら「不良在庫」となって安売りしたりしていた)



いつ何が起こるかわからないので、週末の2日間は家で缶詰生活。

当初は緊急地震速報に驚いていた子供たちも、徐々に「音が聞こえたら安全な箇所に逃げ込む」というゲームのように捉え、楽しみ始めた。


ラジオで不協和音がなると、キャーキャー笑いながら「安全」だと教えてある場所に逃げ込む。

親もそこに行って、皆を抱きかかえる。これがまた嬉しいようだ。

こんな状況の中でも笑いが絶えないのはありがたい。



とはいえ、電気がないからとテレビをほとんど見ないのは、子供たちにとっての一番の不満のようだ。

電力需要が少ないはずの時間帯を狙ってなら、僅かな時間テレビを解禁している。

(普段からハードディスクレコーダーを使っているので、放映時間、という概念は余りない)



長男(6歳)は、稚拙な概念ながら、これが大惨事である事を理解している。

長女(3歳10ヶ月)は、まだ惨事と言う概念はないようだ。新聞写真などを見ても「おうち燃えてるー」程度で、人の生き死にと言う想像には至らない。

次女(1歳10ヶ月)に至っては、なぜ毎日外出できないのか理解できず、玄関を指差したりして外に出たい意思を表明する。




月曜日。輪番停電の開始。

政府の「通勤通学の自粛」要請を受け、市でも保育園の保育自粛を決定したようだ。

保育園から連絡網で、可能なら自宅待機を、と通達があったため、自宅待機とする。


状況把握のためにラジオは手放せないが、外遊びも行うことにする。

といっても、家から 5m のところにある広場だけ。

それでも、近所の保育園友達が遊びに来ていて、皆で楽しそうに遊んでいる。


自分は通勤も何も、普段から自宅で仕事をしている。

しかし、この日は交通網が大混乱だったそうで、遭遇した方はお疲れ様。



初日は、うちの停電時刻は、15:20~19:00 の予定だった。

このうちの最大3時間、なので、4時前に夕ご飯を作ることにする。

もし 15:20 から停電が始まってしまった場合は、18:20 には終了するので、それから料理をしても良いだろう。


米は、うちの炊飯器は釜が厚いので、炊き上げてから電気を消しても、2時間くらい暖かいまま。

おかずは密閉容器に入れて、電子レンジで温めた「ゆたぽん」と一緒に保温バッグへ。


結局、この日の停電は見送られたが、2時間後の18時に食事を食べても、十分な暖かさを保っていた。

震災当日に「暗闇生活」も経験しているし、料理にも問題が無いとわかった。

工夫次第で当面乗り切れそうだ。




オール電化は昼間電力が高い、と言う理由でもともと家電品を余り使わないように心がけている。


電気ポットは使っていない。薬缶でお湯を沸かして、ポットに入れている。

ただ、このポット、某ホームセンターチェーンのオリジナルブランドで、1.8リットル容量を980円で購入したものだが、保温能力が低い。

というか、熱湯を入れたら外側が暖かいってダメだろ。熱が逃げているのが判るレベルなんだから。


そのため、普段から妻の手製の「服」を着せているのだが、先に書いた夕食時の知恵から、さらに保温バッグをかぶせるようにしている。


これと一緒に、有名魔法瓶メーカーの500ミリリットルの携帯用ポットも使用。

これで、3時間の停電の間、コーヒーを飲むのに困らないくらいのお湯は確保できている。



また、停電しない時でも、できるだけ節電には協力している。


震災以来、暖房(我が家は全部エアコン)は使っていなかった。

…過去形なのは、今朝4時半から6時に使ったから。今朝は寒かった(外気温0度)ので。

電力需要の少ない時間なので許していただきたい。



煮物を作る時、火が通ったら鍋全体を布で包んでおいて置くと、ゆっくりと具材に火が通り、おいしく仕上がる。

(料理の際、強い温度に晒しすぎると具材が固くなるが、それが起こらない)


節電に協力するだけでなく、普通よりおいしく仕上がる。ただし時間はかかるけど。

キャンプ料理なんかだとよく使われる方法です。


まぁ、そんなわけで、多少の不便はあるけど、不満はない生活を送っております。



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あけましておめでとうございます  2012-01-05 10:10:47  料理 家族

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毎年のことながら、「営業開始日」になってやっとご挨拶です。

子供の世話していると、ゆっくりPCに向かえないから。


ゆっくりPCに向かえないので、年賀状も出していません。

これも例年通りのことだけど、くれた方たちすみませぬ。




今年のおせち料理。

豚の角煮、ゆで卵、鳥ハム、伊達巻、栗金団、松前漬け、いくら。

以上は僕が作ったもの。いくらは、秋に筋子から作って冷凍しておいた。

ゆで卵は、角煮の煮汁に漬け込んだもの。


田作り、酢蓮、菊の酢の物、煮しめ。

以上は妻が作ったもの。菊の酢の物は、秋に庭に咲いた菊で作って冷凍しておいた。


黒豆、白花豆、かまぼこ。

以上は買ってきたもの。正月用ではない、安物。



年末の29日に風邪で熱を出した。

翌日には治ったのだが、いろいろと計画が狂い、今年は、思いっきり手抜きをして作った。


角煮は、いつもは皮目を焼くことから始めるのだが、今年はいきなり煮込む。

鳥ハムも、塩や胡椒を刷り込まず、ただ袋に投入してもんだだけ。

伊達巻も金団も、レシピを調べず「適当に」調味料をぶち込んだ。


…そうしたら、今年のおせちは非常に味がよい。

いつもの「丁寧な仕事」はなんだったのかと思うくらいのできばえ。


来年からも手を抜こう。




2日に実家で親戚の集まり。

親戚と言っても僕の兄弟だが。


角煮、鳥ハム、栗金団、伊達巻を差し入れ。

角煮に八角を入れて煮たのが、「中華っぽい」と話題に。


スターアニスや紹興酒が余っていたから入れてみただけなのだけど。

そんなのが「余っている」時点で普通ではない、僕が凝り性だ、まめだ、と話のネタにされる。



実家の長兄は、毎年カレーを作って待っている。

子供も来るので余り辛くしない、というのが常なのだが、今年はうっかり辛くなってしまったらしい。

しかし、これが非常にうまい。


「みんなに食わすから、鶏がら買ってきてスープから作った」そうで…

さっき、長兄に凝り性だと笑われた気がするが、同じ血だ。



今年は次姉の家は時間がなく、おせちを余り作れなかったそうだ。

しかし、毎年おいしい差し入れを持ってくる。


次兄は料理は余りしない。

しかし、一連の話をしていた中で、「そういえば、年末の年越しそばは常に次兄の担当だった」という話題が出る。

そういえばそうだった。そして、次兄にそばを作らせると、非常にうまかった。



なんのことはない。

兄弟みな、料理が好きなのである。


おそらく、死んだ父が台所に気軽に立っていた影響が大きい。

男だから、と言う抵抗感は皆無。


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土用に鰻を食べる理由  2012-06-25 16:48:56  料理 家族

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子供番組を見ていたら、「夏」から連想するものを集めたクイズのようなものがあった。


その中に、「土用の丑」という言葉が出てきて、イメージ映像としてうな丼が表示された。


7歳の長男の疑問。「土用ってなに?」



さて、なかなか奥の深い質問だ。

うなぎが高価になって庶民には手が出ない、とか騒がれているけど、何で土用にうなぎを食べるのか、そもそも土用とは何なのか、理解している人はどれほどいるのだろうか。




長男はポケモン好きなので、ポケモンのバトルで「相性」があることは知っている。

そして、そもそもこのポケモンの相性が、五行思想をベースに設計されていることは教えたことがある。


小学校2年生で、五行って木火土金水のことでしょ? って知っているのはそれほど居ないと思う。

もっとも、長男も言葉として知っているだけで、あまりちゃんとわかっているとは言いがたいが。



西洋には四元素論があった。


火水土風の4つが世界を形作っている、という思想だ。

RPGなどのファンタジーでも、4つの精霊が出てくることは多い。


4つの元素ですべてが作られているから、適切に混ぜ合わせれば、別の物質を作り出せる、と考えた。

金を作り出そうという錬金術もここから生まれたものだ。


錬金術の発達により、この思想は間違っていたことが明らかになるが、それはそのまま現代化学の基礎となった。



東洋には五元素論がある。これが五行思想だ。

四元素論は「すべての物質は四元素から作られている」と考えたが、五行思想はそれとは少し違う。


五行思想では、世の中のすべてのものは、五行で「分類できる」と考える。

あくまでも分類であり、混ぜたら別のものに変わったりはしない。


五行とは、先に書いたが木火土金水の5つだ。


中国では、人々が生活するところは「土」だった。

東に行けば海に近づき、豊かな自然が広がった。これは「木」だ。

逆に西に行けば砂漠だ。黄色い砂は「金」だ。

南は暑い。単純に「火」。そして、逆である北は「水」。


一説によれば、この方角観が五行思想のベースになった、といわれている。



五行は、それぞれ「強い」「弱い」「産み出す」などの関係がある。

水は火に強い、土は水に強い(水を吸収してしまうから)、木は土に強い(根を張るから)など、それなりの理由があるが、ジャンケンよりややこしい関係になっている。


そして、この相性はポケモンの相性のベース概念となっている。




以上の部分までは、以前に長男に教えていた部分。


今回教えたのはここから。



五行は季節にも当てはまる。


草が芽吹き、木が茂る春は「木」。

暑い夏は「火」。

稲穂が黄金色になる秋は「金」。

寒い冬は「水」。


さて、あまった「土」はどうするか?

これは、それぞれの季節の変わり目に入れられた。

だから、年に4回ある。


土をもちいるから、土用。

この時期は体調を崩しやすいとされ、特に夏は栄養のあるものを食べる。


今では、夏以外はあまり「土用」を意識しない。



まぁ、小学生に教えるならこれで十分。




さて、なぜ「土用は体調を崩しやすい」のか。


先に、五行には「産み出す」関係もあると書いた。この順番は、木火土金水、の順になっている。

このとおりに進んでいれば、自然に生み出されるものなので、なにも問題は起こらない。


ところが、季節の変わり目に「土用」を入れると、話がおかしくなる。

夏から秋は「火土金」と進むので、順当だ。それ以外の季節は順当でなくなる。


特に深刻なのが春の「木」から「土」に進むときだ。木は土に強い。

新しく来る「土」の季節を、前の季節である「木」が阻もうとする。


四季の移り変わりは、自然の一部である人間にも当然やってくる。

体が「木」から「土」にうまく変われないせいで、体調を崩す、と考えられた。



この場合、「土」が木に対して弱いことが問題になっている。

そこで、体に「土」の力を蓄えることが重要、と考えられた。



五行はまた、主要な家畜も分類している。

土は大きく、動かず、力強いものである「牛」が当てられている。


つまり、土用には牛を食べることで、体調を整え健康に過ごすことができる。


ところで、十二支にもまた、五行が当てられている。「丑」は土である。

土の力を強めたいのだから、土用の中でも「丑」の日に儀式を行うと良い。



まぁ、実際のところ肉が貴重だった時代に牛なんて食べれば、精力が増しただろう。

暑くなり始めてて疲れを感じた頃に牛を食べれば、その後の暑い夏も乗り切れたと思う。




中国から日本に五行と陰陽が伝えられたのは平安時代。


平安時代と言えば、どちらかと言うと「陰陽道」の方がメジャーなイメージがある。


でも、五行も一緒に使われていた。

五行と陰陽を組み合わせると、組み合わせが「10」となり、十進法や「十干」と相性が良いためだ。


#先に「十二支」を書いているが、十干と十二支を組み合わせて「干支」(えと)と呼ぶ。



ところで、日本では、平安以前の飛鳥時代に仏教が伝来し、肉食禁止令が出されている。


もっとも、禁止されてもみんなこっそり肉を食べたりしていたようだ。

ただ、表向きは肉食禁止なので、「うし」と言ってはいけない。「うのつくもの」を食べるのだ。


さて、平安時代には貴族のものだった陰陽道は、江戸時代には庶民にまで広まっていた。

つまりは、夏前に「牛」をたべると良い、と多くの人が考えていた、ということだ。



江戸時代には戸籍制度はないが、「檀家制度」として事実上の戸籍が作られていた。

すべての家は、どこかの寺の檀家となっていて、寺では家ごとの家族構成を把握していた。


檀家になっているということは、すべての人が「仏教徒」だということにもなる。もちろん、肉食は禁止だ。

そしてもちろん、庶民はいろいろと言い訳をして肉を食べるし、坊主だって落語のねたにされる程度には食べる。


やはり、うしを食べるときは「うのつくもの」と呼ぶ。

土用の丑には「うのつくもの」を食べると良い、という習慣は、庶民にまで広がっていた。

ただ、うしは禁止されているだけでなく、高かった。庶民にはなかなか手が届かない。



いつしか、「う」が付けば何でも良いことになった。うめぼし でも、うり でも うの花でも。

しかし当然、こうしたもので精力が付くはずもない。単に「う」が付けばよい、というのでは、ただの まじない だ。


…と、ここまでの話が元になって、あとはよく聞いたことのあるストーリーとなる。



本来冬が旬であるうなぎを、なんとか夏でも食べてもらいたいと思ったうなぎ屋の主人が、平賀源内に相談する。

一計を案じた源内は、土用の丑の日に、うなぎ屋の前に「本日土用丑の日」と大書する。



この部分だけを紹介して「だから、土用丑の日に うなぎ を食べるようになった」という話が多いのだけど、これだけだと全く意味不明だ。

この話の裏には、上に書いたような長い前知識が必要なのだ。



というか、江戸の庶民は聞きかじりレベルではあっても、みんな五行説を理解していたのだ。

それでないと「本日丑の日」だけで「う」の付くものを食べようとは考えない。


この点においては、意味不明の(源内が~って)説明で納得してしまう現代人よりもはるかに知識レベルが高い。




ちなみに、うなぎ と うめぼし は「食い合わせが悪い」食べ物とされている。

この理由も「う のつく食べ物」としてバッティングするためじゃないかと思っている。


「食い合わせ」という概念は、貝原益軒が1712年に「養生訓」の中で提唱したものだ。ただし、ここでは「銀杏に鰻」となっている。


源内は 1728年~1780年の人なので、養生訓よりも後の時代であるが、おそらく「銀杏」が「うめぼし」に変わったのは、「う のつくたべもの」として うなぎ がメジャーになったためではないかと思う。


それ以前は、うめぼし が普通に食べられていたのだから。




今では鰻は夏に食べるものになってしまったけど、しらす不漁で値段が高い。


業界としては、通年商品にして需要を分散したいようで、「土用は年に4回ある」と、春の土用に一生懸命宣伝をしていた。


一方、牛肉業界は「丑の日に牛を」と売り込んでいる。


一般的には、鰻業界の宣伝のほうは「まともな主張」で、牛肉業界の宣伝のほうは「ただの駄洒落」に思われている。

でも、歴史的意義を考えると、むしろ後者のほうがまともだったりする。



まぁ、「まともであること」と、年に一度くらいは鰻食いたいという気持ちは別物。


自分は鰻好きなのでできれば食いたいが、余り高価なら無理して食べないでもいい。

その程度の情熱しか持ち合わせていない。


2013.8.1 後日追記

この日記を書いたときは、まだ鰻は「高いだけ」でした。

今では絶滅が危惧されています。


「食文化を残す」ことは大切だと思いますが、ならばちゃんとうなぎ屋に行きましょう。

スーパーや牛丼屋で手軽に済ますのであれば、絶滅に瀕している生き物を食べるべきではない、と思います。



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食育フェスタ  2012-11-12 10:59:34  料理 家族

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先週土曜日は、毎年恒例、子供の通う保育園の「食育フェスタ」。


まぁ、いわゆるバザーだな。普通と違うのは「食」をテーマにしていること。


元々、初代園長が「食育」に力を入れていたのだそうで、最初の食育フェスタは40年前に遡るらしい。

もっとも、当時は食育、と言う言葉もなく、「バザー」の一環で食べ物とかを売っていたらしい。




保育園のPTAは何らかの行事の手伝いをすることになっているが、僕は毎年食育フェスタを手伝っている。

料理するの好きだからね。


最初の年こそ餅つき係だったけど、それ以降はずっと焼きそば係。


焼きそばが一番大変、と言う認識なのだそうで、毎年10人くらい投入される。

僕はすでに「ベテラン」扱いにされているので、優先的に焼きそばに回されるのだ。




数年前までは、年中行事のほとんどを「PTA本部」が仕切っていた。

しかし、このやり方は本部の役員に非常に負担がかかる。

数年前、前PTA会長ががんばって組織の大幅改革をした。


現在は、運動会、食育フェスタ、卒業式、卒業文集がそれぞれPTA本部の下部組織として委員会になっている。

改革をした最初の年は、慣れないことだらけで大混乱だった。

しかし、数年たって前会長の努力は結実している。


昨年も、トラブルが少なく手際がよくなっていると感じたが、今年はさらに手際が良い。

焼きそばだけでなく全体の話ね。


焼きそばだけで言えば、委員会になる前までは、毎年売れ残りが多数、材料の配分が悪く、最後は野菜炒めを作る状態。

(これは当然売り物にはならず、終了後の打ち上げに供される)


委員会になった最初の年は、仕入先が変わって安い焼きそばを購入したら、粉末ソースが付いてなかった。

このため味が薄くなり、不評だった。



が、委員会は「そのことだけを専門に行う」ため、効率よく研究が進み、知識が蓄積する。

毎年反省点が記録され、同じ失敗を繰り返さないようになった。

(PTA本部がすべてを行っていたときは、わかっていても手が回らず、同じ失敗を繰り返した)


委員会前は、調理の下準備ができていなかった。

調理する傍ら、肉と野菜と麺を「20食分」測り(といっても、計量器はなく目分量)、調理していた。

朝の支度にも手間取り、焼き始めは開園してから。

最初からお客さんを待たせている状態なのに、昼ごろには「先生とお手伝いの昼ごはんの分」も頼まれ、お客さんを非常に待たせることになった。


今は、調理前に食材は「1回分づつ」に小分けして袋に詰められ、調理に専念できる。

的確な指示で朝の準備が終わり開園30分前から調理を開始できる。

これによって、関係者の昼ご飯分はストックしつつ、すぐにお客さんに対応できる。

昼時にはさすがにお客さんを待たせることになったが、長時間は待たせない。

食材の残りも出ず、綺麗に売り切った。




手際よく作られた料理は、味も良い。

毎年、焼きそばは「去年よりおいしかった」と言われるようになった。


#薄味で不評だったときの記憶が残っていて、そこと比べられている気もするが。


委員会の方に喜ばれたが、焼きそば担当としても、委員会が支えてくれたから気持ちよく調理できた、と言う気持ちがある。


委員会の方々にも余裕が出てきた。

最初の年は、終了後の打ち上げで感極まって泣いていたけど、ここ数年は朗らかに笑っている。



ところで、この保育園は地域とのつながりが深く、すでに子供が卒園したのにOBで手伝う人が多い。

一番のベテランは、この保育園の卒園1号というお年寄りだ。毎年焼き鳥を焼いて、売り上げを寄付してくださる。


前PTA会長も綿菓子を作っていた。(この綿菓子も、年々技術が上がっておいしそうに作れるようになった)


打ち上げでビールを飲みながら、あのとき苦労して委員会を分けた成果がそろそろ出てきましたね、と話しかけるとうれしそうだった。




これ、何気ない話だけど、仕事の委譲方法としていい事例だと思う。


形態を変えると、最初は経験が無い人がやることになるので混乱するし、周囲も反発する。

でも、その成果は必ず数年後に現れる。


PTAなんて、会長職も数年しかできない。

長いスパンで物事をみて仕事に取り組む、なんて面倒を起こすより、自分の代を波風立てずやり過ごすほうが楽に決まっている。


でも、前会長はあえて波風を立てたし、その成果が出る頃にはすでに会長をやめている。

前会長がこういう改革をした、と言うことすら、知っている人は少なくなっている。



誰に感謝されるわけでもなく、皆が笑える状態になったことを見て満足している。


これって、すごいかっこいい仕事の仕方だなぁ、とおもう。




ところで、年々手際がよくなって、唯一残念なのは、売れ残りが打ち上げで供されることがなくなったこと。

焼きそば担当の人は、「お手伝いのお昼ごはん」は焼きそばではないのね。カレーをもらえる。

(他の係りの人は焼きそば)


なので、焼きそば担当は焼きそばを食べないまま終了したりするのです。


#今年は、焼きそば担当の一人が「自分の金で買っておいた」と提供してくれました。

 なので、焼きそば担当全員、作った焼きそばの味を知っております。



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こんにゃく  2012-11-16 16:25:17  料理

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先日、区民祭りで山形の玉こんにゃくを買い食いした。


うちの子はこれをいたく気に入り、また食べたいといった。


特に長女はこんにゃく好きで(長女の食の好みは大人びていて、少し苦いものも好きだ)、以前から近所の店で売っている(食材としての)玉こんにゃくを、いつか買ってやろうと思っていた。


じゃぁ、家で作ろうか、と買出しに行く。

200g の袋と、1kg の袋がある。なんでこう極端なんだ。

200g じゃ家族5人で食べたら一瞬だろうと、おそるおそる 1kg の袋を買う。


こんにゃくだけでは、おやつにはなっても夕食のおかずとしてはさびしいと思い、鶏肉を入れた。


「おいしい」と大好評で、夕食2回でなくなった。




こんにゃくは味が染みにくいので、1日目も時間をかけて料理した。

(時間だけかけているのがミソ。手間はかかっていないので大変ではない)

でも、2日目はもっとうまかった。


おいしかった、また食べたい、と言う声に加え、妻が「つゆが美味しかったので、これで大根を煮たい」という。


えーと、じゃぁもう一度、今度は大根入りで作ろうか。


…というわけで、以前のつゆに継ぎ足して、さっそく先ほど作った。

味が染みるのをまって、今日の夕食になる予定。


男の料理」のコーナーもぜんぜん更新していないが、ここにレシピを記しておこう。




・玉こんにゃく 1kg 。実は業務スーパーブランドの安物。

・鶏もも肉 1kg 。これも、業務スーパーで 2kg の冷凍品を半分にした。

・大根1本。先日保育園の食育フェスタで地元野菜を買った。


・砂糖たくさん

・醤油たくさん

・すりおろし生姜(チューブで十分)それなり

・水


1)

こんにゃくは、沸騰したお湯で少しゆでる。臭み抜き。30秒くらい。

ゆでたら水を切る。


2)

こんにゃくをフライパンで乾煎り。水分を飛ばして味を染みやすくするため。


3)

こんにゃくを大きな鍋に、新しいお湯にひたひたくらいにつける。

入れたら砂糖ドバー。たっぷり入れよう。軽く混ぜておく。

味が染みにくいこんにゃく、特に染みにくい砂糖をゆっくりしみさせるため。


4)

鶏肉を一口大にきって、フライパンで炒る。油は不要。

完全に火を通す必要は無い。表面が白くなったら、3) の鍋に入れる。

1kg もあるといっぺんにはできないから、2~3回に分けて行ってよい。


5)

大根を乱切りにして、3) の鍋に入れる。

水をどばどば入れて、大体食材がつかるくらいに。

あとで醤油入れてひたひたになるくらいにしたいから、水はちょっと足りないくらいに。


6)

火にかけて沸騰したら、もういちど、砂糖ドバー。

こんにゃくは味が染みにくいから、つゆは味が濃い目くらいでよい。

全体を混ぜたら、1時間ほど放置。

煮物はさめるときに味が染みるものです。


7)

もう一度火にかけてお湯を温める。

醤油どぼどぼ。すりおろし生姜を好みに応じて。

全体量が多いから結構多めに入れないと味がしません。


料理の「さしすせそ」の「さ」は砂糖、「せ」は醤油(せうゆ)。

醤油を入れると塩分で食材が固くなる。砂糖は分子量が大きいので、固くなった食材には染みない。

だから、先に砂糖だけで1時間ほど置いた。面倒でも時間を置くこと。


で、また1~2時間放置。


8)

味を染み込ますために、もういちど温めて1~2時間放置したいところ。


9)

食べる前にもう一度温める。

こんにゃくは熱いほうがうまい。




先に書いたとおり、1度目は大根入れないで作った。

鳥の皮から油・コラーゲンが出るし、鶏肉からものすごい出汁が出る。

これだけ鶏肉入れれば、立派なチキンスープだよな。


こういう、濃厚な動物性の出汁には、あっさりした大根が良く合う。


それが、妻の「大根煮たい」発言に繋がる。

ぶり大根がうまいのと同じ理屈。


つゆがたっぷり余ったら、ごはんをいれて雑炊にするのもうまいと思う。



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クリスマス  2012-12-26 13:45:03  料理 家族

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クリスマス

最近、テレビ東京で世界の料理ショーを再放送している。

子供の頃、良く見ていたなぁ…。良く考えると、僕が料理をするようになったきっかけは、この番組じゃないかしら?


子供たちにも見せてみると、大人気。

何を作っているのか、何をしているのか、良くわかっていない。でも、適当に笑いを取りながら料理をしているグラハム・カーが面白いようだ。


世界の料理ショーでは、良くオーブンを使う。「魔法のオーブン」だ。

番組では、上のオーブンに料理を入れると、たちどころに焼けて下から出てくる。


で、子供たちが、オーブンで料理したいという。

おりしもクリスマスが近かった。じゃぁ、ローストチキンを作ろう。




クリスマスの前日に、自転車で商店街に行って丸鳥を探す。


クリスマスだから、どこかで売っているだろう、とは思っていた。

でも、当日に行って売り切れ続出でも困るし、子供をつれて捜し歩くのも大変なので、前日に一人で行った、というわけだ。


迷うことなく、いつも行っている肉屋で売っていた。100g 108円。胸肉も骨も付いているのに、腿肉と同じ値段だ。高い。

まぁ、丸鳥は輸送コストもかかるだろうしいいだろう。購入。1200円くらいだった。


その足で八百屋に行く。紅玉を売っていたので購入。


あとは家にある材料で。




当日。昼ごはんを食べた後、子供たちと料理開始。

といっても、まずは鶏肉に塩胡椒を塗りたくるだけ。子供は喜んで手伝った。


「下にあるの足?」と聞かれるが、逆さまにおいてあるのでそれは手羽だ。

「耳みたい」と言っている、上に突き出ているのが足。


「ここの穴何?」と首のあったところを指差す。

そこは鶏の首があったところで、鶏を殺すときにはそこをぶった切るのだ、と教える。


今まで無邪気にはしゃいでいたのに、殺す、と聞いて神妙になる。

「何でそうやって殺すの?」と8歳の長男。


肉に血が残ると、美味しくなくなるからね、と教える。


生きているものを殺して食べないと、人は生きていけない。

殺すのであれば、美味しく食べてあげないと、鶏がかわいそうだ。


それに、鶏だって当然死ぬのは嫌だ。だから、殺すときは苦しまないように、すぐ死ねるようにしないといけない。

どんな動物も、首には多くの血が流れている。ここを切ると、すぐに死ぬし、血が残らないので肉が美味しくなる。

だから、首を切り落とすのが、一番やさしい殺し方なのだ。



この話を聞いて、5歳の長女、3歳の次女も、なんだか神妙。

塩胡椒を塗っていた手が止まっている。


「美味しく全部食べてあげようね。そのためにも、しっかり味付けなきゃ」というと、笑顔になって、また塩胡椒を塗るのを再開。


さらに、庭で取れたローズマリーを乾燥させた葉をまぶし、しばらく置いておく。




子供と公園に遊びに行き、帰っておやつをたべ、少しテレビゲームをして遊んだ。

4時半になり、そろそろ夕食の準備を、と思ったが、長女は「手伝わないでいい」と長男と一緒にゲームに夢中。次女は寝ている。


一人で続きを始める。


小さめの玉ねぎ2個をスライスし、フライパンでよくいためる。

紅玉1個の皮をむいてスライスし、これも良くいためる。

にんにくを1/3玉ほど、皮をむいて乱切りにし、これもいためる。


3つをボールで混ぜ合わせ、さらにレーズンを入れる。


これを鶏の腹の中に詰める。

先に火を通したのは、腹の中は案外火が通らないため。


高校生の頃に七面鳥の丸焼きに挑戦したことがあるが、オーブンの中で火が通るだろう、と生のにんじんや玉ねぎを突っ込んで失敗した。(後で火を通して食べたけど)


ボールの食材は、全部は入りきらなかった。というか、多めに作ったのだけど。

玉ねぎを中心に残すようにして、オーブンの天板に敷く。その上に鶏肉をおく。


周囲に、生の野菜などを置く。

玉ねぎ2個を、4つに割っておく。にんじん2本を乱切りにしておく。


紅玉2個を、皮付きで8個に割って芯を取り、おく。

芯抜き器があれば、丸ごと芯だけ抜いて置きたいのだけどね。


小さなジャガイモが2個あったので、これも芽だけとって2つに割り、皮ごと置く。



バターを塗って…と思ったら、固くてうまくぬれない。本当は電子レンジで溶かしたほうが良いのだが、作業しながらすでにオーブンの余熱をやっていたものだから。手際が悪い。

バターは上に置く事にして、オリーブオイルを塗る。


で、200度に暖めたオーブンに入れて20分。

天板を逆にいれ(つまりは鶏を逆向きにし)、油も塗りなおし、さらに20分。

最後に、220度に温度を上げてさらに20分。



…これ、3回に分ける必要ない。

ネットで調べたレシピが3回に分けていたのでそうやって見たけど、このやり方は七面鳥の焼き方だと思う。


七面鳥は油が少ないので、こまめに油を塗らないと乾燥して不味くなる。

鶏は油も水分も多いので、これほどこまめにやらなくて良い。




出来上がったら天板に落ちた油でグレイビーソースを…とネットのレシピにあるが、油なんてほとんど無い。

ほんのわずかなものをかき集め、適当に醤油と塩胡椒を入れ、片栗粉を入れてソースにする。


完成。


オーブンにいれたらすぐ焼きあがる、と思っていた子供たちは、1時間も待たされて「お腹すいた」「早く食べよう」とうるさい。


パンとシャンパンと、シャンメリーとぶどうジュースを用意して、クリスマスディナーの開始。


肉を取り分けようとナイフを入れたら、皮を切った途端に肉汁があふれ出す。

そうか、本来これでソースを作るのか。


去年まではローストチキンは買ってきていた。

今年作ってみて、手間を考えると買ってきても安いもんだ、と思っていた。



でも、食べてみるとぜんぜん違う。作りたてのほうがはるかにうまいとわかった。

肉だけでなく、付け添えも一緒に作れる、というのも良い。


時間をかけて焼いた玉ねぎは甘くて美味しいし、焼いた紅玉は酸味があり、鶏肉に良く合う。

子供たちもすごい勢いで食べ、あっという間に肉はなくなった。




この料理、途中写真は撮ってあるので、気が向いたら料理コーナーを更新したいところ。

何年もほったらかしなのでね、あのコーナー。



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あけましておめでとうございます  2013-01-01 14:38:30  料理 家族

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あけましておめでとうございます

今年はめずらしく、元日に新年の挨拶をすることができております。

末娘が3歳になって、近くにいなくても遊んでいられるようになったため。




今年のおせち。


焼豚、と呼ばれる煮しめ豚。一緒に味付けゆで卵もつくる。

錦玉子、伊達巻。…卵料理が多いな。

伊達巻は例年卵焼き器でつくっているが、今年はオーブンで天板に流し込み、大きく作ってみた。焼目が付かないのが不満だが、市販品のように大きく作れたのは成功。


栗金団。今年は長女(5歳)と次女(3歳)が裏ごしを手伝った。

親戚からは「芋羊羹みたい」と言われることも多いが、今年は柔らかめに作れた。


いくら、数の子入り松前漬け。

いくらは例年と同じく、秋のうちに筋子から作って冷凍しておいた。

長男は魚卵が大好きでよく食べる。いくらは他の子も大好きでよく食べる。


食用菊の甘酢漬け、紅白なます、酢バス。

これも長男が酢の物大好きなのだが、なぜか酢バスはあまり好きでないらしい。


田作り。例年妻が作っているが今年は僕が作った。

妻が作るものは、ピーナツをいれ、飴がけにしない独特のものなのだが、作り方がわからないため適当。

(ほとんど炒り子とピーナツを乾煎りしただけになっている)


煮しめ。こちらも例年妻が作っているが、今年は材料をいくつか切っただけで中断していたので僕が続きを作る。


以上は僕が作ったもの。


紅白かまぼこ。

クリスマスが過ぎた直後に、88円の夕月かまぼこを買っておいた。

年末になると値段が跳ね上がるからね。


白花豆、黒豆。いづれも買ってきただけ。

白花豆は子供たちみんなの好物で、普段の食卓にも欠かせない。



以上、盛り付けたら妙に場所が余ってしまい、右下のお重(ポンデライオン重箱だ)がゆで卵のみでスカスカ。






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いろいろ書きたいなぁ  2013-01-31 17:15:45  コンピュータ 料理

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ずいぶん長いことほったらかしのページだが、いろいろ書きたいなぁ、と思ってはいる。


仕事が忙しくて現実逃避したいだけかもしれない。



算数コーナー、虚数と複素平面の話を書きたい。

最終目標である、マンデルブロ集合の理解のためには必須だからだ。


ネットで調べると、虚数が何の役に立つかわからなくて、勉強するモチベーションが維持できない高校生は多いようだ。


虚数、むっちゃ役立つよ。日常生活にすごく浸透しているよ。

惜しむらくは、計算がブラックボックスになってしまっていること。


現代の生活は、虚数がなくては成り立たないといっても過言ではない。

でも、その計算はいたるところに組み込まれたコンピューターが勝手にやってくれているので、虚数が利用されていることに気づきもしない。


もちろん、虚数のことを知らなくてもその機械は使えるわけだ。


でも、そんなことを言ってしまうと、掛け算すら勉強する意味がなくなってしまう。

いまどき、ちょっとややこしい掛け算ならすぐ電卓を使えるわけで。


虚数はすごく役に立つ。知らなくても大丈夫だけど、ちゃんと役立つし面白いから勉強しましょう。



虚数、というか、虚数を含む「複素数」の話だな。

そして、複素数平面を紹介して、話はマンデルブロ集合へ進む予定。



そのあとはフーリエ変換も書きたいなぁ。

これも非常に面白い話。


フーリエ変換を書くなら、当然「この世で最も美しい数式」であるオイラーの公式も登場するしね。


日常生活に浸透している、という意味では、マンデルブロよりもフーリエ変換だな。

だから、順序は逆になるかも。




OldGood COMPUTER!! も更新したい。

一番書きたいコーナーなのにすっかり更新が停止している。


停止している理由は、変なプレッシャーからなのだ。

このサイトを書き始めた時は誰も気にしていなかった Jobs が、その後有名になり、死んで、直後に伝記本が発売になり、すっかり英雄になってしまった。


面白おかしく書こうと思っていたのに、うかつなことを書いたらファンから苦情が殺到しそうだ。



とりあえず、歴史の話は疲れるので軽い話題をやりたいと思っている。


たとえば80年代のデータ保存機器の話。

音楽用カセットテープに保存していた、と妻に話したら、最初は信じてくれなかった。

(もう10年以上も前、妻と知り合ったころのこと。その後論理的に話して理解してもらえた)


今の人の多くは、8 inch 「標準」フロッピーディスクすら見たことないんだよなぁ。

このフロッピーから、QuickDisk を5枚自作できる、なんて話を覚えている人がどれくらいいるのか。



一番書きたいのは、記録媒体よりも、「そのコピーを作らせないための技術」のほうかな。

少し前に CCCD っていう、CD のコピープロテクトがあって…大々的に失敗していたけど、カセットテープや Disk の時代はいろいろと面白いプロテクトがあった。


あの話を書きたい。




たとえばスプライトの進化の話。


自分が使ったことあるのは、MSX から SEGA SATURN までだ。

X68k は使い込んだから思い入れがあるが、PC-88VA とか FM-Towns のスプライトも味があって捨てがたい。


スーパーファミコンが、スプライトの優先順位の先頭位置を変える機能があったなんて、どれくらいの人が知っているだろう?

(ファミコンのときは「ちらつき」をソフトで作っていたが、スーファミではハードでちらつかせることができる)


でも、あまり個別論に入ると面白くないので、概説のみになる予定。


実は、これは軽く原稿を書いてみてお蔵入りしている。

スプライトは「画面表示」の一部機能なので、先に画面表示の話をしないといけない、とわかったから。




あと、料理コーナーね。

以前にも日記に書いたけど、昔よりもずっと料理を作るようになった。


ただ、「男の料理」というよりは、「主夫の料理」になっちゃってるけどね。

冷蔵庫にあるもので、ちゃっちゃと料理する感じ。わざわざ人様に伝えるほどのものではない。


それでも、時々「これは」と思うようなものがあって、自分のためにもレシピを記録しておきたいと思っている。


去年のクリスマスの鳥とかね。




と、取り留めなくだらだら日記に愚痴を書いてみた。


実のところ、そろそろ更新復活したい、と公言して自分を追い込んでいるのだ。

あと、うかつなことを書いても総攻撃しないで、という言い訳(笑)



子供が大きくなってきたので、土日に多少、時間が取れるようになってきた。

上に書いたように「スプライトについて用意した原稿」はこの時間に書いてみたもの。


平日は仕事で忙しいけど、土日くらいは個人的な作業をしてもよいかと思ってる。

ただ、時間はやはり少ないので、ゆっくり更新になるだろうけどね。


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文旦  2013-02-03 10:49:59  料理

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文旦

文旦を6つ、いただいた。


文旦って、名前は知っていたが食べるのは初めてだ。いただいたことは喜んだが、少し戸惑った。

とりあえず、普通にむいて食べればよい、といわれたのでそうしてみた。剥きにくい。


調べてみたら、文旦を剥くにはコツがあるそうだ。


赤道部分を一周、切り込みをいれ、親指をいれて皮を1周、少しづつ剥く。

つづいてぐるぐると何周も、深く剥いていく、無理をしなければきれいに皮がはがれる。


なるほど、面白い。


さて、中身を食べた後の皮がきれいだ。もったいない。


というわけで、文旦漬けを作ることにする。

いま水につけて苦みを取っているところ。


朝からつけているので、昼過ぎには料理開始してみようと思うが、完成は夜だろうな。



#写真は、一番上から みかん 八朔 文旦。

 子供は「ゆきだるまみたい」と大喜び。




午後になって追記。


10年も前に書いた自分のレシピを見ながら作ってみた。

書いた当時は料理慣れしていなかったので、どこかにあったレシピを真似しただけだったのだが、今見てみると結構無駄がある。


というわけで、料理ページのレシピを追記した。


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文旦の飾り剥き  2013-02-06 14:01:11  料理 家族

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文旦の飾り剥き

先日もらった文旦。


文旦のステキな食べ方のページを参考に剥いて食べた。


…最初検索したとき、2ページ目があることに気づかなかった。


2ページ目を見て驚愕。綺麗に剥いた皮に、房の皮を取った文旦の果実を詰めなおしている。

面白い。子供にウケそうだ。やってみよう。



自慢にもならないが、僕は八朔の皮とかを剥くの下手だ。

うまくいかないと恥ずかしいから、夕食後、子供がテレビを見ている間にこっそりやる。


でも、途中で妻に見つかった。

なにしてんの? と言われて、えーと、受けるかと思って…としどろもどろ。


でも、やろうとしていることは理解してくれて、手伝ってくれた。




で、できたのが写真のもの。

果実の背中の部分、筋が固くて残っているものもある。無理にはがしたら実が崩れそうで。


5歳の長女、3歳の次女にはウケた。

8歳の長男は、きれいとかかわいいとかよりも、デザートを早く食べたいようだった。


せっかくきれいに盛り付けたが、すぐに家族5人で分ける。

参考にしたページでは、これを豪快に一人で食べていたが、家族が多いとそんなことはできない。




翌日である昨日、次女が「今日も昨日みたいな、お花のデザートがいいなぁ」という。

盛り付けをお花に見立てたようだ。


妻は食事もせずに仕事中なので、僕一人で黙々と剥く。

…30分もかかったが完成。特に写真は撮らないがほぼ同じもの。


作っている最中に、長男が来た。

なにやってるの? というから「昨日と同じように作ってるんだよ」というと、「え! あれ作ってたの!? そういう果物なんだと思ってた」とのこと。


なるほど、道理で感動がないわけだ。



先日作った文旦漬けは、3歳の次女以外には大人気。次女には苦いらしい。


残る文旦は1個。今日の夜食べて終わり。

また、皮が3個分残る。


文旦漬けはまだ大量にある。次は何作ろう?


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メレンゲ  2013-02-17 14:16:44  料理 家族

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メレンゲ

後日追記:この日記の後、焼きメレンゲの失敗しないノウハウが溜まったので、料理コーナーにまとめを書きました


子供が卵かけ御飯が好きだ。


長男など、卵焼きやスクランブルエッグは嫌いだが、目玉焼きやたまごかけは好き。

卵かけの場合、長男の好みは全卵。長女は目玉焼き乗せで、次女は黄味だけ。それぞれに好みが違う。


そして、次女の分の白味が余る。最初は、中華風の卵白炒めとか作ってた。




焼きメレンゲを作ってみよう、と考えたのは、確か1月のはじめ。

ところが、僕は焼きメレンゲを食べたことはあったが、作ったことはなかった。


だいたい、僕の料理知識は日々の料理でなんとなく形作られたもので、本格的なお菓子とかは作りなれていない。


メレンゲを作るのは問題ない。ひたすら卵白を泡立てればよい。

簡単だからこそ、何も下調べをせずに作り始めてしまった。


砂糖も適当に入れる。あれ? これだけで大丈夫なのかな?

なんか粉入れるんじゃんかったっけ? といううろ覚えの記憶で、小麦粉を入れてみる。


…あっという間に、泡立っていたメレンゲがペシャンコに。

粉は入れなくてもよいが、入れる場合は片栗粉。この時点で調べたけどもう遅い。


まぁ、焼いたらそれなりにおいしい、不思議なお菓子が出来上がりました。


子供に「また作って」と言われた。失敗なんだけどな。




悔しいので再チャレンジ。

今度はレシピを見て、ちゃんと作る。片栗粉はなくてもよいようなので、砂糖だけで。


絞り袋なんてオシャレなもの、持っていない。レシピによれば「スプーンで落とすだけでも良い」とのこと。


カレーなんかに使う、大きな匙で天板に落とし、焼き上げる。

…焼きあがらない。泡は断熱性を持ち、ある程度の大きさになると中央に熱を通すのを阻害する。


そして、僕の一番大きな勘違いは、焼きメレンゲとは「焼いたメレンゲ」だと思っていたことだ。

これは名前のあや。焼きメレンゲはオーブン料理だが、焼くものではない、とこの時了解した。


オーブンは乾燥に使うだけで、非常に温度が低い。中まで火を通そう、なんて考えてもだめ。

乾燥させることが目的なので、体積に対して表面積を十分確保する必要がある。


つまり、できるだけ小さく作る。絞り袋を使って、口金で表面に筋をつけられればなおよい。



中まで火が通らない、大きなメレンゲの塊は、食べると歯にくっついておいしくない。

冷やしたら固くなって食べられるようにならないかな…と冷蔵庫に入れたら、全体が湿ってしまい、より悪くなった。


これはもう、どうしようもなかった。ごめんなさい。ごみ箱行きでした。




3度目のチャレンジ。

2度目のチャレンジは、べたべたとしてクッキングペーパーにもくっついてしまい、どうしようもなかった。


紙があると水分でくっついてしまうのかな? 鉄板のほうが、乾いたら素直に取れる?


わからないが、クッキングペーパーなしで焼いてみる。


水分と反応しにくい、片栗粉が入っていたほうが乾きやすいのかな、とも思って、片栗粉も入れる。


スプーンでは小さくするのに限界があるので、清潔なポリ袋で絞り袋を作る。

端をはさみで切っただけで、口金などはない。



これは、おいしく焼けた。

だけど、鉄板にへばりついた。無理にはがそうとすると崩れて、粉々になる。


何個か外してコツをつかみ、それなりの数を確保した。

一方で、結構な数が破砕された。


子供はおいしいと喜んで、粉までなめた。

「また作って」と言われた。失敗なんだけどな。




4度目の正直。


砂糖の分量をきっちり量り、クッキングペーパーも敷いた。

前回、ちょっと粉っぽくなった気がしたので、片栗粉は入れなかった。



片栗粉を入れなかったら、少し生地が柔らかくなって、絞っても形がまとまらない。

もしかしたら、泡立てが足りなかっただけかもしれないけど。


絞り袋を押さないでも、生地が落ちてしまうくらい柔らかい。

3回目に作ったときは大きさをそろえられたのだが、大きさがバラバラになった。


でも、はじめての成功。


子供に「また作って」と言われた。




5度目。


成功に気をよくして、別の味を作ってみようと思った。


ココアを入れる、というレシピを発見。純ココアを使うのがよいのだろうけど、ミルク入りココアでも大丈夫だという。


で、ミルク入りココアを入れたら大失敗。

泡が全部消えた。


絞り袋から何もしないで出てくる。4回目より緩い。

仕方がないから、後で割ることにして、クッキングペーパーの上に線で適当な模様を描く。


そのまま焼いたら、とりあえずおいしい、パリパリしたお菓子ができた。


「また作って」と言われた。失敗なんだけどな。




…というわけで、焼きメレンゲってこんなに難しいお菓子なのか、ってくらい失敗しています。

僕に製菓知識がないだけなのだけど、ここまで失敗するとは。


週に一度は子供のリクエストで卵かけ御飯をやるので、チャレンジするチャンスはまだまだある。

いつか「当たり前に成功できる」ようになるまで、挑戦は続きます。




おまけ。


先日、長男が全卵をかけるのをみた次女が「わたしも全部かける」と全卵かけに挑戦。


で、ごはんに混ぜてから「また余った白味でおかしつくってー!」


いや、余ってないから! 全部かけちゃったから!


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シュガーバニーズとマドレーヌ  2013-02-26 10:20:22  料理 家族

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シュガーバニーズとマドレーヌ

1年くらい前、次女が「シュガーバニーズ」を好きだった。


好きだった、と過去形なのは、最近は同じサンリオキャラでも、シナモンのほうが好きだから。


最初は、保育園の2歳のお誕生日会で、シュガーバニーズのコップをいただいたことだった。

この時は単に「うさぎさんのコップ」と認識していた。


1年半ほど前にピューロランドに初めて遊びに行くとき、事前にテレビ番組「キティズパラダイス」を見せて予習した。


ピューロランドに行った後も、番組は気に入ったので見続けた。

この番組の中にシュガーバニーズのコーナーがあったのだが、これが自分のコップのキャラクターと同じだ、と気づくのには2か月くらいかかった。


それ以降、しばらくシュガーバニーズがお気に入り。

認識したところに、たまたまガチャガチャでシュガーバニーズの腕時計を見つけ、自分のお小遣い(では足りず、親に借金して)購入。

さらにお気に入りキャラに。



じゃぁ、と思ってケーブルテレビでシュガーバニーズの番組がないか探す。

「シュガーバニーズ フルール」というアニメをやっていた。途中から見る。


後で知ったが、これはシュガーバニーズのアニメの第3作。

すでにキャラクターもかなり増えていたし、設定も複雑になっていた。

それを途中から見たので、よくわからないまま終了。



シュガーバニーズの第1作から見せてやりたい、と思い、ずっと番組表を探していたが見つからないまま。

いつか録れるように、サンリオ時間枠は録画する設定にして、半年以上が過ぎた。




ふと気づいたら、2月の頭からシュガーバニーズをやっていたらしい。

子供に見せたら大喜び。次女も喜んだが、何よりも長女が喜んだ。


最近はサンリオ枠を見ていなかったが(すでに見たものの再放送ばかりだったので)、実はサンリオアニメが好きだったらしい。



バニーズたちは、異世界から来た職人たち。子供たちと仲良くなる。

全部で14人もキャラがいるが、2人づつ組になっているので、職能は7種類。



バニーズの中心になっているのは菓子職人なので、主に「困っている子をお菓子で元気づける」話を中心に進むけど、話の内容によっては別のバニーズも活躍する。


子供たちは、同じ学校に通っていて知り合いではあるけど、どこかよそよそしい雰囲気もある。

しかし、途中から共通の目的をもって、お互いを意識しながら頑張るようになる。


どうも、この過程での成長物語になるようだ。

ようだ、というのは、まだ話の途中までしか見ていないため。




共通の目的というのは、小学生向けのお菓子作りコンテスト。


主人公の女の子も、お菓子なんて作ったことなかったのに、楽しそうだからやってみることにする。

そして、菓子職人のアドバイスをもらいながら初めて挑戦するお菓子は、マドレーヌ。


「マドレーヌなら初心者でも作りやすい」といわれて始めるのだけど、失敗しては作り直すことの繰り返し。


落ち込んだ主人公に、菓子職人が「手本」を焼いて見せる。

これを食べた子が、自分のマドレーヌに足りなかったものに気づき、もう一度挑戦する。



…これを見ていたら、強烈にマドレーヌが食いたくなった。




というわけで、冒頭に挙げた写真のマドレーヌが出来上がった。

いつも朝早く起きて家事をやっているのだが、妻にも内緒でこっそり作成。


「女子力すごい」と妻に言われました。

妻からは、男おばさん、ともよく言われます。



レシピはクックパッドにあったものを参照したので、作りたい方は適当に探すよろし。

急に思い立って作ったので、無塩バターなんてない。普通のバターで作れるレシピを使う。


一応、自分が参考にしたレシピでは、卵2個、砂糖 70g、薄力粉 90g、ベーキングパウダー小さじ 1/2、バター 90g、はちみつ 10g を使っていた。


でも、作り始めてからバターが足りないことに気づいた。

開封してないストックがあると思っていたのに、なかったのだ。


なので、バターは 35g。残りはオリーブオイルで作った。



マドレーヌは、ケーキとして考えると、バターが多めで、小さく焼くのが特徴だ。

これによって、自らの油分で揚がった感じになり、周囲が固く、中が柔らかい食感が生まれる。

だから、バターがなくても油を減らしてはならない。オリーブオイルを入れたのはそのため。



粉をふるうのは面倒なので、粉の状態で泡だて器でがしゃがしゃやって、空気を含ませる。これで十分。


卵に砂糖を入れて、泡だて器で十分混ぜる。電動泡だて器で手抜きした。

ここに粉を入れて混ぜる。


さらに、電子レンジで溶かしたバターを入れる。はちみつも入れる。よく混ぜる。


30分冷蔵庫で寝かせる…とあるので、その間に家事をやった。皿洗い。洗うのは食洗器だけど。


マドレーヌ型に油を塗り、小麦粉を刷毛で塗り、生地を流し入れる。

膨らむので少なめに、と書いてあったので、9割程度入れた。かなり膨れた。もっと少なくて良かったかも。


180 度で予熱したオーブンで 15分。完成。


朝ごはんの後で、子供たちと試食。おいしい。

「もっと食べたい」と言われたが、残りは夕食後のデザートである。



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