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2021-12-21 異臭症 その後メモ
2022-01-02 あけましておめでとうございます
2022-03-21 異臭症 ほぼ完治
2022-03-28 地震と電力逼迫
2022-05-23 多分だけど
2022-05-31 魔法使い
2022-06-28 梅雨明け
2022-07-12 参院選
2022-07-13 大学の時の話
2022-07-20 豪雨災害
2022-08-07 読書中…
2022-08-21 訂正:ジュピターの記事について
2022-09-15 忙しい
2022-09-20 超大型台風
2022-10-11 市民運動会
2022-10-16 六国見山登山
2022-10-21 ワクチン4回目接種
2022-11-10 マイナンバーカード
2022-11-24 プリンタ不調の顛末
2023-01-01 あけましておめでとうございます。
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時々書いている、コロナの後遺症の話。
前回は1か月半ほど前だったが、異臭症の症状として、匂いを感じる能力は戻ったのだが、フルーツの香りにゴムの匂いのようなものが混ざる、と書いていた。
今月頭ごろだから…2週間ほど前から、新たな展開があった。
フローラルの香りに、なにか「生臭い」匂いを感じるのだ。
デパートの中の化粧品売り場で生臭さを感じた。
一緒にいた妻に、その周辺にどんな匂いがあるかと聞いたら、強いフローラルの香りがあるが、嫌な臭いではない、とのことだった。
妻の考察。
ゴムの匂いにせよ、生臭さにせよ、硫黄系の匂いではないか。
何か硫黄のにおいに対応する嗅覚が、異常なのかもしれない。
なるほど。そういうこともあるかもしれない。
しかし、以前は感じなかった匂いを…もともと存在しない匂いなのだが、「感じるようになった」というのは、何らかの進展ではあると思う。
異臭症は徐々に回復していて、その回復途中で、若干の異常を生じているのだろう。
以上、病気のことは後で忘れてしまうと思うので、覚書のメモ書き程度に。
今日このタイミングでこの話題を書いたのは、また血液検査したから。
採血は先週やっていて、今日は結果を聞きに行った。
薬は功を奏していて、コレステロールの値は正常値になった。
このまま薬続けましょう、ということで、また2か月分が処方された。
次回は採血なしで、問診だけで処方箋出してもらえるそうだ。
こちらもついでにメモしておく。
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別年同日の日記
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毎年恒例の今年のおせち写真。
鶏ハム、豚の角煮(煮玉子も含む)、伊達巻。これが僕が作ったもの。
いくら も僕が作ったが、秋に筋子から作って冷凍してあった。
栗きんとんは、次女が中心になって長女も手伝い、最後の仕上げだけ僕が行ったもの。
松前漬けも次女によるものだが、すでに裁断した材料と、出汁汁がセットになったものを作っただけ。
酢蓮、煮〆は妻が作ったもの。
写真に写っていないが、金柑の甘露煮もつくった。
昆布巻、ままかり、ワカサギの甘露煮、かまぼこ、さくらんぼの練り切りは市販のものを並べただけ。
今年はコロナで初詣も親戚の集まりもなし。
家族でボードゲームなどしながら、のんびりと過ごしています。
先日のクリスマスプレゼントは、ナインタイル ポケモンドコダと、書籍「大人が楽しい トランプゲーム30選」。
ナインタイルは結構有名なパーティゲームだが、はじめてあそんだ。
単純なルールだがよくできていて、大人でも子供でも、初めて遊ぶ人でも楽しめる。
各プレイヤーには9枚のタイルが配られる。
その絵柄を、お題となるカードに描いてあるものと同じように、3x3 で並べるだけ。
一番早い人だけがポイントを獲得できる。
ただ、タイルは表裏に別の柄が描かれている。
このため、タイルをひっくり返して絵柄を見つける必要があるが、当たり前だが裏は見えないため必要な絵柄を素早く見つけ出すのは困難だ。
そして、「ポケモンドコダ」は、ナインタイルの絵柄を、ポケモンのキャラクターに変えたもの。
…なのだけど、これ、ちょっと遊びにくくなっていると思う。
元のゲームでは、幾何学模様なのでどちらから見ても良かったのだが、ポケモンキャラクターには「方向」があるため、テーブルを囲んで遊ぶときに、逆方向から見ている人が遊びづらいのだ。
大人が楽しい トランプゲーム30選 は、ボードゲーム販売店の「すごろくや」がまとめたもの。
有名な定番ゲームは載っておらず、有名ではないが面白いゲームや、近年考案されたものを中心にしている。
近年のものについては、ゲームの考案者の名前が記されているのだが、すごろくやが考えているものもあったりする。
1プレイにかかる時間も、5分程度から1時間超まで目安が書かれている。
まだ、せいぜい10分程度で終わるゲームしか遊んでいない。
また、ゲームによっては人数制限が厳しい(偶数人数でしか遊べない、4人限定、など)とか、トランプと別にチップを必要とするとか、遊びにくくする要素もある。
そういうものも、残念ながらまだ遊んでいない。
しかし、トランプは汎用性が高い。
…というのも、上の書籍に書いたゲームを色々と試していたのだが、結局定番ゲームも遊び始めてしまうからだ。
スピード、51は家族の定番ゲーム。
今年はこれに、対戦ソリティアが加わった。
同じサイズのトランプが2セット必要だからなかなか遊ぶのは難しいのだけど、あったので。
対戦ソリティアは、チェックめいと!という漫画で紹介されていて知った。
ソリティアって一人遊びの意味なのだけど、それで対戦するゲーム。
非常に面白い。
遊ぼうと思ったときに2人しか集まらなかったときは、対戦ソリティアかスピードが定番ゲームになっている。
(テレビゲームを遊んでいる最中の人とか、2人しか集まらないときはあるので)
しかし、この漫画自体、すごろくや協力なのだよね…。
すごろくやは僕としては以前から信頼しているのだが、ただの「ゲーム販売店」ではなく、積極的に面白いゲームを紹介していく姿勢が好き。
別年同日の日記
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異臭症のその後話。
昨年の夏、コロナのデルタ株が爆発的な流行を見せ、第5波、と呼ばれていた時に、コロナに罹患しました。
その後も、後遺症として嗅覚異常である「異臭症」が残っていました。
これが、やっとほぼ完治したかな、という状態になっています。
病気の治癒直後は、匂いを感じられませんでした。
その後、弱いながらも匂いを感じられるようになったものの、フルーツっぽい匂いにはゴムのようなにおいが混ざり、フローラルな香りには生臭さが混ざりました。
2週間ほど前、3月の頭には、まだ時々生臭さを感じていたのですが、最近はそれもほぼなくなっています。
シャンプーの匂いとかで時々感じることもあるのだけど、いつもではないし、感じるとしても最初の一瞬だけ。
後は普通のシャンプーの匂いになります。
というわけで、ほぼ完治したのかと思います。
匂いを感じない、と分かった時に、コロナの嗅覚異常について調査しました。
ニュースサイトとかでもよく取り上げられているのだけど、そうした情報はいたずらに不安をあおるだけのものが多い。
調査したのは、そういうものではなく、医療系の論文・報告書など。
当たり前なのだけど、軽症の人は治りが早く、重症の人は遅いです。
そして、軽症の人が圧倒的に多いので、半数は3か月程度で治る。
じゃぁ、それで治らない人はどうかというと、長引きます。でも、長引いても大抵は治る。
8か月で 95% の人が治る、と理解したので、不安がらずにゆっくり待つことにしました。
そして、本当に8か月ほどかかったけど、まぁ上に書いたように、ほぼ完治しました。
残りの 5% の人は、1年かけても治らない、という時点で追跡調査がおわっていました。
その報告書を書いた時点で治っていなかった、というだけで、追跡調査をやめたわけではないと思いますが。
長男・長女も嗅覚異常ありましたが、僕より先に治っています。
これで、我が家のコロナの後遺症はほぼ終了、ということかな。
別年同日の日記
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忙しくて書いていなかったが、「日記」として書き留めておきたいことを。
3月11日は、東日本震災から11年目だった。
この日に前後して、テレビなどでも特集が組まれていた。
10年目までは「復興」の名のもとに多くの人が関心をつないでいた。
しかし、11年目は急速に風化が進んだように感じる。風化を食い止めよう…という論調が多かった。
言っていることはわかるが、個人的には賛同できない。
「風化」ではなくて、最初から知らない世代も増えているから。
10年もたてば当然のことだ。
家の長男も、地震の時は保育園の年長で、「すごい地震があった、というのは覚えている」一方で、全体として何がどうだったのか、というのはちゃんと把握できていない。
これ、風化ではない。最初から知らないのだ。
親として、「知っておいた方が良いから」と教えることはあるが、それは同じようなことが起きたときに、自分の命を守るため。
「風化を食い止めよう」には賛同できない。
この言葉を使う人は、記憶が薄れつつあると思っているのだが、記憶というのは自分のもの以外は見えない。
つまるところ、風化すると言っている人は、「自分の記憶」が薄れつつあることに危機感を持っているのだろう。
あんな大変なことを忘れてはならない、という気持ちと、実際には薄れていく記憶の間で焦っているのだ。
実際には、今の10代から下は、当時生まれていないので記憶なんてないし、18歳以下くらいでも、ことものころの話でよく分かっていない。
「風化」ではなくて、最初から知らない、が正しいのだ。
だから、風化を食い止めるのではない。
伝承に力を入れよう、というのであれば悪くない。
さて、その3月11日からわずか5日後の、16日23時36分。
東日本震災の震源域で、まだ大きな揺れがあった。
マグニチュード 7.3。最大震度6強。
僕は、11時前にはたいてい寝るのだけど、この日は珍しく子供と遅くまで話をしていて、しかし11時半近いからもう寝るよー、とベッドに入ってすぐだった。
ベッドに入っているからこそ、初期微動から感じていた。ずいぶん長いな、と思っていたらさらに大きくなった。
これは遠くで大きな地震があった時の揺れ方だ、と思ったら、スマホの防災速報アプリが、東北地方で震度5強、というアラートを鳴らした。
(この情報は速報値で、後で訂正された)
一旦起きて、テレビをつけて情報取集するも、この時は深夜で情報が集まっていない。
1時間ほどで再度寝た。
翌朝、僕は4時半ごろ起きるのだけど、前日遅く寝たので5時ごろになった。
まずは家事を行って、テレビでも情報収集。まだあまり大きな情報が集まっていない。
その後、8時ごろまでテレビを見ていて、あまり死者はいないこと、東北新幹線に大きなダメージがあること、仙台城跡の石垣が崩れたことなどを知る。
結構な規模の地震だ。
また、東北地方の火力発電所が多数緊急停止したようだが、点検の後、早いものでは翌日には復旧している。
しかし、破壊され、復旧に時間がかかるものもあった。
先週の頭、21日月曜日は春分の日で休みだった。
この日の夜、テレビニュースを見ていたら、明日はすごく寒い、ということと、この寒さで電力の供給量が足りなくなる可能性があるため、節電が呼び掛けられていた。
16日の地震で、発電所が止まっている。
それでも、ここしばらくは暖かい日が続いたので問題はなかった。
これが寒くなると、皆が一斉に暖房を入れるため、電力需要が増し、足りなくなるというのだ。
ニュースを聞いて、夜の間は暖房の温度を上げた。普段 22度にしているのを、23度に。
そして、朝起きてから(5時ごろ)、暖房の温度を 20度まで下げた。
我が家は高断熱住宅なので、夜の間に温度を上げておくことで、温かさを保ってくれる…と期待したのだ。
この日は本当に寒く、雨に時々みぞれや雪が混ざった。春分の日を過ぎた三月下旬なのに。
気にしてネットで東京電力の情報を見ていると、午前中から供給できる電力量を超えていた。
超えた分は、揚水発電で緊急に発電して賄うそうだ。
しかし、揚水発電はダムにたまった水が無くなれば終わり。この水の量も情報として伝えられたが、予定以上に早くなくなっていく…
これは、停電も考えた方が良さそうだ。
この寒さで停電したら健康にかかわるので、停電させるとしたら、海沿いの比較的暖かいエリアかな…
(つまりは自分の住んでいるエリアだ)。
という想像で、停電に備えることにした。
我が家はIHなので、停電すると夕食を作ることもできない。
電力逼迫の状況下で申し訳ないが、16時過ぎに夕食のおかずとして煮込み料理を作ってしまい、バスタオルで鍋ごとくるんでおく。
これ、東日本震災の計画停電の時によくやった方法だ。
お湯が沸騰したら、具材が煮える前でも火を止めて、包んでしまえばよい。
保温されていてゆっくりと煮えて、食べるときには十分火が通っているし、3時間くらいたっても温かい。
結局、この日の停電は回避された。
僕が覚悟を決めた16時ごろから、あまりの危機的状況に、他の電力会社から融通してもらう電力を増やすことで乗り切ったそうだ。
また、翌日も寒いという予報で節電が呼びかけられたが、幸いなことに天気予報が外れ、前日ほどの寒さにはならなかった。
このため、電力逼迫警報は午前11時ごろ解除された。
停電はない方が良いが、備えとして、100v出力に対応した充電式のバッテリーは持っている。
そのバッテリーに接続して使う、折り畳み式の太陽電池もある。
今回もいざとなったら出すつもりで備えていたが、出番はなかった。
もっとも、今回は雨も降っていたので、太陽電池は使えなかったろう。
(太陽発電所に期待できない、というのも電力逼迫の原因の一つだった)
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別年同日の日記
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先日の日記で「風邪は治ったと思う」と書いたのだけど、治ってない。
今日もまた、倦怠感を感じながら仕事をしている。
これ、多分だけど、エンテロウィルスだな、と思う。
ヘルパンギーナとか引き起こす奴。
主に保育園くらいの子供がかかるのだけど、大人でもかかることはあるし、「夏風邪」と呼ばれるのがだいたいこれ。
エンテロウィルスと呼ばれる仲間は非常に多く、症状もまちまち。
だけど、多くはあまり熱が高くならず、5~9月ごろに流行する。
人によっては発症しないことも多く、その場合は単に「キャリア」になる。
このキャリアでいる期間は結構長い。発症した場合でも、「治った」と思った後長い期間キャリアになる。
そして、ノンエンベロープウィルスなのでアルコールやアルカリに強い。
コロナウィルスは、エンベロープウィルスと呼ばれる。
エンベロープというのは、包むものの意味ね。封筒とか、そういうもの。
脂質でできた外殻を持つのがエンベロープウィルス。つまるところ、細胞膜みたいなのがあって、これを壊すと死んでしまう。
(ウィルスなので正確には「死ぬ」のではないが、増殖して増えることが不可能になる)
脂質はアルコールやアルカリ…石鹸で壊れてしまうので、アルコールや石鹸による手指消毒が非常に効果がある。
ノンエンベロープウィルスは、それ以外のウィルス。
脂質膜を壊して殺す、ということはできない。なので、アルコールによる消毒は意味をなさない。
(石鹸で洗うのは無意味ではない。殺すことはできないが、洗い流して数を減らせるから)
さらに、エンテロウィルスの場合は、先に書いたように余り発熱しないことが多い。
そのため最近街中に置いてある体温計でも捉えられない。
風邪が治ってからもキャリアとなるので、「風邪の症状がある間は人に会わない」などの対策でもすり抜ける。
コロナ対策があまり効かない、厄介な相手だ。
ただ、救いは感染力が弱いこと。普通はかなり密着するような状態でないと感染せず、5歳未満の間で広まりやすい。
よだれ出しながら、くんずほぐれつするからね。
小学校のプールなどで感染しやすい、プール熱もこの仲間だ、というのも書いておいた方が良いかも。
いずれにしても、大人は普通はかかりにくい。
しかし、ウィルスの広まり方も「適者生存」だと思うと、エンテロウィルスが広まっているのは興味深い。
先に書いたように、コロナ対策のほとんどが無意味だからね。
(マスクによって、くしゃみなどの飛沫を飛ばさないことには意味がある)
インフルエンザなんかは、エンベロープウィルスなのでコロナの対策によりかなり抑え込まれてしまった。
別年同日の日記
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このサイト、「魔法使いの森」というタイトルなのだけど、唐突に由来話など書いてみよう。
このサイトを作り始めた 1996 年には、WEB ページなんて見てる人は、ほぼ間違いなくパソコンオタクだった。
だから「魔法使い」で通じると思ってそういうサイト名をつけたのだけど、今となっては何のことやらわからん。
分かりやすいタイトルって重要だよね。
小林製薬や金鳥はえらいと思う。
当時は、30歳で童貞だと魔法使いになれるという話があって…
って、今時こんな話わかる人がいるのかと思って検索したら、最近そういうタイトルのBLがあるのね。
しかも大人気でドラマ化や映画化もされているらしい。
しかし残念ながら、これはサイトタイトルとは関係ない。
さて、作り始めた当時は、コンピューターに詳しい人を、Wizard と呼ぶことがあった。
Hacker とか Guru と似たような言葉なのだけど、少しづつ意味が違う。
Hacker は裏技に通じている、Guru は大局的な話ができる、Wizard は凄いことを難なく行う…
みたいなイメージかな。明確な区別はないので、なんとなくの雰囲気だけど。
で、僕は Wizard と呼ばれるような人々にあこがれていた。
そういう人たちを紹介したい、と思ってこのサイトを作り始めたんだ。
しかし、人を調べるよりも、その人たちの作り上げた「コンピューター」の方に興味が移ってしまった。
現在は、やたらと古いコンピューターについて調べては書く、というようなサイトになってしまっている。
まぁ、それはそれで楽しいのだけど。
で、そんなすごいコンピューターの達人、たくさんの Wizard たちの業績を紹介する、というイメージで付けたのが、魔法使いの森というサイト名だ。
魔法使いと言えば樫の木だ。詳細は説明しないがそういうものだ。
そして、魔法使いがたくさんいるのだから、森でいいだろう。
森の中は深くて暗い。慣れていない人には近寄ることすら難しい。
そういうところを紹介する水先案内人になれれば、と思って作ったサイトだった。
だから、ここでの僕の立場は「魔法使いの弟子」もしくは「魔法使い見習い」。
魔法使いを名乗れるほどすごい人間ではない。
…まぁ、「魔法使い」も「森」も別の意味合いもあるけど。
中学生のころ、すでに昔のものだった業務用ゲーム、「魔法使い WIZ」が好きだった。
いや、その MSX 移植版の方が好きだったかもしれない。まぁ、どちらも好きだ。
ともかく、ゲームの名前エントリーは WIZ だったし、パソコン通信を始めたときのハンドル名も WIZ だった。
WEB ページを作ろう、と思った時も、自分の名前は WIZ 、だと思っていたので、こういう名前になったのもある。
「森」に関しては、キャンプ好きだからというのもある。
まぁ、大抵の名前の由来って一つだけではなくて、いろいろ複合して「しっくりきた」からつけるものだ。
急にこんなことを書き始めたのは、ツイッターでこのサイトを好きだと書いてくれている人がいたから。
エゴサーチしていただけで、面識はないので特にツイッター上では返事してない。
で、その人が僕の名前がわからないから「魔法使いの人」と思っている、と書いていた。
いつか Wizard 、魔法使いと呼ばれるような存在になりたい、とあこがれて、このサイトを作りはじめた。
先に書いたように、自分としてはまだ見習いだと思っているけど、魔法使いと呼ばれるとちょっとうれしい。
まぁ、サイトタイトルが魔法使いの森だから、その中の人、という程度の意味合いだとは思うのだけど。
別年同日の日記
11年 Smalltalk,Squeak, Etoys, and Scratch!
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すでに昨日の話だが、関東の梅雨明けが宣言された。
まだ6月なのになぁ。観測史上最も早いそうだ。
今年は空梅雨になる、という予想も出ていたのだが、空梅雨(梅雨なのに雨が降らない)ではなく、梅雨が非常に短かったことになる。
夏の水不足が懸念される。
それで、昨日から猛暑日。今週金曜日まで続く、と予想されている。
冷房などの需要も増えるだろう、ということで需給逼迫注意報が発令された。
今年の3月末に、非常に寒い日があり、やはり電力がひっ迫した。
その後、同様の事態が起きたときのために需給逼迫注意報という制度が新設され、今回初めての発令になる。
昨日も今日も、特に問題なく乗り切れたようだ。
暑いから問題なのだけど、暑いほどの日差しなので、太陽光の発電量が多かったのも問題を回避できた理由らしい。
あえて日記には書いていないが(そろそろ書かないとな、という気持ちはある)、ロシアとウクライナの戦争で世界中の化石燃料の流通がおかしくなっている、という背景もある。
ひとまず、市場最高速の梅雨明けと、初の需給逼迫注意報発令を記録しておこう、というだけの日記でした。
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別年同日の日記
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7月に入ってから日記を書いていなかったので、なんか書いておこう、というだけのもの。
2日前の日曜日、参院選があった。投票行った。
その2日前、安倍元総理が街頭応援演説中に射殺される、というショッキングな事件があった。
思うところはいろいろあるが、素直に惜しい人を亡くした、と思う。
反感を持っている人も多くいることは知っているが、力のある政治家だったと思う。
(力があって影響力が無視できないからこそ、反感を持つ人もいるのだ)
ただ、暗殺の理由は政治的な思想ではないようだ。
犯人もそういっているし、本当の原因はこれからの調査を待たなくてはならないが、手作りの銃を使っての犯行で、自宅からも手作りの爆弾などが見つかっている。
ただの残念な中二病のように思う。
誰しも爆弾やニトログリセリンの作り方は調べてみるものだが、実際に作って殺傷力を試したくなるのは残念でしかない。
(暗殺そのものが目的であれば、武器から手作りするという回りくどい方法には至らないだろう)
話を参院選に戻すと、神奈川選挙区はいつにもまして魑魅魍魎が跋扈する世界だった。
わけのわからない泡沫候補が沢山いる。調べてみたら、政党名を隠しているだけで、多くがNHK党だった。
政党名を明かすと不利益になる、と自らわかっているから隠しているのだと思う。
たしか数年前に東京で同じ状態になって話題になっていたような…
東京に続いて神奈川でも同じようなことを始めた、ということだろうか。
泡沫候補は泡沫候補なので、順当な人が当選していた。
中三の長女が、学校で第2次世界大戦ごろの歴史を学んでいるそうだ。
「ポピュリズムってなに?」と聞いてきた。
参院選の選挙公報が手元にあったので、ちょうどいい教材だ。
魑魅魍魎の中には、まさにポピュリズムとしての主張をしているような人もいた。
今の政治は裕福層が自分たちのいいようにやっているだけだ、という主張だった。
そういう、わかりやすい仮想敵を作って大衆を煽るのがポピュリズム。
実際には、様々なバックグラウンドを持つ政治家がすでにいる。
もちろん裕福層で政治をやっている人だっているが、裕福層でない人だってかなり多い。
なので、上に書いた主張は根拠がない。
もちろん裕福層の政治家もいるが、それは多様性のためにも必要なものだ。
また別の日に「政治的リベラルってなに?」というのも聞いてきた。
リベラル、というのはすぐに説明をするのが難しい。
やはり選挙公報を開いて、保守派と革新派、ついでに日本の場合「右翼」がいることを教える。
(本来右翼は保守派の意味だが、日本語においてはすでに別物だと思う)
現状の問題点を挙げて、変えていこう、という主張はわかりやすい。
しかし、実際に変えようとすると混乱を招くだけのことが多い。
かといって、現状維持を目指す保守だけでは、時代の流れについていけない。
現状から急に変わらないように、段階を踏んで変えていこうというのが現実解で、そうした人たちがリベラル。
とはいえ、リベラルでも保守より、革新寄りなどいろいろあって、グラデーションを作っている。
「保守、革新、リベラル」みたいにわけてわかった気になっていてはいけない。
魑魅魍魎が跋扈していたからこそ、選挙公報にはいろいろなタイプの主張が載っていて、なかなか良い生きた教材になった。
泡沫候補の皆さん、ありがとう。
別年同日の日記
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唐突に思い出したので、大学の時の話を書きたい。
安倍元総理の射殺事件がらみで、動機の一つとして、ある宗教団体の存在が取りざたされている。
犯人の母親が、20年ほど前に入信して全財産を寄付してしまい、破産したことを犯人が恨んでいるそうだ。
その動機は今はどうでもよくて、ネットではカルト宗教についていろんな話が出ている。
カルト宗教は決して遠い存在などではなく、どこにでもいて、あなたを入信させようと誘ってくる。
大学なんかにも必ずサークルのふりをして存在している…という話。
で、自分の大学時代の話になるのだが、先輩がそういうサークルを片っ端から潰して回ったことがあった。
元々、僕の通う大学にはそういうサークルはなかった。
「存在を知らなかった」ではなく、なかったと断言できる。
今回の話の主人公…M先輩、と仮名で書くが、M先輩によれば大学職員に頭の良い人がいて、カルトや政治主張を持つサークルは、いろいろと理由をつけて作らせないようにコントロールしていたのだそうだ。
ところが、僕が3年に上がるときに、その職員の人がいなくなった。理由は知らないが普通に転職したのだろう。
仕事を引き継いだ職員の人は、サークルの設立届がでれば、書類に不備がなければ認可した。
結果として、あっという間にカルト宗教や政治主張のある団体が背後にあるサークルが乱立した。
大学内の施設として、「ラウンジ」というものがあった。
イスとテーブルが置かれた広間なのだが、いくつかの個室も付随していて、あらかじめ予約して置けば大学の関係者であれば誰でも使うことができた。
その管理は本来大学職員の仕事なのだが、学生に委託されていた。
委託されているのは「ラウンジ委員会」。その一員であるM先輩は、大学職員とも親しかった。
大学職員側が、カルトや政治団体がサークルを設立したことに困っていた。
一度認可してしまった以上、理由なく認可を取り消すこともできない。
以下、これらのサークルは「危険サークル」と呼ぶことにする。
そうした危険サークルは、設立されて間もなく、実績も持たないため、部室などの活動場所も持たない。
通常は、申請さえすれば誰でも使える「ラウンジ」で活動することになるのだが、まずは理由をつけて、ラウンジを貸し出さないようにしてほしい、というのが職員側からM先輩へ…および、ラウンジ委員会への要望だった。
危険サークルに貸し出すな、というのだから、どのサークルがどのような団体と結びつき、実際にすでにどのような活動を行っているから危険、という情報もあった。
なるほど。新年度になってから3か月くらいだったのだが、その間に10くらいの危険サークルが設立されていた。
まずは、何かと理由をつけてラウンジを貸し出さない。
と言っても、実際には部屋が空いていることは多い。危険サークルのいくつかは、貸出手続きを行わずに勝手に部屋を使用した。
ラウンジは学生の出入りが多く、その一角の部屋であれば勧誘に使いやすいのだ。
それらを発見すると、使用していた証拠を押さえたうえで、大学職員に対して書面で申し送りをした。
「ラウンジ委員会として部屋の管理をしているが、申請もないのに勝手に使った団体があり、業務に差しさわりがあった」という報告だ。書面で送るのは、正式に記録として残すため。
そう、勝手に使われて業務差し障ったのだ。その部屋は、別の団体が借りており、ラウンジ委員会にクレームが来た。
空いていた部屋でも必ず、借りていたのに、とクレームが来るのだ。
ラウンジ委員会に残っている予約帳簿には、数日前にちゃんと他の団体が予約を入れた書面が残っている。
だって、M先輩はラウンジ委員会の人だからね。書類なんてどうにでもなる。
その危険サークルには大学職員から注意が行く上に、ラウンジを勝手に使用したペナルティで、当面の間ラウンジ使用の申請ができなくなる。
しかし、ラウンジを使わないでも、空き教室はたくさんある。
人を誘い込んで勧誘するのは少し大変になるが、ラウンジを使わないでも勧誘活動はできるのだ。
ラウンジ委員会は教室までは管理していない。
空き教室を使うには大学職員に申請を出さないといけないのだが、逆に「ラウンジ委員会のペナルティ」からは逃れられる。
当然、大学職員は何か理由をつけて貸さないのだけど。
そして、やっぱり勝手に使用する団体が出てくる。
そういうのを見つけたら、やはり何かと理由をつけて「迷惑した」団体が現れ、書面でクレームが上がる。
度重なるルール違反をした危険サークルは、もう解散を命じるだけの立派な理由がある。
かくして、秋ごろには設立された危険サークルはすべて解散に至った。
多くの人は、学内にそんな危険な状況があり、暗躍したM先輩によって平和が保たれた、なんてことを知らない。
ちなみに、M先輩は僕の所属していたコンピューターサークルの先輩でもあり、僕は「迷惑した人」として名義貸ししたりした。
暗躍し始める当初から話を聞いていたので、これら一連の情報を知っている。
この時に、普通の大学にはこうした危険サークルはたくさんあるのだが、僕の通っていた大学は「守られていた」のだということも知った。
しかし、残念な後日談がある。
大学時代が平和に過ごせたとして、社会に出れば危険はもっとあるのだ。
大学時代に「危険が一切ない」状態だと、そうした危険に対する警戒心すら育たない。
コンピューターサークルの同期に、卒業後にマルチ商法にハマってしまったやつがいた。
卒業して数年後に、僕のところ電話をかけてきて「久しぶりにあわないか」なんて言うから出掛けて行ったら、見事にマルチだった。
本人を問い詰めると、僕が最初の勧誘とのことだった。
そのころはまだパソコン通信の時代だったが、コンピューターサークルの仲間が集まるBBS(ネット掲示板)があった。
そこに、誰とは特定せずに「最近友達に誘われて出かけたらマルチだったので、皆気を付けるように」という内容を書いた。
ついでなので「マルチはこんな内容で面白かった」と、勧誘会の詳細も書いて送った。
同じ勧誘会に誘いづらい状況作ったのだが、その後誰も誘われることは無かったようだ。
勧誘してきたやつとは、その後会っていないし、サークルの集まりなんかにも出て来ない。
もうひとり。同じサークルの後輩の女の子は、卒業後に今回の事件で話題になっている「ある宗教団体」に入信し、本部のある国に移住して結婚してしまった。
(その宗教団体が行っている、合同結婚式に出たのですね。見知らぬ信者同士が神の導きで結婚する儀式。)
もちろん、その後の連絡先は不明。今何をしているのかも知らない。
大学のサークル仲間という、それほど人数がいない中で、2人もそういう人がいる、というのは「大学時代に危険を学ばなかった」ことの弊害ではないかな、という気もする。
危険から守られるのは良いことなのだけど、危険を認識し、警戒する方法を知るのも大切だ。
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
異常気象なんてのはたびたびあるのだけど、今年の梅雨は異常だった、という記録を残しておこう。
6月28日には梅雨明け宣言が出され、実際その後晴天猛暑が続いた。
全然雨が降らないで梅雨が明けたもので、ダムなんかの貯水量も少なくて心配された。
しかし、7月4日~7日にかけては台風が近づき(すぐに熱帯性低気圧に変わりはしたが)、全国的に豪雨となる。
道路が冠水するなど、災害レベルの場所もあった。
12~17日にかけても、全国で豪雨被害が相次いだ。
こちらは台風ではなく、戻ってきた梅雨前線によるもの。戻り梅雨…なんていうと風情もありそうだけど、そんな易しくはない豪雨災害だ。
全国いたるところで川が氾濫し、梅雨と関係ないはずの北海道でも記録的豪雨となり、例年の7月1か月分の2倍の量の雨が1日で降った、なんていう場所もある。
ほぼ毎日、日本のどこかで豪雨災害、というニュースを聞いていた気がする。
線状降水帯の危険予報が今年から発令されることになったが、さっそく第一号の発報もあった。
この日記を書いている時点でも、まだ九州の方では豪雨被害が出ているようだが、全国的な状況ではなくなったようだ。
ヨーロッパでも、記録的猛暑になっているそうだ。
北極海付近の蛇行偏西風の流れが乱れると、ヨーロッパと日本が同時に異常気象になるのは知られているので、多分そういうことなのだろう。
だからどうした、ということもないのだけど、冒頭に書いた通り、余りにも異常を感じているので記録に残しておく次第。
別年同日の日記
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Twitter で、面白そうな本を教えていただいたので購入し、読んでいる。
『ゲーム戦争―遊びを創造する男たち』
1996 年に発行された本だが、1993 年に発行された本を改題し、修正・加筆されたものだ。
なので、主な内容は 1993年時点のものになる。
内容は、セガの歴史。
この本を読んだ方が、ツイッターでいくつかのページの写真をアップロードしていた。
主にメガドライブの開発時期の話だったのだけど、そこに、自分が欲しかった情報が書いてあった。
過去に書いた、サターンの噂話記事の真相だな。
サターンはセガ5番目の機種なのに、なぜ「6番目」を意味する土星なのか?
書籍には、メガドライブが5番目になる数え方が書いてあった。
それだと、サターンは6番目になるので問題ない。
…まぁ、この噂話記事は、最初から「怪しい話」と分かっていて、だけど面白かったから書いただけ。
でも、多分こういうことだろうな、と推察していたのが、真相だったと裏付けされた。
これが購入のきっかけ。
自分のページに関連する情報があると分かったのなら、購入して読むのが誠意だろう。
こちらの記事は、後日修正する予定だけど、本を全部読み終わってからね。
しかし、内容はメガドライブよりも、セガ創立からの歴史話が中心だった。
自分の過去の日記でもセガ初期の歴史を調べて書いたことがあった。
でも、これはネットで調べてまとめただけ。専門家ではないのでインタビュー調査などはしていない。
こちらは気づかずに購入したわけで、思わぬ拾い物。
ただし、本の内容は、申し訳ないのだが怪しい。
自分の知らないことが書いてあったので、「これは新情報」と裏付け調査をしたら、どうも本の方が間違えているようだ、ということが多数ある。
元々が、ゲーム業界に特に詳しくない人向けに、「最近話題になっているセガってどんな会社なんだろう」と教えるような内容だ。
だから、厳密に正しいことを書く必要もない。
大体あっていればそれでいいし、場合によっては嘘によって話を簡略化したほうが伝わりやすい場合もある。
それでも、知らない情報が補われた部分はあるし、こちらの記事もそのうち修正すると思う。
何かと忙しくて、少しづつ読み進めている。まだ8割しか読み終わっていない。
全部読み終わってから自分の書いた過去記事の修正を考えるし、怪しい部分もあるので裏付け調査も必要だ。
しかし、怪しいのは細部のみで、大筋としてはなかなか楽しい本だ。
ゲーム好き、セガ好きの人にもおすすめ。
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以前、「セガ・サターン」の一連の話題を書いたときに、一緒に展開された商品群についての話も書いている。
その中に、「ジュピター」という機械の話があった。サターンと性能的には同じだが、CD-ROM ではなくカートリッジで動作する前提の機械だ。
今だから正直に書こう。
実は、書いているときから、少し眉唾なうわさ話だと思っていた。
自分は業務用の ST-V だけど関連したプログラマをやっていたし、それなのにジュピターなんて話聞いたこともなかったから。
でも、海外ではすごく有名で、信憑性をもって語られる話らしいんだよね。
サターンには、実際に土星の衛星や惑星の名前がつけられた関連商品がたくさんあり、それらの話を書こうと思い、情報を集めているときにこの話を知った。
そして、あまりに面白かったので、眉唾だと思いながらも紹介した、というのが記事を書いたときの真相だ。
ただ、同時期に見つけ出した噂話には、明らかに否定できるものもあった。
例えば、マルチカートリッジ対応の 4slot ST-V の話とか。これは、僕は記事の中で真相を明らかにして否定した。
記事に書いたのは、少なくとも「僕が否定情報を持ち合わせていない」ものだけだ。
—
さて、こんな話を急に蒸し返したのも、情報が得られたから。
先に書いておくと、噂を書いた時点である程度気づいていて、やっぱりその通りだった、というところなのだけど。
海外での「噂」では、サターン以前に作られたセガハードは、大きく分けて次の4機種。
SG-1000
SEGA Mark III
Master System
MEGA DRIVE
他にもあるのだけど、同じ性能の別バージョン、という扱いになる。
たとえば、MEGA DRIVE には、性能が同じ別バージョンとして MEGA DRIVE 2 がある。
ここに書いたのは、「性能が違う」4機種だ。
だから、サターンが6番目というのはおかしいのでは? というのが、最大の根拠となる。
しかし、気をつけてほしい。
ここでもう答えが出ているようなものなのだけど、2番目の機種に「3」という名称がつけられている。
SG-1000 には、性能が同じで付属品などが違う別バージョンとして発売された、SG-1000IIがあるためだ。
この「3」を基準に考えれば、Master System が4、MEGA DRIVE が5となる。
その次の機種は「6番目」となる。第6惑星である「サターン」だ。
(SG-1000II は2機種目に数えるが、MEGA DRIVE 2 は6機種目には数えない。この場当たり的なルールが話を混乱させている)
この裏付けが、先日紹介した書籍「ゲーム戦争―遊びを創造する男たち」に書かれていた。 216 ページ目だ。
メガドライブの開発中に、名称を決定するくだりだ。以下引用する。
佐藤たちは、この新機種を、通称「M5」と呼んでいた「SG−1000」がM1、「マークⅡ」がM2、「マークⅢ」がM3、海外用の「マスターシステム」が、M4と呼ばれていた。
「いっそ、『マークV』というのはどうだろう」
「いや、これは、いままでの流れとは違うハードだから、そうはしたくない」
なかなか、タイトルが決まらない。
ひとりが、ふといった。
「『メガドライブ』というのはどうだろう」
上に引用したとおり、開発現場でもメガドライブを M5 と呼んでいたのだそうだ。
サターンは6番目で正しい。
—
ところで、引用した文章、色々説明したい。
まず、マークIIという機械はない。SG-1000II のことだ。
この書籍、ゲームマニア向けではなく、当時話題となっていた「セガ」という会社を紹介するビジネス書だ。
そのため、マニアから見ると色々とおかしなツッコミどころも多い。
しかし、「マニア向けでない」というだけで、丹念な取材を行って書かれているのは事実なようだ。
書かれていることに裏付け調査は必要だろうが、ある程度は信頼して良いように思う。
その上で、M4を「海外用の」マスターシステム、と書いていることに注目したい。
僕は、Mater System を「機能が違うハード」としてカウントしていた。
しかし、海外用のマスターシステムは SEGA MarkIII と同じ性能の別バージョンにすぎない。
ただ、リージョン管理(商品の流通地域の管理)のために、カートリッジの形状変更などがある。
このため、開発現場としては大きなプロジェクトで、新しい開発番号になったようだ。
そして、国内のマスターシステムは、「海外の名称に合わせて新規発売した別バージョンで、新ハードではない」扱いのようだ。
実際、SEGA Mark III に別売りされた付属品を最初から内蔵しただけで、それまでになかった機能は一切追加されていない。
僕は「機能で見ると、サターン以前に4機種しかない」と書いていたのだけど、実は3機種しかなかったことになる。
—
以上、過去に書いた記事が誤っていた、というお詫びと訂正になる。
まぁ、先に書いた通り、元々面白がって書いただけの噂話だったので、訂正する方が野暮なのかもしれないけど。
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別年同日の日記
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忙しくて、日記を全然書けないでいる。
書きたいことがあるのに、というわけでもない。
最近仕事ばかりしているので、OUTPUT しようにも INPUT がない。
あー…と、スプラトゥーン3は買いました。仕事が溜まっているので全然遊んでないけど。
まぁ、こちらは家族向けに買った感じなので、僕以外の家族はすごく遊んでます。
あとは、OBS COLLECTION の「横浜ドリームランド編」を購入した。
同人ビデオ、というのかな。現時点で YOUTUBE 配信とかやっている人のものだけど、それほど興味ないので僕は見てない。
おにたま さん。PC-8801 の「まじゃべんちゃー」作った人だよね。
高校生の頃に友達が持っていたのを遊んだ記憶があります。
あと、HSP 作った人。
そのくらいの認識しかない。
そんななのに何で買ったのかと言えば、横浜ドリームランドは子供のころにたびたび遊びに行った遊園地だからだ。
遊園地だけど、中にいくつかゲームコーナーがあるのも知っていた。
閉園前にも妻と遊びに行ったのだけど、この時は「閉園してしまう前に、いろいろなアトラクション乗っておこう」という目的だった。
ヘイヘイおじさんも懐かしいな。
さて、ドリームランドは閉園前には「レトロゲームの宝庫」として一部マニアに有名だったそうで、ビデオはそれらを記録したものだ。
レトロゲームはまぁ好きな方だが、わざわざそんなビデオを見ようとは思わない、という程度。
半分は、ドリームランドの懐かしい風景が多少は映っているかな、という期待で買った。
うん、ちょっとだけ映っていた。ほんのちょっとね。
大半は、おっさんが古いゲームを見てキャーキャー喜んでいるだけの内容。
ただ、レトロゲームが中途半端なレベルではなかった。
テレビゲーム以前のものが中心だ。それを、おにたまさんが的確に解説していく。
これ、あれだ。専門家と博物館に行って解説してもらうと楽しいやつ。
そんなわけで、内容的には結構楽しめた。
ドリームランドの話は「近所にこんな遊園地があったんだよ」と子供にもしたことがあったし、楽しければ家族で見よう、と思っていたのだけど…
いや、家族で見るほどの内容ではないですね。レトロゲームが好きな人にはピンポイントで刺さりますが。
まったく余談だけど、小学生のころに、ドリームランド内の遊園地で「ドラキュラハンター」を遊んだことがある。
「ゲームセンターあらし」で紹介されたこともあるゲームだったけど、お店で見たことなかったんですね。
それが、友達とドリームランドに遊びに来たときに置いてあるのを発見した。
たしか、あらしで紹介されてから2年くらいたっていたと思う。
それでも「漫画に出ていたけど見たことなかった奴!」って思って遊んだんです。
すごく難しくて、すぐ死んだような記憶。
それでも、せっかくなのでもう一回遊び、やっぱりすぐ終わったのでそれでやめにした。
このゲーム、漫画に登場したことで有名になったけど、実際には非常に出回った数が少なかったそうです。
そのため、中古基盤も高値で取引されるらしい。これは大学生くらいになってから知った話。
閉園直前妻と行ったとき、少しゲームコーナーを覗いて「古いゲームが残っている」ことには気づきました。
それで、ドラキュラハンターもまだおいてないかな…と探してみたのですが、ありませんでした。
おにたまさんのビデオの中でも、やはりドラキュラハンターは出ていませんね。
書くことがない、と言いながら、無理やり最近買ったビデオの話題を書いたら結構書けたな…
別年同日の日記
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台風14号が過ぎていった。
観測史上、本土への上陸時の中心気圧が4番目に低い台風だったそうだ。
とにかく、とんでもない強さだった。
暴風域だけで吸収がすっぽり入る。
自分の住んでいる鎌倉市では、今朝4時ごろが一番風雨が強かったのだが、この時台風は日本海にあった。
それでも暴風域に入ったのだ。
その後勢力は弱まり、暴風域はなくなった。
そして、先ほど(夕方)、東北地方の東海上で温帯性低気圧に変わった。
台風のもたらした暴風雨を家の中から眺めながら、6年前に科学未来館に行ったときのことを思い出していた。
科学未来館はリニューアルして、「災害リスク」をわかりやすく説明する展示を始めたのだった。
東日本震災を受けてのリニューアル。
この時点でまだ、「記憶に生々しい」ため、ショックを受ける人がいないように気を使った展示だった。
しかし、そこで示されていたリスクは大地震に限らない。
噴火、津波など、震災リスクから想像しやすいものもあったが、それ以外の可能性として示されていたのは「人の移動が増えたことによる感染症のパンデミック」と、「温暖化による大型台風」だ。
一昨日、台湾で大きな地震があった。
建物が崩れたりして負傷者も多いのだが、死者は今のところ1名だけだそうだ。
そして昨日、メキシコで大きな地震があった。
こちらも死者1名だけで、大きな被害はないらしい。
関係ないとは思いつつ、こうした「災害」の話が一気にまとまったものだから、過去に見た展示を思い出したのだった。
余談だが、1985年の9月19日にメキシコで大きな地震があり、1万人の死者を出したそうだ。
そのため、毎年その日には防災訓練をしているらしい。
そして、2017年には防災訓練中に大地震が起き、300人が死んだ。
そして昨日も9月19日。防災訓練中の地震だったらしい。
偶然だと思うが、3度も同じ日に重なるというのは何か因縁めいたものを感じてしまう。
別年同日の日記
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隣の町内会と合同の、町内会対抗市民運動会が行われた。
コロナ禍で2年自粛していたので3年ぶり、と言いたいところだが、その前の年は雨で中止になったらしい。
(自分でもよく覚えていない)
そんなわけで、4年ぶりの開催。
4年前は、僕は町内会の評議員になってすぐだった。
よくわからないまま手伝っただけで、段取りとかも今でもよくわかっていない。
でも、4年目の評議員として、今年は「招集係」のリーダーになってしまった。
町内会対抗、という形式をとっているが、みんなで一緒に楽しむ側面の方が強くて、本当に「対抗」になっているのは最終競技のリレーだけ。
参加してくれた人に、順位賞や参加賞をばらまく、という、みんなで楽しむ側面の方が強いのだ。
しかし、当日集まった人たちはどんな日程かもよくわかっていない。
だから、競技の少し前に、この後行われる競技と、それに参加できる年齢区分などを伝えながら歩きまわり、参加者を募るのが招集係の仕事。
…たぶん、運動会の中で一番ゆるい係だ。
商品を準備する係とかは、予算の中で商品を考えて買い出しに行ったり、編成係は招集係が集めた人をその場で編成して競技の準備をしたり、忙しい。
招集係は歩き回っていれば何とかなる。
ただ、歩き回るときに、競技の内容をわかりやすく伝える必要がある。
4年前は、その時リーダーをやってくれた人が、招集に使う「プラカード」を自作して持ってきてくれていたので、それに倣って僕も自作する。
ワードで A3 サイズに競技名と参加できる人数区分を書いたページを、競技の数だけ用意しただけ。
それを、A4 2枚に分割して出力し、セロテープでつなげて A3 サイズにした。
で、順番に重ねた状態で適当な段ボールにクリップで止め、裏にそこら辺にあった棒を張り付けた。
これをもってうろうろ歩いていただけの簡単なお仕事。
まぁ、実際には時間の都合で急遽編成が変わったりとか、細かな臨機応変さは必要だったのだけど。
まだコロナの影響下にある、ということで、午前中のみで終わりだった。
みんなで食事をすると、感染リスクがあるからね。
運動会としては、まずまずの成功だったのだろう。
めでたしめでたし。
…なのだが、今回書きたいのはその後の話。
午前中のみ、ほんの3時間ほど、ただうろうろと歩き回っただけなのに、その後足が痛いんだ。
コロナ前はたびたび家族でレジャーとして山を歩いたりしていて、ただ「歩くだけ」なら一日だって歩ける自信があったのだが、すっかり体力が落ちている。
当日午後は家族でインフルエンザのワクチン注射に行ったが、その後は特に何もせず休んでいた。
なのに、翌日(スポーツの日で祝日)も体の疲れが取れず、だらだらと過ごしていた。
さすがに今朝はかなり回復したのだが、「通常通り」と自信を持って言えない程度には、疲れが残っている。
いかんな。
最近出かけていないので、すっかり体がなまっている。
なんだかんだで平日は忙しくて出歩けないのだが、せめて休日は積極的に散歩くらいしないとな。
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
先週、体力が落ちているから散歩くらいしないとなぁ、と書いたのだが、思い切って近所の山に登りに行った。
六国見山。鎌倉時代にはすでに文献に名前が見られる、それなりに有名な山だ。
でも、有名であることと、山の高さは関係ない。
実は、我が家から出発して、山頂まで 15分程度。「近所の裏山」という程度の話。
まぁ、これだけでは当然物足りないので、帰り道で運動量調整。
妻と一緒に出掛けたのだが、妻は結構近所の道に詳しい。
妻の案内で、僕が通ったことがない道をいろいろと通ってみる。
と言っても、妻曰く「絶対に僕も通ったことがあるはず」だそうだ。
単に忘れているだけ。まぁ、20年まえに一度通っただけの道、とかなら、そうかもしれない。
1時間ちょっと散歩して家に戻る。
山も上ったのでそれなりのアップダウンもあり、平地もそこそこ歩いて、ちょうどよい運動量だった。
これくらいの散歩を、できれば3日に一度くらいはやりたいところなのだが、平日はいろいろと難しくてね…
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
昨日夕方に、コロナワクチン4回目を接種。
僕だけ。家族はまた後日。
前回、妻と同日に接種したら、二人とも副反応が強く出たために、家事をこなすのに苦労した。
その反省で僕だけ先に受けたのだ。
特に日記に書かなかったが、10月9日にはインフルエンザワクチンの予防接種もしている。
こちらは、1シーズンに2回接種が推奨なので、またしばらくしたらもう一度受けないとな。
今は接種して 17時間くらい過ぎたところだけど、副反応は強くない。
ファイザー製、BA.1 対応ワクチン。前回はモデルナ製で、その前2回はファイザーだった。
モデルナの方が副反応が強いと言われるが、裏付けられた格好。
もっとも、「強くない」だけで、注射した腕は少し痛いし、体が重い風邪っぽい症状は出ている。
それに、前回も症状が強く出たのは 24時間くらいたってからだ。
まだ平日なので仕事をするが、今日は調子が悪くなったら終了しよう。
夕方追記
現在 15時過ぎ。
調子悪くなってきたので熱を測ったら、37.6 度ありましたよ。
仕事先に連絡して、今日の作業は終了。
昨日接種を受けたのが 17時半ごろ。
24時間、ではないが、まぁだいたい丸一日くらいで熱が出るように思う。
翌朝追記
今朝起きたあと(5時起きで、6時ごろ)には、熱はないものの、少し体が重く感じました。
しかし、現時点(10時)には、体調回復しています。
接種した腕は、腕を持ち上げる(接種した部分の筋肉を使う)と、まだ少し痛い。
でも、普通の動作では気にならない程度。
別年同日の日記
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マイナンバーカードを作った。
少し前の政府広報によれば、もう半数近くの人が持っている、ということなので今更書くほどのことでもないだろう。
一方で、政府がさんざん力を入れて普及させようとしているのに、まだ「半数近く」、つまり持っていない人の方が多い、ということでもある。
僕は特にマイナンバーに反対ではない。
気軽にもらえるのであれば、さっさとカードを作っていたと思う。
でも、もらうための手続きが何かと面倒くさいので、その面倒を超えてまで入手するメリットが見いだせなかった。
また、マイナンバー自体に反対ではなかったのだが、カードをめぐる政府方針がぶれまくっているのには、不信感を持っている。
マイナンバー導入時には、これは個人情報であり、厳重に管理するように、と政府の人たちは言っていた。
その後、マイナンバーカードができたときも、役所などの手続きで必要な時以外は厳重管理、だった。
それがある時急に一転する。
せっかく作ったマイナンバーの制度を活用するために、民間でも会員証などとしてマイナンバーカードを活用しよう、となったのだ。
つまり、マイナンバーを積極的にお店などに見せ、これは個人を特定できるものなので、個人に紐づく会員証やポイントカードとして利用できるようにしよう、というのだ。
それまで、個人情報だから人に見せないように厳重管理、と言っていたのは何だったのか。
国会答弁でも野党が追及し、担当大臣は「見せてはならない、というのは普及期に皆が不安がっているので、それなら見せない方が良いでしょう、と案内しただけで、嘘だった」と言い切った。
技術者として書かせてもらうなら、これは本当だ。
マイナンバー制度は、個人を特定できる番号を設定する、というだけのものにすぎない。
今までだって、住所や名前で個人は特定できた。これを番号にしただけ。
ただ、住所などは変わる場合があるが、マイナンバーは基本変わらない。
だから、情報検索がしやすくなる。それだけのことだ。
情報検索できたとして、そのデータの「閲覧」にはそれなりの権限が必要になる。
これも今まで通り。
マイナンバーが分かったからその人のデータを自由に入手できる、なんてことはない。
セキュリティは確保されているのだ。
しかし、当初の説明をあっさり覆した、というのは非常に印象が悪い。
その後、再度マイナンバーカードは厳重に管理するように、と説明するようになった。
厳重に管理しながら活用してもらうために、専用カードケースなんてものをつけて配布されるようになった。
ケースと言っても薄いビニール袋なのだが、個人情報のところに塗りつぶしがあり、ケースから出さない限り個人情報が見えないようになっている。
非接触ICカードとしてはそのまま使えるし、顔写真も見えるので本人確認には使える。
ただ、このケースがあるせいで、普通のカードよりも大きくなってしまう。
財布などについているカードホルダーに入れることができず、持ち歩きにくい。
カードサイズにしたのは、持ち歩きやすくするためだ。
しかし、「重要なので家に置いとく等厳重管理」と最初に言ってしまった。
それを、再度持ち歩いてもらうためにカードケースをつけたが、それによって通常のカードサイズよりも大きくなってしまい、持ち歩きにくい。
いったい何をしたいのか。
さて、話を戻そう。カードを作ろうと思ったのは、9月の頭だった。
9月末までに作れば、2万円分のポイントをくれる、となっていたからだ。
もっとも、作ろうと思っている間に、「12月末までに延期」となった。
先に書いたように、いまだに半数以下の人しか持っていないので、キャンペーン期間を延長したのだ。
とはいえ、9月上旬には手続きをした。
この手続きはスマホで簡単にできた。
一番面倒なのは写真を撮ったことで、自撮りするわけにもいかないので妻に頼んだ。
申請データの不備があれば1週間以内にはメールで伝える、とのことだったが、特にメールは来なかった。
…そのまま、何の連絡もない。1か月近くが経とうとしていた。
実は不備があって、それを伝えるメールがどこかでロストしたんじゃないか、とさえ思い始めた。
そこで、きっかり1か月目の日に、お問い合わせ窓口として示されていた電話番号に電話してみた。
機械音声で、案内される番号を押してメニューを選んでいく方式だった。
まぁ、それは構わない。
しかし、申請の案内の紙には「申請に関するお問い合わせはこちらの電話」と書かれていた番号なのに、案内の中に「申請に関するお問い合わせが」が存在していない。
一体どういうことなのか。
メニューを最初からもう一度聞き、一番近そうだと思う項目を選ぶ。
そうしたら、その中に「申請に関するお問い合わせ」があった。
これを選んだら、その次の案内音声が長い。
諸注意事項をいろいろと喋り、その中に「申請から案内まで、現在1か月少々お待ちいただいています」という部分があった。
…なるほど。これで解決してしまった。1か月で電話するのは、まだ早かったのだ。
あと「少々」の部分が必要だった。
しかし、そのまま聞いていたら「担当にお繋しますので、そのままお待ちください」と言われた。
お待ちくださいなので、待つ。人間に替わった。
どのようなお問い合わせですか、と聞かれたので、今の案内で解決してしまったが、1か月たつので不安になって問い合わせようと思った、と伝えた。
優しいことに、申請番号を元に状況を調べてくれた。カードは完成し、地方自治体への発送は済んでいるそうだ。
あとは、自治体が僕に案内を出す部分で滞っているのだろう。
それから3日しないうちに、案内が届いたと思う。
役所に行って、本人確認をしたうえで受け取らなくてはならない。
代理人でも受け取れるが、非常に手続きが面倒になる。本人が行くべきだろう。
予約を入れる。ここは自治体によって異なるだろうが、20分に一人の枠しかないようで、直近は埋まっていた。
2週間くらい後の平日の15時ごろに空いていたのでそこに予約を入れる。
…普通、仕事している人はいけない時間だよね。そういう時間しか空いていないのだ。
まぁ、受け取ってすぐ終わりだろう、とおもったら、実際 20分くらいかかった。
大切なものなので、口頭での諸注意が一番時間がかかる。
あらかじめ書類などをよく読んでいったので、知っていることを延々説明されただけ。
そのうえで、専用機を使って本人がパスワードを入力し、マイナンバーカードの IC に書き込んだりする作業もあった。
この専用機、パスワード入力キーボードが ABC 順だ。QWERTY にできるようにしてほしかった。
さて、ポイントをもらおう。大臣は「金で釣って作ってもらうのは下策」と言ったが、もらえるものはもらっておく。
ちなみに、大臣はその後「マイナンバーカードに保険証機能をつけて、保険証は廃止」という策を打ち出した。
マイナンバーカードを持っていない人は医者にも行けなくなる、という「脅し」によってカードを作ってもらおうということらしい。脅しは下策ではないんだ。
ポイントをもらうためには、スマホにマイナポイントアプリを入れて、そのアプリで行うらしい。
しかし、僕のスマホには、このアプリが入らなかった。
確認すると、Android 端末の場合、DoCoMo / AU / Softbank の3大キャリアから発売された端末にしかアプリが対応していないらしい。
いわゆる「SIMフリー端末」を使っている人はここで門前払いだ。
そういう場合は、コンビニなどに置いてある機械でも手続きできるという。
面倒くさいけどコンビニ行くか。
これが案外時間がかかった。
自宅で仕事してるから、コンビニ行くこともあまりないんだよね。
先週末、食材の買い出しの際にセブンイレブンにより、セブン銀行 ATM で手続きを行う。
これで、ポイントの内、「カードを作った」「保険証としての利用を申し込んだ」の2つでもらえるポイントは、もらえる。
もう一つ、「公金受取口座の登録」でもらえるポイントがあるのだが、これはこの ATM 出はできないので、「マイナポータル」という WEB ページで作業してほしい、と案内が出る。
そうですか。WEB ページなら、家に帰って PC でやろう。
数日たって、公金受取口座登録やらなきゃ、と思い立って WEB ページを探してみる。
すると、PC で手続するか、スマホで手続するかと選択画面が出た。
PC の場合、別途 USB 接続のカードリーダが必要らしい。
じゃぁ、スマホで、と選ぶ。
スマホのアプリをダウンロードして使ってね、と案内が出る。
マイナポータルアプリ、というそうだ。
で、例によって使えない。3大キャリアから発売された端末でないと…
じゃぁ、仕方ないから PC で、と選んでみる。
よく読んでみると、必ずしもカードリーダは必要ではないらしい。
その場合は、マイナポータルアプリを使って認証して…って、そのアプリが入らないのだからこの方法は使えない。
カードリーダーを使う場合も、Windows にアプリを入れたうえで、Chrome のプラグインも入れないといけないらしい。
え、やだ。気持ち悪い。仕事でつかっているマシンに、得体のしれないプラグインとか入れたくない。
さらに調べると、役所などに端末が置いてあり、その端末で申し込むこともできるらしい。
そうか。じゃぁその方法を使うか。
と調べてみると、僕の自治体の場合は本庁(家から車で30分以上かかる)まで行かないと端末がない上に、その端末は「2021年6月まで置かれています」と書かれている。
すでにないじゃないか。
期限を区切っているのは、公金受取口座の申し込みなので銀行窓口でもできるようにする予定だったため、のようなのだが、こちらは来年夏に開始予定だそうだ。
ひとまず、詰んだ。
なんだこれ。ポイントもらえるよ、と釣っておいて、実際には渡すつもりはないという詐欺か。
その後、さらに調べたら「マイナポータル」アプリは、本当に WEB ページの入り口に使うだけで、個人との紐づけを行わないと分かった。
紐づけがないので、毎回ログインする必要がある。
でも、「他人の端末」を使ってもマイナポータルに入れるので、それで申請を行えばいい。
家に、仕事で使うために買った iPhone がある。
普段は妻がゲームに使っているが、ここにマイナポータルを入れてアクセスしてみる。
…あれ? 申請の途中で動かなくなった。なんだ?
ネットで情報を調べると、iPhone のマイナポータルアプリは非常に不安定で、頻繁に動かなくなるそうだ。
本体リセット直後なら大丈夫なので、リセットしてからやると良いらしい。
実際、それでうまく行った。
マイナポータルアプリ、Android 版はわずかな機種でしか使えず、iPhone 版はバグだらけ、と。
カードリーダーをつなげた Windows で使うための「Windows 版」もあるのだけど、これの出来は知らない。
しかし、先に書いたように入れるのが気持ち悪い、という気持ちが強くなった。
まぁ、なんとかカードを作って、ポイント申請まで終わった。
カードを作ろうと思ってから、すでに2か月が過ぎている。
マイナンバーカードを12月末までに申し込めばポイント申請できることになっているのだけど、その申請も2月末まで。
あー、これ、ポイント申請全部終わらすのに2か月くらいかかるというのはわかっているのか。
最初に書いた通り、僕はマイナンバーに反対ではない。
80年代から「国民総背番号制」なんて言われながらも、導入しようと頑張ってきたのを知っているし、実際これによっていわゆる「お役所仕事」と言われる効率の悪さはかなり改善されるのだろう。
役所の内部都合、という側面もあるが、全体としては良いことだ。
しかし、現状の制度設計にはかなり疑問がある。
全体に、カードを取得しよう、活用しようと思う人に対する「やさしさ」が足りない。
政府方針がころころ変わったり、電話案内が分かりにくかったり、アプリが使い物にならなかったりする点も含めて。
元ゲーム屋だから、こうしたユーザーに対する、総合的な意味でのユーザーインターフェイスは気になってしまうのだ。
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恥ずかしながら設定の失敗記。
普段、それほどプリンタを使うことは無い。
ネットワークで仕事をしていると、紙の書類が必要になることはあまりないためだ。
しかし、先日久しぶりにプリントアウトしようとしたら、なぜかできなかった。
プリンタがオフラインだ、と言われる。
現在、新しいプリンタと、黒インクしかまともに出ないが、買い置きのインクが無くなるまで使っている古いプリンタがある。
新しいプリンタにうまく繋がらないので古いプリンタを使おうとするが、これもうまく行かない。
おかしいなぁ。先日 Windows のアップデートもしたし、その影響でおかしくなったかな。
ドライバを再インストールしてみようとする。
2台ともブラザーのプリンタなので、ブラザーのページでドライバを探し、ダウンロード。
しかし、ドライバインストールの最中に「プリンタが見つからない」と言われる。
いよいよおかしい。
プリンタ本体の小さなタッチパネルで、設定などを確認する。
あれ、うまく WiFi ネットワークにつながっていないようだ。
再設定しよう。
WPS による簡単設定を選び、ルータの WPS ボタンを押す。
これでしばらく待てば接続するはず…が、うまく行かず、プリンタがエラー詳細を印刷する。
エラーになると詳細をプリントアウトするのか。知らなかった。
新旧どちらのプリンタも同じ状態になっている。
同じようなことを繰り返し、3枚もエラーメッセージを印刷してしまった。
うーん、どうやってもつながらない。
スマホなんかは WIFi につなげているし、プリンタ2台だけがつながらないというのはどういうことだ。
ここにきて、メーカーの FAQページとか検索し始める。
やがて原因が分かった。
ブラザーのプリンタは、WiFi 2.4GHz しか対応していなかった。
まぁ、プリンタだしな。速度が遅い 2.4GHz で問題ないのだろう。
しかし、しばらく前に…自分でも忘れるくらい前だったのだが、家の WiFi ルータの設定を切り替えて、2.4GHz を停止したのだった。それが原因。
以前は、子供たちが NintendoDS で遊ぶために、2.4GHz を運用していた。
NintendoDS は、当時からセキュリティ的にも少し低い WEP と呼ばれる暗号形式を利用していた。だから WEP が使える設定にしていた。
#NintendoDS の発売時点で、すでに WEP はセキュリティが弱い形式とされていた。
なのになぜこれを使ったかというと、CPU が非力で、少し古いこの形式しか使えなかったらしい。
(昔一緒に仕事していた人から聞いた話。その人の知人が、DS の通信スタックを書いたそうだ)
後継機の DSi は CPU 性能が上がっており、現在でも使用される WPA2 に対応している。
しかし、今では NintendoDS のネットワークサービスも停止している。
それ以外に 2.4GHz を使う機械はない。スマホなんかは、みんな高速な 5GHz を使っている。
WEP も、当時よりもさらに「破られやすい」状況にあり、今時これはかなりまずい。
そんなわけで、2.4GHz を停止することにしたのだった。
…が、まさかブラザープリンタが 2.4GHz にしか対応していないとは。
仕方がない。家には WiFi ルータが2台あるが、プリンタに近いほうだけ 2.4GHz を復活させる。WEP は使えない設定で。
これでプリンタが使えるようになった。
今時の WiFi 機器が、5GHz に対応していないとは思わなかった。
この作業で1時間くらい悩み続けたのだけど、最終的には自分の設定ミス、ということになる。
恥ずかしい話ではあるが、他山の石としてもらうには面白い話かもしれないと思い、ここに記す所存。
別年同日の日記
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あけましておめでとうございます。
毎年特に変わり映えもしませんが、今年のおせち。
左下が一の重。
紅白かまぼこ、練り切り、伊達巻。
伊達巻は作ったものだけど、それ以外は購入。
(寿の飾りは練りきりについてきたもの)
今年の伊達巻は、四角いケーキ型を使ってオーブンで焼いてみた。
はんぺん2枚、卵4個分をいっぺんにやいたら、オーブンの中で山のように膨らんだ。
これは失敗か、と思ったが、オーブンから出したら空気がしぼんでペタンコに。
普通に巻いたら、見た目的にも大成功。味も当然我が家好み。
(市販のものは甘い、と言われて、甘さ控えめで毎年作っている)
左上、二の重。
栗きんとん、いくら、黒豆。
黒豆は買ってきたもの。栗きんとんの、栗の甘露煮は買ってきたもの。
いくらは秋に筋子から作り、冷凍してあった。
醤油味と塩味を作ったが、この写真で出しているのは醤油味。
塩味も解凍したので、正月中に全部食べる。
きんとんは、娘二人が作りたがっていたが、長女が風邪を惹いてしまったので、次女が裏ごししてくれた。
2度裏ごししたので非常に滑らか。
裏ごし以外の作業は僕。
右下、三の重。
鶏ハム、数の子入り松前漬け、金柑の蜜煮。
松前漬けは、すでに細切りになって出汁付きで売られているもの。
出汁を水で薄めて混ぜるだけ、という作業は次女が行った。
数の子も、折れた数の子に味付けして売られていたもの。
金柑は我が家の庭でとれたもの。収穫は妻だが料理は僕。
鶏ハムは、毎年材料を買ってきた時点で下ごしらえを忘れ、1日しか塩漬けにしない。
しかし、今年はちゃんと2日半塩漬けにした。
…ところが、本来3時間は塩抜きするところを、忘れていて30分くらいしか塩抜きしなかった。
いつもよりしっかり味がついていておいしい、と好評だったが、少し塩が強すぎる、とも言われた。
うん、製作工程を見ると当然。
右上、これはお重ではない。エクストラ。
(実のところ、行楽用のお弁当箱だ)
味付け卵、身欠き鰊入り昆布巻き、ゴボウの穴子巻き。
味付け卵以外は買ってきたものを切っただけ。
味付け卵は、茹で卵を、出汁醤油にニンニクを入れたものに1日つけたもの。
大みそかに長男が塾があり、弁当を作る必要があった。そこにゆで卵を入れようと思った。
その時に「おせちに味付け卵作ろう」と急に思い立って作ったもの。
なので、作ったのは9個分。
茹で卵を1パック分作り、1個は黄身にマヨネーズを混ぜて弁当に入れたから。
昆布巻きは写真に写っているものが、「買ってきたすべて」だったのだが、好評ですぐなくなった。
みんな昆布巻き好きらしい。
子供たちが保育園のころは、人気なくてあまり食べなかった。
その時のイメージが残っていて1本しか買わなかったのだが、もっと買ってくるべきだった。
昆布巻きは早々に無くなったので、この後は「やわらか煮豚」がこの位置に入った。
これも買ってきたもの。というか、業務スーパーで売っていて、おかずにもう一品欲しい時とかに使いやすいので冷蔵庫に常備している。
写真に写っていないが、雑煮には慈姑を入れた。
小さめのものが安かったので買ってきて、前日下茹でしておいたもの。
慈姑は好きなのだけど、自分で料理したのは初めて。
長女が風邪なので、少し離れた席で食べてもらった。
会話はできる距離なので、お代わりが欲しいなどにはすぐ対応。
熱もあまり出ず、のどが痛いだけなのだけど、感染防止に努めるに越したことは無い。
別年同日の日記
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